料理好きたちのダイニング モデル 畑野ひろ子

2023.6.14

毎日のことだからこそ、
作りやすいものを。

―お子さんもいらっしゃるので、毎日料理を作られると思うのですが、レシピはどのように考えられていますか?
「今回のユッケジャンスープは最初に少しお話ししたように、キャンプに行ったときに友人が作ってくれたことがきっかけで覚えたレシピです。子供もいるので、手軽に多くの野菜を摂ることができるスープ類はありがたいですね」
―ユッケジャン以外にも、韓国料理は作られますか?
「子供たちはキンパが好きなのでよく作っていて、お弁当に入れることもあります。あとはナムルやチヂミを作ったりするかな。料理は毎日作るので飽きないように、お肉とお魚が交互になるようなレシピを考えるようにしていますね」
―お子さんたちは辛いものでも大丈夫ですか?
「次女は辛いのが苦手なので、ユッケジャンスープを作るときにも辛味は後から足しています。彼女はスープにご飯を入れたり、ピザ用のチーズを大量に入れて食べていますね(笑)。スープ類はとにかくたくさん作っておいて、翌日はうどんやご飯を入れて食べるのが好きです。コクが出て美味しいんですよ」
―最初にお話のあったキャンプですが、おすすめのアイテムの「ほりにし」もキャンプ用ですか?
「アウトドアスパイスと言われているくらいなのでキャンプにはもちろんですが、ゆがいたササミと胡瓜とほりにしを混ぜるだけでも美味しく食べられるほど、万能な調味料。家に常備しています」

やる気を出すために
キッチン用品をリセット!

―毎日料理を作られるのってかなり大変なことだと思うのですが、モチベーションはどうやって保たれていますか?
「一時期『料理作るのが億劫だな』って思うときがあったんですけど、友人から『そういうときはキッチン用品をリセットしたほうがいいよ!』とアドバイスをもらって、一式リニューアル中なんです(笑)。ボウルやフライパン、お鍋など、まるっと新しくしているところ。周りのママ友に情報を聞きながら、いろいろと買い揃えています」
―それは聞いているだけでもワクワクしますね!
「新たな気持ちで可愛がることができるので、キッチン用品をキレイに使えるし、何よりも料理に対するモチベーションが格段に上がりました。お鍋ひとつとっても、新しいアイテムで作ると子供たちが『これ美味しそう!』と言ってくれたりするので、作る道具も大切だということを実感しましたね」
―おすすめしてくださったアイテムの中で、揚げ物鍋があったのですが、あれもお気に入りのキッチン用品ですか?
「スクエアの揚げ鍋も友人が勧めてくれて購入したのですが、朝揚げ物をするときにちょうどいい深さとサイズ感なんですよね。我が家の定番メニューにある、納豆春巻きがぴったりハマるサイズ。邪魔にならない形だし、これを作った人は本当にすごいと思っています(笑)」
―モチベーションを上げるためのキッチン用品の見直し術、参考になります!
「毎日使うものだから、キッチン用品が違うだけで同じものを作るのにも気分が変わるんですよね。新しいアイテムを使うと美味しそうに見えたり、実際に味が美味しくなるのを実感します。まだ集めている途中なので、これから韓国料理グッズも揃えていきたいですね」

畑野ひろ子(はたの ひろこ)

モデル、フラワーライフスタイルプロデューサー。ファッション誌『JJ』の専属モデルを経て、テレビドラマ、映画、CMなどに出演。二児の母となり、現在はファッション誌『STORY』にて活躍中。また、フラワーライフスタイルプロデューサーとしても活動をしている。

撮影:猪原悠
ヘアメイク:CHIHIRO(TRON)
編集・テキスト:戸塚真琴