Party おもてなしコーディネート

テーマはパーティー。和食器を使ったものからモノトーンベースのシックな大人コーディネートまで、
誰にでも簡単にできるテーブルコーディネートをご紹介します。

日本の五感をお届け ~和食器のおもてなしコーディネート~

たまにはちゃんと和食器に和食!自宅で会席料理のおもてなしなんて素敵!最初の前菜はセンターピースの長皿の上に置いたガラスの器に盛りつけます。花花さんの8寸の取り皿の上に暖かいお椀をセット、あとは大皿やお重にお料理を入れて取り回しstyleなら簡単!取箸に青竹。お重やお箸、マットは流行りの白木でパーソナルスペースを作り、今日は冷酒の飲み比べも楽しみたい。Aritawareさんの大鉢にはお酒を冷やし、最近日本酒もワインのようにステムのあるグラスで楽しむのが主流。和食器には器を手で持つ習慣の日本ならではの良さが込められています。

コーディネーター紹介

荒井よう子

日本の伝統をナチュラルモダンと融合させたスタイルを得意とし、ホテルや店舗コンサルティングなど多く手掛けている。
また優しく華やかなエレガントスタイルも好評でウェディングプロデュースをはじめ撮影スタイリングも大人気。テーブルコーディネートの出張レッスンをはじめ東京都内、群馬県にて毎月教室開催中。

  • 食空間クリエイトSweetFlag (http://sweetflag-y.com/)
  • インスタグラム: yoko.sweetflag

テーブルクロスをキーカラーにしたパーティーテーブル

昼間のパーティーは、明るいテーブルクロスを敷いてカクテルグラスでおもてなし。クロスに使用されている色をキーに、花やキャンドルホルダー、食器を集めます。木や真鍮、薄手のグラス等、色々な素材を混ぜてテーブルを構成すると上品な雰囲気に。カトラリーは少し多めにキャニスターにまとめ、そのままテーブルへ。Kiviキャンドルホルダーはカラー2色にしぼり、複数個を規則的にテーブルに配置。昼間からキャンドルを灯すのも気分を盛り上げます。テーブルの真ん中にはTeema ロングプラターとスクエアプレート。横長の大皿は、スペースを広く使えるので、パーティーには欠かせません。各々のプレートもオーバル皿にすれば快適です。

コーディネーター紹介

平井千里馬

大学卒業後、家具メーカーで2年働き、スコープというネットショップを2000年にオープン。ヴィンテージの名品を復刻するなど、不可能を可能にする事が好きで、使い捨てる発想が嫌い。良い物を使い続け消費しない生活が理想。効率より完成度を大事にする。

大人テイストなパーティーコーディネート

初夏の夜、大切な友人と囲む、大人っぽい食卓のコーディネートです。紺色のテーブルマットに淡いブルーと夢見るピンク色の組み合わせだけでも大人感満載ですね。ファーストセッティングは、3枚の花花さんのお皿を重ねてその間には、お皿の当たる音などがしないようにナプキンを挟みます。こうすると、お皿を代える手間が省けて、見た目にもスタイル感があふれます。ビスキュイスタンドにはお菓子ばかりではなく、アミューズを置いてもおしゃれですね。ガラスの脚付きの器にも前菜を。テーブルの仕上げに、一輪挿しを並べたら…簡単なのにこんなに素敵なテーブルになりました。

コーディネーター紹介

辰巳 真由美

食空間コーディネーター。CLUB B.C.R.主宰。食・ワイン・音楽の融合で上質の食空間を演出する。
BSジャパン『辰巳琢郎の葡萄酒浪漫』のテーブルコーディネートを担当。クールジャパンロシアプロジェクトにも参加。

  • 株式会社青い珊瑚礁代表取締役 (http://www.sweetdreams.jp/)

モノトーンベースのシックな大人コーディネート

モノトーンをベースにシックなおもてなしのテーブルをイメージしています。無機質な印象にならないよう、柔らかなグレーでグラデーションを作り、夏らしいグリーンを添えました。同色系でまとめるときは、素材感の異なるものをミックスさせたり、キャンドルやワイングラスで高低差をつけると、テーブル上にメリハリが生まれると思います。テーブルクロスやプレースマットは撥水加工なのでおもてなしの際にゲストに気を遣わせてしまうことなく楽しんでもらえます。

コーディネーター紹介

ひより

2009年6月より、ブログ「ひよりごと」をスタート。白を基調にした美しいインテリア、ディスプレイ、モノ選びのセンスなどが多くの方から支持され、ブログランキングでは常に上位。暮らしを維持するための収納法や家事術なども注目され、ブログで紹介したものがあっという間に売りきれるほど、その影響力は絶大。
6月下旬に新刊「後悔しないモノ選び」(KADOKAWA)発売。

協賛企業(順不同)

家具インテリア通販専門店『LOWYA-ロウヤ-』

今回美しい木目調のウォルナットのテーブルをコーディネートに使用させていただきました。

カメラマン:Asami Uchida

東京工芸大学画像工学科を卒業後、良品計画撮影部に入社。スタジオアシスタント、堀内カラーを経てフリーに。
今回全てのコーディネートの撮影を担当。
asaphotograph(https://asaphotograph.viewbook.com/)