リトルムーンインターナショナル株式会社
経済成長が続くカンボジアには、お金や物資以上に、働く場所や能力を発揮する機会を求める前向きな若者たちがたくさんいます。ユーズドのヘアアクセサリーを活用して、ヘアアレンジの技術を伝えたり、売上を美容教育に役立てたりすることで、自立を象徴する人気職業「美容師」を目指す若い女性たちを応援します。
本プロジェクトへの寄付金総額は500,000円でした
(お客様:10,531円、賛同ショップ:1,580円、楽天市場:487,889円)
たくさんのご支援ありがとうございました。
今回の楽天チャリティーの目標はいくつかありました。 まず、日本で使わなくなったヘアアクセサリーをみなさまからお預かりし、カンボジアの少女に寄贈すること。 ヘアアレンジのやりかたを伝え、おしゃれを楽しんでもらうこと。イベントでヘアアクセの一部を販売し、美容師になりたい若い女性のための職業支援プログラムに代金を寄付させていただくこと、職業支援プログラムを視察し、ヘアアレンジのレクチャーをさせてもらうことなどでした。 ヘアアクセサリーを一つのツールとして目標を達成することができ心より感謝いたします。
今回の楽天チャリティーを機に、このビューティフルスマイル・プロジェクトは大きく一歩を進めることができました。 ポイント寄付をしてくださった方、賛同店舗という形で応援してくださった店舗の方々、楽天チャリティーでこの活動を知って使わなくなったヘアアクセサリーを当方へ送ってくださった方、さらには体操服や英語の本などを送ってくださった方・・。 そして楽天市場の皆様。本当にありがとうございました。これからもコツコツ活動を続けてまいります。引き続きビューティフルスマイル・プロジェクトの応援のほど、よろしくお願いします。
6500人の子供が在籍するNGO団体“PSE”。 ここが年に一度4月に開くチャリティーイベントに参加してきました。2日で1万5000人が来場するというこの大型イベントは、職業プログラムを受けた子供たちのまさに「実践の場」です。 多くのグルメブースや物販ブースが立ち並び、中央ステージには芸能人の姿も。事前の入念な準備から当日の仕切り、出店ブースのマネジメント、セールスも全て自分たちで行います。 「学ぶだけで終わらず、社会で自立できる人材を育てる」というPSEの理念と、彼らのイキイキとした姿に私は感心しきりでした。
日本で預かったヘアアクセの販売ブースへ向かうと、こちらがヘアアレンジを教えずとも自主的にヘアアクセを髪につけてお客さんの前で実演してくれるスタッフが!みんなとても明るい笑顔! 接客販売がとても上手だったので、20種ある職業プログラムのどれを専攻しているのかと聞くと、サービスやマーケティング、美容とのこと。 彼らの努力のおかげでセールスは順調に進み、最終的にその代金を職業プログラム支援に回してもらうことができました。本当に最高のイベントでした。「食べることも寄付だよね」とグルメブースに足を運んだのもいい思い出となりそうです。
在籍孤児が6500人という、フランスNGOが運営する大型孤児院を訪問。ここは勉強を終えた生徒の自立を支援するため20の職業プログラムが用意されています。その中で、美容師になりたい女性が学んでいる美容コースを視察しました。自分たちで洗髪やカットを練習しており、私もヘアアレンジ等をさせてもらいました。4月にこの孤児院で大きなチャリティーイベントが行われると聞き、中~高級レベルのヘアアクセを販売し、販売代金を櫛などの備品を買えるように寄付したいと伝えました。チャリティーイベントの様子は次回の報告でお伝えいたします。
オーストラリアのNGOを視察。ここではカンボジア人に家の作り方を指導しています。「スキルを伝える」という支援は非常に実践的で、それ以降もずっと役に立ち続ける支援方法の一つ。素晴らしいと感じました。また、このNGOが全面的に支援している小学校も訪問したのですが、英語の授業が行われており、図書室もありました。前回報告した小学校は教科書以外の本が一冊もなく、もちろん英語の授業もありません。教育環境にずいぶん差があると感じました。4月のカンボジア訪問では少しですが英語の本と、足りないと連絡を受けた体操服60セットを持って行きます。
みなさんからお預かりしたヘアアクセサリー約1500個を持って、2/9からカンボジアを訪問してきました!到着翌日、さっそく田舎の小学校へ。子供たちにヘアアクセのつけ方を教えてあげると、友達とつけ合いっこしたり自分でアレンジしたり。校庭は一気に子供たちの笑顔に溢れました。男の子たちもお母さんや姉妹にあげるんだと大喜びしつつ、自分の髪につけては無邪気に友達とはしゃいでいました。みなさんのご自宅などに眠っていたヘアアクセが、人を笑顔にしているんだと実感。笑顔の橋渡し役をさせていただけたことに改めてお礼申し上げます。
今回、小学校は2校訪れました。クラスの様子を見学させてもらうと恥ずかしそうにしながらも懸命に勉強する姿が。休み時間には一緒に折り紙や大縄跳びをしました。ポルポト政権時代の内戦の影響でカンボジアは一時的に芸術や体育、音楽の教育が空白だったときがあります。2校目の訪問は、子供たちに運動を教えているプノンペン在住の友人の協力を得て子供たちと一緒にトランポリンをしました。 次回は大型孤児院を訪問した報告をしたいと思います。孤児の自立を促す職業プログラムを多彩に備えた孤児院の仕組みに感銘を受けました。
当プロジェクトに寄付をいただいた皆さま、誠にありがとうございました。2月9日にカンボジアに行き、7日間滞在することになりました。ポイント寄付して下さった方の気持ちを大切にし、有意義に使わせていただきます。それに先立ち、全国から送られてきたヘアアクセを仕分けいたしました。一般に送られてきたもの以外に、ヘアアクセの取り扱いを終了した他社様が弊社に寄贈して下さったもの、お客様の未使用品、子供たちのためにわざわざ手作りしてくださったもの、弊社が商品化しなかったサンプル、いろいろ集まっています。いろんな形で支援をいただき心から感謝しております!
全国から送られてくるヘアアクセサリーは年間4000個以上に達します。送られてくる際に一緒に同封してくださる、皆さんからのちょっとしたメモやお手紙。小学生の女の子からも来ます。Little Eco プロジェクトは、みなさんのこういった温かい気持ちに支えられているのだと実感する瞬間です。全てのお手紙を拝見し毎回感動しています。活動の担い手は、あくまで参加して下さったみなさま。 弊社は「笑顔の橋渡し役」として、みなさんの気持ちをつなげられるようにしっかり活動していく決意を固めています。
国際競争力のある輸出向け縫製業がけん引役ともなり、高い経済成長が続くカンボジア。とはいえ成熟市場である日本とは異なり、物資の普及は道半ばです。しかし、真に必要とされているのは、支援金や支援物資以上に、働く場所や能力を発揮するチャンス。長きにわたる内戦の影響で、中高年以上の人材が数多く失われましたが、そんなイメージを覆すほど、ポジティブで前向きな思いを持つ若者が本当にたくさんいます。ハード面だけでなく、ソフト面でのスキルも習得できる機会を提供して、自立したい若者を応援したいです。
職業技術を身につけたいと願うのは男の子に限ったことではありません。カンボジアの女の子たちの間では、素敵なヘアスタイルを提案する美容師は憧れの仕事のひとつで、自立した職業の代表格です。新興国の女性たちにアクセサリーを渡すと、大人も子どももみんな表情が輝き、「これはどうやって使うの?」とアレンジの話でいつも大盛り上がりです。リトルムーンが届けてきたのは、単に「ヘアアクセサリー」というモノではなく、「ヘアアクセサリーを使って笑顔になる幸せ」。きれいになれる嬉しさが連鎖していくよう、そしてカンボジアの女性たちの自立の夢を叶えられるよう、お手伝いができたらと思います。
私たちは、お客様が使わなくなったヘアアクセサリーを日本で弊社がお預かりし「次の誰かの笑顔」につなげる橋渡し役としてカンボジアを訪問、少女たちに寄贈する活動を7年に渡って行ってきました。一部は現地の少女たちに寄贈して「可愛くなる喜び」を届けます。カンボジアの少女たちは、ヘアアクセサリーをわたすと本当にキラキラした笑顔を見せて喜んでくれるのです!加えて、一部のユーズド品は現地での販売用として寄贈し、収入を得るためや自立を促すために役立ててもらってきました。
今回は、前回と同じく現地の小学校での運動会や折り紙教室などで交流を図るだけでなく、さらに活動を広げて、ヘアアクセサリーの使い方をレクチャーする「ヘアアレンジ講習会」など「可愛くなる喜び」で少女たちの笑顔を増やします。また、美容師を目指す女性たちとともにユーズドヘアアクセサリーの販売イベントを開き、自立を目指す女性を支援するほか、売上で美容学校に必要な櫛などの備品を購入・寄贈したいと考えています。
きれいになることは、女性にとっての大きなエネルギー源。「かわいくなれると嬉しい!」という女の子の気持ちは世界共通です。ヘアアクセサリーを通じて感じられるその嬉しさは、女の子を物理的にも心理的にも支えてくれる力になるはずです。現地でのユーズド・ヘアアクセサリーの売上を美容教育に役立ててもらうことで、女性たちの自立支援の一助になり、カンボジアの若者たちの笑顔を増やすお手伝いができると考えています。
当社は「ヘアアクセサリーで女性を笑顔に」という理念のもと、製造販売を行っている企業です。2010年より使われなくなったヘアアクセを提供してもらい、笑顔の橋渡し役としてラオス・カンボジアなどの途上国の少女たちに寄贈しています(累計2万点超)。一部を販売し、奨学金を作るなど教育・自立支援にも取り組んでいます。
楽天ショップ名:リトルムーン
ご不要になったヘアアクセサリーの寄贈もお待ちしております。
「楽天チャリティー」のプロジェクトを通じてカンボジアで活用させていただきます。ご寄贈いただく方法はこちら↓