大好評の50本テイスティング企画第6弾はオーストラリアとニュージーランドのピノ・ノワールをお届けいたします。
ワインの定番、ピノ・ノワールで秋を満喫しましょう!
マウント・エドワード
輸入元:ヴィレッジ・セラーズ
鮮やかなプラムやダークチェリーの果実味が口いっぱいに広がる、凝縮感はあるが酸が重さを感じさせないジューシーなワイン。ラベンダーやオレガノ、黒い石、レザーの風味が複雑さを与える。プラム、バニラ、ダークチェリー、黒い石の香り。
飲み頃:Now〜2025
Vintage:2015
アタ・ランギ
輸入元:ヴィレッジ・セラーズ
しっとり深みのある、けれどイキイキと鮮やかでクリアな赤いベリーの果実味と、スパイスや土っぽいアーシーさが調和した滋味深い味わい。高い酸が余韻を引っ張る。ダークチェリーやラズベリー、ほのかなオーク、リコリスの香り。
飲み頃:Now〜2022
Vintage:2016
クーヨン
輸入元:ジェロボーム
たっぷりとした果実の甘さと酸のメリハリがあり、澄んでしなやか。ゆったりとうま味が湧き出し、繊細だが奥行あり、フィネスある清らかな余韻。チェリーコンポート、ムスク、スミレ、スモーキーな香り。
飲み頃:Now〜2022
Vintage:2016
ぎゅっと凝縮したカシスの果実味、太い酸、ほのかなオークやスパイスの風味が調和した、複雑で重心の低いワイン。余韻にカシスの風味もが長く残る。カシス、ブルーベリー、湿った土、ラベンダーの香り。
飲み頃:Now〜2023
Vintage:2015
たっぷりとした果実味に少々揮発的な酸が馴染み、うま味がじんわり広がる。ウメ的な酸が効き、熟れたナチュール系ガメイを彷彿。ダークチェリー、漢方薬、ドライミント、ゲイミーな香り。
飲み頃:Now〜2019
Vintage:2016
可憐な赤い花やベリーの果実味、スパイス、濡れた白い石、レザーの風味が一体となった、しなやかな強さのあるワイン。ラズベリー、オーク、スパイスの香り。
飲み頃:Now〜2023
Vintage:2015
香り高くたっぷりした果実味を、キレイな酸がチャーミングに仕上げる
ザ・ベター・ハーフ ピノ・ノワール
ザ・ベター・ハーフ
輸入元:コロニアルトレード
現在お取り扱いがございません
ラズベリーやダークチェリーの果実味は緻密でジューシー。しなやかなタンニンもキレイに溶け込んでいる。ハーブや白い石っぽいミネラルとのバランスもよい。ダークチェリー、漢方薬のようなハーブ、ドライフラワー、濡れた白い石の香り。
飲み頃:Now〜2022
Vintage:2015
デヴィルズ・コーナー
サウス・ギップスランド・ワイン・カンパニー
ベルヴェール
レスブリッジ
マック・フォーブス ピノノワール
マック・フォーブス
"チャーミングな軽快さが好印象! イキイキとした酸が心地よく、繊細な果実味がじんわり広がり、ほのかに植物風味もあるが腰高でピュアな余韻が続く。チェリー、赤スグリ、アセロラ、桜餅の香り。
飲み頃:Now〜2021
Vintage:2016
現在お取り扱いがございません
デントン・ヴュー・ヒル・
ヴィンヤード
クーム・ファーム ピノノワール
クーム・ファーム
ラズベリー、赤プラム、紅茶、鉄の香り。程よく熟れて、全体が優しく融合。刺々しさなく、じわりじわりとうま味が湧出。乾いたタンニンがほのかに存在し、スパイシー。滋味深い余韻が続く。
飲み頃:Now〜2019
Vintage:2015
現在お取り扱いがございません
イナーラ・ピノ・ノワール
ヘレン&ジョーイ・エステイト
完熟ダークチェリーのようなまろやかな果実感。フレッシュさも共存し、テクスチャーはエアリー。中国茶的なオリエンタルな雰囲気漂う余韻が伸びやかに続く。ラズベリージャム、黒ミツ、花の香り。
飲み頃:Now〜2020
Vintage:2015
現在お取り扱いがございません
イエリング・ステーション
サイドウッド ピノ・ノワール
サイドウッド
ラズベリーゼリー的な、つるりとなめらかな触感。比較的シンプルながら、果実の温かみが繊細に広がり、澄んだボディの奥からスパイシーさがじんわりと湧き上がる。チェリー、鉄、イーストの香り。
飲み頃:Now〜2019
Vintage:2015
現在お取り扱いがございません
ネペンス
ダーレンベルグ
ローズマウント エステート
シングルファイル
ハワードパーク・マッドフィッシュ
ローガン・ワインズ
デ・ボルトリ
アミスフィールド
マッドハウス
ラブブロック
サーヴェイヤー・トムソン
インヴィーヴォ
ベビー・ドール
クロアンリ
シングル・ヴィンヤード
ピノ・ノワール アワテレ・ヴァレー
イーランズ・エステート
ブルーベリーやプラムの太くジューシーな果実味が楽しめるワイン。ミッドから湿った土やレザーの風味も加わる。柔和なタンニン。ブルーベリーやダークチェリーのシロップ漬け、ラベンダー、スミレの軽快な香り。
飲み頃:Now〜2022
Vintage:2016
現在お取り扱いがございません
トタラ
ティンポット・ハット・ワインズ
バビッチ ワインズ
セレシン・エステイト
ジョージ・ミッシェル
リヴァビー・エステート
ワイパラヒルズ
シャペル・ピーク・ピノ・ノワール
メゾン・ラポルト
ブルーベリー、オーク、乾ききらないアスファルト、濡れた鉄の重心の低い香り。味わいも香りそのままに、紫系ベリーの果実味がむっちり濃厚で、オーク、スパイスや鉄っぽいミネラルが厚みを加えた男性的なワイン。
飲み頃:Now〜2023
Vintage:2013
現在お取り扱いがございません
チャートン
ノーティラス エステート
テラヴァン
クロ・マルグリット
クラギー・レンジ
ピノ・ノワール
テ・ムナ・ロード・ヴィンヤード
クラギー・レンジ
シレーニ・エステート
サザン・クロス
大沢ワインズ
ワインファンに贈る、ワインと食のステータスカルチャーマガジン。
株式会社美術出版社が発行するワイナートは、美しいビジュアルで食とワインの世界を探究するワイン雑誌です。
<ワイナート最新号/88号>
【巻頭特集】
イタリア、フリウリ
白とオレンジ それぞれの哲学
もともと白ワインの銘醸地として名高いイタリア・フリウリ地方だが、近年では「オレンジワインの聖地」としても注目を浴びている。今回は、白ワインとオレンジワインそれぞれの造りを得意とする13軒の生産者を取材。その哲学とともにワイン産地フリウリのいまを立体的にお伝えする。
第2特集はフランチャコルタ。日本では無名ながらも実力派の生産者、フランチャコルタを牽引する著名ワイナリーへの現地取材をとおし、知られざるその魅力に迫る。
温暖なオーストラリアでは、高標高地や沿岸部など冷涼地を厳選しピノ・ノワールを栽培。栽培面積は象徴品種シラーズの約12.5%程度。おもな産地は、銘醸地として知られるビクトリア州のヤラ・ヴァレーやジーロング、最南端のタスマニア州、南オーストラリア州の高標高で冷涼なアデレード・ヒルズなど。かつてはクリーンなスタイル一辺倒だったが、近年では自然酵母発酵、酸化防止剤無添加などナチュラルワインムーブメントにのったタイプも出現し、多様性をみせている。
1970年代後半、ブルゴーニュに類似した冷涼気候のマーティンボロがピノ・ノワール産地として注目されて以降、各地で急速に畑が拡大。現在では、ソーヴィニヨン・ブランに続き国内第2位の栽培面積。2001年より3年ごとにウェリントンで国際シンポジウム「ピノ・ノワール・コンファレンス」を開催。国をあげて品質向上に取り組み、新世界産地におけるピノ・ノワール銘醸地の地位を確立。おもな産地はマーティンボロ(ワイララパ)、セントラル・オタゴ、マールボロなど。