ラドワ・セリニーはコート・ド・ボーヌの一番北に位置する村で、特級畑のあるコルトンの丘の一部を含んでいます。
ペルナン・ヴェルジュレスは特級畑「コルトン・シャルルマーニュ」の一部を含む立地で、赤白ともに産出しますが、秀逸な白ワインの注目度が高くなっています。
プルミエ・クリュ(一級畑)
プルミエ・クリュ(一級畑)
シャルルマーニュ(カール)大帝が有したという伝説の畑「コルトン・シャルルマーニュ」は、ブルゴーニュでもよく知られた特級白ワインです。
また赤の特級畑「コルトン」は、その周囲にも「コルトン+固有名」の特級畑を持ち、熟成に耐えるワインを生み出しています。
グラン・クリュ(特級畑)
プルミエ・クリュ(一級畑)
サヴィニー・レ・ボーヌとショレ・レ・ボーヌは、赤ワイン中心の産地です。
サヴィニーには「オー・ヴェルジュレス」など秀逸な一級畑が存在しています。
格付け畑のないショレ・レ・ボーヌも、軽やかで飲み口のよい赤ワインを生んでいます。
プルミエ・クリュ(一級畑)
多くのネゴシアンが存在するボーヌはブルゴーニュワインにとっては、重要な街です。
ボーヌにはオスピス・ド・ボーヌと呼ばれるワインと関わり深い慈善療養院があり、毎年十一月の第三日曜日にはワインの競売会が行われています。
慈善院に寄進された畑のワインが取引される競売会は、世界中のワイン関係者も注目する一大イベントです。
プルミエ・クリュ(一級畑)
ポマール、ヴォルネイともに特級畑はありませんが、秀逸な一級畑の多いコート・ド・ボーヌの赤ワイン産地です。
コクのあるポマールの赤、エレガントなヴォルネイの赤ともに人気が高く、ワインファンが一目を置いています。
隣接するムルソー村の「サントノ」の畑の赤ワインは、ヴォルネイとしてリリースされています。
プルミエ・クリュ(一級畑)
プルミエ・クリュ(一級畑)
モンテリーはそのほとんどが赤ワイン、オークセイ・デュレスとサン・ロマンは赤、白両方の産地です。
ヴォルネイに隣接するモンテリーの赤ワインは、スタイルもどこか似ていて、できのよいものを選べばコストパフォーマンスの高さに驚かされることがあります。
ブルゴーニュ白ワインの産地として、もっとも名高い村のひとつがムルソーです。
バターを思わせる濃厚で芳醇な香り、リッチな酒躯はシャルドネ種の白ワインの完成系のひとつでしょう。
特級畑はありませんが、人気の高い造り手がひしめき合い、高品質な白ワインを世界に送り出しています。
プルミエ・クリュ(一級畑)
かの文豪デュマが「ひざまずいて飲むべし」と称えた、世界を代表する白ワイン「モンラッシェ」はこのふたつの村にまたがる特級畑です。
ピュリニー側にはそれ以外にも周辺に特級畑が集まり、さに双方の村に人気、評価ともに高い一級畑が目白押しです。
白ワインの産地としてその名を知られる両村ですが、シャサーニュはもともと赤の生産量が多く、現在も秀逸な赤ワインが多く産出されています。
グラン・クリュ(特級畑)
プルミエ・クリュ(一級畑)
グラン・クリュ(特級畑)
プルミエ・クリュ(一級畑)
サン・トーバンはビュリニー、シャサーニュの西に位置し、白赤両方を生む産地です。
コート・ド・ボーヌ最南端のマランジュは1989年にAOCに昇格した、新しいアペラシオンです。
その北に位置するサントネイは赤を主体としてワインを産出しています。
プルミエ・クリュ(一級畑)
プルミエ・クリュ(一級畑)
コート・ド・ボーヌ地区