雨キャンプの楽しみ方は?おすすめのテント・タープや雨対策を紹介

雨キャンプの楽しみ方は?おすすめのテント・タープや雨対策を紹介

家族や友人とのキャンプの予定にわくわくする反面、雨が降ってしまわないかと不安に感じる方も多いのではないでしょうか。また、キャンプ当日の天気予報が雨で、キャンセルすべきか悩む方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、事前にしっかりと準備・対策をすれば、雨の日でもキャンプを楽しむ方法はたくさんあります。

今回は、雨の日キャンプの楽しみ方やおすすめのテント・タープ、雨への対策方法などについて、詳しくお伝えしていきます。

雨の日キャンプはやめた方がいい?キャンセルの判断基準

キャンプ当日が雨の日でも、事前に対策し必要なアイテムを揃えればキャンプを楽しめます。ただし、雨の様子やキャンプ場の設備など、次のようなケースではキャンセルする方が無難です。

  • 車をキャンプ地に横付けできない
  • キャンプに慣れていない初心者である
  • 土や泥が多く地面の状況が悪いキャンプ場である

このような状況では、雨に濡れて風邪をひいてしまったり、ギアが汚れてしまったりする恐れがあります。またキャンプ場の予約をしている場合は、事前にキャンセル料も確認しておきましょう。

雨の日のキャンプの楽しみ方4つ

雨の日のキャンプの楽しみ方4つ

雨の日のキャンプは、あまり馴染みがないかもしれません。しかし、焚き火や料理、テント内で雨音を楽しみながらゲームをするなど、雨ならではの楽しみ方もあります。

ここでは、友人同士や家族みんなで楽しめる雨の日キャンプの過ごし方4つをご紹介します。

焚き火を囲んで静かに過ごす

雨の日のキャンプは、雨音と焚き火のゆらめきを同時に楽しめる絶好の機会です。テントを打ち付ける雨音を聞きながら焚き火を囲めば、静かにリラックスした時間を味わえます。

車からの移動やテントの設営時に雨で髪や服が濡れてしまっても、焚き火があれば冷えた体もじっくりと温められます。

ただし、テント内で焚き火をする場合はしっかり換気を行い、一酸化炭素中毒にならないように注意しましょう。

以下、雨の日にテント内で焚き火ができるおすすめのギアを2つご紹介します。

Coleman(コールマン)|キャンプステンレスファイアープレイスⅢ

Coleman(コールマン)|キャンプステンレスファイアープレイスIII

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ColemanのキャンプステンレスファイアープレイスⅢは、シンプルでスタイリッシュなデザインながら、高火力が特徴の焚き火台です。火のゆらめきを楽しむのはもちろん料理もできるため、汎用性に優れています。

ただし、煙突が付いていないので、しっかりとテントの窓を開けるなどして換気を徹底しましょう。

Solo Stove(ソロストーブ) |ソロストーブ タイタン

Solo Stove(ソロストーブ) |ソロストーブ タイタン

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Solo Stove Titanは、コンパクトなサイズながら燃焼効率がよく、大きな火が楽しめる焚き火台です。重量も約460gと軽く、初心者でも火を付けやすいので、雨の日でもスムーズに使用できます。

ただし、Solo Stove Titanも煙突が付いている焚き火台ではないため、テント内で使用する際はしっかりと煙の逃し口を確保しましょう。

じっくり料理を作る

雨の日のキャンプでも、テントやタープを使用すれば十分に料理を楽しめます。テントやタープ内で過ごす時間が長くなる分、普段よりも手間をかけた料理を楽しむのもおすすめです。

なお、テント内で焚火などの強い火を使うと危険が伴うため、慣れていない場合はガスコンロを使用して火を用意しましょう。また、ガスコンロを使用する場合も、一酸化炭素中毒にならないように、しっかり換気をしてくださいね。

以下では、おすすめのキャンプ用料理アイテムを3選ご紹介します。

Snow Peak(スノーピーク)|アルミパーソナルクッカーセット SCS-020R

Snow Peak(スノーピーク)|アルミパーソナルクッカーセット SCS-020R

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Snow Peakのアルミパーソナルクッカーセットは、2種類のポットとフタがセットになったコンパクトで使いやすいアルミ製のクッカーです。火が通りやすく開口部が広いなど、誰でも料理しやすい設計になっています。

また、クッカーはそのままお皿としても使用できるので、用意するアイテムを最小限に済ませられるでしょう。

CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)|UH4113 CS アルミ角型クッカー

CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)|UH4113 CS アルミ角型クッカー

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CAPTAIN STAGのアルミ角形クッカーは、お米を炊くのに優れたアイテムです。目盛りが付いているので分量が計りやすいうえ、熱伝導性が高く約30分(※)で炊き上がります。

ご飯だけではなくスープを作れたり、クッカーとしてではなくお皿やお弁当箱としても使えたりするため、いろいろな使い方を試してみるとよいですよ。
(※)お米の浸水時間は除きます

LOGOS(ロゴス)|箸付き食器セットBOX 6人用

LOGOS(ロゴス)|箸付き食器セットBOX 6人用

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LOGOSの箸付き食器セットBOX 6人用は、コンパクトに収納でき持ち運びに便利な食器セットです。ボックスは、家で下ごしらえをした食材を持ち運ぶ用としても使用できます。

先ほど紹介したクッカーと一緒に使用すれば、キャンプでの料理も食事も家族全員で楽しめるでしょう。

テント内で暇つぶしにゲームをする

雨の日のキャンプはテント内で過ごす時間が長くなり、焚き火や雨音を楽しむのもよいですが、物足りなさを感じるかもしれません。そんなときは、暇つぶしとしてゲームをするのがぴったりです。

みんなで遊べるゲームを一つでも持っていけば、家族や友達と楽しい時間を過ごせるでしょう。また、テント内でゲームをするのは新鮮さもあり、より貴重な体験となります。

みんなで楽しく遊べるゲームを探す

雨の中の自然を散策する

小雨の場合は、自然を散策するのもよいでしょう。自然の中では、雨ならではの新しい発見がいっぱいあり、家族で楽しい体験ができるかもしれません。

キャンプ場は都会から離れた自然豊かな場所であるため、街中では見かけない生き物を探すのもおすすめです。以下では、雨の日でも快適に散策できるおすすめのアイテムを2つご紹介します。

The North Face(ザ・ノース・フェイス)|レインテックスユリイカ(キッズ)

The North Face(ザ・ノース・フェイス)|レインテックスユリイカ(キッズ)

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The North Faceのレインテックスユリイカ(キッズ)は、ジャケットとパンツがセットになった子ども用のアウターセットです。軽さと柔らかさを兼ね備えつつも透湿性に優れた素材を使用しており、雨の日でも体を濡らさずに動き回れます。

防寒用のアウターとしても使えるアイテムなので、キャンプだけではなく普段使いにもおすすめです。

mont-bell(モンベル)|サンブロックアンブレラ 55

mont-bell(モンベル)|サンブロックアンブレラ 55

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mont-bellのサンブロックアンブレラ 55は、表面にシルバーコーティングを施した晴雨兼用の折り畳み傘で、天候にかかわらずキャンプには欠かせないアイテムです。本体重量は200gと軽量性に優れているため、お子さまでも使いやすいでしょう。

折りたたみ時のサイズは袋に収納しても27cmとコンパクトで、簡単に持ち運べます。

雨の日のキャンプにおすすめのテントとタープ

雨の日のキャンプにおすすめのテントとタープ

雨の日のキャンプはテント内で過ごす時間が長くなるため、悪天候にも強いテント選びが大切です。

また、タープは日除けだけでなく雨よけとしても使用でき、テントの設営前に立てて準備しやすくしたり、荷物などの雨よけスペースを増やしたりとさまざまな活用ができます。

テントやタープを選ぶ際は、どちらも防水性能に着目しましょう。素材としてはポリエステルやナイロンが水に強く、耐水圧は1,500mm以上のものを選ぶと安心です。

雨の日のキャンプにおすすめのテント3選

ここでは、雨の日のキャンプにおすすめのテント3選をご紹介します。

ogawa(オガワ)|ファシル

ogawa(オガワ)|ファシル

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通常価格(税込) 129,800円 ※2024年9月20日時点
タイプ ツールームテント
耐水圧 1,800mm
重量 13.6kg
収納サイズ 72cm×32cm×32cm
収容人数 4人

ogawaのファシルは、4人で広々とした空間を満喫できる、リビングと寝室が分かれたツールームタイプのテントです。採用しているポリエステル素材の耐水圧は1,800mmと高く、換気もしやすい設計のため雨の日のキャンプに向いています。

また、4本のクロスポールが特徴で、十分な強度を持ちながらも設営しやすいため、キャンプ初心者にもおすすめです。

Point

  • 広々としたツールームタイプのテント
  • 耐水圧1,800mmで換気もしやすく雨の日にぴったり
  • 4本のクロスポールは強度も高く設営しやすい

Snow Peak(スノーピーク)|テント アメニティドームS

Snow Peak(スノーピーク)|テント アメニティドームS

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通常価格(税込) 41,800円 ※2024年9月20日時点
タイプ ドームテント
耐水圧 1,800mm
重量 5kg
収納サイズ 58cm×18cm×23cm
収容人数 3人

Snow PeakのアメニティドームSは、品質・価格・使いやすさなどあらゆる点に優れたドームテントです。最低1,800mmの耐水圧や撥水加工などこだわった生地で製造されており、雨への心配はほとんど必要ありません。

また、インナーテントとフライシートをあわせる場所が同じ色のテープになっているなど、初心者でも使いやすいような細かな工夫が施されています。

Point

  • 高品質ながらコストパフォーマンスにも優れたドームテント
  • 最低1,800mmの耐水圧と撥水加工で雨に強い
  • 丸みを帯びた特徴的な構造で風にも強い

CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)|エクスギア ツールームドーム270

CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)|エクスギア ツールームドーム270

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通常価格(税込) 60,500円 ※2024年9月20日時点
タイプ ツールームドームテント
耐水圧 2,000mm
重量 6.6kg
収納サイズ 58cm×20cm×20cm
収容人数 4人〜5人用

CAPTAIN STAGのエクスギアツールームドーム270は、2,000mmの耐水圧を実現したポリエステル素材が特徴のツールームドームテントです。高さは低いもののテント内は4人~5人で過ごせる広々とした空間で、合計4本のフレームワークにより強度も確保されています。

またテント上部のフライには開閉可能なベンチレーションが装備されているため、雨の日でも換気が可能です。

Point

  • 耐水圧2,000mmと雨に強い素材で設計
  • 4本のフレームワークで雨風に強い
  • ベンチレーションによる換気で雨の日でもテント内は快適に

雨の日のキャンプにおすすめのタープ2選

タープは大きな傘のような役割をしており、雨の日でも焚き火や料理を楽しめます。

耐水圧や耐久性に優れたタープを選ぶことも大切ですが、ポリエステルやナイロン素材は燃えやすいため、火を使用する場合には注意が必要です。

タープを使用して、雨の日でも焚き火を楽しむ場合は、難燃性のあるコットン素材やTC素材を選びましょう。

ここでは、おすすめのタープ2選をご紹介します。

mont-bell(モンベル)|ミニタープHX

mont-bell(モンベル)|ミニタープHX

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通常価格(税込) 10,120円 ※2024年9月20日時点
タイプ ヘキサタープ
耐水圧 1,500mm
重量 870g
収納サイズ 12.5cm×23cm
素材 75デニール・ポリエステル・タフタ

mont-bellのミニタープHXは、広範囲を雨風から守れる六角形デザインの小型タープです。コンパクトサイズかつ軽量なので、ソロキャンプでの使用におすすめです。

また、タープには独自の難燃加工を施しているため、万が一生地に火がついても自己消火し燃え広がりません。そのため、タープ内での焚き火や料理も安心して楽しめます。

Point

  • 小型サイズながら広範囲を雨風から守れるヘキサタープ
  • コンパクトかつ軽量でソロキャンプでも持ち運びしやすい
  • 難燃加工により焚き火や料理も安心して楽しめる

Snow peak(スノーピーク)|TAKIBIタープ オクタ

Snow peak(スノーピーク)|TAKIBIタープ オクタ

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通常価格(税込) 95,040円 ※2024年9月20日時点
タイプ オクタタープ
耐水圧 1,800mm
重量 8.9kg
収納サイズ 83cm×25cm×26cm
素材 210Dポリエステルオックス・ポリエステル・コットン混紡

Snow PeakのTAKIBIタープオクタは、難燃性に優れており安心して焚き火ができる8角形のオクタタープです。カバーできる面積が広く丈夫なインナールーフが特徴なので、雨の日でも焚き火や料理を楽しめます。

また、外側も雨に強い最低1,800mmの耐水圧を誇っているので、どんな天候で行うキャンプでも快適に過ごせるでしょう。

Point

  • 難燃性に優れたインナールーフで焚き火も料理も安心
  • 8角形の構造が特徴で広範囲カバーできる
  • 幕が2重構造となっており日差しにも強い

雨の日キャンプの対策3つ~テント・タープの設営から撤収、乾燥方法まで紹介~

雨の日キャンプの対策3つ~テント・タープの設営から撤収、乾燥方法まで紹介~

雨の日のキャンプにはたくさんの楽しみ方がありますが、それは事前にしっかり準備をしたからこそ味わえるものです。

悪天候でも安心してキャンプができるように、雨の日に向けてどのような対策をしたらよいのかを把握しておきましょう。

ここでは、テント・タープの設営や撤収、乾燥方法に関する対策をご紹介していきます。

対策1. ぬかるんでいる場所に設営しない

雨の日のキャンプでテントを設営する場合、ペグが抜けやすくなってしまうため、ぬかるんでいる地面は選ばないようにしましょう。地面の湿気が少ない場所を選び、傾斜がある場合はその上に設営することがおすすめです。

また、山でのキャンプは天気が変わりやすく、急な大雨により川の水が溢れてしまう危険性があります。そのため川沿いでのテント設営は避けるようにしましょう。

対策2. テントから先に撤収し素早く片付ける

タープとテントの両方を設営している場合、タープの下で作業をしてテントから先に撤収しましょう。

雨の日のキャンプでは、テントをはじめ、調理器具や焚き火台などが濡れてしまったり、汚れたりしてしまいます。

そこで、タープを使用して雨よけを作れば、雨の日でもギアを濡らさずに作業が可能です。

対策3. 自宅でテント・タープを広げて乾燥させる

雨の日のキャンプを終えたら、少なからず使用したテント・タープは濡れた状態になっています。自宅のベランダや車の上など、スペースのある場所でテントやタープを広げて、しっかりと乾燥させましょう。

なお、テントやタープを直射日光に当ててしまうと、生地が劣化してしまう恐れがあります。

また、気温差で結露が発生して再び濡れてしまわないよう、夜遅くまでテント・タープを干さないようにしましょう。濡れたまま放置しておくと、カビが発生したり、雑菌の繁殖によって臭くなったりしてしまいます。

雨の日でも工夫次第でキャンプを楽しめる!

雨の日でも工夫次第でキャンプを楽しめる!

せっかくのキャンプで雨が降ってしまうと、ガッカリしてしまうこともあるかもしれません。しかし、雨の日のキャンプを楽しむ方法を知っていれば、雨だからこそできる体験が味わえます。

ただし、雨の日のキャンプを楽しむには、耐水圧に優れたテントを用意したり、撥水性のあるウェアを着用したりと、事前の準備や対策が必要です。

今回ご紹介した雨の日のキャンプにおすすめアイテムや対策を参考に、ぜひ雨の日のキャンプを楽しんでみてください。