短期間ダイエットを始める前に知っておくべきこと

短期間ダイエットを始める前に、知っておいた方がいいことが2つあります。
- 短期間ダイエットにはリスクがある
- ダイエット期間は2週間を目安にする
それぞれ、詳しくみていきましょう。
短期間ダイエットにはリスクがある
短期間ダイエットには、身体に負担がかかりやすい、リバウンドしやすいといったリスクがあります。
短期間ダイエットといえば、一時的に断食をしたり糖質を完全に断ったりなど、極端な食事制限を実行される方が多いです。
しかし、極端な食事制限によって身体が飢餓状態になると、生命維持をするために「ホメオスタシス(恒常性維持)」という機能が働き、消費カロリーを減らして摂取カロリーを脂肪として貯めこみやすくなります。
また、摂取カロリーが不足すると、身体はエネルギーを補うために筋肉を分解し始めます。極端な食事制限を行うと、その筋肉の元となるタンパク質が不足するため、筋肉量が減少する可能性があります。
その結果、基礎代謝量や筋肉量が低下し、通常の食事に戻した途端に一気にリバウンドするリスクが高まります。
ダイエット期間は2週間を目安にする
短期間ダイエットは、2週間を目安に行うのがおすすめです。
短期間ダイエットで体重が減少しても、筋肉と水分が減って一時的に痩せたように見えるだけのことが多く、実際には脂肪を減らすダイエットに成功したとは言えません。
まずは2週間の間に食事・運動・生活習慣を見直す習慣をつけ、その後もダイエットを継続することが理想です。
短期間ダイエットをする方法

短期間ダイエットをするなら、食事制限と運動を組み合わせて行うのがおすすめです。次の4つのステップで進めていきましょう。
- 1日の摂取カロリーを把握する
- 夕食を高タンパク・低カロリーにする
- 糖質の摂取量を減らす
- 軽い運動をする
それぞれ、詳しく解説します。
1日の摂取カロリーを把握する
短期間ダイエット中は、1日の摂取カロリーは「基礎代謝量」を下回らないように設定しましょう。
基礎代謝量とは、呼吸や体温調節などの生命活動を維持するために必要な、最低限のエネルギーのことで、以下のように計算します。
<基礎代謝量の計算方法>
基礎代謝基準値×体重=基礎代謝量
基礎代謝基準値は、性別や年齢によって変動するため、以下の一覧表を参考にしてみてください。
| 性別 | 男性 | 女性 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 年齢 (歳) |
基礎代謝基準値 (kcal/kg 体重/日) |
参照体重 (kg) |
基礎代謝量 (kcal/日) |
基礎代謝基準値 (kcal/kg 体重/日) |
参照体重 (kg) |
基礎代謝量 (kcal/日) |
| 18~29 | 23.7 | 64.5 | 1,530 | 22.1 | 50.3 | 1,110 |
| 30~49 | 22.5 | 68.1 | 1,530 | 21.9 | 53.0 | 1,160 |
| 50~64 | 21.8 | 68.0 | 1,480 | 20.7 | 53.8 | 1,110 |
出典:厚生労働省『日本の食事摂取基準(2020年版)』
例えば、30歳女性で体重が60kgの場合、基礎代謝量は1,314kcal(基礎代謝基準値21.9×体重60kg)です。
短期間ダイエットでは、1日の摂取カロリーを「基礎代謝量と同じ」もしくは「基礎代謝量+50kcal以内」に設定しましょう。
逆に、痩せたいからといって、基礎代謝量を下回る食事制限をすると、筋肉を分解してエネルギーを補給し始めるため、筋肉量が減る→基礎代謝量が落ちる→リバウンドしやすくなる…というように悪循環に陥ってしまいます。
短期間とはいえ、無理な食事制限には注意しましょう。
夕食を高タンパク・低カロリーにする
短期間ダイエット中は、1日で一番カロリーを摂取しやすい夕食を、高タンパク&低カロリーの食品にしましょう。
<高タンパク&低カロリーの食品>
鶏の胸肉、ささみ、マグロ、タコ、イカなど
もちろん、揚げ物などの脂質が高い調理法を避け、茹でる・蒸すなどして余分なカロリーをカットしましょう。
摂取カロリーをコントロールしつつ、高タンパク&低カロリーの食事を作るのが難しい場合は、置き換えダイエット食品を取り入れるのがおすすめです。
BAMBI WATER(バンビウォーター)|スーパースムージー

BAMBI WATERの「スーパースムージー」は、スーパーフードと205種類の酵素で作られたスムージーです。サイリウムやグルコマンナンの2つの食物繊維が配合されているため満腹感も得られます。
ピーチ&マンゴー味やアサイーバナナ味など、13種類の豊富なフレーバーから選べるのもポイントです。
ぷるるん姫|ヘルシースタイル雑炊 6種類18食

ぷるるん姫の「ヘルシースタイル雑炊 6種類18食」は、高タンパクで食物繊維が豊富な大豆ライスを使用したヘルシースタイル雑炊です。管理栄養士の監修のもと作られています。
噛みごたえもあるため、ダイエット中でも満足感の高い食事ができるでしょう。
糖質の摂取量を減らす
短期間ダイエット中は、糖質の摂取量を減らすことも大切です。
糖質の摂取量を減らすことで、血糖値の急上昇を避け、脂肪の蓄積を抑えることにつながります。
ただし、低血糖症による頭痛や眠気などの体調不良につながるため、糖質の摂取量を極端に減らすのは避けましょう。
糖質制限について、詳しくは「糖質制限ダイエットのやり方とは?メリット・デメリット・成功させる3つのコツをご紹介」をご覧ください。
軽い運動をする
食事制限のみならず、軽い運動を組み合わせることで、効率的なダイエットを進めることができます。
短期間ダイエットは2週間を目安に行うのがおすすめですが、この期間に毎日続けられる運動を選ぶとよいでしょう。
<運動の消費カロリー(体重55kgの場合)>
ゆっくり歩く(30分):58kcal
息が弾む程度の早歩き(20分):77kcal
電車で立つ(20分):38kcal
階段を登る(5分):38kcal
運動習慣のない方は、ラジオ体操や一駅分多く歩いてみるなど、軽い運動から始めてみるのがおすすめです。
短期間で痩せたいからといって、運動習慣のない方が急激に運動をすると、体を痛めてしまうこともありますので、無理をしないことが大切といえるでしょう。
短期間ダイエットを成功させるポイント4つ

ここでは、短期間ダイエットを成功させるために大切な4つのポイントをご紹介します。
- 運動より食事制限を重点的に行う
- 水分補給を意識する
- ストレスを溜めない
- 睡眠をしっかりとる
運動より食事制限を重点的に行う
短期間ダイエットで効果を出すためには、運動よりも食事制限を重点的に行いましょう。なぜなら、運動よりも食事制限のほうが、カロリーをコントロールしやすいためです。
ただし、特定の食べ物しか食べないダイエットや、断食、極端な食事制限は、たとえ短期間でも体を壊してしまう可能性があるため、やめておきましょう。
また、まったく運動しないのもNGですので、筋力を維持できる程度の軽い運動を、毎日継続することが大切です。
水分補給を意識する
短期間ダイエット中は、十分な水分補給を意識しましょう。
水には体内の老廃物や排便を促してくれる効果がありますが、1日に約2.5リットルもの水分が体外に排出されます。
食事や体内生成でその内の約半分の水分が補給できるので、1日に約1.2リットルを目安に水を飲むとよいでしょう。
水単体で飲むのが苦手な方は、レモン水や麦茶などを飲むのがおすすめです。
ストレスを溜めない
ダイエット中はストレスも大敵です。なぜなら、ストレスが溜まると食欲が増し、気づかないうちに食べてしまうことがあるためです。
またストレスを感じると、短期間でもダイエットを続けるのが苦痛になってしまいます。
ストレスを感じたら、まずはストレスを発散してから短期ダイエットに取り組みましょう。
睡眠をしっかりとる
短期間ダイエット中は、個人差もありますが、1日6時間~7時間前後の睡眠をしっかりとりましょう。
十分な睡眠を取ると、食欲抑制効果のあるホルモン「レプチン」が分泌され、食欲増進効果があるホルモン「グレリン」の分泌を抑えられるためです。
また、睡眠中には成長ホルモンが分泌されるため、基礎代謝を支えてくれます。
睡眠の質を高めるためにも、入浴はなるべく就寝する2時間前までに済ませましょう。快眠グッズを取り入れるのもおすすめです。
VENEX(ベネクス)|アイマスク

VENEXの「アイマスク」は、クッション性の高い生地が目元を包み込み、独自開発の特殊ナノプラチナ繊維素材が休養(睡眠)をサポートしてくれるアイテムです。
ストレッチ性のある「パターン・カッティング」の技術を採用しているので、就寝時に耳や後頭部が痛くなるのを軽減して心地よくフィットしてくれます。
HURON(ヒューロン)|リカバリーリストバンド

HURONの「リカバリーリストバンド」は、自律神経を整え、リラックスモードに切り替えてくれるアイテムです。腕に巻いて使います。
電源も不要のため、自宅はもちろん、仕事中や出かける際にも身につけられます。
短期間ダイエットをするときの注意点

短期間ダイエットをするときは、次のポイントに注意しながら行いましょう。
- リバウンドをしないよう気をつける
- 身体に異変を感じたらすぐ中止する
リバウンドをしないよう気をつける
私たちの体には、生命維持をするために「ホメオスタシス(恒常性維持)」という機能が備えられています。
そのため、短期間ダイエットで急激に体重を減らすと、脳が元の体重に戻ろうとし、少量の食事でも元の体重に戻ってしまうことがあります。
リバウンドをしないためにも、短期間ダイエットで急激に体重を減らしすぎないことはもちろん、段階的に普通食に戻していくことが重要です。
身体に異変を感じたらすぐ中止する
短期間ダイエットによる食事制限や運動が原因で、吐き気・頭痛・倦怠感・集中力の低下・眠気など、身体に異変が起きる可能性があります。
短期間ダイエット中にこれらの身体の異変を感じたら、すぐにダイエットを中止してください。
そして体調が良くなってから、ダイエットを再開しましょう。
ダイエットを短期間で成功させるには食事が大切
短期間ダイエットを効率よく行うためには、食事制限をメインにして、運動を併用することが大切です。
ただし、過度な食事制限にはリバウンドのリスクがあるため、1日の摂取カロリーは「基礎代謝量」を下回らないように設定し、高タンパク&低カロリーのメニューを心がけてください。
そして適度な運動や十分な水分補給をして、睡眠をしっかり取ってストレスを解消し、健康的なダイエットを成功させましょう。
監修者

中路 幸之助(医療法人愛晋会中江病院 内視鏡治療センター)
1991年に兵庫医科大学を卒業後、兵庫医科大学、獨協医科大学を経て、1998年 医療法人協和会に所属。2003年から現在まで、医療法人愛晋会中江病院の内視鏡治療センターで臨床に従事している。専門分野はカプセル内視鏡・消化器内視鏡・消化器病。学会活動や論文執筆も積極的に行っており、日本内科学会総合内科専門医・指導医、日本消化器病学会専門医・指導医・学会評議員、日本消化器内視鏡学会専門医・指導医・学術評議員、日本消化管学会代議員・近畿支部幹事、日本カプセル内視鏡学会認定医・指導医・代議員を務めているほか、米国内科学会(ACP)の上席会員(Fellow)でもある。
