車用サンシェードにはどんな役割がある?

車用サンシェードには、主に以下の3つの役割があります。
- 車内の温度上昇を抑える
- シートなどが色あせてしまうのを防ぐ
- プライバシーを保護する
ここからは、それぞれ詳しく解説していきます。
①車内の温度上昇を抑える
サンシェードには、直射日光を遮り車内の温度上昇を抑える効果が期待できます。
猛暑日には車内温度が1時間で50℃以上、ダッシュボードが70℃以上に達するなど、車内環境が非常に高温になることもあるでしょう。高温状態では、エアコンの効きが悪くなり、熱中症のリスクが高まる恐れも少なくありません。そこで、とくに夏場を中心にサンシェードを使うことが重要です。
ただし、サンシェードは温度上昇を完全に防ぐことはできません。車内温度が50℃を超えるような状況では、車を日陰に駐車したり窓を開けたりするなど、他の対策も検討しましょう。
②シートなどが色あせてしまうのを防ぐ
サンシェードは、直射日光によってシートなどが色あせてしまうのを防ぐ役割もあります。強い直射日光が当たり続けると、シートやダッシュボードなどの車内パーツが劣化する原因につながる可能性もあります。
そこで、サンシェードを使用すれば直射日光を効果的に遮ることで、車内パーツの劣化や色あせを大幅に抑えることが可能です。車内の状態を保つためにも、サンシェードの活用を検討してみましょう。
③プライバシーを保護する
車用サンシェードには、車内の温度上昇やパーツの劣化を抑えるだけではなく、プライバシーを保護する役割もあります。外から車内が見えにくくなるため、車中泊やパーキングでの休憩時や、貴重品を車内に置く際の防犯対策としても役立つでしょう。
ただし、便利な車用サンシェードも、使い方を誤るとドライブレコーダーの故障や発火など、思わぬトラブルの原因につながることもあるので注意が必要です。次では、ドライブレコーダーを使用する際の正しいサンシェードの使い方についてご紹介します。
ドライブレコーダー設置時の車用サンシェードの使い方
ここからは、ドライブレコーダーを設置している車内でのサンシェードの正しい使い方と間違った使い方を解説していきます。以下の表をご覧ください。
| 使い方 | 正しい使い方 | 間違った使い方 |
|---|---|---|
| イメージ | ![]() |
![]() |
| ポイント | ドライブレコーダーが車内側になるよう、サンシェードを設置する | サンシェードとフロントガラスでドライブレコーダーを挟むと、熱がこもりやすく危険 |
誤った使用方法では、高温によるドライブレコーダーの発火リスクを招く可能性があるため、正しい知識をしっかりと身につけておきましょう。次からは、正しい使い方と間違った使い方について、さらに詳しくご紹介します。
正しい使い方
まずは車用サンシェードの正しい使い方をみてみましょう。
以下の図のように、ドライブレコーダー本体がサンシェードの内側に収まり、外からは完全に見えないように設置するのがポイントです。

ドライブレコーダーの設置箇所がサンシェードと干渉する場合には、フロント部分にドライブレコーダーが付着する位置だけを切り抜くなど、サンシェードを加工する必要があります。
また、あらかじめスリット(切り込み)が入ったサンシェードを利用すれば、ドライブレコーダー本体と車内の両方を熱から効率よく保護できるでしょう。
間違った使い方
次に、車用サンシェードの誤った使い方についてみていきましょう。
以下の図のように、フロントガラスとサンシェードの間にドライブレコーダーを挟んで設置する方法は非常に危険です。

この使い方が危険な理由は、日差しに加えてサンシェードの照り返しも影響し、サンシェードとフロントガラスの間の温度が140℃を超えることがあるためです。
ドライブレコーダーを高温環境に設置すると、本体に熱がこもり、故障の原因となる恐れがあります。さらに、最悪のケースでは発火のリスクも考えられるでしょう。
車用サンシェードを購入する際は、フロントガラスのサイズを確認し、ドライブレコーダーが確実に内側に収まるように設置することが重要です。
車用サンシェードを使いながらドライブレコーダーの駐車監視機能は利用できる?
ドライブレコーダーを利用している方の中には、車用サンシェードの内側にドライブレコーダーを設置した場合、駐車監視機能を使えるのかどうか、気になっている方も多いのではないでしょうか?
駐車監視機能とは、駐車中に車周辺の状況を撮影して記録する機能で、カメラで車外を映します。
車用サンシェードを設置した状態で駐車監視機能を使用するには、車用サンシェードに深い切り込みを入れて、ドライブレコーダー本体が外に出るように加工する必要があります。

または、もともと切り込みの入ったドライブレコーダー対応のサンシェードを使用すれば、さまざまな取り付け位置に対応して設置可能です。
これらの方法を活用することにより、ドライブレコーダーの駐車監視機能を使いながら、車内を直射日光から守れます。
車用サンシェードの基本的な選び方
車用サンシェードの基本的な選び方として、主に以下の5つがあげられます。
- フロントガラスのサイズに合ったものを選ぶ
- 遮光率・UVカット率の高さを確認する
- 種類で選ぶ
- 素材で選ぶ
- スリットの有無を確認する
それぞれ、詳しくみていきましょう。
①フロントガラスのサイズに合ったものを選ぶ
まずは、ご自身の車のフロントガラスのサイズ(高さと幅)を確認することが重要です。フロントガラスに合ったサンシェードを選べば、たるむことなく、しっかりとフィットします。大きすぎず、小さすぎないサイズのものを選びましょう。
フロントガラスのサイズを測る際、カーブに沿って測るのではなく、幅と高さの最長部分を測るようにしてみてください。カーブに沿って測ると、サンシェードが足りなくなる場合があるため注意が必要です。
②遮光率・UVカット率の高さを確認する
遮光率とUVカット率も、サンシェードを選ぶ際の重要なポイントです。遮光率は光を遮る能力を示す数値で、高いほど効果的です。一方、UVカット率は紫外線をどれだけ遮断できるかを表す割合を指します。
一般的に、遮光率とUVカット率がともに90%以上のものを選ぶのがおすすめです。遮光率が高いサンシェードは、車内温度の上昇を抑える効果も期待できます。
UVカット率が高い製品を選べば、車内でも紫外線による日焼けを気にせず、安心して過ごせるでしょう。
③種類で選ぶ
車用サンシェードには、主に蛇腹式、ポップアップ式、傘式の3種類があり、それぞれ取り付け・取り外しの方法が異なります。
以下の表で、それぞれの特徴をまとめてご紹介します。
| 種類 | イメージ | 取り付け・取り外し方 |
|---|---|---|
| 蛇腹式 | ![]() |
|
| ポップアップ式 | ![]() |
|
| 傘式 | ![]() |
|
蛇腹式は、サンバイザーで押さえると設置できる上、折りたたみもスムーズで扱いやすいため、初めて使う方でも安心して利用できます。
一方、ポップアップ式は軽量で手軽に設置可能ですが、収納時に袋へ入れる際にはコツが必要で、慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。
傘式は取り付けや取り外しがしやすく便利ですが、狭い車内で開く際には他の物を傷つけないように注意が必要です。それぞれの特徴を考慮して、ご自身に合ったサンシェードを選びましょう。
④素材で選ぶ
車用サンシェードの素材として、主に「アルミコート素材」「ポリエステル素材」「メッシュ素材」の3種類が使用されています。それぞれの特徴は以下の通りです。
| 素材 | 特徴 | 遮光性 |
|---|---|---|
| アルミコート素材 |
|
◎ |
| ポリエステル素材 |
|
〇 |
| メッシュ素材 |
|
△ |
メッシュ素材は遮光性に劣るものが多いので、日差しをしっかりカットしたい場合には、「アルミコート素材」や「ポリエステル素材」のサンシェードを選ぶのがおすすめです。
⑤スリットの有無を確認する
サンシェードにスリットがあるかどうかも確認しましょう。ドライブレコーダーとの干渉が気になる場合には、スリット付きのサンシェードが便利です。スリットがあれば、ご自身で切り込みを入れる必要もありません。
また、スリット部分にドライブレコーダーを設置することで、フロントガラスとサンシェードに挟む心配がなくなることから、駐車監視機能が使いやすくなる点も魅力です。
ドライブレコーダー利用時に便利!スリット付きおすすめのサンシェード6選
ドライブレコーダーを利用している方には、スリット付きの車用サンシェードがおすすめです。以下では、厳選した6つの製品をご紹介します。
大自工業株式会社|遮光マジカルシェード LLサイズ

| 通常価格(税込) | 1,340円 ※2025年5月1日時点 |
|---|---|
| サイズ(幅×高さ) | 1,450mm×950mm |
| 種類 | ポップアップ式 |
| 素材 | ポリエステル素材 |
| 遮光率 | 99% |
大自工業株式会社の「遮光マジカルシェード LLサイズ」は、ワンタッチで折り畳みができるので、スムーズに装着できるおすすめのサンシェードです。
また、付属している収納袋はハンドルカバーとしても利用できるので便利です。遮光率も99%のため、車内の温度上昇を抑えることができます。
Point
- ワンタッチで折りたたみ可能!コンパクトでスッキリ収納
- 収納袋付きでハンドルカバーとしても利用できる
- 遮光率99%で、車内の温度上昇を抑える
Lamicall(ラミコール)|VHDS01

| 通常価格(税込) | 4,900円 ※2025年5月1日時点 |
|---|---|
| サイズ(幅×高さ) | 1,350mm×750mm |
| 種類 | 傘式 |
| 素材 | アルミコート素材 |
| 遮光率 | 98% |
Lamicallの「VHDS01」は、傘式で開閉できるサンシェードです。傘の柄は、曲げて使用できるため、どのような車でもフィットしやすいのが魅力。
また、UV反射コーティングや吸熱コーティングなどを含む5層のコーティングによって、車内を暑さから守ります。
Point
- 傘を開閉できるため、取り付け・取り外しもしやすい
- 98%以上の紫外線を遮断できる
- 傘の柄を曲げて使えるのでどの車でもフィットしやすい
NAPOLEX(ナポレックス)|DC-55 サンシェードL <カーズ>

| 通常価格(税込) | 2,490円 ※2025年5月1日時点 |
|---|---|
| サイズ(幅×高さ) | 1,300mm×700mm |
| 種類 | 蛇腹式 |
| 素材 | アルミコート素材 |
NAPOLEXの「DC-55 サンシェードL <カーズ>」は、可愛い見た目が特徴的なサンシェードです。
吸盤で取り付けるタイプで、フロントガラスの左右2か所に貼り付けて、サンバイザーで押さえつけると設置が完了します。着脱が手軽で、使いやすい点がメリットです。
Point
- アルミコーティング素材で強い日差しから車内を守る
- 吸盤を左右2か所に取り付けられる上、着脱もしやすい
- 中央部がU形カットになっているため、ドライブレコーダーやミラーがあっても取り付けやすい
Emerson(エマーソン)|エマーソン 断熱サンシェード S

| 通常価格(税込) | 880円 ※2025年5月1日時点 |
|---|---|
| サイズ(幅×高さ) | 約1,300mm×600mm |
| 種類 | 蛇腹式 |
| 素材 | アルミコート素材 |
| 遮光率 | 99% |
Emersonの「エマーソン 断熱サンシェード S」は、サンバイザーに挟むと設置が完了するサンシェードです。吸盤を使用しないため気軽に装着できます。
アルミコート素材によって強い日差しも遮断できるため、ダッシュボードの温度上昇を抑えられます。
Point
- サンバイザーで挟むと装着が完了する
- 吸盤を使わないためフロントガラスに吸盤アトが残らない
- 筋金入りのため、設置時にたるみにくい
大自工業株式会社|キルトシェードDX Sサイズ

| 通常価格(税込) | 2,480円 ※2025年5月1日時点 |
|---|---|
| サイズ(幅×高さ) | 約1,300mm×600mm |
| 種類 | 蛇腹式 |
| 素材 | アルミコート素材 |
| 遮光率 | 99% |
大自工業株式会社の「キルトシェードDX」は、キルト生地と空気層のダブルシェード構造で高い断熱効果が期待できるサンシェードです。
シェードの両面に消臭・抗菌加工がしてあることもこの製品の強みです。
Point
- 熱と光を反射するシルバー面と、おしゃれで高級感のあるキルト面を備えたリバーシブルデザイン
- 消臭・抗菌付き
- キルト生地と2つの空気層が直射日光をカット
TRUSCO(トラスコ中山)|TRUSCO 車用サンシェード

| 通常価格(税込) | 2,493円 ※2025年5月1日時点 |
|---|---|
| サイズ(幅×高さ) | 1,310mm×740mm |
| 種類 | 蛇腹式 |
| 素材 | ポリエステル素材 |
TRUSCOの「TRUSCO 車用サンシェード」は、吸盤不要で着脱しやすいタイプのサンシェードです。
ハサミやカッターでカットできる素材のため、必要であれば、ドライブレコーダーなどに合わせてスリットをキレイに加工できます。
Point
- 吸盤不要で着脱がしやすい
- ドライブレコーダーに合わせて、ハサミやカッターでカットできる
- 下部を折り曲げられるので、ガラスにフィットしやすい
車用サンシェードで炎天下からドライブレコーダーを守ろう!
今回は、車用サンシェードの役割や特徴、正しい使い方について詳しく解説しました。サンシェードは、車内温度の上昇を防ぐだけではなく、紫外線や直射日光から車内の内装を守る重要なアイテムです。サイズや素材、スリットの有無などを確認して、慎重に選びましょう。
また、この記事ではドライブレコーダーとの併用におすすめのスリット付き車用サンシェードも厳選して紹介しています。ぜひ、ご自身の車に合うサンシェード探しの際にご活用ください。





