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KonMari’s Columns

2020.07.21
Volume.5
モノを捨てる前に理想の暮らしを考える

みなさんが、片づけをしよう!と思ったきっかけは何でしたか?

「KonMari TOKIMEKI LIFE」を訪れた方は、きっと
少なからず「片づけ」に興味を持ってくださったのだと想像しています。
今回は、今すぐに片づけを始めたいという方にも、いつか片づけをしようと思っている方にも、
モノを捨て始める前にやってほしい、大切なことをお話します。

それは、「理想の暮らし」を考えることです。
【vol.2】でお話したように、片づけは本当に向き合いたいことへ向かうためのひとつの手段。
片づけ自体が目的ではないはずです。
だから、モノを捨てることよりも先に、なぜ片づけをしようと思ったのか、
つまり、片づけたあとにどんな暮らしがしたいのか、「理想の暮らし」をじっくり考えてみましょう。

そのときにかならずお願いしたいのが、
自分が思い描く「理想の暮らし」には制限をかけない、ということ。
実現可能かどうかではなく、あくまでも理想なのだから、どれだけ高く見積もってもいいのです。
本当にときめくように、あなたの妄想力を爆発させてみてください。

そしてもうひとつは、具体的に考えること。
「スッキリと暮らしたい」「アンティークが似合うお部屋に住んでみたい」では、まだ甘い。(笑)
もっと深く、広く想像してみましょう。
片づいた部屋で生活している様子がありありとイメージできるくらい、具体的に。

例えば、こんなふうに。
朝、目が覚めると、ベッドサイドに置いた真っ白なお花が最初に目に入ってきて、
ああ、幸せだなあと思いながら、いそいそとベッドを出る。
お気に入りのリネンのストールを肩にかけてリビングへ降りていき、
窓を開けて一晩こもった家の空気をリフレッシュ。気持ちいい風がぴゅうっと通り抜ける。
家族を起こさないように、静かにカフェミュージックをかけて、
スッキリ片づいたキッチンで、ゆっくりコーヒー豆をひく。ああ、なんていい香り!
アンティークの木の椅子に腰掛けて、窓際に置いてある観葉植物たちを眺めながら
お気に入りのカップで、コーヒーを飲む。
朝ご飯の準備をしていると、子どもたちが目をこすりながら起きてくる。
旦那さんもパンの匂いに誘われて、家族みんなでテーブルを囲みながらいつもの朝ごはんタイム。
といった感じ。

いかがでしょうか。なんだか、素敵な1日が始まりそうな気がしてきませんか?
イメージは、具体的であればあるほどいい。
片づけた部屋で何を見るのか、どんな香りをかぐのか、
そのときに自分は何を思うのかなど、感情まで深く想像します。
これを何度も脳内再生していると、
片づけたあとに送りたい理想の暮らしのイメージが、自分の体に染みこんでいきます。
これだけで、片づけのモチベーションは大きく変わるはずです。

暮らしは「家の空間×時間の使い方」でできています。
だから、理想の空間、理想の時間の使い方の両方の側面から考えてみることで、
理想の暮らしが、より立体的に思い浮かべられるようになっていくのです。

なぜ片づけをするのか、なぜ思い描いたような暮らしがしたいのか。
それはきっと「自分が幸せになるため」。
当たり前のことのようですが、このことを自分で納得することが大切です。
片づけを始める前に、自分の理想の生き方に向き合い、考えることで、
片づけの進み方も、モチベーションも、そして片づけたあとの暮らしも変わっていきます。

次回【vol.6】では、それでも「今こんなに散らかっている部屋で理想の暮らしなんて思い浮かばない」という方へ、あなたの理想の暮らしが見つかる方法をお話します。


近藤麻理恵

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