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内祝いのお返しの基本知識と喜ばれる定番ギフト10選

結婚や出産の際には内祝いを贈り、贈られた側はお返しをすることが一般的です。ただし、内祝いの種類によって、お返しをする必要があるかどうかや適したお返しの品が変わってくるので注意しましょう。

今回は内祝いのお返しの基本知識や定番ギフトについて紹介します。

内祝いとは?知っておきたい基本知識

結婚祝いや出産祝いなどには「内祝い」というものがあります。この「内祝い」とは、結婚や出産などの節目に、喜びを分かち合うために親しい方や身内へ贈り物をすることです。

もともとは「身内のお祝い」であるため、親戚や近所の方に贈ることを意味する場合が多いです。ただし、内祝いは地域によって考え方が変わるケースがあるので、地元の慣習などを確認しておくことも大切です。

内祝いの種類は様々

内祝いの種類は様々あるので、ここからは代表的な内祝いの種類を紹介します。

・結婚内祝い

結婚内祝いは、結婚したことの報告や感謝の意味を込めて、親族や近隣の方、親友など親しい方や普段からお世話になっている方へ贈り物をすることです。

・出産内祝い

出産内祝いは、赤ちゃんが生まれたときに、親族や近隣の方、親しい友人などに子供が生まれたことの報告や感謝の意味を込めて、贈り物をすることです。

・初節句内祝い

初節句内祝いは、子供の初節句にお祝いの食事の席や遠方の方にはお礼の品を贈ることです。

・新築内祝い

新築内祝いは、新しい家を建てたときに親族や近隣の方など、親しい方や普段からお世話になっている方に向けて贈り物をすることです。また、新居に招待する「新築披露」の意味も含みます。

・快気内祝い

快気内祝いは、自身が病気や怪我療養中で、全快ではないがお見舞いに来てくれた方へお返しを贈ることです。

贈る際の熨斗(のし)

内祝いの品を贈る際は、熨斗をつける必要があります。この熨斗の種類も内祝いによって違うので、違いを押さえておきましょう。

・結婚内祝いの熨斗

結婚内祝いを贈るときは、以下の熨斗を使います。

水引:紅白の結び切り
表書き:内祝い・寿と記載
下差出人:新郎新婦の名前を連名

・出産内祝いの熨斗

出産内祝いを贈るときの熨斗は以下の通りです。

水引:蝶結びののし(郵送の場合は内のし・手渡しの場合は外のし)
表書き:内祝いと記載
下差出人:赤ちゃんの名前

内祝いとお返しの違い

最近では、内祝いはお返しとしての意味合いで贈る方もいますが、本来の意味は大きく異なります。内祝いとは「お祝いをいただかなくても感謝の気持ちで贈り物をすること」であり、お返しは「お祝いしてくださった方にお礼の品を贈ること」です。

つまり、内祝いはお祝いをいただいてなくても贈るものなのです。

お祝いのお返しをするケース・不要なケース

お祝いのお返しを贈ることが必要な場合と、無理して贈らなくても良い場合があります。

・お返しが必要な場合

結婚や出産、病院のお見舞いなどはお返しが必要です。

・お返しが不要な場合

初節句、七五三、入学、卒業、成人式に関しては、無理してお祝いのお返しをする必要はありません。理由としては、親族間でのお祝いであること、子どもに対するお祝いであること挙げられます。子供は経済力がなくお返しができないとされているため、お返しは不要なのです。

結婚内祝いのお返しのタイミングと金額相場

結婚内祝いのお返しを贈るときは適切なタイミングや金額相場を押さえておくようにしましょう。

お返しを贈るタイミング

結婚内祝いのお返しを考えるときは、そのタイミングと金額相場を押さえておくと良いでしょう。基本的にお返しは、内祝いをいただいてから1ヶ月以内に贈ります。

内祝いのお返しの品は、内祝いの品の金額相場の半返し(内祝いが1万円相当なら5,000円相当のお返し)にすることが一般的です。

相手により内祝いのお返しの金額相場は異なる

結婚内祝いのお返しの金額相場は基本的に半返しですが、相手との関係により金額相場は異なるので注意しましょう。代表的な金額相場は以下の通りです。

・親族や親戚

親族や親戚の場合は1万円~1.5万円程度が相場です。

・友達や同僚

友達や同僚の場合は少し相場の金額が小さくなり3,000円~1.5万円程度(内祝いの1/2~1/3)ほどを目安にします。

・職場の後輩や部下

職場の後輩や部下の場合は、内祝いと同額程度か1万円前後にします。

・職場の先輩や上司

職場の先輩や上司など目上の方の場合は1万円~3万円程度が相場になりますが、内祝いが高額だった場合は1/3を目安にします。

・連名

連名だった場合は内祝いの1/2~1/3を人数で割り、それぞれお返しするのが一般的です。

結婚内祝いのお返しに喜ばれる定番ギフト

結婚内祝いのお返しは、相手の好みや家族構成などを知っていると選ばれやすいでしょう。ただ、「相手に喜んでもらいたい」と考えるとどのようなギフトを選べば良いのか迷ってしまいます。そのようなときは定番のギフトを押さえておくと便利です。

ブランド食器

以前までお祝いなどの品に割れ物を贈ることは縁起が悪いとされていましたが、最近では食器類のギフトも喜ばれる傾向にあります。実用性がある多目的に使える食器を選ぶと良いでしょう。

出産内祝いのお返しのタイミングと金額相場

出産内祝いのお返しの場合も、贈るタイミングや金額相場を押さえておくことがおすすめです。

お返しを贈るタイミング

お返しを贈るタイミングは、お宮参りを無事に済ませた後の生後1ヶ月頃あたりです。出産の報告も兼ねて贈ることが一般的で、遅くとも生後2ヶ月頃までに贈ることが大切です。

金額相場は基本いただいたお祝いの半額、高額の場合は3分の1

出産内祝いのお返しの場合も、結婚内祝いのお返しの金額相場も変わりません。基本的にはいただいたお祝いの半返しで、高額の場合は3分の1ほどの金額にしましょう。

贈る相手の立場により金額相場は異なる

出産内祝いのお返しの金額相場は、半返しか、3分の1の金額が基本ですが、相手の立場によって変わります。

例えば、職場の後輩や部下など目下の方の場合は8割~10割ほど、職場の上司や親戚など目上の方の場合は3分の1ほどです。

【内祝いの目安金額表】

ここからは、内祝いの金額に対する金額相場の目安を紹介します。

お祝い金額

お返しの目安

  • 3,000円

    1,500円前後

  • 5,000円

    1,700円~2,500円

  • 1万円

    3,500円~5,000円

  • 2万円

    7,000円~1万円

  • 2.5万円

    8,500円~1.25万円

  • 3万円

    1万円~1.5万円

  • 5万円

    1.7万円~2.5万円

  • 10万円

    3.5万円~5万円

出産内祝いのお返しの選び方

出産内祝いのお返しはいくつか選ぶポイントがあります。どのような品をお返しとして贈れば良いのか迷ったときや、贈ることで相手の失礼になってしまわないためにも、ポイントを押さえておきましょう。

相手が喜びそうなものを贈る

贈り物を選ぶときの基本ですが、相手が喜ぶものを贈ることが前提です。相手の好みを知っていれば、選びやすくなります。仲が良い間柄であれば、事前に聞いてみることも相手に喜ばれるのでおすすめです。

いただいたお祝い金額よりも安すぎたり、高すぎたりするものは避ける

いただいたものよりも高価すぎるものを贈ると相手が気を遣ってしまいます。反対に、金額が安すぎるものであれば気分を害してしまうかもしれません。お返しを贈るときは金額相場に注意しましょう。

ギフトに赤ちゃんの名前を入れることもおすすめ

出産内祝いのお返しの場合、贈る相手は出産して小さいお子さんがいる家庭です。そのため、ギフトに赤ちゃんの名前を入れると喜ばれることが多いです。赤ちゃん用のプレゼントであればさらに喜ばれることでしょう。

出産内祝いのお返しに向かないもの

中には出産内祝いのお返しの贈り物に向いていないものもあるので注意が必要です。例えば、刃物は「相手との関係を切る」という意味があるため縁起が良くありません。他にも、ハンカチも「手切れ」という意味があり別れのシーンなどで使われるため、贈ることは控えましょう。

出産内祝いのお返しに喜ばれる定番ギフト

出産内祝いのお返しを選ぶときは、定番ギフトを知っておくとスムーズに贈れるのでおすすめです。また、定番の品であれば失敗することも少なく、喜んでもらいやすいです。

内祝いを渡す際の注意

内祝いを渡すもしくは、贈るときはいくつか注意点があります。マナー違反にならないようにポイントを押さえておきましょう。

手渡しをする際

内祝いを直接手渡しするときは、風呂敷や紙袋に包み、渡すときに取り出します。紙袋に包む理由は、包装紙や熨斗が破れるのを防ぐためです。また渡す時に熨斗は相手側の向きになるようにして両手で手渡しましょう。

郵送する際

内祝いを郵送するときは、品物だけでなくメッセージを添えることが一般的です。メッセージを書くときは「句読点は入れない」「縁起が悪い言葉は使わない」などのマナーがあります。ここからは結婚内祝いと出産内祝いの例文を紹介します。

【結婚内祝い】

「私達の結婚にお祝いを頂きありがとうございました 内祝いの品を送らせていただきます 今後ともどうぞよろしくお願いいたします」
「お祝いをいただきましてありがとうございます これからもどうぞよろしくお願いします」

【出産内祝い】

「この度は長男の誕生に際し お気遣いをいただきありがとうございました 今後とも末永いお付き合いをいただけますよう宜しくお願い申し上げます」
「この度はお祝いをいただき誠にありがとうございました お礼として心ばかりの品を贈らせていただきます」

内祝いは相手に合ったお返しを選びましょう

結婚や出産などでお祝いを贈ることも、そのお返しを贈ることも、まずは適切な金額相場や贈るタイミングを把握しておくことが大切です。お返しをするときは必要な知識を把握しマナーを守るようにしましょう。

今回は、内祝いのお返しの基本知識や定番ギフトを紹介しました。ぜひ相手に喜ばれるお返しを探してください。

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2024/03/29 更新

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