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ふるさと納税の活用事例

ふるさと納税は用途を指定できる寄附金です。そうして集められた寄附金が実際にどのように役立っているのか、自治体での活用事例をご紹介します。

熊本県菊池市(きくちし)

熊本地震で受けた菊池渓谷の被害

菊池市は、熊本県北東部に位置し、菊池渓谷や菊池温泉に代表される豊かな自然、おいしい水と農産物、そして菊池一族の歴史と文化が薫る「癒しの里」です。 昨年4月14日と16日の2度にわたる最大震度7の地震は、菊池市にも多くの人的被害や家屋等の全半壊、道路の損壊、土砂崩落等を発生させました。とりわけ、市の宝であり市民にとって心の拠り所である菊池渓谷の被害は、観光客の減少だけではなく、多くの市民の心を傷つけました。
菊池市では、この難局に際し、全国の皆様から寄附いただいたふるさと納税を活用し、単なる復興ではない創造的復興に取り組んでいるところです。

今まで以上に愛される菊池渓谷を目指す、創造的復興

菊池市が目指す将来像「癒しの里きくち」の代名詞である菊池渓谷は、市の中心部から東へ16km、阿蘇外輪山の北西部に広がるくまもと自然林養林です。菊池川の源流をなし、うっそうとした天然広葉樹に覆われた中を流れる渓流が大小様々な瀬や滝をつくり、その変化に富む姿は絶景です。夏は避暑地として、また、秋には紅葉の名所として、市内外の多くの方に親しまれ、毎年約20万人以上の入谷者数を数えます。
昨年発生した熊本地震による斜面の土砂崩れや倒木、遊歩道の被害等のため現在入谷を制限し復旧作業を続けています。全国の皆様からいただいたあたたかいご支援により、徐々に復旧が進み、従来の美しい姿を取り戻しつつありますが、今後は今まで以上に全国の皆様から愛される菊池渓谷となるよう創造的復興を一日も早くとげ、近い将来皆様をお迎えしたいと思います。この他にも、市の基幹産業である農業・畜産業の復興事業、学校施設や文化財などの復興事業、地震による人的被害、建物被害を受けた方に対する復興支援等にもふるさと納税を活用しています。

静岡県焼津市(やいづし)

ピカピカの遊具で思いきり遊べるように

寄附金を使った具体的な取り組みの1つは「子育て支援事業」です。市では子どもの学習環境整備のため、7つの市立幼稚園に新しい遊具を設置しました。目的は遊び盛りの子ども達が安心して遊べる環境を整え、健康増進と運動機能の向上につなげていくことです。

新しい遊具の登場で、深まる子供たちの絆

静浜幼稚園では園庭に設置している鉄棒やブランコなどの遊具を、何度も修繕を繰り返しながら40年以上大切に使ってきました。壊れてしまえば危ないのでロープで囲い、立ち入り禁止にせざるを得ないため、子どもたちは遊ぶことができなくなってしまいます。市内の他の幼稚園も同様で、老朽化が進んだ遊具にロープがはられてしまう状況でした。「子ども達のために新しい遊具が必要でしたが、やはり予算面で先送りにしてきました。それが、ふるさと納税の寄附金で、素晴らしい遊具を設置できたのは夢のようです!全国のみなさんの応援に感謝しています」と長野副園長。
夏休みの間に設置作業が行われ、古い鉄棒やブランコもカラフルに塗り替えられました。休み明けに登園した子ども達は目を輝かせて驚いたそう。「はじめは魅力的な遊具は取り合いでした(笑)。徐々に滑り台の順番を譲り合ったり、自分より小さな子の手を引いてサポートしたり。みんなで仲良く遊ぶために思いやりや気遣いが自然と育まれています。外で遊ぶ時間も格段に増えました!」
新しい遊具の導入は、子どもの体の発達だけでなく心の成長にもうれしい効果を生みだしています。焼津市の未来を担う子ども達の健やかな成長のために、これからも焼津市は寄附金を活用していく方針です。

埼玉県小川町(おがわまち)

伝統が息づく和紙のふるさと小川町

小川町は、埼玉県の中央部よりやや西に位置し、都心から60km圏にあり、周囲を緑豊かな外秩父の山々に囲まれ、市街地の中央には槻川が流れる風光明媚なまちです。伝統産業として、1300年の伝統を誇る小川和紙、絹、建具、酒造などがある一方で、ホンダ小川工場稼働開始により、最先端の環境対応エンジンを供給する「世界のホンダ エンジン工場のまち」としても注目を集めています。
平成26年11月には、伝統的な手漉き和紙である細川紙が「和紙:日本の手漉き和紙技術」としてユネスコ無形文化遺産に登録されました。小川町では「小川町寄附によるまちづくり条例」を制定し、平成20年度より個性豊かな活気あるまちづくりに資することを目的とし寄附を募っています。

特別なニーズのある子どもたちも楽しめる「りんごの棚」の設置

「りんごの棚」とは、誰もが読書を楽しめるように多様な書籍が置いてある本棚のことです。「子どもは皆、本を必要としており、読書の喜びを体験する権利がある」という考えから、スウェーデンの図書館で生まれました。名前の由来は、言語障害のある子どもたちを支援するために作られたりんごのおもちゃです。
小川町立図書館には、ふるさと納税で集められた寄附金を活用し、平成27年度に赤いりんごが目印の「りんごの棚」を設置しました。点字絵本、大型絵本、さわる絵本、大活字の本、朗読CD本、拡大読書器などがあり、子どもからお年寄りまで誰でも利用することができます。こういった書籍は寄附金により年々増冊をしています。このような取り組みを通じて、小川町では「人が輝くまちづくり」として子どもからお年寄りまでのすべての町民がモノづくりやおもてなし、子育てや教育・文化、福祉など地域にふさわしいさまざまな分野にその能力を活かし活躍できるまちづくりを目指しています。

小川町立図書館のりんごの棚

大活字本や乳幼児向け絵本などの購入に寄附金が活用されています

山形県東根市(ひがしねし)

「果樹王国ひがしね」と「農工一体のまちづくり」

東根市は、山形県のほぼ中央に位置し、奥羽山脈の扇状地にあり、肥沃な土壌を活かした農業が盛んです。特に山形県を代表する果物にさくらんぼがありますが、東根市は生産量が日本一で、さくらんぼの王様「佐藤錦」発祥の地でもあります。また、りんごやラ・フランス、ぶどうや桃などの生産も盛んな、まさに「果樹王国」です。
また、東根市は、主要国道や高速道路、新幹線、空港など、本県の交通の結節点としての機能があり、多くの交流があります。そのため、4つの工業団地があり、農工一体のまちづくりを進めてきました。

「さくらんぼ」にこだわったまちづくりと子育て支援

東根市はさくらんぼの王様「佐藤錦」の発祥の地であり、さくらんぼ生産量日本一のまちです。そのため、「果樹王国ひがしね」を宣言するとともに、さくらんぼにこだわったまちづくりを行ってきました。さくらんぼなどのフルーツを生産する農家の育成や支援を実施し、その結果、若い果樹農家もたくさん育ち、これまで引き継がれてきたさくらんぼ・佐藤錦の味を守り、さらに良いものにしようと日々研鑽しています。
まちのなかにもたくさんの「さくらんぼ」があります。駅名は「さくらんぼ東根駅」で駅前には佐藤錦の生みの親、佐藤栄助翁の銅像や、「さくらんぼ公園」があり、また、温泉は「さくらんぼ東根温泉」、子育て支援施設は「さくらんぼタントクルセンター」と、「さくらんぼ」があふれています。
この子育て支援施設は、大型の屋内遊戯場もある、子どもたちが集う場となっている全国的にも先駆的につくられた施設です。前述のとおり、東根市には複数の工業団地があり、多くの若い労働者が集まってきているため、子育て世代も多く、「子育てするなら東根市」を標榜して、県内でも、全国的にも先導的に子育て支援施策を講じてきました。しかし、人口減少問題や少子化問題は、東根市でも例外ではなく、より一層の子育て環境の充実を図っていかなければなりません。
ふるさと納税の寄附金も、13事業のすべてに使うことにはなっていますが、子育て支援に比較的重点を置いています。平成27年度には、老朽化し、使用人数も限られていた市内大富地区の学童保育所を新築し、また、市内の子どもの遊び場の運営等にと、子どもたちの健全育成に役立っています。こうした施策を実施できることにより、若い農家や、職場を求めて集まってきた若い労働者世代も安心して就労することができ、皆様にお届けするフルーツも工業製造品も高品質なものが提供できるようになっています。

滋賀県高島市(たかしまし)

高島市の「恵み」を「お礼」としてお届けするふるさと納税

滋賀県高島市はびわ湖の北西部に位置しています。びわ湖の水の約3分の1を生み出す水源を抱え、豊かな水や自然と共生する暮らしが営まれています。また、眦膕阿料篭伐箸僚仗箸涼呂任發△蝓屋号ゆかりの地です。このご縁から、高島市のふるさと納税では、寄附者の方に眦膕哀丱ぅ筺爾選んだ高島市の「恵み」を「お礼」としてお届けしています。今年は、高島市で生まれた「琵琶湖周航の歌」の誕生100周年にあたり、さまざまな記念イベントを実施しています。

寄附金は子育て支援や琵琶湖周航の歌記念PRに

平成28年度の寄附金は、平成29年度の事業に大切に活用しています。例えば、最も希望の多かった子育て支援では、「保育料第2子以降完全無料化」や「中学生までの医療費無料化」「妊婦健診の全額助成(滋賀県内では高島市だけ)」などに活用しています。また、今年100周年を迎える「琵琶湖周航の歌記念事業」にも寄附金を活用し、高島市のPRにつなげます。さらには、間伐や下草刈りによる森林環境の整備、温泉施設の維持補修、市バスの購入による公共交通の維持など、市民の暮らしに直結する事業や観光客の満足度を高める事業に活用し、これからも豊かな「恵み」がお贈りできる環境づくりに役立てていきます。

岡山県笠岡市(かさおかし)

瀬戸内の海の宝を守り、育てる

岡山県の西南部、瀬戸内海に面した港町、笠岡市。沖合には大小31の島からなる笠岡諸島があり、そのうち有人の7つの島では、各々が独自の文化や伝統を持っています。
カブトガニの繁殖地を持つ笠岡市では、カブトガニの保護条例を制定し、繁殖地の環境保全や環境教育を行っています。そしてカブトガニ博物館を設立し、生態などの展示のほか、飼育室を設けて繁殖の研究も行っており、世界で初めて卵のふ化から成体までの人工飼育にも成功しました。これらのカブトガニに関する事業にふるさと納税を充てています。

天然記念物「カブトガニ」の人工飼育に注力する

2億年前から形を変えていないカブトガニは、生きた化石と呼ばれる節足動物です。その繁殖地は国の天然記念物に指定され、瀬戸内海や九州北部で生息が確認されていますが、沿岸開発や環境汚染などでその数は激減しています。カブトガニは、大潮の満潮時を中心に深夜産卵します。生殖機能を持つまでに13年以上かかるうえ、メスが産卵する卵2万個のうち育つのはわずか4匹程度に過ぎず、絶滅の危機にさらされています。
カブトガニ博物館では、産卵を終えた成体に個体識別番号をつけて海に返し、成体数や産卵場所の数の調査を続けています。それらの数が少しずつ増えていることがわかり、保護の成果が見えてきました。
成果の背景には、町を挙げての取り組みがあります。カブトガニは干潟(ひがた)の泥の中にいるので、人間が気づかずに踏んでしまう危険性があります。そこで干潟に生息するカブトガニの幼生の生育を助けるため、カブトガニ保護指定地域で禁止されている潮干狩りをする人にチラシを配って理解を促したり、市民による清掃を定期的に行うなど、市民の活動がカブトガニの保護を支えています。

カブトガニ博物館では、生きたカブトガニを間近で見ることができます。

カブトガニの保護指定地域である干潟。ここでの潮干狩りは禁止されています。

北海道東川町(ひがしかわちょう)

町を応援してくれる人たちと一緒にまちづくりを推進

北海道、大雪山連峰「旭岳」の麓に位置する東川町。日本最大の自然公園「大雪山国立公園」の区域の一部であり、雄大で美しい自然景観と豊富な森林資源に恵まれた町です。
北海道で唯一、上水道が無い町として知られ、町民は旭岳の雪融け水が長い年月をかけて大地にろ過された地下水をつかって暮らしています。
東川町では、この美しい自然、限りある資源を守るために、そして町を応援してくれる人たちと一緒にまちづくりを進めるため、ふるさと納税を活用しています。

「ひがしかわ株主」に苗木の植樹体験を提供する「水と環境を守る森づくり事業」

ふるさと納税で東川町に寄附を行った人は「ひがしかわ株主」と呼ばれます。このような町を応援してくれる人に町を訪れてもらい、まちづくりに参加してもらうきっかけを提供するのが「水と環境を守る森づくり事業」です。
このプロジェクトでは、参加者に苗木の植樹体験の機会を提供しています。荒れていた土地を「株主の森」にすべく、植樹を行っていて、この植樹用の苗木の購入にふるさと納税が充てられています。
植樹体験の前にはまず、この事業についての説明会が行われます。その後はバスで町内を見学したり、町の特産物を使った町民の皆様の手作り料理が振舞われたり、クラフトや陶芸、温泉入浴などを楽しめたりなど、東川町に親しみを感じてもらうきっかけ作りとなるイベントも組み込まれています。内容が盛りだくさんのこのイベントは大人気で、毎年多くの参加希望者がいるとのことです。
このように、この事業は環境を守ることだけではなく、植樹体験を通して寄附者の方々がまた町に来たくなるようなつながりを作ることにも配慮した取り組みとなっています。

「株主の森」でイベント参加の記念撮影

参加者は数千本の苗木の植樹を行います

群馬県みなかみ町(みなかみちょう)

自然と人間社会の共生を目指し、水と森が豊かな「ふるさとづくり」を推進

みなかみ町は谷川岳をはじめとする山々に囲まれ、その雄大な自然から水と温泉が豊富に湧き出る「利根川源流の町」です。この湧水が、首都圏の利根川流域に暮らす人々の生活を支える大切な水資源となっています。
みなかみ町では、ふるさと納税の寄附金を自然環境に関する事業に活用しています。「みなかみ・水・「環境力」寄附金制度」と呼ばれるこの取り組みは、水と森をまもる環境力をはぐくむ地域づくりに役立っています。
また「ユネスコエコパーク」の登録を目指しており、地域の豊かな生態系や生物多様性を保全し、自然に学ぶと共に、文化的にも経済・社会的にも持続可能な発展を目指す取り組みを進めてしています。

子供もお年寄りも谷川岳散策を楽しめる、環境にやさしい「電気バス」の導入

みなかみ町ではエコツーリズムを推進しており、車の排出ガスなどから自然環境を守るため、そして歩行者の安全に配慮するため、谷川岳山岳資料館から一ノ倉沢までの道路の交通規制を行っています。
この区間は一般車両の乗り入れはできず、徒歩で通行することになっています。この対策によって環境保護を行うとともに、歩いて散策することで、谷川岳の美しい風景を楽しみ、自然と親しむという体験ができます。
そして、歩行が困難な方や、小さなお子様連れの方も自然を満喫してもらいたい、という想いから、ふるさと納税で集められた寄附金を活用し、電気バスが導入されました。
この9人乗りの電気自動車には「一ちゃん」「倉ちゃん」と名づけられ、観光に訪れた皆様に親しまれています。ガイド付きで運行していますので、谷川岳やみなかみ町について知ってもらうことにも役立っています。
このような「環境保全」「観光産業」双方に配慮された施策は、観光客を増やし、町を活気づけることにもつながっています。

電気バスの「一ちゃん」と「倉ちゃん」

子供たちに対する環境教育も行っています

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