プロジェクトについて
新潟県長岡市について
新潟県の中央に位置する長岡市は、中山間地から日本海まで広がる市域に、良質で国内有数の生産量を誇る米を生み出す一面の水田と、日本一の大河・信濃川の恩恵を受ける人口25万人の地方都市です。
1618年の長岡開府から400年以上の歴史を持つ城下町でありますが、北越戊辰戦争や太平洋戦争による長岡空襲といった困難に幾度となく直面し、その都度、官民一体となって復興を遂げてきた歴史的背景があります。特に、太平洋戦争で焦土と化した街の復興のシンボルとして地元経済界が中心となり実施され、今や日本三大花火の一つとして全国からの多くの観客を魅了する「長岡まつり大花火大会」は、長岡空襲で亡くなった方々への慰霊、戦後復興に尽力した先人への感謝、そして世界平和への願いが込められています。
しかし、この花火大会が年2日の開催に限られるため、その知名度を活かしきれていない現状があり、全国的な課題である人口減少社会が招く地域内消費の縮小と経済の停滞に立ち向かうため、長岡市は、花火の知名度を年間を通じた交流人口・観光誘客の呼び水とすることを目標としています。この目標達成のため、人の流れを呼び込み、地域内消費を拡大させ、観光産業での雇用創出や新たなビジネスの誘致に結びつけることで、持続可能な地域経済の確立に向けた新たな一歩を踏み出しています。
2/365の長岡花火だけじゃない、363/365も長岡の観光を
長岡市の観光の状況ですが、観光統計人流データでは年間来訪者の4.6%が長岡花火の2日間に集中しています。この数字は、長岡市が「花火のまち」として広く認識されている一方で、花火以外の時期の誘客が大きな課題を表しています。
このことから、地域経済活性化のために「いつ来ても楽しめる長岡」を目指し、長岡花火(8月2日、3日開催)以外の363日間における観光需要の創出や消費拡大に本気で向き合うべく「363/365観光まちづくりによる関係人口創出プロジェクト」を今年度から始動しています。
5月に開催した長岡花火に次ぐ大型化を目指す野外イベントでは、過去最大の来場者を記録。昨年の佐渡金山の世界遺産登録を機に開拓した新たな観光ルートでは、初年度の新規誘客者数が増加見込みとなっています。また、市内事業者への観光コンテンツ造成支援事業においては、新規に8件の造成が進むなど、初年度は一定の成果をおさめつつあります。
一方で観光消費拡大にはまだまだつながっておらず、来ていただいた方へ長岡の魅力が伝わりきっていない現状を感じています。
長岡テロワール始動~長岡の豊かな食、それを育んできた歴史・文化、風土を感じる観光体験を
長岡テロワールとは、長岡の自然、風土、歴史、文化、そしてそこに生きる人々が織りなす「地域の個性」を意味します。長岡テロワールに向け長岡市は、観光コンテンツの磨き上げと情報発信に取り組むことで、年間を通じた観光誘客の促進と来訪者の満足度向上、宿泊者数の増加を目指します。具体的にはストーリー性のあるコンテンツを活用したリーディングプロジェクトとして3つの事業に取り組みます。
1. 長岡を丸ごと楽しめる大型観光事業の実施
2026年5月に開催される「長岡米百俵フェス~花火と食と音楽と」の開催支援
2. 歴史や風土を包含するコンテンツの磨き上げ
摂田屋・宮内観光まちづくり、河井継之助生誕200年、良寛と貞心尼、えちご川口温泉古民家再生、発酵ウィークの開催
3. 観光による地域づくりの推進体制の構築と継続的な関係人口の見える化
DMO立ち上げ検討及び長岡ファンクラブ(仮称)の創設
いつ来ても新しい発見がある長岡観光を目指して
11地域が合併した長岡市では、多様な地域資源があります。冬季インバウンドが活況を見せる越後湯沢や佐渡金山など、周辺自治体との連携も行いながら、来訪者の満足度向上と滞在時間の延長、365日賑わう長岡を目指し長岡ファン拡大に繋げていくため、下記の地域資源(全体の一部です)の活用を進めます。
■観光資源・歴史
【錦鯉や牛の角突き:山古志】
海外から多くのバイヤーが訪れる「錦鯉」発祥の地、山古志。国指定重要無形文化財「牛の角突き」や、カメラマンが多く訪れる「棚池棚田の景観」は唯一無二の宝です。
【魚の市場通り:寺泊】
「魚の市場通り」と呼ばれる海産物店舗が軒を連ね、日本海の海の幸が水揚げされる港町ならではの美味い食の宝庫です。首都圏で大人気の鮮魚店「角上魚類」の創業の地でもあります。小径が入り込む独特の街並みは北の鎌倉と称され約1キロの範囲で10以上の寺社めぐりも楽しめます。
【醸造・発酵:摂田屋】
明治・大正時代の建物が残るどこか懐かしさを感じる景観と雪国の暮らしが育んだ醸造発酵技術が根付いている同地域では、現在でも5つの蔵元が現存し味噌・醤油を製造しています。県内最古の酒蔵「吉乃川」も立地し、周辺には物件をリノベーションした店舗が複数オープンしています。
■食
長岡の食といえば、国内有数の米どころとしての強みと雪国が育む酒造り、そして発酵文化があります。日本酒は県内最多の16蔵を有し、日本酒の三大銘柄のひとつ「久保田」を製造する朝日酒造も立地しています。楽天ふるさと納税では、日本酒ジャンルで不動の1位と多くの方に選ばれています。また、広大な農地(田んぼ)でつくられる枝豆は、6月から10月頃まで10種類を超える品種がリレーし、7月に開催される「世界枝豆早食い選手権」は、東京予選が行われるなど枝豆を楽しむイベントとして人気を博しています。
一方で、地域でつくられ守られてきた伝統野菜の存在や伝統的な家庭料理、保存食などが最近では見直されてきています。
■アクセス
東京駅から新幹線で90分。高速道路も関越(東京・新潟)、北陸(北陸)の交接地。来年は福島県会津(東北)からのアクセス道も開通予定
寄付の使い道
本プロジェクトでいただいた寄付金は、下記事業に活用させていただきます。
1.地域の観光資源活用事業(魅力・認知度向上のイベント、コンテンツ実施)
2.地域の観光資源活用(観光交流施設の整備・拡充)
3.関係人口創出事業(ファンクラブの検討、サイト構築)
4.地域一体となった観光地域づくり事業(新たな組織づくりの調査・検討)
事業費への充当は寄付金から返礼品等の必要経費を差し引いた分を活用させていただきます。目標金額以上にご寄付いただいた場合は、その他の長岡市の観光振興に寄与する事業に活用させていただきます。
新潟県提供 NIIGATA Culture Tourism
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