【緊急支援】北海道の海が危ない!未来に資源を残すための海洋調査プロジェクト

自然環境保護
現在の寄付額
-
目標金額
50,000,000
さらに 募集中
達成!
寄付者
-
残り
-受付終了
募集期間
2022/02/04(金)10:002022/03/31(木)09:59
返礼品を選んで寄付する

 

本プロジェクトは、目標金額を大幅に上回るご寄付をいただきましたため、2022年3月31日をもって寄付受付を終了させていただきました。たくさんのご支援をいただき、ありがとうございました。

プロジェクトについて

白糠町の自己紹介

白糠町(しらぬかちょう)は北海道東部に位置し、人口約7,000人のまちです。

自然や気候風土など豊かな地域資源を踏まえ、足元を見つめ直し原点に立ち返り、身の丈にあったまちづくりを進めています。先達が築き上げた第一次産業の再興と振興に、「町民の健康づくり」「教育(意識改革)」を基軸に、新たなまちづくりの施策として、「太陽の手」子育て支援を掲げ、さらに人口減少という課題に対応するために、教育、定住支援などを展開しています。

みなさまからのご寄付と、太陽光発電による税収入を財源に、子育て支援をさらに拡充。18歳までの医療費や給食費を無料にし、出産祝い金や入学支援金などを支給することで、経済的にゆとりをもって育児ができるようにバックアップしています。

また、町外からの移住される方へは土地を無償で提供しています。今後も、子育て支援や教育支援、産業振興をはじめとするまちづくりに役立てていきますので、ご支援いただけましたら幸甚に存じます。

 

魅力ある多彩な資源がある北海道

北海道東部に位置する白糠町。太平洋の暖流と寒流が交わる白糠沖は、プランクトンが豊富で魚が繁殖しやすく、暖流・寒流の両方の魚が獲れる絶好の漁場であり、1949年に白糠漁業協同組合が設立されました。漁協を中心に近代漁業への歩みが進められ、現在までの発展に繋がっているものです。ししゃもや鮭、灯台ツブ、柳だこ、毛ガニなど北海道最高峰の海の幸を、1年を通じて獲ることのできる素晴らしい環境にありました。ところが、近年における白糠町の漁業は、記録的な漁獲の不振が続いており、豊かな海の恵みで栄えたはずの白糠町は、衰退の一途をたどり始めています。この現状を打破するためには、これまでの「獲る漁業」、「つくり育てる漁業」を強化していくことはもちろんですが、天然資源に頼らない「新たな増養殖事業」の必要性の高まりと、その実現が急務となっているものです。

また本年は、太平洋沿岸を中心に道東で初めて赤潮が発生し、甚大な漁業被害が生じるなど、過去に経験をしたことのない事態に陥っていることから、これらの問題を解決するための一つの手段として、白糠海域の海水のモニタリング調査を継続的に実施するものです。

 

水揚げの減少は自然環境の変化!?

この未曽有の危機・転換期を迎えている白糠町の漁業振興施策を推進していくにあたり、行政だけで考えるには限界があるため、白糠漁協や漁業者といったプロの意見を取り入れていく必要があります。海水のモニタリング調査の結果については、白糠漁協と適宜共有し、白糠海域の適正な資源管理新たな増養殖事業などの検討・取組に加え、赤潮発生の予察など、漁業被害の防止等にも寄与できるデータがあれば利活用をしていただくとともに、本町の海洋資源という貴重な財産を、望ましい形で次代を担う子や孫へしっかりと引き継いでいくことを目的としています。

 

新時代の漁業のために

天然資源に頼らない、新たな増養殖漁業の事業化は、水産資源の増大と安定供給が可能となり、その効果は水産加工場などの製造業や小売業、飲食サービス、観光業など他産業へも波及し、町内経済の好循環が期待され、漁業経営の安定化と漁家の所得向上はもちろんのこと、その後の海洋資源の適切な管理にも繋がり、次代を担う子や孫へ白糠の前浜という貴重な財産をしっかりと引き継いで行くことを目的としています。

いま北海道の海で何が起きているのか調べたい!

白糠町は、近年続く水揚げ量減少や、赤潮被害などを受けて、町として本格的な調査が必要だと考えております。そのため、本プロジェクトではその大きな一歩となる、調査用機材をそろえることで、解決に向けて動き出したいです。

いただいた寄付金の使い道
センサーの購入費用に活用させていただきます。
このセンサーで測れるものは以下で、海中で何が起こっているかを分析します。
・水温
・塩分濃度
・溶存酸素量(DO)

 ※水産業を取り巻く環境が大きく変化する中、先人たちが守り続けた豊かな海の恵みに感謝し、この大切な財産を次の世代につなげるとともに、漁業生産の早期回復と安定を図るため、回遊魚に依存しない新たな増養殖への挑戦と栽培対象種の生産回復に向けた多様な取組を推し進め、目標額を超えた場合でも、水産業の持続的な発展と地域の活性化のために活用させていただきます。 

 

寄付額を選ぶ

以下の返礼品一覧より、ご希望の寄付額の返礼品をお選びいただき、返礼品ページへお進みください。通常のふるさと納税と同様に「寄付を申込む」ボタンをクリックして手続きすれば寄付が完了いたします。

漁獲が減っており、年々寄付額が高騰しているとはいえ、白糠町のふるさと納税お礼の品でまだまだ大人気の‟北海道海鮮紀行いくら”をはじめ、北海道産の天然秋鮭、たこなどの前浜の海産物を用意。もちろん一番人気のエンペラーサーモンも!

活動報告

白糠海域海洋観測調査事業について(2023年4月4日更新)

たくさんの皆さまからのご寄付、ご支援誠にありがとうございました。

白糠町の漁業は、近年の記録的な不振が続いていたところに令和3年度には初めて赤潮が発生し、さらに甚大な漁業被害が生じました。
これらの問題を解決する一つの手段として、白糠海域の海水のモニタリング調査を継続的に行うことを決め、白糠沖約10kmの海中3層(水深10m・20m・30m)に設置する観測センサーで1時間毎の海水温、塩分濃度、溶存酸素量のデータを計測、携帯電話通信回線でサーバーに転送し、関係者がパソコンやスマートフォンでリアルタイムで確認できるような環境を整えました。

これにより漁業者や、研究機関の方たちが情報を見れるようになったことから、地球温暖化による前浜の変化をデータで把握し、赤潮対策や増養殖事業などの今後の展開に活用していくことが可能になりました。

 








引き続き水産業の持続的な発展と地域の活性化について取り組んでまいりますので、引き続き白糠町をご支援賜りますようお願い申し上げます。

  • 楽天ふるさと納税クラウドファンディング
  • 福岡県福智町のプロジェクト
  • 岐阜県下呂市のプロジェクト
  • 北海道別海町のプロジェクト
  • 新潟県長岡市のプロジェクト
  • 目標金額到達の如何を問わず、返礼品は受け取ることができます。
  • 目標金額到達の如何を問わず、寄付の返金はございません。
  • 目標寄付額に到達しなかった場合、自治体内で頂いた寄付の使い道を検討し、別の事業に活用する場合がございます。
  • 目標寄付額を超えた寄付額分についても、自治体内で頂いた寄付の使い道を検討し、別の事業に活用する場合がございます。
  • プロジェクト開催中であっても、返礼品の内容が変更になる場合がございます。詳細は自治体ページにてご確認ください。
  • 受付期間終了または目標到達前に、自治体または楽天の判断で寄付受付を停止する場合がございます。
  • サイト上の寄付合計額、寄付人数などの実績は、即時反映ではありません。