増えすぎた野生鹿の獣害から富士山の環境を守り、鹿肉を地域資源として有効活用して富士山麓をジビエの聖地にしたい!

自然環境保護
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2021/10/08(金)10:002022/01/07(金)09:59
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プロジェクトについて

富士山の麓の森と湖のまち

富士山の麓にひろがる富士河口湖町
富士山の麓にひろがる富士河口湖町

富士河口湖町は、世界文化遺産である富士山と、河口湖、西湖、精進湖、本栖湖の4つの湖や、日本有数の原生的な森である青木ヶ原樹海を抱える「森と湖のまち」です。恵まれた自然環境を活かした宿泊業や飲食業などが盛んな四季の風景が美しい観光・リゾート地として国内外から多くの来訪者をひきつけています。

また、富士山麓の豊かな自然環境が育む水や温暖差がある気候を活かした特徴的な農林漁業も行われ、特に畜産は盛んであり山梨県有数の酪農地域となっています。

近年は環境の良さに加え、都心などへのアクセスの良さや買い物などの生活利便性の高さから、都会からの移住・二地域居住先としても注目され、町が特に力を注いでいる子育て環境の充実施策の効果もあり、定住人口の減少を食い止めています。

富士河口湖町では、国内外からの観光客、繰り返し訪ねてくれるリピーター、様々な形で町を応援してくださるサポーター、移住者、そして従来からの住民との交流による活力あるまちづくりを進めています。

 

増えすぎた野生の鹿による自然環境や生活環境への被害が深刻化

森や農地では増えすぎた野生鹿による被害を受けています
森や農地では増えすぎた野生鹿による被害を受けています

富士山麓では野生のニホンジカが増えすぎ、樹木の新芽や樹皮、下層植生の食害、土壌の流失などの被害が深刻化し、水源涵養などの公益機能や森の生態系にも影響を及ぼし、富士山周辺の自然環境が本来の姿を失ってしまうことが懸念されています。また、森の中だけでは生命を維持できない増えすぎた鹿は人の生活圏にも進出し、農作物への被害も深刻さを増しています。

これらの被害から森や農地を守るため、鹿の個体数を適正な状態に戻すための「管理捕獲」を行っていますが、ハンターの減少や高齢化、後継者不足、狩猟意欲の低下などの課題があり十分な管理捕獲ができていない状況です。

一方、やむを得ず捕獲した鹿の命を無駄にせず、地域資源として有効活用するため町営の鹿肉加工処理施設を整備し、厳格な管理体制により質の高い鹿肉を供給していますが、認知度が低く、現状では「富士北麓を代表する食文化」には育っていません。

観光リゾート地としての知名度は高い富士河口湖町ですが、食の魅力に欠けるという弱点の克服が長年の課題となっており、ジビエ事業の積極的な推進により地域の食文化を盛り上げ、「ジビエの聖地」と認知されるようなまちを目指します。

 

持続可能な管理捕獲を進めながらジビエの食文化を盛り上げたい

後継者育成を進めながら持続可能な管理捕獲を進めます(画像提供協力:星のや富士)
後継者育成を進めながら持続可能な管理捕獲を進めます(画像提供協力:星のや富士)

持続可能な管理捕獲を進めるため、ハンターの後継者育成や技術向上に取組みつつ、狩猟用備品購入等への支援も行い、ハンターが意欲的に取組める狩猟環境を整えていきます。

また、捕獲した鹿の命を無駄にせず有効活用するため、特産品としての新たな鹿肉加工品を開発し製造するとともに、鹿肉が食べられるレストランマップなどのジビエ情報を発信し、ジビエの認知度を高め、ジビエの食文化を盛り上げます。

自然環境の保全と地域活性化が両立するジビエの聖地に!

食の魅力を創造し“ジビエの聖地”を目指します!(画像提供協力:星のや富士)
食の魅力を創造し“ジビエの聖地”を目指します!(画像提供協力:星のや富士)

ハンターの後継者育成やスキルアップ、モチベーションアップにつながる事業を実施することにより、適正な鹿の管理捕獲を継続的に行い、富士山麓の自然環境と生活環境を将来にわたり守っていきます。

そして、やむを得ず捕獲した鹿の命を無駄にせず有効活用し、ジビエの食文化を盛り上げ、富士北麓の食の魅力を創造することにより、“ジビエの聖地”といわれるような地域づくりを目指します。

これらの取組みにより、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で来訪者が減少し疲弊している地域経済が、安心して旅行ができるようになってからこれまで以上に活性化するように、魅力のある地域をつくります。

ハンター育成事業、加工品開発事業、情報発信事業に活用します

特産品としての新たな鹿肉加工品の開発やジビエ情報の発信にも取り組みます(画像提供協力:レストラン マノワ)
特産品としての新たな鹿肉加工品の開発やジビエ情報の発信にも取り組みます(画像提供協力:レストラン マノワ)

クラウドファンディングにより応援していただいた寄付金は、

・ハンター及び鹿肉処理者技術向上のための講習の実施
・講習用動画の作成といった育成・スキルアップ事業
狩猟用備品購入費に対する補助事業
・鹿肉加工品開発製造事業
・WEBページ及びリーフレット作成などのジビエ情報発信事業

の財源として活用させていただきます。

 

寄付額を選ぶ

以下の返礼品一覧より、ご希望の寄付額の返礼品をお選びいただき、返礼品ページへお進みください。通常のふるさと納税と同様に「寄付を申込む」ボタンをクリックして手続きすれば寄付が完了いたします。

今回のプロジェクトでは、ジビエに積極的に取組んでいる宿泊施設の宿泊券、テリーヌやソーセージといった鹿肉加工食品、そして富士山麓の自然環境や水、気候を活かした魅力ある数々の食品を返礼品としてご用意しています。

活動報告

ジビエの食文化を盛り上げ、自然環境の保全と地域活性化の両立に取組みます(2022年1月17日更新)

富士河口湖町として初めて挑戦したクラウドファンディングでしたが、多くの皆さまのご支援をいただき目標額を達成することができました。改めまして深く感謝申し上げます。

応援していただいた寄付金は、ハンター及び鹿肉処理者技術向上のための講習の実施、講習用動画の作成といった育成・スキルアップ事業、狩猟用備品購入費に対する補助事業、鹿肉加工品開発製造事業、WEBページ及びリーフレット作成などのジビエ情報発信事業の財源として活用する計画となっています。

現在は事業費確定をはじめとしたこれら事業の具体的な計画づくりを行っていますが、鹿肉加工品づくりについては既に試作品製作にも着手しているところです。

今回のクラウドファンディングを足がかりとして、富士山麓の自然環境と生活環境の保全、そしてジビエによる富士北麓の食の魅力を創造することにより、“ジビエの聖地”といわれるような地域づくりを進めていきます!

鹿肉料理や加工品の試作に取組んでいます

 

  • 楽天ふるさと納税クラウドファンディング
  • 福岡県福智町のプロジェクト
  • 岐阜県下呂市のプロジェクト
  • 北海道別海町のプロジェクト
  • 新潟県長岡市のプロジェクト
  • 目標金額到達の如何を問わず、返礼品は受け取ることができます。
  • 目標金額到達の如何を問わず、寄付の返金はございません。
  • 目標寄付額に到達しなかった場合、自治体内で頂いた寄付の使い道を検討し、別の事業に活用する場合がございます。
  • 目標寄付額を超えた寄付額分についても、自治体内で頂いた寄付の使い道を検討し、別の事業に活用する場合がございます。
  • プロジェクト開催中であっても、返礼品の内容が変更になる場合がございます。詳細は自治体ページにてご確認ください。
  • 受付期間終了または目標到達前に、自治体または楽天の判断で寄付受付を停止する場合がございます。
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