Credit：Destination NSW

キャンベラ・ディストリクトのワインは約160年の歴史があります。皆さんに知られる様になったのは、ここ10年ほどですがシラーズ（Shiraz）とシラーズ・ヴィオニエ（Viogner）のブレンドが高い評価を受けています。キャンベラは、冷涼な気候でシラーズの産地として有名でエレガントなフレーバーはフランスのローヌ地方のものと遜色ないものです。リースリングの産地としても知られています。約140のブドウ畑と30以上のセラードアがあります。

Credit：Destination NSW

カウラのワイン産地は、美しいラックラン・バレー（Lachlan Valley）の約1,250ｋ㎡の広大な土地に広がり、カウラ（Cowra）、ビリマリ（Billimari）、キャノウィンドラ（Canowindra）の産地が含まれます。昼暖かく、夜は寒くなり、夏の乾燥はブドウの生育に最適な気候です。シャルドネとシラーズがこの地区の代表的な品種です。40以上のブドウ畑があり、その多くが家族経営でその知識と技術は代々受け継がれています。最近カウラは、環境に配慮したワイン造りを実践しており、４つのオーガニックのブドウ畑があり、今後もその数の増やしていく予定です。
※この情報は2021年12月時点のものです。
（出典：ニュー・サウス・ウェールズ州）

Credit：Destination NSW

シドニーから車で約4時間のガンダガイ。オーストラリア東部を南北に貫くグレード・ディバイディング山脈の西側の丘陵地帯に広がるワイン産地です。この地区はその場所によって気候の違いがあり、作られるワインもバラエティに富んでいます。この地区では果実味を感じるカベルネソーヴィニヨン、エレガントなシャルドネ、フルボディのシラーズが有名です。
（出典：ニュー・サウス・ウェールズ州）

Credit：Destination NSW

ヘイスティングス・リバーはポート・マッコーリー（Port Macquarie）とウォーホープ(Wauchope) にワイン畑が広がっています。1860年代からワインの製造が始まり、ベルデーリョ（Verdelho）が有名です。
ヘイスティングス・リバーでは、ワインのセラードアはもちろん、音楽のイベント、美味しい食事の楽しめるレストラン、海を楽しむアトラクションなど、楽しみが満載の地域です。
（出典：ニュー・サウス・ウェールズ州）

Credit：Destination NSW

ヒルトップスは、NSW州の中でも新しいワインの産地です。州の南西部に位置し、ブーロア（Boorowa）、ハーデン（Harden）、ヤング（Young）などの町があります。
ヒルトップスの涼しい気候は、エレガントな赤ワインを生み出し、特にカベルネソーヴィニヨンとシラーズは豊かなアロマと風味が特徴です。
白ワインの、シャルドネ、リースリング、セミヨン、ソーヴィニョンは新鮮でフルーティーな特徴を持っています。最近では、イタリアの品種、ピノ・グリージョ（Pinot Grigio）、プロセッコ（Prosecco）、ネッビオーロ（Nebbiolo）、サンジョヴェーゼ（Sangiovese）などを育てるブドウ畑もあります。
（出典：ニュー・サウス・ウェールズ州）

Credit：MJK Creative

ハンターバレーは、1820年代初めからワインの生産が始まったオーストラリアで最も歴史のあるワインの産地。現在では150ものプレミアム・ワインの生産者がこの地域で素晴らしいワインを造っています。特に有名なのがハンターバレー・セミヨンで、約150年にもわたり受け継がれてきた技術と知識によって作り出される、その品質、味が素晴らしいと評価を受けています。ハンターバレー・セミヨンは、その新鮮さと芳醇な柑橘系のアロマがシーフードとの相性は抜群です。年代物のハンターバレー・セミヨンは、バニラと蜂蜜のフレーバーに深さと豊かさを感じられます。この地域ではシラーズも有名ですが、テンプラニーリョ（Tempranillo）などの品種を使ったワインにも挑戦しています。
※この情報は2021年12月時点のものです。
（出典：ニュー・サウス・ウェールズ州）

Credit : Destination NSW
Credit : Amber Hooper

美しい丘陵地帯に広がるワイン産地のマジーは、1858年からワインの生産を始め、現在ではワイン愛好家も好んで訪れる場所になりました。マジーの夏の天候は暑い日中と長い涼しい夜という特徴を持ち、それによりブドウが時間をかけて熟成し赤ワインの豊な色とフレーバーが生まれます。また、標高約430ｍから1,100ｍの火山性の土壌はワインの深みを増し、マジーは赤ワイン、特にカベルネ・ソーヴィニョンで高い評価を得るワイン産地となりました。現在では、NSW州のブドウの生産量で３番目の地域となり、40以上のセラードアがあります。
※この情報は2021年12月時点のものです。
（出典：ニュー・サウス・ウェールズ州）

Credit：Destination NSW

マレー・ダーリングのワイン産地はビクトリア州とNSW州にまたがっていますが、素晴らしいワインの生産地がNSW州内に広がっています。1888年にワインの生産を始め、今も質の良い、手頃な価格のワインで知られています。
シャルドネ、シラーズ、カベルネ、メルローが有名ですが、サンジョヴェーゼ（Sanjiovese）やピノ・グリ（Pinot Gris）などの新しい品種にも挑戦し、評価を得ています。
（出典：ニュー・サウス・ウェールズ州）

Credit：Destination NSW

ニュー・イングランドは、NSW州の最も新しいワイン産地です。グレート・ディバイディング山脈沿いの高い標高の涼しい気候と低い所にある暖かい場所にブドウ畑が広がっています。涼しい気候はリースリングを作るのには完璧な環境です。
（出典：ニュー・サウス・ウェールズ州）

Credit：Destination NSW

オレンジのワイン産地は地形、土壌、天候、気温という点でワインの生産に最適な場所です。ブドウが育つ時期の涼しい気温と乾燥した秋はブドウの生育には最適です。赤ワインは、シラーズ、カベルネ・ソーヴィニョンが多く、次にメルロー、ピノ・ノワールが続きます。白ワインは、シャルドネ、ソーヴィニョンブラン、ピノグリとリースリングが主なワインになります。
（出典：ニュー・サウス・ウェールズ州）

Credit：Destination NSW

1990年代からワインを生産するようになった小さな地域で、シラーズが有名です。この地域のシャルドネとシラーズは’Collexion’というラベルを付けて販売されています。
（出典：ニュー・サウス・ウェールズ州）

Credit : Chloe Smith Photography; Visit Wagga Wagga
Credit : Destination NSW

グリフィス（Griffith）が中心の町のリベリナはNSW州で最も大きなワインの生産地です。1912年からワインを造り始め、現在では３代目、4代目がワインを世界へ輸出するまでに成長しました。ソーテルヌ・スタイルの貴腐セミヨン（Botrytis Semillon）が特に有名でリベリナ地区はデザートワインで世界でも高い評価を得ています。
（出典：ニュー・サウス・ウェールズ州）

Credit：Destination NSW

シドニーから南へ約2時間の海沿いのワイン産地。16のセラードアがあり、毎年約40万本のワインを生産しています。鮮やかな色とプラムを思わせる香りが楽しめるフランスの赤ワインのハイブリッド品種、シャンブルサン（Chamboucin）の産地として知られています。毎年6月に開かれるワインフェスティバルには多くの人が訪れます。
※この情報は2021年12月時点のものです。
（出典：ニュー・サウス・ウェールズ州）

Credit：Destination NSW

ミッタゴン(Mittagong) とボーラル(Bowral)に囲まれた地域はピノ・ノワールの産地として有名です。ピノ・ノワールを造るのに適したこの地域の高地が注目され、1990年代からワインの生産が盛んになりました。現在では60以上のブドウ畑がありピノ・ノワールとピノグリの生産が増えています。
※この情報は2021年8月時点のものです。
（出典：ニュー・サウス・ウェールズ州）

Credit: NSW Wine Industry Association

スワン・ヒルはビクトリア州との境に位置し、美しい景色に囲まれた地域です。シドニーからもバスや電車でアクセス出来、地域内でもバスやタクシーを使ってワイナリーを巡る事が出来ます。毎年3月には、食とワインのイベント’The Swan Hill Region Food & Wine Festival’が開催され、多くの人が訪れています。
（出典：ニュー・サウス・ウェールズ州）

Credit：Destination NSW

NSW州の中でも最も寒いスノーウィー・マウンテンズの麓にブドウ畑が広がるタンバルンバは、スパークリングワイン用のシャルドネとピノ・ノワールがブドウ畑全体の約75％を占めていますが、ここ10年でこの品種を使ったテーブルワインも作られるようになり、2006年にはNSWワイン・オブ・ザ・イヤーも獲得しています。
※この情報は2021年12月時点のものです。
（出典：ニュー・サウス・ウェールズ州）