料理好きたちのダイニング 身体美容家 優木まおみさん

2021.12.22

料理上手じゃないからこそ、
手間がかからない食卓に

―お料理はどのくらいの頻度でされていますか?
料理って言えるのかはわからないけれど、毎日何かしらは作っていますね。子どもがいるので、基本的には3食作らないといけないから……。だけど私、料理は得意じゃないんです(笑)。むしろ苦手なほうなのに、いかに工程で手を抜けるかっていうのを考えています。お皿を少ししか出さなかったり、料理でもチューブの調味料を積極的に使ったり。どうやって作業量を減らすかっていうのを考えていますね。
―例えば、どんなことを実践されていますか?
そのまま出しても様になる容器を使って洗い物を減らしたり、料理でもチューブの調味料を積極的に使ったり。どうやって作業量を減らすかっていうのを考えていますね。<イワキ>の耐熱皿は蓋を開ければそれだけでおしゃれに見えるので、ものすごく愛用しています。
―食事面でも気をつけていることはありますか?
なるべく食事から栄養を摂りたいとは思っています。ジャンクなものだけでなく、食事のなかで栄養素を入れられるといいな〜と思ってはいるけれど、それだけでは補えないものはサプリメントなどで補給することもありますね。私はどちらかというと食事を作ることが義務になってストレスを感じてしまうこともあるので、食事はできるだけ楽しむ方向を大事に考えていますね。
―食事を楽しむときに大切にしていることはありますか?
例えば、「有機野菜にこだわる」とか決めてしまうと自分自身が大変になってしまう。だから、妥協するところはするんです。その代わり、いいお肉を楽天市場でお取り寄せしたり、いい調味料を使って調理するだけで、家でも簡単に美味しいものを食べることができます。好きな時間に選ぶことができるネットショッピングには、いつも助けられていますね。
―ネットショッピングではどんなものを買われますか?
今回のように調理器具を買うこともあれば、美味しいお肉を買うこともありますね。時間がないときにも重宝しているのは口コミ評価を確認できる点。コメントや評価を見て、それを参考に選ぶことも多いです(笑)。口コミといえば、友人からのリコメンドも大事にしていますね。例えば、このプレスシールのラップは大型スーパーで買った友人からのお薦めで購入してから、ずっと愛用している製品です。

好きなものを食べるために、
身体を動かす。

―身体美容家という職業柄、体型キープのために食事面で心がけていることはありますか?
美しさは人に決められるものではなく、自分の良さは自分で大事にすることが身体美容家認定協会として発信していることなんです。なので、自分自身を見直して心を元気にすることを提唱しています。だから、食事を頑張りすぎて憂鬱な気持ちになるよりは、気にせずいられるように運動することを推奨しているんです。好きなものを食べて、しっかり運動することでキレイをキープしていきたいですよね。
―優木さん自身も食事を作る義務感につらくなったことはありますか?
私自身がそうでしたね。子どものために自分の時間を犠牲にすることがストレスになってしまって、一度料理を作ることが嫌いになってしまいました。やることが正義ではなくて、抜けるところは抜くことが大切。手間はかけないけど、美味しいご飯だって作ることができます! これは身体作りにも言えることですね。
―身体作りではどんなことを意識されていますか?
食事と同じように、無理をしないこと。気持ちいい運動を提案しているので、私自身も気持ちよく続けられるおうちピラティスを推奨していますね。一生懸命ノルマをこなすよりも続けていくことが大事。素敵な写真をあげるよりも、無理せず日々の生活を向上させることが大事だと思っています。

優木まおみ(ゆうき まおみ)

タレント、モデルとして活動するかたわら、2017年に自身の産後のリカバリーでピラティスと出会い、その素晴らしさと可能性に感動し、ピラティスインストラクターの資格を取得。現在は、一般社団法人身体美容家認定協会を設立し、ボディラインや身体の不調に悩む全ての人たちに向けた、覚えて簡単に自宅で実践できる身体美容ピラティス『MAOBICS』メソッドを考案し、色々な場でセミナーや、講座などを行い指導している。二児の母。

猪原悠(TRON)
編集・インタビュー:長野宏美