父の日に手作りのプレゼントを贈って
お父さんに喜んでもらいましょう!
父の日に贈る手作りプレゼントは、どのようなものが良いのでしょうか?子供の成長段階ごとに、おすすめのプレゼントと作り方を3つずつ紹介します。
1-1. 幼児
まだ指先の動きがおぼつかない0歳児や1歳児など、幼児の子供は、お母さんやおじいちゃん、おばあちゃんなど周りの大人の方も手伝ってあげながら、ペン立て、お守り、ネクタイかけを作ってみてはいかがでしょうか?
手作りペン立て
トイレットペーパーの芯を3つぐらい、厚紙などしっかりした紙(ペン立ての土台になる部分)、ペン立ての周りに貼る飾り用の紙(子供が絵を描いたりシールを貼ったりしたもの)を用意します。 トイレットペーパーの芯に飾り紙を貼り、土台に接着剤などで芯をしっかり貼りつければ完成です。
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お守り
厚紙やプラバンでお守りを作って贈るという方法もあります。プラバンとは、薄いプラスチック板です。文字や絵を描いてからトースターで焼くと、熱が加わることで縮み、厚さも出て、しっかりした硬さのパーツが完成します。 仕事や出張に出かけるお父さんのために、「無事に帰ってきますように」の願いを込めて、厚紙やプラバンにカエルの絵やモチーフを付けたり、お父さんの似顔絵を描いたりして、紐を通してお守りを作りましょう。
ネクタイかけ
ハンガーの下の横棒部分にネクタイ幅より広めの幅の毛糸を輪っかの状態になるようにつけて、その輪っかの中にネクタイをかける部分にします。あとは、子供が描いた絵を貼ったり、ハンガーの土台部分にテープや毛糸を巻き付けたりして飾れば完成です。
1-2. 小学生
小学生におすすめの父の日の手作りプレゼントとして、似顔絵、肩たたき券、キーホルダーの3つを紹介します。お母さんが見守ってあげたり、兄弟姉妹で助け合ったりしながら作ると良いでしょう。
似顔絵
子供からもらって嬉しいプレゼントの定番である似顔絵。画用紙や厚紙にお父さんの顔を描いて贈りましょう。
お父さんの好きな色を使ったり、好きなものも一緒に描いたりすると、さらに喜ばれるはずです。
肩たたき券
文字を書ける小学生は、画用紙とペンを用意して、複数枚を回数券式につづった肩たたき券を手作りしても良いでしょう。日頃の感謝を込めて「お父さん(お母さん)いつもありがとう」など一言添えてみるのも良いでしょう。いつも家族のために頑張ってくれているお父さんに、感謝やいたわりの気持ちを込めて作ります。切れ目の部分は定規で切り取り線を描くと親切です。 お父さんによっては、「マッサージ券」「お風呂で背中を流す券」「ビールを注いであげる券」などに替えても喜ばれるでしょう。
キーホルダー
「プラバン」と呼ばれる薄いプラスチック板に油性ペンなどで好きな絵や文字を書き、金具を通すための穴を開けてからオーブントースターで加熱します。あとは、キーホルダー用の金具を付ければできあがり。
縮むことを想定して大きめに描くことと、火傷をしないように気をつけましょう。
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1-3. 中学生
中学生になると、さらにレベルアップしたプレゼントを制作するができます。フォトフレーム、アルバム、布のブックカバーを紹介します。
フォトフレーム
お父さんの部屋や寝室、職場の机に飾れるようなフォトフレームを作ってみてはいかがでしょうか。 枠は厚紙やシールなどを使って自作してもいいですし、100円ショップなどに売っている木製やプラスチック製などの枠を購入して、花や動物などのモチーフの飾りをつけて装飾してもかまいません。 家族の思い出写真などとびきりの1枚を選んで枠に収め、花や貝殻、和紙などで写真の周りをおしゃれに飾りましょう。
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アルバム
アルバムにしたい写真を複数枚、写真の枚数分で、写真より大きめに切った色画用紙、表紙用のおしゃれな厚めの紙・両面テープ・飾り用のマスキングテープやシールなどを用意します。
色画用紙の四つ角に、カッターなどで写真を入れる切り込みをつけ(鉛筆で印をつけてから切ると良い)、写真の角を切り込みに入れて挟みましょう。
写真の周りをシールなどで飾り、色画用紙の端っこを両面テープで本状になるように貼ります。最後に表紙をつけたら完成です。
布のブックカバー
読書好きなお父さんには、本のサイズに合わせたブックカバーを手作りして贈ってみましょう。
文庫本の場合、縦18cm×横74cmのサイズで布を用意します。右端から10cmの位置で谷折りし、さらに5cmの位置で山折り。左端から25cmの箇所に合印をつけて谷折りし、7cmのところで山折り、さらに7cmの箇所で谷折りします。それぞれの折り目はしっかりつけましょう。
中表で折ると、最初に折った端と布端が重なって、横幅が25cmになります。縦の上下に縫い代を1cm取って直線状に縫います。
アイロンをかけてから、中表になっている部分を表にひっくり返します。さらに、ポケットになっている部分も表に返せば完成です。
(※今回紹介したサイズはあくまでも一例です。)
1-4. 高校生
高校生なら、さらに高度な手作りプレゼントを制作できるでしょう。DIYインテリア、パソコンカバー、手作りキットを紹介します。
DIYインテリア
DIYで収納ボックスなどのインテリア用品を作ってみてはいかがでしょうか。一例として、本や小物を入れられる木の箱を紹介します。
準備するものは、天板/底板(370×270mm)2枚、側板(246×248mm)2枚、背板(246×370mm)1枚、釘適量、金づちです。
きちんと箱状になるように各板を合わせ、確認してから釘を打ちます。釘を打つ位置に印をつけ、下穴を開けてからおこなうとやりやすいです。全面が接合できれば完成です。ニスを塗ったりペンキで色をつけたりしても良いでしょう。
(※今回紹介したサイズはあくまでも一例です。)
パソコンカバー
お父さんが愛用しているパソコンのサイズを測り、パソコンの画面を保護するカバー、もしくはノートパソコン全体を包んで持ち運べるケースを作るのもおすすめです。ギリギリのサイズだと縫い代が取れないため、大きさに余裕を持って布を切り、縫い合わせましょう。
入れるパソコンの厚みにも考慮が必要です。キルティング生地を使う、もしくは2枚の布の間に中綿を詰めると、クッション性があって保護力もアップします。
手作りキットを活用
お店やインターネットで販売されている手作りキットを活用すれば、難易度の高いものも比較的簡単に手作りできます。
ハーバリウムや卓上で楽しめる苔キットなどの植物で、お父さんに癒しをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。また、味噌やバターといった食品を作れるキットなども売られています。
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