【大調査】子どものスマホ利用制限は必要?年齢別の対応とルール例
2025/10/29
子どものスマホの利用に制限を設けている人は約半数で、時間の制限を設けている家庭が多いです。この記事ではスマホ利用のルールに関するアンケートの結果をまとめ、ルール内容や注意点について紹介しています。

子どもにスマホデビューをさせようと思っているママ・パパの中には、長時間利用による生活リズムの乱れや、SNSでのトラブルなどが心配な方も多いですよね。「どんなルールを決めれば良いの?」と迷う方もいるでしょう。
そこで今回は、楽天ママ割メンバー1,000人を対象に「子どものスマホ利用制限」についてのアンケートを実施しました。実際に設けているルールや決め方など、リアルな声を紹介します。
【楽天ママ割メンバー対象アンケート】
期間:2025/8/20-9/5
回答者全体(N=892)
目次
スマホ利用に制限をかけている家庭は約半数!
子どものスマホデビューにあたって、ほかのご家庭が利用制限を設けているのか気になる方も多いのではないでしょうか。
楽天ママ割メンバーに、「子どものスマホ利用に制限を設けていますか。」とアンケートしたところ、「設けている」が54%、「設けていない」が46%となり、半数以上の家庭が何らかのルールを決めていることが分かりました。

制限の内容は、使用時間やアプリの利用範囲など、家庭によってさまざまです。ここからは、具体的な制限内容や、その理由について詳しく解説します。
制限内容:使用時間・アプリ利用
子どものスマホの利用を制限している方に、「どのような利用制限を設けていますか」と質問すると、「総利用時間の制限(58.2%)」が最も多い結果となりました。続いて、「使用可能アプリの制限」が54.1%、「アプリ内決済の制限」が48.4%となっています。

この結果から、総利用時間やアプリに関する制限を設けているご家庭が多いことがうかがえます。
また、フィルタリング機能を使う家庭も多いようです。フィルタリングをかけると、有害なコンテンツへのアクセスや課金があった場合に、保護者のアカウントに通知が届くなど、状況に応じたフォローが可能となります。そのほか、家庭以外への持ち出しの制限をしている家庭も見られました。
制限の理由:トラブル防止・健康・学業など
子どものスマホに制限を設けた理由として、最も多かったのは「ネット上のトラブルを防ぐため(64.8%)」でした。

インターネット上には、間違った情報や性的なコンテンツなどがあり、意図せず不適切な情報に触れてしまうことが少なくありません。また、SNSでの誹謗中傷やいじめに巻き込まれるリスクもあります。子どものネットリテラシーを高めるとともに、フィルタリング機能で制限することで、こうしたリスクを軽減したいと考える保護者が多いことがうかがえます。
また、「視力や健康への悪影響を防ぐ」、「勉強に集中してほしい」も多い結果となりました。スマホを使いすぎてしまうと、健康や成績が悪くなったり、スマホ依存症になったりする可能性があります。そのため、利用制限を設けて、スマホを使用できる時間と使用できない時間のメリハリを付けられると良いですね。
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フィルタリングは「あんしんコントロール」がおすすめ
楽天モバイルでは、18歳未満を対象にした「あんしんコントロール」を提供しています。18歳未満が楽天モバイルを契約する場合は申し込みが必須となり、子どもの安全なスマホ利用をしっかりサポートできる安心のサービスです。
あんしんコントロールには主に次の4つの機能があります。
- お子さまの位置情報確認
- フィルタリング(有害サイトのブロックなど)
- 利用状況の見守り
- 基本機能・そのほか
年齢や生活リズムに合わせてフィルタリングの強度や利用時間を設定でき、家庭ごとのルールに応じて手軽に調整できる点が大きな魅力です。
楽天モバイルの契約や切り替えを検討している方は、「楽天ママ割メンバーが答える 楽天モバイル徹底調査!」も併せてご覧ください。楽天ママ割メンバーのリアルな声が参考になるかもしれません。
スマホデビューの年齢:12~14歳が多い
スマホを持ち始める年齢として多かったのは、「12~14歳(31.0%)」という結果になりました。小学校から中学校に上がるタイミングで生活範囲が広がるため、安全面を考慮して持たせる家庭が増えるようです。また、友達同士のコミュニケーションや情報共有で必要性が高まる時期でもあります。

一方で、12歳以下でスマホデビューする子も少なくありません。低年齢からスマホを持たせるのは、塾や習い事で帰宅が遅くなる際に連絡を取りやすくする、といった理由が考えられます。
平均利用時間:1時間半〜2時間半
スマホの1日の平均使用時間として最も多かったのは、「3時間以上(33.6%)」でした。「1時間30分〜2時間」が19%、「2時間〜2時間30分」が18.6%と続き、主に学校の宿題が終わってから寝るまでの自由時間に使う家庭が多いようです。

集中してゲームや動画を楽しんでいると、想像以上に時間が経ってしまうことがあります。特に夜寝る前にスマホを使う場合は、就寝時間が遅くならないように注意が必要です。
スマホ利用のルールを決めている家庭は約半数
子どものスマホの利用にあたっては、時間制限やアプリのフィルタリングといった物理的な制限に加えて、親子で独自のルールを設けている家庭も多いです。
「スマホ利用についてのルールは決めていますか」という質問では、「ルールを決めている(決める予定)」と答えた方が56.2%にのぼり、約半数の家庭がルールづくりに取り組んでいることが分かりました。

ここからは、楽天ママ割メンバーがどのようにルールを決めているのかを詳しく紹介します。
ルールは親子で話し合って決めた家庭が多い
「スマホ利用ルールはどのように決めましたか?」という質問では、56.2%が「お子さまと話し合って決めた」と回答しました。

親子で一緒に考えることで子どもの納得感が高まり、「自分が決めたから守ろう」という気持ちが芽生えやすくなることがメリットです。また、ルールづくりを通して「なぜ必要なのか」の話し合いをする機会にもなり、健康への影響や課金トラブルについての理解を深めるきっかけにもなります。
一方、43.8%は「保護者が決めた」と回答しました。これには、子どもの意見でルールが甘くならないようにするという目的があるようです。
一度決めたルールは子どもの年齢や日頃の様子、家庭環境の変化に合わせて見直していくことが大切です。あえてルールを緩和して自主性を育てると、将来的にスマホの使い方を自分でコントロールする力を養うことにもつながります。
後悔・困りごとから学ぶスマホ利用の注意点
スマホデビューを検討中のご家庭は、心配事も多いですよね。アンケートでは、「依存や視力の悪化」を懸念している方が80.5%にものぼりました。そのほか「SNSなどのネットいじめ」が60.8%、「アプリやネットなどの課金」が53.8%と、保護者はさまざまな不安を抱えていることがうかがえます。

ここからは、実際にスマホを持ち始めた家庭で「困った」「こうすれば良かった」と感じた体験談を紹介します。家庭でのルールづくりのヒントとして、ぜひご活用ください。
子どものスマホ利用で困ったこと
スマホを持たせて「困ったことや後悔したこと」をアンケートしたところ、最も多かったのが「時間を守らない(49.1%)」でした。

制限をしても子どもが自分で解除したり、そもそも設定が面倒だと感じたりする保護者もいます。依存のリスクを回避するためにも、定期的にアプリやフィルタリング機能で利用状況を確認し、ルールを守れているか見守ることが大切です。
さらに、「就寝時間が遅くなった(35.4%)」や「勉強をする時間が減った(24.3%)」など、生活習慣の乱れに悩む家庭が多いことも分かります。
睡眠や勉強などの優先順位を子どもとしっかり確認し、休憩のタイミングやご褒美としてスマホを使うなどの工夫をすると良いでしょう。このように日々の利用状況を意識することで、時間の使い方を見直すきっかけにもなります。
「こうすれば良かった」と感じたこと
ルールを決めた後に、「もっとこうしておけば良かった」と後悔する方も多いです。「ルールや制限を決める前に、『こうすれば良かった』と感じたことがあれば教えてください」と質問したところ、33.6%の方が「事前の明確なルール決め」をしていなかったことに後悔していました。

ルールが曖昧なまま持たせると、後から制限をかけたときに、子どもが納得しにくくなることがあります。子どもがわかりやすいように、使用時間やタイミング、課金額などを具体的に設定することが大切です。
また、18.9%の方が「保護者のスマホ利用の見直し」をすれば良かったと回答しました。お手本となる親がスマホとの付き合い方を改めて見直し実践することで、子どもも自然と正しい使い方を身につけられるでしょう。
保護者がスマホ利用で意識していること
家庭内では、お手本となるママ・パパもスマホの使い方に気を付けることが重要です。
「保護者自身のスマホの利用で意識していること」をアンケートしたところ、最も多かったのは「食事中や会話中は見ない(46.1%)」でした。

家族の時間を優先し、スマホとの距離感を意識している方が多い結果になりました。また、小さい子どもがスワイプなどの操作をしている場面を目にすることで、親自身の使い方を見直すきっかけになった家庭もあるようです。
さらに、19.4%が「親もルールを守るようにしている」と回答しており、子どもにお手本を示そうとしている様子がうかがえました。
子どものスマホの利用に関して、寄せられた先輩ママのアドバイスを一部紹介します。
・クレジットカードの利用履歴をこまめにチェックして課金の有無を確認する
・子どもが使用時間や危機管理を自分で管理できるようになってから持たせる
・多少は制限が必要だが、厳しすぎると逆効果になることも
一方で、「逆にアドバイスが欲しい」という声も多く見られました。多くのご家庭がスマホとの付き合い方を試行錯誤しており、「ほかの家庭ではどうしているのか知りたい」「上手な付き合い方を学びたい」と感じているようです。
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アンケート結果から、子どものスマホの利用に制限を設けているご家庭は54%と分かりました。制限の内容は、利用時間や課金に関するものが多く見られます。
フィルタリング機能を上手に活用し、年齢に応じてルールを見直すことで、不適切な情報への接触やSNSでのトラブルを未然に防ぐことができます。家庭ごとに合ったルールを親子で話し合いながら決めると、子どもが安心してスマホを使える環境を整えられるでしょう。
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