なぜ産後の恨みは一生なの?理由や気持ちの和らげ方を紹介【体験談】
2025/11/13
「産後に受けた周囲からの心無い言動は一生忘れない」という意味の言葉です。楽天ママ割メンバーのアンケート結果をもとに、経験談やネガティブな感情を手放す方法などを紹介します。

「産後の恨みは一生」という言葉があるように、何気ない言葉や行動が忘れられず、長いあいだモヤモヤした気持ちを抱えているママは少なくありません。「いつになったら許せるんだろう」「なんでこんなに心に引っかかるんだろう」と、自分の気持ちに戸惑う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、楽天ママ割メンバーを対象に、産後に嫌だったと感じたことや、気持ちを切り替えるための方法についてアンケートを実施しました。「ネガティブな感情を手放したい」と感じている方も、ぜひ最後までご覧ください。
【楽天ママ割メンバー対象アンケート】
期間:2025 9/5~9/22
回答者全体(N=876)
目次
「産後の恨みは一生」とはどんな意味?
「産後の恨みは一生」とは、出産後に感じた周囲の人への不満や悲しみが、時間がたってもなかなか消えないという意味の言葉です。決してママの性格の問題というわけではなく、心身の負担が大きい産後ならではの心理状態を表しています。
出産後は、寝不足や慣れない育児の疲れなどで、心がとても繊細な時期です。そのため、夫や家族の何気ない言動に深く傷つき、一生忘れられないほどの深い感情を抱くことも珍しくありません。
一方で、パパもママの心や体の変化に戸惑い、どう接していいか悩むことがあります。ママもパパもそれぞれ慣れない状況に置かれているからこそ、お互いが少しずつ歩み寄り、支え合うことが大切です。
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産後に受けて“嫌だ”と感じた言動
楽天ママ割メンバーのうち、産後に嫌だったと感じたことが「たくさんある」または「少しある」と回答した方は53.6%にのぼり、半数以上のママがネガティブな感情を抱いた経験があることがわかりました。

その相手としては、51.5%が「夫・パートナー」であり、産後のモヤモヤの原因として最も多いことがうかがえます。夫は一番の味方でいてほしい一方で、実際には思うようにサポートしてもらえないことがあります。妻の理想と夫の行動のギャップが、不満や恨みとして心に残りやすいのかもしれません。

また、36.8%が「自分の親」、36.4%が「義理の親」と回答しており、両親に対して不満を持つママの声も多く聞かれました。親世代は自身の経験からアドバイスをしたい気持ちがありますが、過度な干渉はストレスに感じてしまいます。そのほか、「医療スタッフ」や「見知らぬ人」を挙げた方もいました。
産後のママは心も体もナイーブな状態で、非協力的な態度や、良かれと思ったアドバイスでも傷つくことがあります。ここからは、ママたちが実際に「嫌だった」と感じた具体的な言動をランキング形式で紹介します。

第1位:体調や感情に配慮してくれなかった
43.3%の楽天ママ割メンバーが「体調や感情に配慮してくれなかった」と回答し、最も多い結果となりました。
出産直後のママは、ホルモンバランスの変化や寝不足などで心身ともに不安定な状態になりやすいものです。そんな中で「まだ寝ているの?」「そんなにイライラしないでよ」といった、つらさを理解してもらえない態度や一言に傷つくママが多くいます。
「理解してほしい」「寄り添ってほしい」という思いが解消できないまま積み重なると、一生と思われるほどの傷を残すことがあります。
第2位:育児方針や生活習慣に口出しされた
38.7%が「育児方針や生活習慣に口出しされた」と回答しました。実母や義母などからの「昔はこうだった」「そんなやり方で大丈夫?」といった言葉にストレスを感じたママの声はよく聞かれます。
周囲はアドバイスのつもりでも、自分なりに正解を模索しながら育児に奮闘するママにとっては「否定された」と感じるのかもしれません。
第3位:育児や家事への協力が不十分だった
36.9%が「育児や家事への協力が不十分だった」と回答しました。パパは育児をしているつもりでも、実際は「言われなければ動かない」「自分で知識を増やそうとしない」など、手伝い感覚で家事や育児に取り組む姿勢に不満を感じるママも多くいます。
このように、夫に主体性がないと、ママは「一人で頑張っている」という孤独感を抱きやすいため、注意が必要です。
第4位:心無い言葉をかけられた
続いて、35.2%が「心無い言葉をかけられた」となりました。「母乳が足りていないんじゃない?」「部屋が散らかってるけど1日何してたの?」など、ママの育児や家事を否定するような言葉は、悪気がなくても心に深く刺さってしまいます。
特に、義母の場合は言い返しにくく、モヤモヤやストレスとして記憶に残ってしまうことが多いようです。
第5位:睡眠や休息の時間を十分に取らせてくれなかった
24.3%は「睡眠や休息の時間を十分に取らせてくれなかった」と回答しました。「赤ちゃんが昼寝をしている間は一緒に休んで」といわれることもありますが、赤ちゃんの睡眠が細切れだったり、その間に家事をこなさなければならなかったりと、実際にはサポートがないとゆっくり休むことができません。
こうした寝不足や疲労の積み重ねは、イライラや不安感などを増幅させ、さらにネガティブな思考につながることがあります。

産後に周囲から受けた言動が深く記憶に残る理由
産後に嫌な記憶が残りやすい要因は、ホルモンバランスの乱れや寝不足などさまざまです。妊娠中から陣痛・出産を経て、産褥期が終わるまで、ママの心身には大きな負担がかかります。
妊娠中に起こった変化が解消していく期間は「産褥期」と呼ばれ、産後6〜8週間ほど続くのが一般的です。この間、自分の感情を思うようにコントロールできなくなることは、多くの女性が経験します。
楽天ママ割メンバーに「嫌な気持ちが生まれる原因」を聞いたところ、「産後の身体的・精神的な負担(62.7%)」や「周囲、特にパートナーの無理解や協力不足(48.0%)」が上位に挙がりました。特に、夫婦間でのすれ違いはママの孤独感を刺激し、恨みや後悔として残ることも少なくありません。

一方で、家族からの気遣いや温かい言葉も心に響きやすい時期といえます。周囲の方がママに寄り添った言動ができれば、赤ちゃんと穏やかな気持ちで過ごせるでしょう。
また、出産後は「産後クライシス」や「マミーブレイン」「産後うつ」に悩むママも多くいます。これらについては、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひあわせてご覧ください。
嫌な気持ちを手放す方法
産後のモヤモヤやイライラした出来事を思い出すたびに、心が疲れてしまうこともあります。ネガティブな気持ちを和らげるためには、自分の状態と向き合い、整理していくことが大切です。
楽天ママ割メンバーは、誰かに気持ちを打ち明けたり、一人の時間を楽しんだりと、さまざまな方法で心を安定させています。

ここからは実際にママたちが取り入れている「嫌な気持ちを手放す具体的な方法」を紹介します。
信頼できる人に話を聞いてもらう
産後の嫌な感情を和らげる方法として、26.6%の楽天ママ割メンバーが「友人や信頼できる人に愚痴を聞いてもらった」と回答しました。
自分の感情を言葉にすることで、心の中のモヤモヤを整理できる「カタルシス効果」が期待できます。話し相手は、友人や実母、ママ友など、共感してくれる人を選ぶのがおすすめです。
また、楽天ママ割メンバーの中には、「AIに嫌な気持ちや出来事を聞いてもらった」という方もいました。旦那や親など、身近な人には相談しにくい内容も、AI相手なら気兼ねなく本音を話せます。
参考:働く人のメンタルヘルス・ポータルサイトこころの耳「2 傾聴の効果」
自分の気持ちを相手に伝える
20.4%の楽天ママ割メンバーは「自分の気持ちを正直に相手に伝えた」と回答しました。産後のモヤモヤや不満をため込んだままだと、心の中で深い恨みに変わることがあります。夫や家族に自分の気持ちを理解してもらうことで、その出来事に一区切りつき、気持ちが少しすっきりするでしょう。
「こうしてもらえると助かる」「体がつらいときは積極的に手伝ってほしい」など、具体的な要望を添えると、仕事で忙しいパパともすれ違いを防げます。
一人の時間を作る
「育児や家事から離れて、一人で過ごす時間を作った」という楽天ママ割メンバーも12.8%いました。短時間でも自分のペースで好きなことをして過ごすと、リフレッシュでき、心の余裕を取り戻すことができます。一人時間を過ごした後は、感謝の言葉を伝えることで、家族との関係も和らぎます。
長時間の外出が難しい場合は、コンビニスイーツを食べたり、リビングから離れた部屋で読書をしたりするだけで十分です。心安らぐ時間を意識して作ることで、気持ちの切り替えや心の安定につながります。

必ずしも一生続くわけではない
「産後の恨みは一生」といわれますが、時間の経過や生活の変化によって、感情は少しずつ和らぐこともあります。楽天ママ割メンバーへの調査でも、嫌な気持ちは徐々に落ち着き、パートナーや家族との関係も改善する傾向があることがわかりました。
ここからは、嫌な気持ちを抱いた相手との関係性の変化や、感情が続いた期間について詳しく解説します。
嫌な気持ちを抱いた相手との現在の関係は良好が約6.5割
ネガティブな気持ちを抱いた相手との現在のつながりについて聞いたところ、「問題を解決して良好な関係を取り戻した」が25.9%、「解決はしていないものの関係が改善された」が15.8%となり、約4割のママがしっかり修復できていることがわかりました。
さらに、心の中では完全に許せていなくても表面上は良好な方を含めると、約6.5割にのぼりました。

一時的にモヤモヤや不満があっても、時間の経過やコミュニケーションを通じて関係性が改善されるケースは多く見られます。
産後のホルモンバランスが落ち着くと、「なぜあんな一言でイライラしたのだろう」と不思議に思うママも珍しくありません。お互いが少しずつ歩み寄ることで、信頼や安心感を取り戻すことが十分に可能です。
嫌な気持ちが続く期間は約7割が1年以内
嫌な気持ちが続く期間は個人差がありますが、楽天ママ割メンバーへの調査では、約7割が「産後1年以内」と回答しました。多くの場合、時間の経過や育児への慣れによって、モヤモヤした感情は徐々に落ち着いていきます。
1年以上続く方でも、子どもが小学生になるころには記憶は薄れ、子どもと一緒に過ごす中で自然と前向きになれることが多いようです。

産後は、悲しみや怒りでつらくなることもありますが、必ずしも長期間にわたって負の感情に悩まされるわけではありません。ネガティブな気持ちは一過性のものとして捉え、できるだけ子どもと穏やかに過ごすことが大切です。
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「産後の恨みは一生」というように、出産後のイライラや悲しみ、モヤモヤした感情が長く尾を引くことがあります。たとえば、体調や感情に配慮してくれなかったり、育児方針に口出しをされたりすると、ママは負の感情を抱きやすいことがわかりました。
しかし、本当に恨みが一生続くとは限りません。多くのママは産後1年程度で気持ちが落ち着き、家族とも良好な関係を築いています。信頼できる人に話を聞いてもらったり、一人の時間を作ったりして、気持ちをリフレッシュできると良いでしょう。
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