子連れで海水浴に行く際の持ち物は?注意点やおすすめの海水浴場も
2025/7/28
子連れで海水浴に行くときは子ども用のタオルや浮き輪などが必要になり持ち物が増えます。忘れ物をしないよう持ち物の確認をしましょう。持ち物リストに加えて、子連れで海水浴に行く際の注意点なども解説します。

海開きが近づくと、「子どもと海水浴に行く際に必要なものは?」「海で快適に過ごすためにはどうする?」などの疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。子連れのお出かけは荷物が多く、忘れ物をしがちです。現地に着いてから「必要なものがなかった」ということがないように、事前に海水浴の必需品や、あるとより楽しめるアイテムを確認しましょう。
この記事では、子連れ海水浴で必要な持ち物や注意点などを解説します。関東と関西それぞれのおすすめの海水浴場も紹介するので、お出かけの参考にしてください。
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目次
子連れで海水浴に行く際の持ち物リスト
子連れで海水浴に行く際に必要な持ち物は、次のとおりです。

上記の持ち物は、必ず必要になるため、忘れないようにしましょう。次に、それぞれのアイテムの補足やおすすめの商品を紹介します。
水着・ラッシュガード
海水浴において、水着は必須です。浅瀬であれば洋服でもいい気がしますが、通常の衣類は水を含むと重たくなったり伸びたりして安全に遊べません。そのため、きちんと水着を着るようにしましょう。水着は、家を出る時に服の下に着ていくと現地での着替えが楽になるのでおすすめです。
また、水着の上からラッシュガードを着ると、紫外線や日焼けから肌を守れます。しかし、砂浜に上がってからも濡れたラッシュガードを着たままだと体が冷える可能性があります。
泳ぐ用と砂浜用の2枚用意したり、砂浜ではラッシュガードではなくタオルやパーカーを羽織ったりなど工夫すると良いでしょう。
サンダル
夏の砂浜は、裸足では歩けないほど熱くなります。また、貝殻やガラスなどが落ちている可能性もあるため、サンダルを用意しましょう。
ビーチサンダルは着脱しやすく水遊びに適しているように思いますが、脱げやすいため履いたまま海に入ることはできません。マリンシューズであれば、そのまま海に入れるためおすすめです。
タオル
海水浴では、濡れた体を拭くためのタオルも必要です。海から上がって濡れたままだと体が冷えてしまうため、その都度タオルで拭くようにしましょう。
最低でも一人あたり、海水や砂がついた体を拭く用とシャワー後に使用する用の2枚はあると安心です。荷物を減らしたい場合は、バスタオルではなくスポーツタオルでも良いでしょう。
子どもは、体に巻けるラップタオル(巻きタオル)を使う子が多い傾向にあります。タオルを体に巻いた状態で両手が使えるため、着替えたり体が冷えた際にくるまって暖を取ったりできて便利です。
一般的に、ラップタオルのサイズの目安は次のとおりです。


帽子
帽子は紫外線対策・熱中症予防に必要です。特に、砂浜で遊ぶ際は下を向く時間が長くなるため、首の後ろが日焼けしやすくなります。ツバが広い形状やネックガードがついたタイプを選びましょう。
また、防水・撥水加工が施された素材やメッシュ素材のものは、濡れても不快感が少なく、水遊びでも活躍します。
1歳児が水遊びする際の注意点やおすすめおもちゃについて以下の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
日焼け止め
海水浴で心配なのが、肌の日焼けです。紫外線から肌を守るために、海では水に強いウォータープルーフタイプの日焼け止めを塗ると良いでしょう。
ただし、効果が高い日焼け止めは、肌への刺激が強い可能性があります。子ども用の日焼け止めは、天然成分でできたものや、せっけんで落とせるようなものを選ぶと良いでしょう。
また、ウォータープルーフではない日焼け止めを使用する場合は、こまめに塗り直してください。
おすすめのベビー用・子ども用日焼け止めは以下の記事でも紹介しています。あわせてチェックしてください。
着替え
家から着て行った服は、海水浴場に着いた時点で汗などで汚れている場合があります。帰宅時も快適に過ごせるように、清潔な着替えを用意するのがおすすめです。
また、服の下に水着を着て行くと下着を忘れやすいため、持ち物をよく確認してください。
ビニール袋
海水浴に限らず、ビニール袋は子連れのお出かけの必需品です。濡れた水着やタオル、ゴミをまとめるのに使えるため、多めに持っていきましょう。
ポリ袋だけではなく、持ち手がついたタイプや、ファスナー付きの袋があるとより便利です。
飲み物
海水浴では飲み物を必ず持参します。水やお茶のほか、熱中症対策用にミネラルや塩分が補給できるスポーツドリンクもあわせて用意しましょう。
凍らせた状態で持ち運ぶと、クーラーボックスが無くても数時間は冷たい状態を保てます。
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海水浴にあると便利な持ち物リスト
必需品ではないものの、海水浴にあると便利な持ち物を紹介します。

次に、それぞれのアイテムの補足やおすすめの商品を紹介します。
テント・ビーチパラソル
海水浴場は日陰が少ないことが多いため、熱中症対策や日焼け対策のために日陰が作れるテントやビーチパラソルがあると便利です。ワンタッチテントや軽量のビーチパラソルは、簡単に設営できます。
しっかり目隠しできるテントがあればママも周りを気にせず着替えができ、荷物の保管もしやすくなります。快適に過ごせるように、遮光性や通気性がある商品を選びましょう。
ビーチパラソル ブルー&シルバー 180cm

パラソルが直径180cmあり、広範囲をカバーできます。傘の角度を変えられるのもメリットです。ブルー×シルバーの色合いも爽やかで、砂浜に映えますよ。
レジャーシート
テントやビーチパラソルの持ち運びや片付けが面倒に感じる場合は、レジャーシートがおすすめです。ただし、レジャーシートはテントのように日陰を作れないため、陰になっている場所を探して休憩所にすると良いでしょう。
大きいサイズを選ぶと、砂浜でゆったりとお昼寝もできて便利です。海水浴場で使用する場合は、防水タイプの素材を選びましょう。
アサヒ興洋 Hide&Seek クッションマット

厚めの素材でできたクッションレジャーシートです。裏面はアルミ蒸着になっているため、汚れにくく洗いやすいのもうれしいポイントです。
クーラーボックス・保冷バッグ
クーラーボックスがあれば、飲み物や食べ物を冷たい状態でキープでき、熱中症や食中毒のリスクが軽減されます。
かさばるのが心配な場合は、保冷バッグがおすすめです。保冷力はクーラーボックスと比較すると劣るものの、使用後は小さく折りたたんで持ち帰れます。
クーラーボックスや保冷バッグは、氷よりも保冷剤を入れた方が長く保冷できますよ。
LOGOS(ロゴス) アクションクーラー 小 25L

2リットルのペットボトルが8本入る大きさです。固定ハンドルの他に肩掛けベルトも付いており、持ち運びしやすいことが魅力です。また、フタが取り外せるため、洗いやすく清潔に保てます。
サーモス アウトドア ソフトクーラー 22L

2リットルのペットボトルなら、6本入ります。インナーバッグ付きのため、小さいお菓子や子ども用ジュースなどを小分けに収納できるのが特徴です。外生地は撥水加工が施されており、汚れを気にせず使用できます。
軽食・お菓子
水遊びは想像以上に体力を消耗するため、休憩中につまめる食べ物を用意し、こまめにエネルギーチャージしましょう。塩気が強いおにぎりやスナック菓子があると、糖質や塩分補給ができます。
お菓子は、小包装のものが気軽に食べやすくおすすめです。また、凍らせたゼリーやフルーツは、暑さでほてった体をクールダウンできるだけでなく、保冷剤代わりにもなります。ただし、ゼリーは喉に詰まりやすいため注意してください。
子どもとの海水浴をより楽しむための持ち物
浅瀬で遊ぶだけだと、すぐに飽きてしまうこともあります。海水浴をより楽しむために、水遊び用のアイテムを用意しましょう。

次に、それぞれのアイテムの補足やおすすめの商品を紹介します。
水泳ゴーグル
ゴーグルを着用すると海中を観察でき、より海水浴を満喫できます。海水は目に入るとしみるため、潜れない子どもでもゴーグルをつけると安心です。
度付きのゴーグルも売っているので、視力が低い子供には度付きのゴーグルを着用させると良いでしょう。
スワンズ SWANS SR-10N Sniper スイムゴーグル

日本人にジャストフィットするアイウェアを提供しているブランド「SWANS」から出ている競泳用ノンクッションモデルです。くもり止め加工が施されたレンズや、サイズや形に合わせて取り換え可能なノーズパーツが付属しているため、ストレスなく快適に泳げます。
ジュニアゴーグル

幅広い年齢の子どもに対応した豊富なカラーラインナップが魅力な子ども用のゴーグルです。名前プレートが付いていたりゴムベルトを簡単に調節したりできるため、親の負担を軽減できるのもうれしい点です。
度付きスイムゴーグル チャレンジャーDX

裸眼時0.2前後から0.01以下まで(ー2.00~-7.00)の幅広いレンズ度数に対応した度付きのゴーグルです。耐衝撃性の高いレンズを使用しているため、何かとぶつけたり落としたりしやすい子ども用としても安心して使えます。
浮き輪
泳げない子どもでも、浮き輪があれば海に入って遊べます。浮き輪は、定番のO型のほか、足入れ型やアームリング型、ボート型、イルカやシャチなど乗り物感覚で楽しめるタイプまで種類が豊富です。
なお、浮き輪を使って浮いている状態だと、波が穏やかな海でも流されることがあります。安全に遊ぶために、ライフジャケットを着用すると良いでしょう。
ベビーうきわ ピンク

足を入れるタイプの浮き輪です。サイドには持ち手がついており捕まるところがあるため安心して浮くことができます。ひもがついているので、自分で進めない子どもも周りの大人が引っ張って移動することができます。
フロート クジラ 浮き輪
ライフジャケットREEF TOURER

こちらのライフジャケットはスリムタイプでかさばらず、持ち運びに便利です。また、5箇所の調節によって、しっかりフィットさせることができるため、より安心して海水浴を楽しむことができます。
防水カメラ・水中カメラ
防水カメラや水中カメラがあると、子どもと海で遊びながら撮影できます。カメラの仕様によっては水中撮影も可能で、いつもとは一風変わった子どもの様子が残せるでしょう。
商品によって防水の性能や程度が変わるため、用途に合わせて選んでください。
4k 防水カメラ

高解像度の4K映像で、美しい瞬間を鮮明に記録できる防水カメラです。アウトドアや水中撮影にも最適。コンパクトで持ち運びやすく、どこでもアクティブに撮影可能です。
子連れで海水浴に行けるのは1歳~1歳半からが目安
子どもが海水浴デビューする年齢の目安は、1歳〜1歳半ごろです。この頃の子どもは一人で安定してお座りできるようになり、波打ち際で遊ばせる際も転倒したり溺れたりする心配が少なくなります。
小さい子どもを海に連れて行くなら、快適に過ごせる休憩場所や遊び道具を用意しましょう。また、肌が敏感な子どものために、日焼け対策も入念に行ってください。
海水浴に子連れで行く際の注意点
水遊びは、思わぬトラブルや事故に遭遇することがあります。不測の事態を防ぐため、以下の点には特に注意しましょう。
子どもと一緒に遊ぶ
海で遊ぶ際は、必ず大人が子どものそばについて一緒に遊ぶようにしましょう。海では、ほんの少し目を離しただけでも波にさらわれる危険性があります。
また、砂浜でも安心できません。混雑する海水浴場では、誘拐や迷子などのリスクも高いため、必ず大人が近くで見守りましょう。
準備運動をしっかりする
海に入る前は、大人も子どもも準備運動をして体の関節や筋肉をしっかりほぐしましょう。そのまま入ると足がつったり、転んだりして溺れてしまう可能性があります。
波や潮の流れの中で泳ぐことは、想像以上に体に負担がかかります。普段使わない筋肉も使われるため、準備運動は重要です。
適度に休憩をはさむ
海水浴では適度に休憩をはさみ、水分補給を行いましょう。体が濡れていると気づきにくいですが、夏場は汗をかきやすく熱中症対策のためにはこまめな水分補給が必要です。
また、水中では浮き輪で浮かんでいるだけでも体力を消耗します。長時間海水浴場に滞在する場合は、食事やお昼寝休憩を設け、疲労が溜まりすぎないようにしましょう。

子連れにおすすめの海水浴場
子連れで海に行くなら、ライフガードが常駐していて、水質が良い海水浴場がベターです。また、遠浅の地形の海は、小さな子どもでも安心して遊べます。そのほか、波が穏やかであるかも確認しましょう。
次に、JLA発行資格を有した認定ライフセーバーが常駐している、子連れでも遊びやすいおすすめの海水浴場を紹介します。
【関東】子連れにおすすめの海水浴場
関東にある「守谷海水浴場(千葉県)」「海の公園(神奈川県)」「下津海水浴場(茨城県)」などは、海水浴場開設期間中に、ライフガードもしくはライフセーバーが常駐しています。
守谷海水浴場は、それほど大きなビーチではないため砂浜全体を見渡せて子連れで遊びやすいです。
海の公園は、無料でシャワー付き更衣室やテントが利用できるという魅力があります。
下津海水浴場は、駐車場が近くファミリーに人気な海水浴場です。
【関西】子連れにおすすめの海水浴場
関西の子連れにおすすめの海水浴場は、「白良浜海水浴場(和歌山)」「淡輪海水浴場 (大阪府)」「須磨海水浴場(兵庫県)」です。淡輪海水浴場にライフセーバーがいる日が7月は土日のみの点に注意が必要です。
白良浜海水浴場は、日本の海水浴場百選にも選ばれた海水浴場で、白い砂浜の美しさで知られています。サラサラの砂で、砂遊びをするのもおすすめです。
淡輪海水浴場 は「ときめきビーチ」とも呼ばれています。夏の海水浴シーズンには、淡輪駅からのシャトルバスも運行しているため、アクセスが良いのが特徴です。
須磨海水浴場 は、 国際的な環境基準を満たした「ブルーフラッグ」に認定されており、安心して海を満喫することができます。さらに隣接する海浜公園には、海と遊びがもっと楽しくなる施設「神戸須磨シーワールド」があり、ご家族みんなで楽しめます。
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子連れで海水浴に行く際は、水着やラッシュガード、タオルなどの基本的な持ち物の他にも、日焼け対策、熱中症対策アイテムも必要です。また、テントやレジャーシート、保冷バッグなどがあると、より快適に過ごせます。
実際に海で遊ぶ際は、事故や怪我などのトラブルを未然に防ぐため、必ず子どものそばで見守りましょう。海水浴での持ち物や注意点はこの記事を参考にして、親子で楽しい夏の思い出を作ってくださいね。
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