離乳食の準備で必要なものは?おすすめの離乳食グッズも紹介
2024/8/2
離乳食準備ではブレンダーや赤ちゃんスプーンなどのグッズを購入する必要があります。グッズの準備は離乳食を作る1か月前から始めましょう。本記事では、離乳食に必要なものやおすすめの離乳食グッズを紹介します。
離乳食を始める際は必要なものがたくさんあります。「必需品やおすすめ商品を知りたい」と思うママやパパも多いでしょう。本記事では、離乳食作りに必要なものや赤ちゃんが食事をする際に使うものをそれぞれ解説します。
アイテムを選ぶ際のポイントやおすすめ商品も紹介するので、離乳食デビューを控えている方はぜひ参考にしてください。
目次
離乳食準備には何が必要?いつから準備を始めるべき?
離乳食で必要なものは、大きく分けて「離乳食を作るためのグッズ」と「赤ちゃんに離乳食をあげるためのグッズ」の2種類です。離乳食の進み具合や赤ちゃんの成長スピードによっても必要なグッズは変わります。無駄なものを買わないように、必要に応じて徐々に買い足していくと良いでしょう。
離乳食に必要なグッズは、次のリストをご覧ください。
【離乳食を作るために必要なもの】
- ブレンダー
- すり鉢・すり棒
- 裏ごし網・茶こし
- フリージングトレー
- 計量スプーン・計量器
- 離乳食本
各アイテムについての詳細は、後述の「離乳食を作るために必要なもの6選」でご紹介します。
【離乳食をあげるために必要なもの】
- 赤ちゃん用スプーン
- 割れないお皿
- エプロン(スタイ)
- ベビーチェア
- ベビーランチョンマット
各アイテムについての詳細は、後述の「離乳食を赤ちゃんにあげる時に必要なもの5選」でご紹介します。
【離乳食中期以降に必要になるもの】
- ストローマグ
- コップ飲み練習用のコップ
- おろし器
- カット用はさみ
各アイテムについての詳細は、後述の「離乳食中期以降に必要になるアイテム4選」でご紹介します。
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準備を始めるのは離乳食デビューの1か月前が目安
離乳食の準備を始めるのは、実際に離乳食デビューする1か月前くらいを目安にする方が多いようです。離乳食の開始時期は赤ちゃんの成長スピードに合わせる必要がありますが、一般的には生後5か月になったころが適当だとされています。つまり、離乳食準備は赤ちゃんが生後4か月になった頃に始めると良いでしょう。
離乳食の進め方やレシピについては、「離乳食の進め方を解説!時期別のおすすめレシピも紹介【小児科医監修】」の記事で詳しく解説しています。
離乳食を作るために必要なもの6選
離乳食を作るために必要なアイテムと楽天市場で購入できるおすすめ商品も紹介します。
ブレンダー
ブレンダーは、ご飯や野菜をペースト状にしたいときに便利な調理器具です。大量の食材を短時間で一気に調理でき、離乳食作りの時短に役立ちます。アタッチメントを付け替えられる商品も多く、ペースト状にする以外にも、食材をみじん切りにしたり、泡立てたりすることも可能です。
ブレンダーは鍋やボウルに直接差し込んで使用できることや軽量であることから、手軽に使えます。構造もシンプルで洗いやすく、後片付けも楽なことも多くのママやパパが使用する理由です。
DECOS ハンドブレンダー
DECOS ハンドブレンダーは、刻む、つぶす、混ぜる、泡立てる、砕くの5種類の使い方が可能です。チョッパーの刃先は丈夫なステンレス製なので、硬い食材も力強くつぶしながら攪拌できます。
すり鉢・すり棒
柔らかくした食材を少量すり潰す離乳食初期には、ブレンダーを使用せず、すり鉢で十分対応できます。すり鉢は少量を作りたいとき、ブレンダーは一度に大量に作りたいときというように、上手に使い分けると効率よく調理できるでしょう。
すり鉢は、離乳食専用のものを購入する必要はありません。新調する場合は、普段の大人用としても使用しやすい大きさ、デザインのものを選ぶと長く使えます。
すり鉢 乳棒付
溝がないため洗いやすく、食洗機も使用OKです。また、すりつぶした食材をそのまま電子レンジで加熱できます。高級感ある見た目で、そのまま食卓に並べても違和感がありません。
裏ごし網・茶こし
裏ごし網は、主にいも類やかぼちゃなどの食感を滑らかにするために必要です。繊維ごと細かくし、小さな種や塊を取り除くのに便利で、赤ちゃんが消化しやすい形状に整えられます。離乳食では裏ごしする量が少ないため、茶こしで代用しても良いでしょう。
フリージングトレー
一食ずつ離乳食を作るのは大変なため、時間があるタイミングで多めに作り、小分けにして冷凍保存すると便利です。冷凍保存する際は、匂い移りや乾燥を防ぐため、フリージングトレーに入れると良いでしょう。冷蔵庫で重ねて保存したい場合は、蓋つきの容器がおすすめです。
製氷皿のように仕切りがある容器、1食ずつ独立した容器、スタッキングできる容器などさまざまな容量や形状の商品があるため、食べる量や好みに合わせて選んでください。
リッチェル わけわけフリージング 手づかみトレー
手のひらサイズの大きさで小分けに冷凍できるトレーです。薄型なので場所を取らず、スタッキングもできるため、冷蔵庫の中で邪魔になりません。
計量スプーン・計量器
離乳食は、月齢ごとに食べるおおよその量が決められています。あくまで目安なため厳密に守る必要はありませんが、計量スプーンや軽量器があれば、目安が分かりやすく便利です。
食べる量が少ないうちは、計量スプーンで十分です。ある程度食べる量が増える頃には、ママやパパも自然に適切な量が分かるようになるため、軽量器の購入は、必要だと感じるまでは保留にしても良いでしょう。
bebeco まるごと離乳食 専用スプーン
鶏レバーや青魚など、調理が難しい食材を丸ごと粉末にした「bebeco」を計量するための専用スプーンです。持ち手が長く、袋の中身が少なくなっても楽に計量できます。
離乳食本
離乳食では、月齢に合わせた食材の種類や大きさ、量などの目安があります。また、与えられないものもあるため、離乳食の詳細がまとめられている離乳食本が1冊あると便利です。事前に読んでおけば、安心して離乳食準備に取り組めるでしょう。
はじめてママ&パパの離乳食 最初のひとさじから幼児食までこの一冊で安心!/上田玲子/主婦の友社
離乳食デビューから卒業まで、知っておきたい基本が1冊にまとめられています。献立例やレシピも満載なため、何を作ろうか迷った時にも便利です。
離乳食を赤ちゃんにあげる時に必要なもの5選
離乳食をあげる際には、量や回数、食材の調理法などにも配慮しなければいけません。特に、卵はアレルギーを引き起こしやすい食材の一つであり、正確な知識が必要です。
卵をあげるタイミングや注意点などは「離乳食の卵(卵黄・卵白・全卵)食べ進め方、量やスケジュールを解説」で詳しく紹介しているので、併せてご覧ください。
赤ちゃんが食事をする際に必要なものは、次の5つです。
赤ちゃん用スプーン
離乳食初期は母乳やミルクに慣れているため、金属のスプーンの硬さや冷たさに抵抗感を覚える赤ちゃんもいます。そのため、離乳食初期は口当たりの優しいシリコン製がおすすめです。
離乳食用スプーンは、大きく分けて「ママやパパが使う用」と「赤ちゃんが使う用」の2種類あります。ママやパパが使う用は、赤ちゃんの口に食べ物を運びやすいように柄が長いことが特徴です。離乳食の時期は1口の量が少なく口も小さいため、浅い形状の方が食べやすいでしょう。赤ちゃんが自分で使うスプーンは、先端に角度がついていたり柄が握りやすくなっていたり、工夫されています。
ベビー スプーン フォーク セット
柄がらせん状の形状になっており、握力が弱い赤ちゃんでも握りやすいです。また、先端はシリコン素材のため、口当たりが優しく、スプーンに慣れていない赤ちゃんでも受け入れやすいでしょう。
割れないお皿
赤ちゃんは食器をひっくり返したり投げたりすることがあるので、ケガを予防するためにも割れない素材のお皿がおすすめです。たとえば、シリコン製の食器は耐久性があり、滑りにくいため人気があります。プラスチック製は軽くて扱いやすく、色やデザインが豊富なことが特徴です。電子レンジや食洗機に対応したお皿を選ぶと手間を減らせます。
おしゃれでシンプルなシリコンボウル&プレートセット
適度な大きさがあり、子どもが自分で食べるようになってもズレにくいため長く使えます。電子レンジ、食洗機の使用もOK。ナチュラルな色味はダイニングシーンを邪魔せず、シンプルなデザインが好みの方にもおすすめです。
エプロン(スタイ)
赤ちゃんは、食べ物を口に運んでもうまく噛んだり飲み込んだりできず、口からこぼれることが多くあります。そのため、服を汚さない防水のスタイや、食べこぼしをキャッチするポケットがついているエプロンをつけると良いでしょう。食洗機や洗濯機で洗えるものは、後片付けが簡単で衛生的に保てます。また、外出用に使い捨てのものを用意しておくと便利です。
スタイ 防水 3枚 セット
中に防水シートが入っているため、離乳食をこぼしても洋服を汚しません。表面はワッフル生地で、肌が敏感な赤ちゃんも安心です。
ベビーチェア
離乳食初期からベビーチェアを使用すると、座って食事をする習慣が身に付きます。ベビーチェアは大きく分けて、ハイチェア、ローチェア、机に直接取り付けて使用するテーブルチェアの3種類あります。
ベビーチェアを選ぶ際には、安全性をしっかり確認することが大切です。安全基準を満たした製品に付けられるSGマークがあるか、ベルトが赤ちゃんをしっかり固定できるかなどを確認すると良いでしょう。
ベビーチェア ハイチェア 安全ベルト付き トレイ付き
形を変えながら、離乳食初期の赤ちゃんから大人まで長く使用できるベビーチェアです。ベビーガードとベルト付きのため、安全面も保証されています。
ベビーランチョンマット
ベビーランチョンマットは、食べこぼしの掃除が楽になるので便利です。特に、つかみ食べが始まると汚れる範囲も広がるため、離乳食の進行具合に合わせて対策できるように、床に敷くマットも準備すると良いでしょう。
離乳食初期から長く使うランチョンマットは、耐久性がある素材のものがおすすめです。また、食洗機対応のものや汚れを弾く加工が施されたものは、手入れが簡単で使い勝手が良いと感じられます。
ベビー ランチョンマット ランチマット
机にしっかりフィットして滑りにくい、シリコン製のランチョンマットです。くるくる丸められるため、保管や持ち運びにも便利。食洗機も使用可能なため、清潔を保てます。
離乳食中期以降に必要になるアイテム4選
生後7〜8か月になり、離乳食に慣れてスケジュールが安定してきたら、モグモグ期(離乳食中期)に移行します。モグモグ期に入ると2回食が始まり、コップ飲みの練習を始める赤ちゃんが増えてきます。離乳食のグッズも成長に合わせて追加が必要です。
モグモグ期(離乳食中期)については以下の記事も併せてご覧ください
◆モグモグ期(離乳食中期)はいつ?おすすめの食材・量・レシピを紹介!
◆離乳食の2回食はいつから?与え方や注意点、おすすめメニューを紹介
離乳食中期以降に必要になるアイテムは以下の4種類です。
コップ飲み練習用のコップ
コップ飲みの練習用コップは赤ちゃんの成長や練習の進みにあわせて用意します。持ち手が両サイドについているものや、中身がこぼれない形状のものなど、適切な機能がついた商品を選択すると良いでしょう。
コップ飲みをするタイミングや練習方法は「コップ飲みの練習はいつから始める?進め方やおすすめのコップを紹介」の記事をご覧ください。
bbox シッピーカップ
スプーンから飲むのに慣れてきて、自分で飲む練習におすすめのアイテムです。寝ころんだまま自分で持ちながら飲める設計になっており、哺乳瓶からの移行にも最適です。
ストローマグ
ストローマグとは、飲み口がストローになっているコップのことで、赤ちゃんが自分で飲み物を飲む練習に使います。安定して持てるように、両サイドに持ち手がついた商品がおすすめです。また、ひっくり返したり落としたりしても中身がこぼれない仕様だと安心して使えます。
ストローマグの練習方法や選び方については、「ストローマグはいつから使う?練習手順や注意点・おすすめ商品も!」をご覧ください。
【倒しても本当にこぼれないマグ】漏れない ストローマグ
特殊なストローを使用しており、逆さにして振っても中身がこぼれることはありません。また、ストローの先端におもりがついているため、角度をつけても飲めます。
おろし器
離乳食中期ごろになると、野菜や果物をすりおろしてあげるため、おろし器が必要になります。おろし器の粗さで、食材の食感を変えられます。
自宅にある場合は、わざわざ離乳食のために購入する必要はありません。離乳食作りの前はいつも以上に入念に洗い、清潔にしてから使用すると良いでしょう。
カット用はさみ
カット用のはさみは、特に離乳食後期に出番が多くなるグッズです。箸では切りにくい麺類や肉を適切な大きさにカットする際に活躍します。ケース付きの商品は、外食時にも持ち運びしやすくおすすめです。
スケーター 離乳食フードカッター
刃先が丸くなっており、お皿を傷つけません。また、刃がカーブしているため、深いお皿に入った食材も切りやすいのが特長です。専用ケースがついており、外食にも持参しやすいでしょう。
離乳食グッズを選ぶ時のポイント
離乳食のスプーン1本とっても、さまざまなメーカー・形状・素材の商品が存在します。「無くてもよかった」「使いにくくてすぐお蔵入りになった」などの失敗を避けるため、購入前に以下のポイントを確認することが大切です。
安全に使用できる
離乳食グッズを購入する際に、まず確認したいことは安全性です。赤ちゃんが触ったり乱暴に扱ったりしても、使用時にケガをしないような素材や形であるかを確認します。具体的には、角や鋭利な部分がなく、丸みを帯びた形をしていること、カトラリーは口の中を傷つけないようなやわらかい素材であることなどがチェックポイントです。
衛生的に使用できる
赤ちゃんはまだ免疫力が低いため、衛生的に使用できるものを選ぶと良いでしょう。たとえば、煮沸消毒が可能なものや、分解して洗えるものは清潔に保ちやすくおすすめです。
また、離乳食が進むにつれて準備や後片付けの手間が増えると、手入れのしやすさも衛生面に関わってきます。食洗機対応の商品を選ぶと、忙しいママやパパでも手軽に清潔を保てるでしょう。
使いやすい
カトラリーや食器類は、赤ちゃんが自主的に食事できるように、使いやすい形状のものを選びましょう。コップやスプーンは手にフィットするようにカーブしている商品を選ぶと握力が弱い赤ちゃんでも握りやすく、一人で使えます。また、お皿や器は持ち手がついているものや、机からズレないように吸盤がついているものもおすすめです。
赤ちゃんが成長しても長く使える
離乳食の期間は、長くても1年程度です。離乳食を卒業しても長く使えるように、デザインや機能面を考慮したグッズを購入すると経済的です。たとえば、ストローマグは、赤ちゃんの成長に合わせて飲み口を、スパウトやコップ飲みの練習用に変えられる商品もあります。また、デザインはシンプルなものを選ぶと、飽きずに長く使用できるでしょう。
なお、すり鉢やおろし器など、離乳食以外にも使えて、もともと家にある調理器具は無理に買い足す必要はありません。
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離乳食では、ブレンダーやすり鉢などの調理器具のほか、お皿やエプロンなども必要です。意外と必要なものが多いため、離乳食デビューする1か月くらい前から準備すると良いでしょう。グッズ選びの際は、安全性や使いやすさ、衛生面を考慮することが大切です。この記事で紹介したグッズをご覧いただき、スムーズに離乳食の準備を進めてみてください。
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