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2022/6/1更新

哺乳瓶の消毒はいつまで必要?殺菌のコツとは?【助産師監修】

この記事では哺乳瓶の消毒について詳しく解説しています。哺乳瓶の消毒は赤ちゃんの健康を守るために大切な作業です。いつまで消毒するべきなのか、具体的な消毒方法についても紹介しているのでぜひ参考にしてください。

赤ちゃんのお世話をするママやパパにとって衛生面は気になるもの。特に直接赤ちゃんが口にする哺乳瓶は消毒が欠かせません。しかし、哺乳瓶の消毒は手間がかかると感じることもありますよね。

この記事では、哺乳瓶はいつ頃まで消毒する必要があるのか、また消毒殺菌するときのコツについて詳しく解説しています。赤ちゃんのお世話をしているママやパパはぜひ最後まで読んでみてくださいね。

哺乳瓶の消毒はなぜ必要?使う度に消毒すべき?

生まれて間もない赤ちゃんは、母体から受け継いだ胎盤由来の免疫を獲得しています。しかし、生後3~4か月頃に なるとその免疫抗体量が最も低くなってしまうのです。その後少しずつ自然免疫を獲得していきますが、2~3歳まではいろいろな病気をしやすくなります。また、胎盤由来の免疫を獲得しているとはいえ、生後間もない赤ちゃん は全身の機能 が未熟で、細菌に弱く感染しやすいことには変わりありません。月齢が小さなお子さんほど、衛生面に配慮する必要があります。

赤ちゃんが飲むミルク(乳児用調整粉乳)は栄養価が高く、大人のような食事をしなくても成長できるだけの成分をたくさん含んでいます。また現在の製造技術では、滅菌された乳児用調整粉乳を生産することが不可能といわれています。そのため、開封後や調乳後に、不適切な取り扱いをしてしまうと、時間の経過とともに雑菌が繁殖しやすくなります。

ミルクの製造過程では、「カサザキ菌 」が微量に検出されることがあります。これらの菌が哺乳瓶に残っていると、増殖して重篤な病気を引き起こすことがあります。

カサザキ菌は、人間や動物以外の穀物や野菜、果実からも検出されることのある病原菌です。赤ちゃんの体内に入ると「敗血症」や「壊死性腸炎」、重篤化すると「髄膜炎」を起こす可能性もあります。

また、その他にもミルク開封後や、ミルクを溶かした後などの段階では「サルモネラ菌 」が混入しやすいといわれています。サルモネラ菌は、人間や動物の体内に生息する菌で、赤ちゃんの体内に入ると下痢や発熱を起こすことがあります。

「カサザキ菌」や「サルモネラ菌」は、免疫が低い赤ちゃんにとっては重篤化すると死に至ることもある危険な病原菌です。

哺乳瓶に付着しやすいこれらの菌は、洗剤や流水で洗い流すだけでは、十分に減らすことはできません。哺乳瓶の唾液やミルク汚れは微量であっても、これらの病原菌の温床になるので、使用するたびに消毒することが必要になるのです。

厚生労働省が定めた『乳児用調整粉乳の安全な調乳、保存及び取り扱いに関するガイドライン 2007』では「(哺乳及び調乳器具を)徹底的に洗浄し、滅菌することが非常に重要」としています。

哺乳瓶はいつまで消毒すればいい?

哺乳瓶の消毒をいつまで行えばよいかという規定はなく、情報がばらばらなのも事実です。実際、赤ちゃんに細菌への免疫力が付いてくるのは生後6か月ごろと言われています。その頃までは、哺乳瓶の洗浄後、必ず消毒を行いましょう。

くわえて、梅雨など高温多湿な時期は、ほかの時期に比べて雑菌が発生しやすくなります。またこのご時世ですので、感染症には十分に注意する必要があります。口にする哺乳瓶だけでなく、おしゃぶりやおもちゃなどもこまめに 消毒を行うようにしましょう。

おもちゃなどの消毒は、外出時や他のお子さんと共有した際に、その場でアルコール消毒用のウエットティッシュで拭き取ると安心です。家で使用する際は、数日に1回ほどの消毒でよいでしょう。 特に離乳食が始まると、雑菌に触れる機会も増え、免疫がついてくるためそこまで気にする必要はありません。

しかし、赤ちゃんが体調不良のときは免疫力が低下しやすく、病原菌への抵抗力が弱まります。そのため、月齢にかかわらず消毒した哺乳瓶を使用しましょう。

消毒の手順を紹介

哺乳瓶を清潔に保つためには「どのような手順で消毒すればよいのかわからない」「自己流だけど本当にきちんと消毒できているのか不安」というママやパパもいるのではないでしょうか。ここでは、消毒するまでの正しい手順をご紹介します。

1.洗う手を清潔にする

菌に対する免疫や抵抗力が弱い赤ちゃんの衛生面を保つためには、まずはママやパパの手洗いは必須条件 です。赤ちゃんのお世話をするときはもちろん、調乳時や哺乳瓶に触れる際にはしっかり手洗いをしましょう。特にオムツを交換した後は、必ず手を洗うように癖をつけましょう。

きちんと洗っているつもりでも、指先や親指、指の付け根、親指や甲の部分は洗い残しが多い部分です。特に念入りに洗うようにしてください。

手洗い後は清潔なタオルでしっかりと水を拭き取るようにします。濡れたままの手には菌が付きやすいので、タオルやペーパタオルなどを使ってしっかりと乾かしましょう。

また、手を拭くタオルはこまめに交換し、清潔を保つことが大切です。

2.飲み残しは処分する

赤ちゃんはその日の体調や気分などによって、飲みムラが出ることがよくあります。普段通りの分量を調乳してもほとんど飲まなかった、ということも少なくありません。

作ったミルクを赤ちゃんが飲まなかったとしても、飲み残しは捨てるようにしてください。「せっかく作ったのに」「たくさん残っているのにもったいない」と思っても、飲み残しのミルクには赤ちゃんの唾液や口の中にいる雑菌が混入、繁殖しています。飲み残したミルクは必ず処分するようにしてください。

また赤ちゃんが使う哺乳瓶は、飲み残しをしっかりと洗浄して取り除くようにしましょう。

哺乳瓶の隅や乳首の部分、蓋の部分にはミルクが入り込んでいることがあります。洗浄する際には、これらのパーツは全て外して洗うようにします。ミルクに含まれる油分やたんぱく質が残っていると消毒効果が十分に得られないことがありカビの発生にも繋がりますので、念入りに行ってください。

3.哺乳瓶を洗浄する

ミルクには油分やたんぱく質が豊富に含まれているため、水洗いだけでは十分に洗い流すことができません。哺乳瓶を使用したら、清潔な哺乳瓶・ゴム乳首専用のブラシを使って、丁寧に洗うようにしましょう。また食器洗浄機は使用せず、手洗いを行ってください。より隅々まで洗うことができます。

洗浄液は食器用洗剤でも問題はありませんが、洗い残しや洗剤の成分が気になるのであれば、赤ちゃんにやさしい哺乳瓶専用洗剤がおすすめです。哺乳瓶専用洗剤は、食器用洗剤に比べて洗浄成分が残りにくく、手肌に優しい成分を配合しているため、頻繁な洗浄も安心です。

また、次亜塩素酸ナトリウムや漂白剤を使うことで、除菌や滅菌ができます。ただし、これらを用いたときには必ずしっかりと洗い流すことが重要です。

4.洗浄後に消毒をする

赤ちゃんの哺乳瓶を洗浄した後は、必ず消毒をするようにしましょう。普段使っている除菌効果のある食器用洗剤や、哺乳瓶専用の洗剤だけでは、すべての菌を滅菌することが出来ません。抵抗力や免疫力の少ない赤ちゃんは、微量の菌でも病気につながることもありますので、洗浄後は毎回消毒を行いましょう。

哺乳瓶の消毒方法は主に次の3種類があります。

・薬剤つけ置き消毒
哺乳瓶を薬液に付け込んで消毒する方法です。専用の薬剤を指定の水量で溶かして、一定時間漬け込むだけで簡単に消毒ができます。1日1回消毒液を作ると何度も使えるので便利です。薬剤の成分によっては金属の消毒ができない場合もあります。

・電子レンジ消毒
電子レンジで消毒する方法です、専用のケースに哺乳瓶と水を入れ、規定の時間加熱するだけでスチーム除菌ができます。簡単に消毒ができるので、夜間の授乳後も手間がかからず便利です。

・煮沸消毒
大きめの鍋に水を入れて沸騰させ、哺乳瓶や乳首、蓋などのパーツをすべて漬け込みます。瓶の中には気泡が入らないように沈め、5分ほど煮沸します。煮沸後、哺乳瓶専用の消毒用トングで掴んで取り出してください。

煮沸消毒は薬剤を使わないことや、コストがかからないのがメリットですが、熱に弱い乳首やプラスチック製の蓋の部分が変形することもあります。火を使うので、やけどのリスクや鍋の近くで見守る手間がかかる点がデメリットといえます。

5.乾燥させる

電子レンジでの消毒や煮沸消毒の後は、しっかり乾燥をさせましょう。内側に水分が残ったままだと雑菌の繁殖につながります。また乾燥する際は、自然乾燥(食器乾燥でも可)をさせます。布での拭き取りは、雑菌やチリ・ホコリの付着につながるため避けましょう。

薬剤つけ置き消毒の場合、そのまま薬液から取り出してすぐ使えるものがほとんどです。しかし、薬品特有の匂いがあるため、気になる場合には、熱湯をさっとかけて自然乾燥させたものを使うようにします。

哺乳瓶消毒に使える便利グッズを紹介

ここでは、簡単に哺乳瓶の消毒除菌ができるグッズをご紹介します。

・ミルトンCP
「ミルトンCP」は、哺乳瓶のつけ置き消毒が簡単にできる商品です。
使い方は、2Lの水にミルトンCPを1錠溶かして、洗浄後の哺乳瓶をつけるだけ。1時間経過したら取り出してそのまま利用できるので便利です。薬液は24時間使えるので1日1回消毒液を作ればOK。里帰り出産や旅行など、持ち運びに便利な錠剤タイプとなっています。誤飲防止シートを採用しているので、小さなお子さんがいるご家庭でも安心です。

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・除菌じょ~ず
「除菌じょ~ず」は、水を入れて電子レンジで5分間加熱するだけで簡単にスチーム除菌ができる商品です。1度に3本まで除菌でき、電子レンジで加熱した後は、そのまま保管容器として使えます。インテリアにもなじみやすいカラー2色展開(バニラ、カスタード)となっています。

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哺乳瓶の消毒は赤ちゃんの健康のためには必要不可欠ですが、毎回の消毒はママやパパにとって負担に感じることも少なくありません。完全ミルクの場合は、哺乳瓶を最低でも3本以上用意することでまとめ洗いができるため、消毒の回数を省くことができます。今は、便利な哺乳瓶の消毒グッズがたくさんあるので、少しでも楽になるよう、自分たちの生活に合ったものを上手に活用してくださいね。

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<この記事の監修者>

バースコンサルタント・助産師
古市菜緒さん

助産師としてこれまで10,000件以上の出産に携わり、5,000人以上の方を対象に産前・産後セミナー等の講師を務める。助産師のレベルが世界的に高い、オーストラリアとニュージーランドで数年生活。帰国後バースコンサルタントを起ち上げ、現在は主に高齢出産の対象である35歳以上の女性にむけた「妊娠・出産・育児」をサポートする活動を行う。その他、関連記事の執筆・監修、オンラインサミットやセミナー講師などを務める。

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