妊婦は焼肉を食べても良い?食べるときの注意点&陣痛ジンクスを紹介
2025/11/10
感染症等に注意すれば、妊婦でも焼肉を食べられます。この記事では、妊婦が焼肉を安全に食べるためのポイントを詳しく解説します。また、陣痛を呼ぶためのジンクスである「焼肉」についてもご紹介します。

妊娠中は焼肉を食べたくても、「妊娠中だけど焼肉を食べても大丈夫?」「病気のリスクはないの?」と不安になりますよね。
この記事では、妊婦さんが焼肉を楽しむために、どのような点に気をつければ良いかについて解説しています。臨月に焼肉を食べると陣痛が起こるとして有名なジンクスについてもご紹介しますので、ぜひ、最後までご覧ください。
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妊娠中に食べてはいけないものについては、以下の記事をご覧ください。
目次
妊婦さんは焼肉を食べても大丈夫!
妊娠中は、妊娠前に楽しんでいた焼肉も「食べても大丈夫?」と不安になるかもしれません。
結論をいうと、注意点さえ守れば、妊娠中に焼肉を食べること自体に問題はありません。しかし、妊娠時は免疫力が低下していることがあるため、しっかり火を通すことが大切です。
加熱が不十分なお肉を食べると、カンピロバクターや腸管出血性大腸菌(O157、O111など)などの細菌により、食中毒を引き起こすおそれがあります。妊娠中は体調を崩しやすく、症状が重くなることもあるため注意が必要です。
なお、妊娠中に気を付けたい食べ物については、以下の記事で解説しています。あわせてご覧ください。
◆医師監修|妊婦はレバーを食べても良い?安全な鉄分摂取方法も!
◆医師監修|妊婦は生ハムを食べちゃダメ?食べたい場合の対処法は?
◆妊婦さんがローストビーフを食べても大丈夫?リスクや安全な食べ方を解説【産婦人科医監修】
◆妊婦さんは生卵を食べちゃダメ?生卵に潜むリスクや食べる際の注意点とは【産婦人科医監修】
トキソプラズマ症に注意
トキソプラズマ症とは、トキソプラズマという寄生虫によって引き起こされる感染症のことです。牛・豚・鳥などの動物の肉に寄生していることがあり、生や加熱不足の状態で口にすると感染する可能性があります。
お肉を十分に加熱すればトキソプラズマは死滅するため心配いりませんが、妊娠中は免疫力の変化により、普段よりも感染症の影響を受けやすくなることがあります。
安心して食事を楽しむためにも、生焼けのお肉は避け、しっかり火を通すことを心がけましょう。
リステリア菌に注意
リステリア菌もトキソプラズマと同じように、生肉に含まれる可能性がある菌です。健康な人が口にしても重症に至るリスクは少ないですが、抵抗力が低い方や妊婦さんは注意が必要です。
感染を防ぐためには、十分な加熱が効果的です。妊娠中は体調に気をつけながら、安心して食事を楽しめるようにしましょう。
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妊婦さんが安全に焼肉を食べるための注意点
妊娠中は焼肉の食べ方に少し注意が必要です。ここでは、妊婦さんが焼肉を安全に楽しむために押さえておきたいポイントを紹介します。
生肉を避けて中までしっかり加熱する
妊婦さんが焼肉を食べる際に何よりも気をつけたい点は、しっかり加熱することです。健康体であれば発症はしない寄生虫による病気や感染症も、妊娠中はリスクが跳ね上がります。
そのため、ユッケなどの生肉を使用した料理や、レアステーキのように加熱が不十分な料理は避けましょう。
また、肉を焼く際に表面の色が変わったからといって、安心をするのは要注意です。中までしっかりと火が通っているのを確認した上で、口に入れるようにしてくださいね。
食べる箸と焼く箸を分けて清潔に保つ
焼肉を食べるときは、食べる箸と焼く箸(またはトング)をしっかり分けて使うことが大切です。
同じ箸を使いまわすと、生肉に触れた箸をそのまま口に運ぶことになり、菌が体内に入ってしまうおそれがあります。
また、調理中にうっかり手で生肉に触れてしまったときは、なるべく早めに石けんで手を洗いましょう。ちょっとした心がけで、安心して焼肉を楽しむことができますよ。

レバーに含まれるビタミンAのとりすぎに注意する
妊娠中は鉄分が不足しがちです。そのため、焼肉ではレバーを積極的に食べる妊婦さんもいるかもしれません。ただし、レバーには鉄分だけでなく、赤ちゃんの発育に影響がある「ビタミンA(主にレチノール)」も多く含まれています。
以下に、妊娠中のビタミンAの摂取目安と、主な食品に含まれるレチノール量をまとめています。

出典:厚労省「ビタミンAの食事摂取基準」をもとに作成

出典:内閣府「食品安全委員会ファクトシート」をもとに作成
100gのレバーとは、焼き鳥串なら2〜3本程度です。ごく少量で、1日の推奨摂取量を超えてしまうのがわかります。
このことから、妊娠中にレバーを食べるのであれば、ほんの少しだけの量を心がけたほうが安心といえるでしょう。
辛いものなど刺激物の食べ過ぎに注意する
焼肉を食べるときに、キムチやコチュジャンと食べる方もいるでしょう。妊娠中に辛いものを食べても良いか、不安になるかもしれませんが、妊娠前から食べ慣れている方であれば、基本的に問題はありません。
ただし、辛味のある食品は塩分が多いものも多く、むくみや胃腸の不調につながる可能性があります。辛いものが好きな方も、体調を見ながら、食べ過ぎには注意して楽しみましょう。
妊娠中に辛いものを食べて良いのかは、以下の記事でくわしく解説しています。あわせてご覧ください。
妊娠中に辛いものを食べてもいい?食べる際の注意点についても解説!

カロリーの摂取量に気を付ける
妊娠中の体重管理に気をつけている妊婦さんは、焼肉のカロリーにも要注意です。食べ過ぎはもちろん、脂身などは避けたほうが良いでしょう。
妊婦さんにおすすめの肉は、ヒレ肉やもも肉、タンといった赤身肉です。これらの部位は脂肪も少なく高タンパク&鉄分豊富です。さらに食べ応えもあり満足感も充分あるため、妊婦さんの焼肉にぴったりといえます。
また、お肉だけでは栄養が偏ってしまうのも、無視できないポイントです。焼肉の際には、野菜やお米など、さまざまな栄養素が含まれる食材を同時に食べるようにしましょう。
生焼けの肉を食べてしまったときの対処法
妊婦さんが生焼けのお肉を食べてしまった場合は、まずはしばらく様子を見ましょう。体調に変化があった場合は、何らかの感染症を引き起こしている可能性があります。すぐにかかりつけ医に連絡してください。
体調に変化がなくても、不安な場合は医師に相談をするのがおすすめです。体調や妊娠週数に適した対処方法の指示をもらいましょう。
臨月に焼肉に行くと陣痛が来るジンクスは本当?
「臨月に焼肉を食べると陣痛が来る」というジンクスを、耳にしたことがある妊婦さんもいるかと思います。しかし、陣痛と焼肉の繋がりに医学的根拠はありません。
焼肉による流産や早産の心配をしている方も、しっかりと加熱すれば焼肉を食べても大丈夫なので安心して食べてください。
陣痛以外にも、性別判定に関するジンクスも、耳にする機会が多いものです。こちらの記事では、性別判明ジンクスに関わる内容をまとめています。興味のある方は、ぜひ読んでみてくださいね。
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妊娠中でもしっかり加熱していれば、妊婦さんが焼肉を食べることに問題はありません。家族、友人と焼肉を食べる予定がある方は、紹介した内容に気をつけた上で、焼肉を楽しんでくださいね。
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