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妊娠初期のお腹の張りは大丈夫?原因や対処法について解説!【助産師監修】

妊娠

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2022/5/9

妊娠初期は慣れないお腹の張りを不安に感じる方が多いと思います。この記事ではお腹の張りの種類やお腹の張りに対する対処法、病院に行った方がいいケースなど、妊娠初期のお腹の張りについて、詳しく解説します。

妊娠初期にお腹の張りや違和感をがあると、「赤ちゃんは大丈夫かな」と不安になりますよね。妊娠するとお腹に意識が向くため、張りや痛みを感じやすくなります。しかし、その張りが様子を見てもよい張りかどうかはわかりづらいものです。また、対処方法についてあらかじめ知っておくと安心です。
この記事では、妊娠初期のお腹の張りの原因や対処方法について解説します。ぜひ参考にしてくださいね。

この記事の監修者

助産師・看護師・保育士

河井恵美先生

25年以上、病院、行政、教育関係、海外での医療活動に従事。親御さんへのアドバイスを充実させるため保育士・公認心理師の資格を取り役立てている。現在は、エミリオット助産院を運営。

妊娠初期のお腹の張りの種類とは?

早い人の場合は妊娠がわかる前から、「お腹に違和感がある」「下腹部が痛い気がする」などと感じることがあります。妊娠初期にお腹の症状があると心配になりますが、ほとんどが赤ちゃんを受け入れるための生理的なものです。ここでは、どのようなお腹の張りがあるのか紹介します。

引っ張られるような感覚の張り 

妊娠初期の張りは、「子宮が引っ張られるような感じ」「足の付け根あたりが引っ張られるような感覚」「腰痛のような感じ」など、感じ方には個人差があります。一般的にお腹が引っ張られるような感覚の張りは、子宮がだんだんと大きくなって子宮を支える靭帯が影響を受けていることが考えられます。このような場合は、すぐにおさまることが多く、何度も繰り返し感じないことが多いです。

下腹部が痛む生理痛のような張り

妊娠初期のお腹の張りは、下腹部の痛みや違和感として感じる人もいます。普段の生理前に下腹部の違和感を感じる方や、生理中にお腹が重くなったり痛みがあったりする方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。妊娠初期にも似たような感覚になる方が多く、吐き気や気分の落ち込みを伴う方もいます。また、生理痛のようには痛くないけれども、なんとなく下腹部に違和感を覚えた後、しばらくするとおさまり、何も感じなくなるということもよくあります。いずれにしても何も症状がない状態ではないため、心配になることでしょう。

便秘やガスによる張り

妊娠初期はホルモンバランスの変化で腸の機能が抑制されることがあり、腸が動きにくくなったり、ガスがたまりやすくなったりします。そのため、便秘や下痢となり、お腹の張りを感じやすくなるでしょう。さらに、つわりでいつも通りの食事ができない場合には、より消化機能が落ちて腸の調子が悪くなり、便秘やガスでお腹が張る可能性が高くなります。

妊娠初期のお腹の張りの原因とは?

妊娠初期のお腹の張りには、子宮の収縮やストレスなどさまざまな原因があります。どのようなことが原因でお腹の張りが起こるのか解説します。

子宮の収縮

妊娠初期にお腹が張る場合は、子宮が収縮している可能性があります。妊娠初期ではお腹がそれほど大きくないため、あまり強い収縮ではありませんが、子宮の収縮を感じ取ってしまうことがあります。たまにお腹の張りを感じるがすぐにおさまるという程度であれば、生理的な範囲の子宮収縮だと考えられます。

子宮は子宮筋という筋肉で作られており、刺激が伝わりやすくなっています。赤ちゃんが育つにつれて子宮も大きくなり、子宮が伸ばされる刺激が子宮全体に伝わることで、痛みや違和感が生じることがあります。よく「ちくちくと痛い感じがする」「お腹が重い感じ」という訴えがあります。

身体の疲れや冷え

身体の疲れや冷えも、お腹の張りに関係していると考えられています。長時間歩いたり、仕事や家事で長時間立ったりしていると身体に負担がかかるため、お腹の張りや痛みを感じることが多い傾向です。妊娠中は、疲れや体調の変化を感じやすいため、妊娠していないときには負担を感じずにできたことでも、疲れてしまうことがあるかもしれません。また、身体が冷えて血管が収縮すると、腸への血流にも影響して便秘になりやすいため、お腹が張ると感じることもあります。

ストレス

ストレスもお腹の張りに影響する可能性があります。上の子どもの育児、環境の変化、仕事での多忙や人間関係など、さまざまなストレスを感じることがあるでしょう。ストレスは、ホルモンバランスにも影響し、それによって子宮が収縮することも考えられます。また、妊娠中は感情の起伏も起きやすく、そのようなときにお腹の張りを感じる妊婦さんがいます。

お腹が張った時に注意することは?

妊娠初期にお腹が張ったときに注意することや、自分でできる対処方法について紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

安静にする

お腹の張りを感じたら、座ったり横になったりしてみましょう。座ることができない場合はその動作をやめてみたり、歩いている場合は立ち止まったりするなど、できる限り静かな状態にしてみてください。「歩く>立つ>座る>安静に横たわる」の順で身体への負担が重くなります。

また、妊娠中はゆったりとした衣服を選び、身体を締め付けないようにするのがいいですね。安静にしてお腹の張りがおさまるようなら様子を見ましょう。しかし、お腹の張りがおさまらなかったり、出血があったりする場合は受診をおすすめします。

身体の緊張を暖める

お腹の張りを感じたときには、身体の緊張を緩めることも大切です。例えば、温かい飲み物を飲んだり、生姜などの香辛料を利用したりするのもいいですね。自分では感じていないところで、身体や気持ちが緊張していることがありますのでぜひ試してみてください。カーディガンやブランケットなどで身体を温めることでリラックスできる場合もあります。自分のリラックス方法がある方は、その方法でも構いません。

お腹をさすらない

妊娠中にお腹が張ったり痛みがあったりした場合は、お腹をさすらないようにしましょう。お腹をさするとより張りや痛みが増加します。非妊娠時にお腹が痛くなったら、お腹をさすって痛みを緩和しようとしますよね。しかし、妊娠中はNGです。なぜかというと、子宮は筋肉でできているため、お腹をさすると刺激が伝わってしまい、張りがおさまらなくなるからです。そのため、お腹に手を当てるくらいはいいのですが、さすらないように気をつけましょう。

自己判断で薬を服用しない

お腹の張りを感じても、妊娠中は自己判断で市販の鎮痛薬などを飲まないようにしましょう。妊娠中でも飲める薬がありますが、妊娠週数や個人の状態によって対処方法が違うことがあります。また、薬よりも母親の身体や赤ちゃんに負担が少ない方法で対処することも考えられます。どうしても薬を飲みたい場合は、医師に相談するか診察を受けることをおすすめします。

断続的な痛みや出血を伴う場合は病院へ

出血を伴うお腹の痛み、繰り返す痛みや張りは、母体にとって心配な症状です。次のような症状のときには、医師に相談するか受診をおすすめします。下記以外でも心配な場合は、医師に相談しましょう。

・強い痛みや出血を伴う場合
・子宮だけがぎゅっと硬くなっている場合
・安静にしてもお腹の張りがおさまらない場合
・痛みが繰り返しある場合
・1日に10回以上お腹が張る場合(回数に関わらず張りが頻繁だと感じる)

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妊娠初期のお腹の張りは、子宮収縮や疲れ、ストレスなどによって感じることがあります。身体の緊張をほぐしたり安静にしたりしてみましょう。出血を伴う張りや張りがおさまらない場合には受診しましょう。自己判断で薬を飲まないようにすることをおすすめします。

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