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2022/3/7更新

妊娠初期は下痢になりやすい?原因や対処法、赤ちゃんへの影響について【産婦人科医監修】

妊娠初期に下痢を繰り返し、赤ちゃんへの影響がないか不安に思うママもいらっしゃると思います。この記事では、妊娠初期に下痢が起こりやすくなる原因や、原因別の対処法、病院を受診すべき症状の見分けかたについて解説しています。

妊娠初期は下痢になりやすい妊婦さんが多くいます。下痢により赤ちゃんに悪影響を与えるのではないかと、心配になる方もいるかもしれません。この記事では、なぜ妊娠初期は下痢になりやすいのか、赤ちゃんに影響があるのか、病院を受診すべき状態や原因別の対処法について紹介します。

妊娠初期は下痢になりやすいって本当?

妊娠初期の妊婦さんはホルモンバランスの影響で、下痢になりやすい状態です。妊娠中期や後期に関しても、ホルモンの影響や食生活の変化などで、下痢になりやすい状態は続きます。ただし、すべての妊婦さんが下痢になりやすいわけではなく、反対に便秘になりやすい人も少なくありません。妊娠中に分泌されるホルモンは、腸の動きを鈍らせる働きもあるため、便秘と下痢を繰り返す人もいるのです。

妊娠中の便秘について詳しく知りたい方は、「妊婦は便秘になりやすい?つらい便秘の原因や解消方法について解説【助産師監修】」の記事をご覧ください。

赤ちゃんへの影響や流産や早産の危険性はある?

短期間かつ軽度の下痢であれば、赤ちゃんへの影響はないと考えていいでしょう。ひどい下痢であったとしても、早産や流産につながることも考えにくく、基本的には心配しなくてもかまいません。

ただし、「下痢が長引く」「激しい下痢が続く」「下痢に黒褐色の血が混ざる」「嘔吐や発熱など別の症状が出ている」などの場合は、感染症にかかっている可能性があります。感染症の種類によっては赤ちゃんへの影響が懸念されるため、病院を受診しましょう。

妊娠初期に下痢になりやすい原因

妊娠初期に下痢を起こしやすい原因のひとつが、プロゲステロンというホルモンです。プロゲステロンは妊娠を継続させるためのホルモンであり、妊娠するとプロゲステロンが多く分泌されます。非妊娠時に比べてプロゲステロンの分泌量が変わることで、ホルモンバランスが崩れ、自律神経にも影響を与えてしまいます。自律神経が乱れると、腸の働きが過敏になる、あるいは鈍らせるため、下痢や便秘になりやすいのです。

また、つわりの影響で冷たいものや脂っこいものばかり食べてしまうなど、偏った食事を摂ることも原因になりえます。体が冷えると下痢になりやすいのは周知の事実ですが、脂っこいものをたくさん食べると消化不良を起こし、下痢になりやすいのです。

妊娠中に下痢をした際の注意点

妊娠中に関わらず下痢をした際は、水分が大量に失われてしまいます。妊娠中は特に、こまめに水分補給をおこないましょう。その際、冷たい飲み物を摂取し過ぎるとかえってお腹の調子が悪くなります。なるべく常温の飲み物を摂取するようにしてください。

あまりにも下痢が続くと下痢止め薬を服用したくなるかもしれません。妊娠中の下痢止めの服薬は、基本的に問題ありませんが、念のため産婦人科で症状を伝えた上で処方してもらうと安心です。

このような注意点を守っていれば、自然と下痢は治まっていくでしょう。しかし、症状によっては病院を受診したほうがいいケースもあります。詳しく見ていきましょう。

病院を受診した方が良い症状

次のような下痢の症状が出た場合は、すぐに病院を受診しましょう。

・嘔吐や発熱など別の症状を伴う場合
下痢だけでなく、嘔吐や発熱など別の症状を伴う場合は、感染症が原因となっている可能性があります。病原菌の種類によっては赤ちゃんに影響を及ぼす可能性があるため、速やかに受診してください。

・膣からの出血を伴う場合
膣からの出血を伴う下痢の場合は、切迫流産の恐れがあります。時間外でもすぐに産婦人科に電話をし、受診してください。なお病院を受診する際は、いつから下痢がはじまったのか、どのような症状を伴っているのかを伝えましょう。

なお、下痢に血が混ざっている場合も要注意です。早めに病院を受診してください。ただし、下痢に血が混ざってる場合、色が濃い血のことが多いです。鮮血が肛門から出て下痢に混ざっている場合は、原因が痔にあることもあり、その場合は心配いりません。 もし自己判断が難しい場合は産婦人科に連絡しましょう。

・長期間下痢が続く場合
長期間下痢が続く場合は、細菌による食中毒の可能性があります。食中毒の種類によっては、早産など赤ちゃんへ悪影響を与える可能性があるため、診察を受けると安心です。

・下痢と嘔吐が続く場合
下痢と嘔吐が続くと、脱水してしまい、 低血圧になってしまう可能性があります。それを予防するために、下痢のときは水分を補給することが大事です。もし、吐き気や嘔吐などで飲み物を摂取することが難しい場合は、点滴が必要となる可能性があるため病院を受診した方がよいでしょう。

妊娠中の下痢・腹痛の対処法

妊娠中に下痢や腹痛になった場合、食事や生活に気をつけることで、つらさを緩和したり症状を落ち着かせたりできます。ここでは食事と生活に関する5つの対処方法をご紹介します。

【食事】温かい食べ物や飲み物を摂る

体の冷えが原因で下痢や腹痛が起こっている場合は、体を温める食事や飲み物を摂りましょう。味噌汁や甘酒など、発酵食品を摂ると腸の調子を整えてくれる効果も期待できます。

ただし、妊娠初期でつわりの症状がある人は、温かい食事や飲み物で吐き気を催すことも考えられますので、無理のない範囲で行ってください。つわりなどで温かい食べ物や飲み物が摂ることができない場合は、お風呂やカイロ、湯たんぽなどで体を温めるといいでしょう。不快感がない人は、夏場であっても腹巻きをするのもおすすめです。

【食事】刺激物を避ける

下痢をしている、あるいは下痢になりやすい状態のときは、辛いものを控えましょう。辛いものは腸を刺激しやすく、下痢を誘発しやすいためです。

【食事】脂質は控えめに

下痢をしているときの食事は、脂質を控えめにした消化吸収のいいものにしましょう。脂質を消化吸収する際に発生する物質(脂肪酸)が腸を刺激し、下痢がひどくなってしまうからです。そのため脂質をあまり使用しない、和食を中心としたメニューにするといいでしょう。

【食事】不溶性食物繊維はほどほどに

不溶性食物繊維とは、水に溶けにくい性質がある食物繊維のこと。きのこ類やごぼうなどの食品に多く含まれる傾向があります。不溶性食物繊維は腸を刺激して排泄を促す働きがあるため、下痢をしているときには不向きです。

【生活】健康的な生活を心掛ける

ホルモンバランスの乱れによる下痢の場合は、十分な睡眠をとる、軽い運動をするなどの対策もおすすめです。一見、下痢への対策とは関係がないように思えますが、運動をすることで腸の動きがよくなるので便秘、下痢の解消につながります。

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妊娠初期の下痢は、早産や流産など赤ちゃんに影響があるのではと心配になるかもしれませんが、基本的に下痢だけだと心配はいりません。ただし、下痢だけでなく嘔吐や発熱を伴う場合は感染症にかかっている恐れがあります。出血があった場合も切迫早産の可能性があるため、様子見をせず産婦人科を受診してください。

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<この記事の監修者>

コロンビア大学病院 一般産婦人科医
常盤真琴先生

山形大学医学部卒業、日本医師免許取得後、日本での研修を経て渡米。ニューヨーク大学メディカルセンターにて産婦人科研修を修了。米国医師免許取得。2017年7月からコロンビア大学病院にて一般産婦人科医として勤務。妊婦健診、出産、家族計画や避妊法の相談、定期検診、子宮頸癌検診、乳癌健診、閉経前後のケア、 良性疾患に対する婦人科系手術を含む女性医療全般を提供。

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