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妊娠中に食べてはいけない果物はある?おすすめ果物も紹介【管理栄養士監修】

妊娠

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2026/5/11

妊娠中に食べてはいけない果物はありません。ただし、食べる量や食べ方に注意が必要です。この記事では、妊婦さんが果物を食べる時の注意点や妊娠中におすすめの果物などを紹介します。

甘くてみずみずしい果物は、食欲が落ちやすい妊娠中の心強い味方ですよね。しかし、「赤ちゃんに影響はないかな?」「糖分は大丈夫かな?」と、ふとした瞬間に不安がよぎることもあるでしょう。

この記事では、妊娠中に食べてはいけない果物の有無や、妊娠中におすすめの果物についてご紹介します。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

この記事の監修者

管理栄養士

端場愛さん

学生寮や老人保健施設、クリニックで勤務経験を積んだのち、フリーランスの管理栄養士へと転向。体と栄養の関係を多くの人に分かりやすく伝えるために、ライターとしても活動中。今日よりちょっと元気になれるレシピ開発が得意。

妊娠中に食べてはいけない果物はない

結論からいうと、妊娠中に食べてはいけない果物はありません。妊娠中は、バランスの良い食事をとることが何より重要です。特に、妊娠中に不足しがちなビタミンやミネラルを豊富に含む果物は、毎日の食事にとり入れたい食材といえます。

厚生労働省の「妊産婦のための食事バランスガイド」 によると、妊娠初期の1日の果物の摂取量目安はみかんなら2個分、りんごなら1個分です。妊娠中期~末期は少し量が増え、みかんなら3個分、りんごなら1.5個分が適量とされています。「朝ご飯やおやつのときに食べる」など習慣づけて、過剰摂取しないようにしましょう。

妊娠中に気になる、「食べてはいけない食材」については以下の記事で紹介しています。

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妊娠中におすすめの果物

妊娠中に不足しがちな栄養素を、手軽においしく補給できるのが果物の魅力です。ママの体調管理やお腹の赤ちゃんの成長を支えてくれる、おすすめの果物をご紹介します。

妊娠中におすすめの果物

鉄分:いちご・キウイ(グリーン)など

妊娠すると鉄分が不足しがちになります。これは、臍帯や胎盤に鉄分が必要になることや、体の血液量が増加し、赤血球の成分である「ヘモグロビン」が多く必要になるためです。また出産や授乳にも鉄分は必要になるので、妊娠中からしっかり蓄えておきましょう。

    【鉄分が含まれている果物・一日の目安摂取量】
  • いちご:10~15個
  • キウイ(グリーン):1/2個

なお、鉄分はビタミンCやタンパク質と一緒に摂取すると吸収率がアップします。

そのほかの鉄分が多い食材については、以下の記事を参考にしてみてくださいね。

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妊婦さんにおすすめ!鉄分の多い食べ物とレシピを紹介【管理栄養士監修】

ビタミンC:柿・キウイ(ゴールド)など

ビタミンCは、妊婦さんの皮膚や粘膜を健康的に保つ働きをしてくれるので、普段から積極的にとりたい栄養素です。ビタミンCを含む果物は、酸味があり、爽やかな味わいのものが多いので、妊娠初期のつわりの時期でも食べやすい食材です。

    【ビタミンCが含まれている果物・一日の目安摂取量】
  • 柿:1個
  • キウイ(ゴールド):1~2個

ビタミンCは加熱されると失われやすく、水溶性ビタミンで毎日排出されてしまうので、毎日続けて摂取することがポイントです。

葉酸:いちご・マンゴーなど

葉酸は、胎児の神経管閉鎖障害のリスクを下げるとされています。妊娠初期には、1日あたり400㎍の葉酸摂取が推奨されているため、葉酸を多く含む果物を積極的に取り入れてみてくださいね。

    【葉酸が含まれている果物・一日の目安摂取量】
  • いちご:10~15粒
  • マンゴー:1/2個

葉酸は熱に弱いので、過熱しないで食べることがポイントです。また、手軽に食べられるドライマンゴーは砂糖が添加されているので、食べ過ぎには注意が必要です。

カリウム:バナナ・アボカドなど

カリウムには、体内の余分な塩分や水分を排出してくれる働きがあります。むくみや高血圧を防ぐことができるので、妊娠中のマイナートラブルや妊娠高血圧症候群の予防にも最適な栄養素です。

    【カリウムが含まれている果物・一日の目安摂取量】
  • バナナ:1本
  • アボカド:1/2個

食物繊維:アボカド・キウイ(グリーン)など

食物繊維には、腸内環境を整えて便通をスムーズにする働きがあります。妊娠中はホルモンバランスの変化やつわりによる水分不足から便秘になりやすいため、日々の食事から積極的に取り入れたい栄養素です。

    【食物繊維が含まれている果物・一日の目安摂取量】
  • アボカド:1/2個
  • キウイ(グリーン):1~2個

妊娠中に果物を食べるときの注意点

果物は妊娠中の栄養素補給として優秀ですが、食べ方に少し注意が必要です。果物を食べる前に、注意点を確認しておきましょう。

体を冷やす果物を取りすぎない(スイカ、メロン、梨など)

スイカ、メロン、梨などの夏の果実は、水分を多く含んでいるため、身体を冷やしてしまうことがあります。体が冷えるとつわりの症状がひどくなったり、 お腹が張りやすくなったりするため、食べ過ぎないように注意が必要です。

スイカやメロンは可食部100~200ℊ、梨なら1個までを1日の摂取量の目安にするとよいでしょう。適量であれば、手軽な水分補給やむくみの解消などに役立ちます。

妊娠中のスイカについては、以下の記事で詳しく解説しています。

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医師監修|妊婦はスイカを食べたらダメ?メリットや注意点を解説

スイカ

食べる前にはしっかり洗う

妊娠中に果物を食べるときには、しっかり洗ってから食べるようにしましょう。まれですが、自然の土壌や肥料の中にいるリステリア菌が果物に付着していることも考えられます。

妊娠中にリステリア菌が付いた食べ物を摂取し、リステリア症という感染症にかかると、胎児へ感染し、早産や新生児の敗血症などを引き起こす可能性があります。リステリア菌は加熱すると死滅しますが、果物は生で食べることが多いため、しっかりと洗うようにしましょう。

缶詰の果物は糖質が高いため注意

果物を食べるときには、できるだけ缶詰やドライフルーツではなく、生の無加工の果物をそのまま食べるようにしましょう。

缶詰の果物には、長期保存ができるように砂糖が多く添加されています。中にはシロップで煮詰めている果物もあり、果肉に糖分が吸収されていることも考えられます。缶詰の果物は手軽で便利ではありますが、糖分の過剰摂取になることから、食べるときは少量にとどめるようにしましょう。

妊娠中の果物に関するよくある質問

ここからは、妊婦さんが果物を食べるときのよくある疑問について解説します。

缶詰の果物やドライフルーツでも栄養はとれる?

栄養はとれますが、缶詰やドライフルーツは高カロリーなことに注意が必要です。 缶詰は長期保存ができる一方で、保存用のシロップに多くの砂糖が使われています。

また、ドライフルーツは水分が抜けて栄養が凝縮されていますが、その分、少量でも生の状態より高いカロリーを摂取することになります。

基本は生の果物を選び、缶詰やドライフルーツは少量に留めるのが理想的な取り入れ方です。

柿を食べると「貧血」「体の冷え」につながるの?

1日1個程度であれば、柿を食べても問題ありません。むしろ柿はビタミンCが豊富で、適量であれば免疫力アップなどのメリットが多い果物です。

ただし、食べ過ぎには注意が必要です。柿に含まれる「タンニン」には鉄分の吸収を妨げる性質があるため、毎日3個以上食べるなど、過剰に摂取すると貧血を招くおそれがあります。適量を心がけて食べてください。

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妊娠中食べてはいけない果物はありません。一日の摂取目安量を守って、効果的に栄養素を摂取しましょう。果物は種類によって含まれている栄養素が異なるので、ご自身の悩みに合った果物を食べられると良いですね。

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