妊婦はどんなストレスを抱えている?妊娠中のママのストレス解消法を紹介!
2021/2/12
妊娠すると、以前は気にならなかったことでも不安やストレスを感じやすくなる傾向があります。この記事では妊婦さんが感じやすいストレスや、先輩ママに聞いたストレス解消法をご紹介します。不安やストレスと上手に向き合い、穏やかにマタニティライフを送りましょう。
目次
妊婦さんが感じやすいストレスとは?
妊娠前までは気にならなかった小さなことに、イライラやストレスを感じるようになったという妊婦さんもいるでしょう。実際に妊婦さんが感じやすいストレスには以下のようなものがあります。
・妊娠によるつわりや腰痛、抜け毛などによるストレス
・仕事やキャリアなどに対する不安やストレス
・家事や上の子の育児に関するストレス
・出産や子育てに対する不安やストレス
それぞれのストレスについて、詳しくみていきます。
■妊娠によるつわりや腰痛、抜け毛などによるストレス
妊娠の初期から後期にかけて妊婦さんの体は大きく変化します。それに伴って様々な症状が現れるようになると肉体面や精神面に負担がかかり、妊婦さんはストレスを感じやすくなります。
例えば、妊娠初期から中期の時期は、つわりの症状に悩まされる人も多いでしょう。食べ物を食べていないと気持ちが悪くなる「食べづわり」や、においが気になる「匂いづわり」、唾液を飲み込むと気持ちが悪くなる「よだれづわり」など、人によって、つわりの症状 は様々です。こうした不快な症状に加えて、強い眠気やだるさ等の症状が続くと気分も滅入ってしまいますよね。
妊娠中期から後期にかけてお腹が大きくなるに伴い、腰痛になると、動くたびに腰が痛い…と辛く感じるかもしれません。また、妊娠中のホルモンバランスの変化による影響で、抜け毛に悩む人や、妊娠中の「体重管理」にストレスを感じる人も。このように、妊娠中に起こる体調の変化や、食事制限等に対してストレスを感じるという妊婦さんが多いようです。
■仕事やキャリアなどに対する不安やストレス
働いている妊婦さんの場合は、仕事や通勤などに関する不安やストレスを感じる人が多いようです。
つわりや眠気、だるさといった症状が出てくると、これまで通りに仕事をすることが難しいケースもあります。特に、体力を使う仕事や精神的なプレッシャーが大きい仕事は、精神面・身体面の両方にストレスがかかってきます。そのような状況が続くと、「職場に迷惑をかけるのではないか…」「仕事と体調管理の両立がうまくいかない…」といった不安な気持ちになることも。
仕事をストレスに感じている場合、職場の上司に業務内容や出勤時間の変更を相談してみることもひとつの対処法です。ほかにも、職場の状況から「産休や育休を希望通りに取得できるか不安…」といった声も聞かれます。1人で抱え込まずに、職場の上司や同僚に話をして、業務分担を変えてもらったり、休暇をとったりすることも大切です。
しかし、仕事をしていると急に休みをとることが難しい場合もあります。そんな妊婦さんにぜひ知ってもらいたいのが、母性健康管理指導事項連絡カード(母健連絡カード)です。これは、医師から会社へ妊婦の健康状態を知らせて、必要に応じた対応をするように伝える書類です。母健連絡カードを提出された会社は、通勤緩和や休暇取得など妊婦に配慮した対応を求められます。つわりや体調不良でどうしても出勤がつらい、長期間休みたいという場合は、妊婦健診の際に医師へ相談することも検討してみてください。
■出産や子育てに対する不安やストレス
妊娠をすると、この先に控えている出産や育児に対して不安やストレスを感じることもあります。「陣痛の痛みに耐えられるか」「赤ちゃんは元気に生まれてくるか」といった、出産そのものに対する不安を感じることもあるでしょう。さらに、「親としてきちんと子どもを教育できるか」「生活がガラリと変わるのが不安」といったストレスを感じることも。
これまで経験したことのない「出産」や「生活の変化」に対して、漠然とした不安を感じるのは自然なことです。そんなときは、信頼できる人に不安な気持ちを聞いてもらうだけでも心が軽くなるものです。また陣痛から出産の流れへの理解を深めることも、漠然とした不安を軽減することにつながるかもしれません。
■家事や上の子の育児に関するストレス
妊娠前はこなせていた家事や育児。しかし、つわりや腰痛などが原因で「思うように家事ができない」という声もよくきかれます。そんなときは旦那さんの助けを借りたいところ。つわりや腰痛の症状を旦那さんに伝えて、家事や育児の役割分担を見直してみるのがおすすめです。また、両親や親戚、家事代行サービスなどを頼って、ご自身の身体を休めることも選択肢に入れましょう。ほどよく手抜きをすることは決して悪いことではありません。お腹の赤ちゃんのためにも、無理はしないでくださいね。
そのほか、育児に関するストレスもあげられます。上のお子さんがいる場合、妊娠がきっかけとなって「赤ちゃん返り」が始まることも多いようです。赤ちゃん返りが始まると、突然甘えん坊になったり、親を困らせるような行動をしたりということもあるでしょう。できる限り言葉や行動で愛情を伝えてあげたり、抱きしめてスキンシップをとったりして、お子さんを安心させてあげられるといいですね。
妊婦のストレスが胎児へ与える影響とは?
妊婦さんがストレスを感じることが増えたと思った時、気になるのは胎児への影響です。
「妊婦の精神的なストレスが胎児と新生児に及ぼす影響」という研究の結果によれば、妊婦さんの精神的なストレスは赤ちゃんにも少なからず影響を与えることが示唆されています。そして、精神的なストレスを感じたときに適切なリラクセーションを心がけることは、赤ちゃんにとっても効果的と考えられています。
そのため妊婦さんがストレスを感じた時には、上手くストレスと付き合っていくことが大切になるといえるでしょう。具体的なストレスの付き合い方については、次の項でご紹介していきます。
<出典>
「妊婦の精神的なストレスが胎児と新生児に及ぼす影響 (KAKENHI-PROJECT-12672337) 」
妊婦さんはストレスとどう向き合えばいい?先輩ママのストレス解消法を紹介
ここからは、先輩ママに聞いた「妊娠中のストレスとの付き合い方」をご紹介していきます。ご自身に合ったストレス解消法を取り入れてみてくださいね。
■不安な気持ちを誰かに聞いてもらう
<ママたちの声>
・母や主人によく話を聞いてもらった。共感してもらえるとイライラが和らいだ
・似たような状況の妊婦さんたちとSNSでつながりを持って、励ましあったり、愚痴を言いあったりしていた
・妊娠中や入院中のことを主人としっかり話し合って、不安を解消するよう心掛けていた
妊娠中の不安やストレスは、1人で抱え込まずに聞いてもらったという声が多く寄せられました。周囲の人に自分の気持ちを吐き出したり、SNSを活用して仲間をみつけたりすることで、ストレスと上手に付き合っていきたいですね。
■気分転換できる方法を見つけてリフレッシュ
<ママたちの声>
・夫婦での思い出作りに温泉に行った
・面白い動画やテレビを見て、おもいっきり笑った
・15時のおやつでヘルシーなものを選んで、自分なりに楽しんだ
さまざまな制限が生じることも多い妊娠生活ですが、気分転換できる方法を探して、リフレッシュしていきたいですね。
■赤ちゃんとの将来をイメージする
<ママたちの声>
・赤ちゃんグッズを眺めて、かわいい赤ちゃんに会えることをイメージした
・お腹に話しかけたり触ったりして、頑張ろうねと励まし合った
赤ちゃんの存在を身近に感じたり、話しかけたりしたママも多いようです。赤ちゃんとの具体的な将来像をイメージできると、前向きな気持ちになれるかもしれませんね。
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妊婦さんが感じやすいストレスから赤ちゃんに与える影響、さらにストレスの対処法までご紹介しました。些細なことでもストレスを感じやすい時期ですが、うまくストレスと向き合っていきましょう。
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