七五三はいつ祝う?参拝日や年齢、スケジュールを徹底解説
2025/9/2
七五三のお参りは毎年11月15日に行います。お参りに行く年齢は、数え年でも満年齢でも問題ありません。本記事では、七五三に関するスケジュールの立て方を詳しく解説しています。

目次
七五三の参拝のタイミングは、男女で異なります。さらに、「数え年」と「満年齢」という2つの年齢の数え方があり、「いつ七五三を祝うべきなの?」と悩むママやパパは多いでしょう。加えて、当日までに衣装のレンタルや撮影方法なども決める必要があるため、余裕を持って準備することが大切です。
本記事では、七五三の参拝や撮影の時期、当日までのスケジュールなどを解説します。
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七五三の参拝日はいつ?【毎年11月15日】
七五三は、子どもの健やかな成長を祝い、神社やお寺で感謝と祈願をする年中行事です。男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳に行われ、ご祈祷を受ける以外にも、記念撮影や食事会をします。
神社やお寺への参拝は、11月15日に行うのが一般的です。日付が毎年変わる節分や中秋の名月とは異なり、毎年同じ日付でお祝いします。ただし、近年は別日にお祝いするご家庭も少なくありません。
ここからは、神社に参拝する時期の決め方について解説します。
七五三の当日のスケジュールや過ごし方については、以下の記事で詳しく紹介していますので、併せてご覧ください。「七五三では何をする?当日やることや事前準備をママ割メンバーに調査!」
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参拝日は天候や大安日を参考に決める
七五三のお祝いの日は11月15日ですが、近年は神社やお寺の混雑を避けるため、11月15日前後の1〜2か月に参拝や撮影を行う家庭が増えています。日付にこだわらない場合は、比較的天候が安定していてあまり寒くない10〜11月後半がおすすめです。
日にち以外に、六曜を重視して日程を決めるご家庭もあります。そのため、縁起が良いとされる「大安日」は参拝客が増え、混雑しやすくなります。ただし、六曜は仏教や神道には関係がない風習なので、赤口や仏滅だからといって参拝を避ける必要はありません。
六曜を参考にする場合は、縁起が良い日・時間帯を選ぶと良いでしょう。
- 大安:一日中縁起が良い
- 友引:昼以外は吉
- 先勝:午前中が吉
- 先負:午後からが吉
なお、日曜日と吉日が重なる日は特に参拝客が多いと予想されるため、混雑を避けるのか吉日を取るのかなど、優先順位を決めるとスムーズに日取りを決められます。
七五三は何歳でお祝いする?
七五三は、男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳に神社や寺院に参拝し、子どもの成長を祝います。年齢の数え方は、「数え年」と「満年齢」の2通りあります。
数え年とは生まれたその日を1歳として、お正月(1月1日)に1つ年を取る数え方です。たとえば、2023年1月に生まれた子も、2023年12月に生まれた子も、2024年の1月1日で2歳になります。
日本では、お正月は歳神様(としがみさま)をお迎えする日であり、歳神様から1年分の生きる力を得て、1つ年を取ると考えられてきました。しかし、現在では生まれた日から1年で1歳とする「満年齢」で数えることが一般的です。

ここからは、参拝する年齢について詳しく解説します。
男の子は3歳と5歳・女の子は3歳と7歳でお祝い
七五三のお祝いをする年齢は、男女で異なります。どちらも1回目は3歳ですが、2回目は男の子が5歳、女の子が7歳です。
お祝いを複数回行う理由は、平安時代から江戸時代にかけて行われた子どもの成長を祝う3つの儀式に由来します。
- 髪置きの儀:3歳になったら子どもの髪を伸ばし始めるという儀式です。平安時代はかぶれや湿疹を予防するため、3歳になるまでは男の子も女の子も坊主にするという習慣がありました。
- 袴着の儀:3~7歳になった子どもに初めて袴を履かせる儀式です。平安時代は男女ともに行われていましたが、江戸時代以降は5歳の男の子の儀式として定着しました。
- 帯解の儀:それまで紐で着付けていた着物を、大人と同じように帯で着付ける儀式です。室町時代は男女ともに9歳で行われていましたが、江戸時代末期以降になると男の子は5歳で、女の子は7歳で行うようになりました。
これらの儀式に由来して、現在でも男の子は3歳と5歳の年に、女の子は3歳と7歳の年に七五三を行うのが一般的です。ただし、年齢や時期は地域によって異なります。また、絶対に、慣例どおりの年齢で行わなければいけないわけではありません。参拝予定の神社や参加者と相談し、子どもの成長に合わせて決めると良いでしょう。

数え年・満年齢どちらでも問題ない
七五三の年齢の数え方に明確なルールはないため、数え年でも満年齢でも問題ありません。ただし、数え年の場合、誕生月によっては生まれてから1〜2年(満年齢で数えると1〜2歳)でお祝いすることになり、早生まれの子どもは参拝のタイミングに悩むかもしれません。
七五三では、いつもと違う服装や雰囲気で長時間過ごすことになります。子どもの成長や体調に合わせて、無理のないタイミングを決めると良いでしょう。

七五三のスケジュールの立て方
思い出に残る七五三にするためには、事前準備が必要です。ここからは、七五三当日までのスケジュールについて詳しく解説します。
参拝日を決める
七五三の参拝に同席する人が確定したら、全員のスケジュールを調整し、参拝日を決定します。当日、子どもの体調不良や荒天になる可能性を考慮して、候補日を押さえておくことも大切です。
神社によっては、事前予約が必要な場合があるため、念のため公式サイトや電話で確認すると良いでしょう。その際に、初穂料についても調べておくと安心です。
七五三の初穂料の相場やマナーについて知りたい方は、「七五三の初穂料とは?初穂料の相場やのし袋の書き方・包み方について解説」の記事も併せてご覧ください。

衣装の手配・レンタル予約
参拝日が決まったら、衣装の手配が必要です。衣装の準備には時間がかかることが多いため、和装にするか洋装にするかは、早い段階で決めると良いでしょう。
また、衣装を購入するか着物レンタルを利用するかも決める必要があります。衣装を購入する場合、急な日程変更に対応しやすいことや、七五三の記念として手元に残せるなどのメリットがあります。一方で、レンタルよりも費用がかかることがデメリットです。
レンタルは、購入するよりも費用を抑えられることが大きなメリットです。しかし、人気のデザインは早い時期に予約枠が埋まるので、遅くとも七五三の2〜3か月前には予約すると良いでしょう。
「子どもの七五三衣装の調達場所に関するアンケート」では、43.0%の方が「写真スタジオ」と回答しました。写真撮影の予約と一緒に、衣装の予約をする方が多いようです。

写真撮影の予約
写真撮影の主な方法は3つあります。
- スタジオ撮影
- プロのカメラマンによるロケーション撮影
- 家族や親族による撮影
スタジオ撮影やプロのカメラマンに撮影を依頼する場合は、前撮り・当日・後撮りのどのタイミングで写真撮影をするかを決めてから予約します。当日に写真撮影をする場合は、参拝前か参拝後かも決めておくこともポイントです。
家族や親族がカメラマンになる場合は、撮りたいシーンやロケーションなどを事前に計画するとスムーズに撮影できます。
着付けやヘアメイクの予約
11月15日付近は、七五三の依頼が重なって美容院の予約が取れない可能性があります。日程が決まり次第早めにアポイントメントを取ることが大切です。希望する髪型ができるか心配な場合は、事前に打ち合わせをしておくと良いでしょう。
和装の場合は、着付けやヘアセットに時間がかかります。時間を多めに見積もってスケジュールを立てると安心です。
七五三の写真撮影はいつ行う?
七五三の記念撮影を行う場合は、参拝日当日か、日をずらして行うかの2つの選択肢があります。どちらにもメリットとデメリットがあるため、当日のスケジュールや子どもの性格に合わせて選ぶことが大切です。
ここからは、それぞれの撮影タイミングの特徴を詳しく解説します。
参拝当日:参拝と撮影を1日で済ませられる
参拝当日の写真撮影には、次のようなメリットがあります。
- 撮影から参拝まで1日で済ませられる
- 参拝時とは別に、着付けやヘアセットの予約が不要
七五三のイベントを1日で終えられるのは、忙しい家庭にとってうれしいポイントです。スケジュール調整や予約の手間も減り、事前準備がスムーズになります。
さらに、七五三シーズンの10月下旬〜12月上旬は、紅葉が見頃を迎える時期です。紅葉が美しい神社やお寺で参拝・写真撮影をすれば、より印象的な写真を残せます。
しかし、1日に予定を詰め込みすぎると、子どもが疲れてしまうかもしれません。体力やお昼寝時間などを考慮して、当日撮影できるかどうか慎重に検討することをおすすめします。

前撮り・後撮り:予約が取りやすくゆっくり撮影できる
お参りと別の日に写真撮影をするメリットは、次のとおりです。
- 子どもの笑顔を引き出しやすい
- 撮影費用を抑えられる場合が多い
- 前撮りの場合、着物に慣れることができる
- 撮影の待ち時間が少ない
- 衣装をゆっくり選べる
- 前撮り・後撮りのキャンペーンや特典が利用できる場合がある
多くの写真スタジオでは、前撮りの期間を4〜9月頃までと設定しています。中でも春夏は料金が抑えられていることが多く、予約も取りやすいため狙い目です。
6~9月にかけては、プールや野外遊びなどで、お子さんが日焼けしやすい時期でもあるため、「日焼け前に撮るか、後に撮るのか」を判断基準にするのも良いでしょう。ただし、日焼けした肌に似合う色の着物もありますし、日焼け肌を補正してくれる写真スタジオなどもあります。健康的な肌色も思い出の一つであるため、過度に気にする必要はありません。
当日に近い姿で撮影できる9月は、前撮り時期としてとても人気があります。この時期は予約が集中するため、早めの手配がおすすめです。
後撮りの場合、11月15日以降は予約が取りやすく、料金も12月以降はピーク時よりも安くなる傾向があります。仕事や用事で11月中に撮影できない場合におすすめです。
しかし、七五三の写真を年賀状に使用したい方は注意が必要です。写真スタジオでは仕上がりまでに2週間ほどかかる場合があり、撮影時期によっては間に合わない可能性があります。
七五三の衣装は和装・洋装どちらでもOK
七五三の参拝や撮影の衣装は着物などの和装を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、洋装でも問題ありません。
<和装の場合>
年齢によって着用するアイテムが異なります。一般的な装いは、以下のとおりです。
- 3歳:一つ身または三つ身の着物の上に被布(ひふ)と呼ばれる袖のない着物を羽織る
- 5歳:袴や三つ身の着物
- 7歳:袴や四つ身の着物
<洋装の場合>
男女ともにフォーマルな服装が基本です。季節に応じて、カーディガンやシンプルなコートを合わせると上品にまとまります。
- 男の子:スーツ、シャツとネクタイ、またはベスト付きのフォーマルセットなど
- 女の子:ワンピースやドレスに、ボレロやカーディガンを組み合わせた装いなど
大人も、和装・洋装どちらでも構いませんが、子どもを引き立てるような控えめな柄や色が適しています。特に、和装はデザインだけでなく格や素材にも配慮が必要です。
ママの七五三の服装については、「【七五三】母親 の服装にNGはある?選び方&スタイル別コーデをご紹介」の記事でも解説しています。ぜひ併せてご覧ください。

七五三のお祝いや参拝時の注意点
服装や持ち物、当日のスケジュールなどを事前に確認しておくと、スムーズに参拝できます。ここからは、七五三のお祝いや参拝時に気を付けたいポイントについて解説します。
子どもの体調を優先する
着物や袴など慣れない服装で長時間外出すると、少なからず子どもに負担がかかります。疲れている様子があれば、休憩やお昼寝を挟むと良いでしょう。
気温に合わせて服装を調整したり、トイレ状況を事前に確認しておくことも大切です。子どもがぐずった場合は、衣装を緩めたり髪の毛をほどいたりすることでリラックスでき、気分が落ち着きます。
満年齢で祝う家庭が多いのは、2歳など低年齢と比べて外出しやすく、体調や移動の負担を抑えやすいためです。子どもの体調を優先して無理のないスケジュールや日程でお祝いをすると、家族全員が穏やかな気持ちで楽しめます。
雨の日の備えを万全にする
急な雨に備えて、傘やカッパ、長靴に加え、荷物を濡れから守るためのカバー類を用意しておくと安心です。神社によっては屋根付きの参拝スペースがあるため、事前に下見をしておくと、急な雨でも慌てず対応できます。
当日雨が降ってしまったら、裾を短めに着せてもらう、草履ではなくブーツにするなど臨機応変に対策すると、快適に過ごせるでしょう。
参拝時に必要な持ち物を把握する
忘れ物をしないように、参拝に必要な持ち物を事前に確認することが大切です。
- 初穂料:金額の相場は5,000〜10,000円です。神社によって金額が指定されている場合もあるため、ホームページなどで事前に確認しておくと安心です。
- 快適に過ごすためのアイテム:待ち時間に退屈しないよう、おもちゃやおやつがあると便利です。気温に応じて羽織るものも持参すると体温調整に役立ちます。
- エコバッグ:お守りや千歳飴を入れるための袋があると便利です。
さらに、神社によっては祈祷の受付予約が可能です。予約すると待ち時間が短くなり、スケジュールも立てやすくなるため、事前の確認をおすすめします。
撮影時期によるメリットとデメリットを確認する
写真撮影をする場合は、参拝日と同日にするか別日にするかで、当日のスケジュールや事前準備が大きく変わります。それぞれのメリットやデメリットを把握し、早めにタイミングを決めることが大切です。
参拝当日の撮影は、七五三の行事が1日で済むことがメリットです。しかし、スケジュールが過密になりやすく、混雑や待ち時間が長くなることもあるため、子どもの体力や機嫌を考慮して調整する必要があります。
前撮り・後撮りは、タイミングによっては予約が取りやすく、落ち着いて撮影できることがメリットです。また、割引やキャンペーンなどを活用できる場合もあるため、確認すると良いでしょう。ただし、お参りとは別にスケジュールを組む必要があり、衣装レンタルや撮影準備の手間がかかることがデメリットです。
それぞれのメリット・デメリットを踏まえ、子どもの体調や家族の都合に合わせて最適な撮影時期を選ぶと、七五三の思い出を無理なく楽しめます。
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七五三のお祝いは、男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳で行うのが一般的です。参拝日は11月15日が慣例ですが、近年は家族の都合や子どもの体調に合わせて、前後の休日や別の時期に参拝するご家庭も増えています。
スムーズに当日を迎えられるように、衣装の手配や写真撮影の予約などは、余裕を持って済ませておくと安心です。撮影のタイミングについても家族で十分相談し、当日より穏やかに楽しく過ごしてください。
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