新生児の期間はいつからいつまで?新生児の育児を乗り切る方法も紹介
2023/3/6
この記事では新生児の特徴についてくわしく解説しています。呼吸や体のリズムが不安定な新生児の育児は親にとっても大変なものです。大変な育児の乗り切り方も紹介しているのでぜひ参考にして下さい。
産後間もなくはじまる育児は、とても大変です。昼夜を問わずお世話をする、頻繁に授乳をするなど休みなく育児が続くので、ママ・パパも疲れてしまうでしょう。この記事では、新生児期の特徴をお伝えするとともに、いつまで大変な状態が続くのか、新生児期を乗り切る工夫などについてご紹介します。
目次
新生児の期間はいつからいつまで?乳児や幼児との違いも
新生児とは、生後0日から28日未満の赤ちゃんのことをいいます。つまり、生後4週間以内の赤ちゃんが新生児です。新生児と乳児を混同してしまいがちですが、乳児とは新生児期を含む1歳未満の赤ちゃんのこと。1歳以降は幼児になります。
乳児期は一生のうちで最も体と心の発達が著しい時期です。生まれたときはおよそ50cmだった身長も、幼児になるころには75cm程度まで伸びます。体重は3kg程度だったのが、9kg近くまで増えることで約3倍も成長していることになります。人生において、1年間で身長が25cmも伸び、体重が3倍になることはほぼありませんよね。心の発達も著しく、新生児のうちは自分と他人の区別もつかなかったのが、乳児になるころには家族とそうでない人の区別がつくようになるのです。
新生児にはどんな特徴がある?微笑みはいつまで?
赤ちゃんが睡眠中に、目を閉じたまま微笑む様子はたまらなく可愛いですよね。これは新生児微笑という原始反射で、楽しい・うれしいといった感情から生まれるものではありません。生後2か月ごろにはしなくなるといわれています。
そのほかにも新生児ならではの特徴がありますので、ご紹介していきます。
1日の大半は寝ている
新生児期の赤ちゃんは、1日のほとんどを寝て過ごしています。その時間は、16時間以上とされています。昼夜の区別がついていないので、昼間でも寝ていることが多いのです。「寝てばかりいるけど大丈夫?」と心配になる方もいると思いますが、赤ちゃんは睡眠中に脳が発達していることから、とても大切な時間と言えます。ただし、すべての赤ちゃんが16時間以上時間寝るわけではありません。起きる回数や1回の睡眠時間は、個人差があるためあくまでも目安として考えてください。
赤ちゃんの不思議な睡眠リズムに合わせて生活をするのは大変ですが、成長とともに徐々に昼夜の区別がつくようになります。
出典:未就学児の睡眠指針/厚生労働科学研究費補助金、未就学児の睡眠・情報通信機器使用研究班
頻繁な排泄
赤ちゃんは頻繁におしっこをします。ついさっきオムツを替えたばかりなのに、ふと見るともうおしっこをしている、ということもしばしば。これは、排泄機能が未熟だからです。1回に出せるおしっこの量が少ないので、回数が多くなってしまいます。成長とともに排泄機能も発達するので、徐々におしっこの間隔が空いていくでしょう。
授乳のタイミングは2〜4時間ごと
新生児期の赤ちゃんは授乳も頻回で、2~4時間ごとに授乳をします。「口を開けてママのおっぱいを探すように顔を動かす」「布団をしゃぶる」などの行動が見られたら、授乳のサインであることが多いです。ただし、ママの母乳の出方や赤ちゃんの発育によって授乳の回数は異なります。あくまでも一般的なペースなので、参考として考えてください。
また、口寂しい赤ちゃんのためにおっぱいの代わりとして、おしゃぶりを使わせてあげたいと思う方もいるでしょう。しかし、新生児におしゃぶりを使うと、ママのおっぱいを受け付けなくなるケースもあります。使う際は本当に必要か慎重に検討しましょう。不安な場合は助産師や保健師に相談してみましょう。
新生児の育児が大変なのはいつまで?
昼夜構わず赤ちゃんのお世話を続けていると、ママは睡眠不足や疲れがたまり心身ともにボロボロの状態になることもあります。「なぜ大人のように規則正しく生活をしてくれないの?」と思ってしまうかもしれませんが、新生児期は、呼吸や体のリズムが整っていないのが理由です。こう説明すると「この状況はいつまで続くのだろうか」と思うかもしれませんが、生後3か月ごろになると睡眠や授乳間隔が整ってきます。乳児はどんどん成長する時期なので、次第にママも慣れてくるでしょう。
大変な新生児の育児を乗り切る方法
多くのママが新生児期は大変だったと言います。未経験の育児がはじまる不安、出産による身体への影響、ホルモンバランスの急激な変化などで心身ともにベストコンディションではないからです。そんな新生児期の育児を乗り切るための方法を、いくつかご紹介します。
1.休めるときにすぐ休む
赤ちゃんが寝たタイミングで体を休めましょう。産後、精神的にハイになっていることもありますが確実に体は疲れています。「ちょっと家事を済ませよう」と無理するのではなく、できるだけ睡眠を優先しましょう。もし寝られなくても、横になって目をつむっているだけでも体は休まります。
2.泣き声を気にしすぎない
赤ちゃんはほんの些細なことでも泣いてしまいます。泣かせないようにしようと思うと、精神的に参ってしまうことも。赤ちゃんが少々泣いても、気にしないくらいがちょうどいい場合も多いです。赤ちゃんが泣いていることは悪いことではありません。何の理由もなく泣いていることもあります。
3.パパが積極的に育児をする
パパも育児をするのが、大変な新生児期を乗り切るうえで重要です。体力的に助かるだけでなく、ママが1人で育児をする孤独感も解消できます。この大変な時期を乗り越えるには、パパの力が不可欠です。その都度ママに何をしてほしいか聞くことも大切ですが、あらかじめ赤ちゃんのお世話の流れを勉強したり、パパが担えることをママに伝えたりしておくとよいでしょう。
4.産後ケアを活用する
もし配偶者や祖父母などの協力が得られない場合は、家事代行サービスなどの産後ケアを活用しましょう。自治体によって産後ケアの利用料金を助成してくれることもあります。
5.赤ちゃんが生きていれば100点
とにかく赤ちゃんが生きていれば100点と思いましょう。育児の様子は人それぞれ。教科書通りにいくこともあれば、当てはまらないこともあります。寝ない赤ちゃんや、母乳を上手く飲めない赤ちゃんもたくさんいるのです。時には理想と現実の差に落ち込むことがあるでしょう。また、他の家庭の育児のキラキラした面を目にすることもありますが、深刻に受け止めず、フィクションくらいに思うとちょうどいいでしょう。
とにかく大切なのは、ママが無理をしないこと。ストレスを抱えて精神面に限界がきては元も子もありません。頼れるところに頼って、新生児期を乗り切ってくださいね。
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新生児は生後28日までの赤ちゃんのことを言い、1日のほとんどを寝て過ごします。新生児微笑など可愛らしい面が見られる反面、2~4時間おきの授乳や頻回のオムツ交換、昼夜問わずのお世話があるなど大変な時期です。新生児期を乗り切るために、ママは休めるときに休み、無理をせず過ごしましょう。
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<この記事の監修者>
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