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新生児との外出はいつから?持ち物や外出時間の目安も|医師監修

赤ちゃん

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2025/2/28

新生児との外出1か月健診後が推奨されていますが、最近は服装や環境に注意して外出する人も増えています。赤ちゃんと外出する際の持ち物や、外出に適した時間や手段を月齢別に紹介します。医師監修のもと、注意点も解説します。

この記事の監修者

日本小児科学会専門医・同指導医、米国小児科専門医、米国小児救急専門医

井上信明先生

日本の医学部を卒業後、日本、アメリカ、オーストラリアにて小児科および小児救急の研修を行う。

赤ちゃんとの生活に少し余裕ができると、散歩やお買い物に出かけるのが楽しみになりますよね。一方で「外出はいつから始めて大丈夫?」「どんな持ち物が必要?」といった疑問を抱える方も多いのではないでしょうか。

本記事では、新生児との外出に適したタイミングや持ち物リスト、注意すべきポイントを詳しく解説します。月齢に応じた外出時間の目安も紹介していますので、妊娠中や子育て中の方はぜひ最後までご覧ください。

新生児との外出はいつから?

新生児とは、生後28日未満の赤ちゃんのことを指します。この時期の赤ちゃんは体温を調節する能力や免疫力が十分ではなく、肌も非常にデリケートなため、室内で過ごすことが基本です。

ただし、最近は気温にあわせて服装を調整し、人混みや直射日光を避け、短時間の外出をする人も増えてきています。実際、アメリカなど日本以外の国では、新生児を連れて外出しているところも多いです。

新生児の外出は、適切なタイミングを見極め、無理のない範囲で段階的に行うようにしましょう。

1か月健診で問題が無ければ外出OK

一般的に、赤ちゃんとママの初めてのお出かけは、1か月健診が目安です。1か月健診で特に問題がなければ、少しずつお出かけの機会を増やしていきます。

ただし、1か月を過ぎたからといって、必ず外出が必要なわけではありません。特に、産後のママの体調回復スピードは人それぞれです。体調の回復状況によっては、無理をせず、安静に過ごすことも大切です。

一方、寒暖差にしっかりと対応し、人混みや直射日光を避ければ、1か月健診前でも新生児と外出しても問題ないという見解も増えています。外出の必要性や母子の体調を鑑みて、外出のタイミングを決めると良いでしょう。

産まれたばかりの赤ちゃんは、まだ外気や気温に慣れていません。また、免疫も弱いため、お出かけする際は十分に気をつかう必要があります。

真夏の暑い時期や、真冬の寒い時期はなるべく外出を避けて、赤ちゃんにとって心地よいお出かけとなる日を選んでみてください。
赤ちゃんの服装については以下の記事で詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事

医師監修|赤ちゃんの服装選びのポイントを季節・気温別に解説!

赤ちゃんとの外出は段階的に

赤ちゃんとママの負担を最小限にするために、お出かけは段階的に進めることがポイントです。

まずは、家の庭やベランダなどで外気に触れる「外気浴」から始めます。外気浴は、病気などの感染リスクもなく、新生児の赤ちゃんでも積極的に取り入れられることがメリットです。

外気に慣れてきたら、自宅のまわりなどで数分程度のお散歩にステップアップします。いくつかの散歩コースを用意すると、赤ちゃんは場所ごとにさまざまな刺激を受けることができおすすめです。

また、一回当たりの散歩時間が短いので、赤ちゃんとママ・パパの負担も少なくなります。

自宅周辺での散歩に慣れてきたら、徐々に外出の範囲を広げていきます。その際は、可能なら車やタクシーを利用すると、人混みを避けることができておすすめです。

外出を段階的に進める方法については、後述の「【月齢別】赤ちゃんとの外出に適した時間・場所」で詳しく解説します。

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赤ちゃんとのお出かけに必要な持ち物リスト

新生児のうちは、不要な外出を避けるのが無難です。1か月健診が終わった頃からは、徐々にお出かけが本格的になります。

外出の際は、赤ちゃんが快適で安全に過ごせるように、以下の持ち物を持参すると安心です。

  • おむつセット
  • ミルクセット
  • 着替えセット
  • 抱っこ紐
  • 母子手帳・保険証・診察券

ここからは、それぞれの持ち物について、詳しく解説します。楽天市場で購入できるおすすめの商品や、あると便利なアイテムも併せて紹介しているのでご覧ください。

なお、実家への帰省など泊まりがけのお出かけでは、必要なアイテムがさらに増えます。「帰省時の持ち物リスト|子どもの年齢・移動手段別に役立つグッズも」では、年齢に応じた持ち物リストを掲載しているので、併せてチェックしてみてください。

おむつセット

オムツは、少し多めに持っておくと安心です。併せて、おしりふきやビニール袋なども持参します。おむつ替えに必要なセットがひとまとめにできる「おむつポーチ」があると便利です。

パンパース オムツ さらさらケア

パンパースさらさらケア

パンパースの「さらさらケア」は、背中モレキャッチャーやワイドギャザーが背中モレ・横モレをふせいでくれます。最長12時間モレにくい設計になっているので、少し外出する際も安心です。

パンパース おしりふき 肌へのいちばん

おしりふき「肌へのいちばん」

柔らかく厚手のシートは肌あたりが優しく、お尻はもちろん、口周りや体にも使用可能です。シートの表面には凹凸があり、うんちも一拭きでしっかり吸着します。

ミルクセット

ミルク・混合栄養の場合は、授乳のための哺乳瓶、粉ミルク、調乳用のお湯、湯冷ましなどのミルクセットが必要です。外出時には、スティックやキューブ、液体タイプのミルクがあると便利です。

使い捨て 哺乳瓶 ステリボトル

使い捨て哺乳瓶ステリボトル

1個あたりの重さが約53gでスタッキング可能なため、持ち運びしやすいことが魅力です。また、使用後はそのまま廃棄でき、帰宅後の片付けの手間がかかりません。

哺乳瓶ポーチ

哺乳瓶ポーチ

底のマチが広く、哺乳瓶やミルクケース、水筒などをまとめて収納できます。取り出し口が大きく開くため、片手で取り出しやすい点も魅力です。

着替えセット

赤ちゃんはたくさん汗をかくので、着替えやタオル、ガーゼ、スタイなどの予備が必要です。体温調節のための羽織りやブランケットもあると、より安心できます。

バンブー4重ガーゼケット

バンブー4重ガーゼセット

表は滑らかな竹素材、裏はコットン素材でオールシーズン快適に使用できます。洗濯機OKのため、手軽に清潔を保てることも嬉しいポイントです。

D by DADWAY ガーゼスタイ ドリーミングスター

ガーゼスタイ

ふんわり柔らかなダブルガーゼは、肌が敏感な赤ちゃんも安心して使えます。首下が約15cmの大きめサイズで、よだれや食べこぼしをしっかりキャッチできることも魅力です。

抱っこ紐

ベビーカーで出かける場合であっても、ぐずったときのために、抱っこひもを持っていると重宝します。

エルゴベビー オムニ ブリーズ Breeze

エルゴベビー オムニ ブリーズ Breeze

肌触りが良く、通気性に優れたメッシュ素材を使用しているため、蒸れにくく快適に抱っこできます。カラーバリエーションが豊富で、ファッションの一部として楽しめるのも嬉しいポイントです。

グレコ(Graco) ルーポップ

グレコ(Graco) ルーポップ

重さが405gと非常に軽く、コンパクトに畳めるため、持ち運び用のセカンド抱っこ紐としてもおすすめです。赤ちゃんの下半身を固定するレッグホルダーが付いており、ずり落ちを防ぎます。

母子手帳・保険証・診察券

いざという時すぐに病院へ行けるよう、以下のアイテムを持ち歩いていると安心です。

  • 母子手帳
  • 保険証
  • 診察券
  • 乳児医療証
  • お薬手帳

クーザ ジャバラ母子手帳ケース トイストーリー 総柄

クーザ ジャバラ母子手帳ケース トイストーリー 総柄

ジャバラ式のケースは、中身が見やすく取り出しやすいことがメリットです。3つの仕切りと15室のカード入れがあり、2〜3人分をまとめて入れることもできます。

母子手帳ケース マルチケース ジャバラ

母子手帳ケース マルチケース ジャバラ

オプションで名入れ刻印ができるため、特別感のある母子手帳ケースを探している方におすすめです。外ポケットやペンフォルダーが付いており、必要なものをサッと取り出すことができます。

あると便利な持ち物

月齢により必要なものは異なりますが、赤ちゃんのうちは次のようなものを用意しておくと便利です。

  • 授乳ケープ
  • ハンカチ
  • ビニール袋

授乳ケープは、授乳室のない施設や屋外へお出かけする際に役立ちます。ハンカチは、濡れてもすぐ乾く薄手のガーゼタイプがおすすめです。ビニール袋は、汚れ物を入れたり、ごみ袋になったりと使用頻度が高いため、大小のサイズをそれぞれ常備しておくと良いでしょう。

車で寝てる赤ちゃん

新生児との外出で気を付けること

新生児はデリケートなため、外出時にはいくつか注意したいポイントがあります。たとえば、気温や服装に配慮することや、紫外線対策が欠かせません。また、感染症のリスクを減らすためには、人混みを避けることも大切です。

ここからは、新生児と安全に外出するために気をつけたいことを具体的に解説します。

体温調整に気を配る

赤ちゃんとのお出かけでは、体温調節への気配りが大切です。新生児の赤ちゃんは、体温調節の機能がまだ十分に備わっていません。そのため、暑さや寒さに対応しやすい服装を選ぶことが大切です。

たとえば、暑いときにすぐ脱がせてあげられるよう、重ね着をしておいたり、寒い場所ですぐに羽織れる薄手の上着を用意したりしておくといいですね。

また、日差しの強い夏場や日中に出かける場合は、できるだけ日陰を歩くなど、熱中症にも注意が必要です。ベビーカーの日よけを利用する、携帯タイプの扇風機を用意するなど、しっかり対策をしてお出かけすると安全に過ごせます。

日焼け対策は万全に

赤ちゃんの肌はとてもデリケートなので、外出時は、紫外線対策が必要です。ただし、日焼け止めは赤ちゃんの肌への刺激となるため、なるべく、赤ちゃん用の肌に優しい日焼け止めを選びます。商品選びに迷ったら、かかりつけ医に相談すると良いでしょう。

なお、長時間の外出では、こまめに日焼け止めを塗り直すのもポイントです。帰宅後は、お湯やベビー用せっけんなどで、しっかり落としてください。

ベビー用の日焼け止めについては以下の記事で詳しく解説しているので、併せてご覧ください。

関連記事

ベビー用日焼け止め10選!選び方や使用時の注意点を解説【医師監修】

人混みを避ける

生まれたばかりの赤ちゃんは免疫力が弱いため、たとえ近所であっても、ウイルス感染のリスクが高い人混みへのお出かけはなるべく避けることが無難です。

また、移動手段は、車やタクシーがおすすめです。公共機関を利用する場合は、人が少ない時間帯を選ぶなど、人混みを避ける工夫ができるといいですね。

ベビーカーでお出かけする場合は、以下の記事も併せてご覧ください。

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タクシーにベビーカーは載せられる?事前準備や注意点を解説

新生児を車に乗せて外出するときの注意点

新生児と車で外出する際には、次の3つのポイントに注意が必要です。

  • 新生児の体格に合わせたチャイルドシートを使用する
  • 車内に赤ちゃんを残さない
  • 赤ちゃんのぐずり対策をする

道路交通法にて、6歳未満の幼児を車に乗せる場合は、チャイルドシートの着用が義務付けられています。チャイルドシートは、後部座席に設置するのが理想です。

また、短時間でも赤ちゃんだけを車に残して外出することは非常識な行為です。特に夏は、短時間で車内が高温になるため、熱中症のリスクもあります。赤ちゃんが寝ている場合でも、車中に1人で残すのは絶対に避けなければなりません。

車移動が長くなりそうな場合は、赤ちゃんのぐずり対策として、気を紛らわせるアイテムを準備しておくと良いでしょう。長時間のドライブは赤ちゃんにとって負担になるため、こまめに休憩をとることも大切です。

新生児との車でのお出かけについては以下の記事も併せてご覧ください。

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生後1か月の新生児期に車で移動はOK?注意点や事前準備を紹介!

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タクシーでチャイルドシートは必要?赤ちゃんと乗車する際の安全対策

【月齢別】赤ちゃんとの外出に適した時間・手段

赤ちゃんとの外出は、月齢やこれまでの経験に応じて、時間や場所を少しずつステップアップすることが大切です。

ここからは、月齢ごとに適した外出時間や場所、移動手段について紹介します。ただし、ここで挙げる内容はあくまで目安のため、赤ちゃんの成長や環境に合わせて柔軟に調整してください。

生後1か月:数分~10分程度の外気浴

最近は新生児期に外出する人も増えていますが、一般的には生後1か月の赤ちゃんは、室内で外気浴を行うことから始めます。外気浴とは、窓を開けて外の風を部屋に入れ、室外の環境に慣らす方法のことです。

最初は5〜10分程度を目安に行い、徐々に時間を延ばしていきます。なるべく室内外の温度差が少ない時間帯を選び、直射日光が当たらないように注意することもポイントです。

生後2~3か月:30分~1時間程度のお散歩

生後2〜3か月になったら、平日の空いている時間帯に30分〜1時間程度の散歩を行います。紫外線が比較的少ない朝や夕方の時間帯がおすすめです。免疫力や抵抗力はまだ低いため、人混みは避けると良いでしょう。

生後4~5か月:1時間前後、ベビーカーもOK

生後4〜5か月になると生活リズムや授乳サイクルが整い始めるため、長時間の外出がしやすくなります。また、首がすわり始める子が多く、視界が広がってより散歩を楽しめるようになります。

外出は1時間前を目安とし、赤ちゃんの様子を観察しながら適切に休憩を挟むことが大切です。

生後6か月以降:様子を見ながら交通機関もOK

生後6か月までは、基本的にママから生まれる前に受け継いだ免疫の力で病原体と戦いますが、生後6か月を過ぎると、赤ちゃん自身が自分の免疫力を高める必要があります。

免疫の力は、感染を繰り返すことで強くなるため、どうしてもこの時期から赤ちゃんは熱を出すようになります。熱を出すことで、免疫力が強くなっていくため、この発熱は成長の過程で大切なことです。

しかし、不要な感染は減らしたいものです。そのため、外出の際に基本的な感染予防は必ず行いましょう

なお、基本的な感染予防をしたうえで、調子が良ければ、様子を見ながら公共機関の利用も可能です。また、予防接種が一通り完了すれば、宿泊を伴う旅行や帰省を計画しても大きな問題はありません。

赤ちゃんとの遠出や旅行については以下の記事を参考にしてみてください。

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赤ちゃんとの旅行・遠出はいつから?新幹線・車はOK?注意点を解説

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最近は新生児期から外出する人が増えていますが、新生児は免疫力が未発達で体力も十分ではないため、外出は1か月健診が終わってからするのが一般的です。

新生児のうちは室内で外気浴を行い、徐々に外の環境に体を慣らします。月齢や経験に応じて外出時間を徐々に延ばし、移動手段の選択肢も増やしていくと良いでしょう。

また、赤ちゃんが外出先で快適に過ごせるように、おむつセットや着替えなどを忘れずに準備することも大切です。体温の変化や日焼けにも注意しながら、赤ちゃんと安全にお出かけを楽しんでください。

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