新生児のミルクの量・間隔の目安を月齢別に解説!|助産師監修
2025/5/12
生後1週間までの新生児には、「生後日数×10ml」を目安にミルクを与えます。2~3時間間隔をあけ、1日8~12回程度与えましょう。この記事では新生児のミルク量と間隔の目安を月齢ごとに解説します。

初めて子育てをするママ・パパにとって、ミルクの量が足りているのか、授乳のペースが赤ちゃんに合っているのかということは、心配ごとのひとつだと思います。月齢ごとの目安量や過不足のサインを知れば、その不安が少し解消できるかもしれません。
そこでこの記事では、適切なミルクの量や間隔の目安を月齢別に解説します。併せて、飲まないときの対処法やおすすめの商品も紹介しているので、授乳についての悩みがある方は参考にしてください。
この記事の監修者

助産師・看護師・保育士
河井恵美先生
25年以上、病院、行政、教育関係、海外での医療活動に従事。親御さんへのアドバイスを充実させるため保育士・公認心理師の資格を取り役立てている。現在は、エミリオット助産院を運営。
目次
【月齢別】新生児にあげるミルク量・間隔・回数の目安
一般的に、生後28日までの赤ちゃんのことを「新生児」と呼び、1歳までの赤ちゃんを「乳児」と呼びます。新生児・乳児は身体が発達の途中で、消化・吸収機能も未熟です。また、授乳量には個人差があります。そんな赤ちゃんに負担をかけず、栄養などをとってもらうために、ミルクは大切な役割を果たします。
与える量は、母乳とミルクで異なります。母乳の場合は、胃腸にかかる負担が少ないため、赤ちゃんが欲しがるだけ与えても問題ありません。
一方、ミルクの場合は、消化がゆっくり行われるので、メーカーごとに定められた生後週数や体重に応じた目安量を参考に与えることが大切です。ただし、赤ちゃんの飲む量には個人差があり、目安量と同じ量を飲むとは限りません。また、ミルクを多く与えすぎたり、あまり間隔を空けずにあげたりすると、不機嫌や吐き戻し、便秘の原因になる可能性があります。
一般的に、ミルクは3時間ほどの間隔を空けると赤ちゃんの胃腸の負担が少ないといわれているため、できるだけ推奨されている授乳間隔を守りましょう。
月齢ごとに必要な1回あたりの授乳量の目安は、以下のとおりです。
【月齢別・授乳量の目安】

ここからは、ミルクをあげる量や注意点について月齢ごとに詳しく紹介します。
生後1週間ごろまで:生後日数×10ml(+10ml)
生後1週間ごろまでは、必要な量を徐々に増やしていきます。1回の目安量は、生後日数×10ml、足りない場合はプラス10mlします。たとえば、生後1日目は10〜20ml、生後2日目は20〜30ml、生後3日目は30〜40mlという具合です。生後7日目までは、1回量が10mlずつ増え、最終的に1回70〜80ml程度が目安となります。
多くの産院では入院中に調乳指導があるため、量がわからないときは、助産師や医師に相談すると安心です。
また、ミルクを与える間隔は2〜3時間ごとで、1日の回数は8〜12回が目安となります。
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生後1週間~2週間ごろまで:60~80ml
生後1週間~2週間ごろの赤ちゃんの胃の容量はまだ小さいため、1回のミルク量は60〜80mlが目安です。赤ちゃんの体重や個人差次第では、この量でも飲めないことがあります。心配なときは病院で相談してみてください。
授乳の間隔は2〜3時間ごとに与えましょう。1日の授乳回数は、生後1週間ごろまでと変わらず、8〜12回が一般的です。
なお、新生児期の睡眠時間は16~20 時間*と、1日のほとんどを寝て過ごします。よく寝る赤ちゃんは、3時間以上寝続けることも少なくありません。部屋の環境や哺乳量によっては脱水症状を引き起こすこともあるため、長くても5時間以上は間隔を開けないようにすると安心です。
参考:愛媛大学医学部附属病院 睡眠医療センター「未就学児の睡眠指針 」2018 年 3 月 31 日発行
生後2週間~1か月ごろまで:80~120ml
生後2週間~1か月ごろは、赤ちゃんが母乳やミルクを飲むことに慣れ、上手に飲めるようになってくる時期です。
1回の目安量は80~120mlまで増え、授乳間隔が少し空く赤ちゃんも出てきます。授乳間隔は3時間ごと、1日の回数は7〜8回が目安です。まだ昼夜のリズムができる時期ではありませんが、少しずつ授乳のタイミングを整えることで、ママやパパの生活リズムが安定します。
ちなみに、ミルクを飲むのにかかる時間は、量や赤ちゃんの個性にもよりますが20分ほどが目安です。時間がかかりすぎる場合は、一度切り上げても良いでしょう。
生後1か月~2か月ごろまで:120~160ml
生後1~2か月ごろの赤ちゃんは、哺乳瓶に慣れ、ミルクを飲むスピードがアップします。1回の目安量は120~160mlまで増えます。胃の大きさも生まれたときから比べると、2.4~4倍ほどになるといわれています。たくさんのミルクを蓄えられるようになり、授乳間隔が3〜4時間空く赤ちゃんが多くなる傾向です。1日のミルクの回数は6〜7回に減り、ママやパパは、授乳が少し楽になったと感じるかもしれません。
ただし、一気に飲むと吐き戻してしまうこともあるため、早飲みしてしまう赤ちゃんは哺乳瓶の乳首を変えてみても良いでしょう。新生児用の哺乳瓶や乳首を使っている場合は、サイズアップのタイミングです。また、途中で苦しそうにして飲まないときは、げっぷをさせるとまた飲み始めることがあります。
生後3~4か月ごろ:160~200ml
生後3~4か月は、授乳間隔が安定し始めるころです。徐々に昼夜の区別がつくようになり、まとまって眠る子が増えることで、お世話が楽になると感じるママ・パパもいるでしょう。
体格差も大きくなるので、哺乳量はさらに個人差が出てきます。ミルクの1回量は160〜200ml、間隔は4時間が目安です。それに伴い、1日の授乳回数は6回ほどに減ります。
ただし、飲みムラがあったり、遊び飲みをしたりする時期でもあります。1回の哺乳量はあまり気にせず、1日のトータル量をチェックすると良いでしょう。生後3〜4か月の場合、800〜1,200ml/日ほどが目安です。
生後5~6か月ごろ:160~200ml
個人差はありますが、生後5~6か月ごろになると離乳食が始まります。しかし、この時期はまだミルクや母乳が主な栄養源です。離乳食の量も少ないため、基本的に欲しがるだけ授乳してかまいません。
目安としては、1回あたり160〜200mlで、離乳食の量や赤ちゃんの様子を見ながら、量を調節してあげてください。ミルクを与えるタイミングは4〜5時間ごと、1日の回数は5〜6回です。離乳食が始まっている場合は、食べ終わった後にミルクを与えます。
なお、1回に飲むミルク量や消化・吸収のスピードには個人差があります。そのため、目安に当てはまらないことも少なくありません。赤ちゃんが元気で体重が増えていれば心配はありませんが、不安がある場合はお世話になった産院の医師や助産師、自治体の窓口などに相談してアドバイスを受けると安心できます。
ミルクの量が足りているときの新生児のサイン
ミルクの目安量を守っていても、赤ちゃんに過不足なくミルクを与えられているか、心配に思う方もいらっしゃるかもしれません。
特に新生児期は、ミルクが不足することで脱水症状を起こすこともあり、不安を感じやすいでしょう。ミルクが足りているか確認する際は、赤ちゃんの仕草やメッセージをしっかり受け取ることが大切です。
ここからは、ミルクの量が足りていると判断するサインを紹介します。
血色が良く、肌に弾力がある
十分に栄養がとれているときは、赤ちゃんの頬に赤みが差し、肌に透明感があります。さらに、肌に弾力もあり、唇が潤っていれば、水分が足りている証拠です。
着替えやお風呂の前、お昼寝中など、普段のお世話の合間に意識してチェックすると、変化に気づきやすくなります。

体重が増えている
生後3~4日間に、一時的に体重が減る赤ちゃんもいます。しかし、その時期を除くと赤ちゃんは1日ごとに体重が増えていきます。
生後3か月までは、1日平均25~30g程度体重が増加していれば、ミルクが足りている証拠です。それ以降の体重増加は少し緩やかになり、生後3か月を過ぎると15~20gほどが増加の目安になります。
細かい単位で赤ちゃんの体重を計測できるベビースケールがあれば、体重を確認したいときに便利です。家にベビースケールがなくても、市の保健センターで赤ちゃんの身長体重を測定できる場合もあります。
そのほか、大型スーパーのベビー休憩所や赤ちゃん用品店には、ベビースケールが設置されていることが多いです。衛生面が気になる方は、除菌シートやおくるみなどを持参すると良いでしょう。
順調に体重が増えているかどうか、こまめにチェックすると安心できますね。赤ちゃんの体重増加や身長の目安については、以下の記事を参考にしてください。
おしっこが1日に6回以上出ている
子どものおしっこの回数や色、においは、健康状態の大切なチェックポイントです。また、おしっこが適度に出ているということは、体の中に十分に水分があるという目安になります。
新生児のうちは、ごく少量のおしっこを1日に15回以上することもあります。体の成長と共に膀胱が大きくなり徐々におしっこの回数は減っていきますが、ミルクが足りている場合、1日に6回以上出ることが多いです。ミルクの量を増やしてもおしっこの回数が少ない場合は、かかりつけの小児科医に相談をしてみましょう。
機嫌が良い
お腹が空いていると機嫌が悪くなるのは赤ちゃんも大人も一緒です。赤ちゃんがご機嫌で元気というのも、ひとつのバロメーターになります。
体重の増えが良好で赤ちゃんが機嫌良く過ごしているなら、目安量に届かなくても過剰に心配しなくて大丈夫でしょう。
写真を含めた記録を付けると、赤ちゃんの様子の変化に気づきやすくなるのでおすすめです。
参考:厚生労働科学研究費補助金「乳幼児身体発育 評価マニュアル」令和3年3月改訂
ミルクの量が不足しているときの新生児のサイン
赤ちゃんのミルクが足りていない、つまり十分に栄養がとれていないときは、赤ちゃんに以下のような様子が見られることが多いです。
ただし、赤ちゃんの体調や成長は個人差が大きいため、目安に当てはまらないことも多くあります。心配なときは一人で悩まず、産院の医師や助産師、自治体の窓口などの専門家に相談してください。
体重が増えない
体重増加の推移は、ミルクが足りているかどうかの大きな判断基準になります。
もし赤ちゃんの体重が増えないときは、ミルクをしっかり飲めているように思えても、量が足りなかったり、消化・吸収にトラブルが起きたりしているかもしれません。
特に夜よく寝る子は、ミルクの回数が目安よりも少なくなりがちです。ママやパパは大変ですが、体重の増えが悪い時には適切なタイミングで起こして飲ませてあげると良いでしょう。
便秘気味でうんちをするときに泣いてしまう
ミルク量が不足すると、赤ちゃんのうんちの回数が極端に減ったり、硬くなったりすることがあります。
新生児期は1日数回のうんちが一般的ですが、2か月を過ぎると頻度が減少することもあります。お腹の張りがなく、出てくる便が柔らかければそこまで心配はいりませんが、うんちの回数が週2回以下で、排便時に泣いてしまう(固くて痛がる)ようなら便秘の心配があります。
便秘の原因の一つは、水分不足による便の硬化です。ミルクの赤ちゃんは母乳の赤ちゃんに比べて、うんちの回数が少なくなるといわれていますが、便の回数や硬さが気になる場合は、ミルクの量を調整することを検討しても良いでしょう。
授乳後にすぐミルクを欲しがる
授乳が終わった後でも、ミルクを欲しがったり、授乳後1時間前後など、目安の間隔よりも早く欲しがったりする場合は、1回の量が足りていないサインです。
目安量よりも少し多めに与えて、機嫌がよく吐き戻しもなければ、量を増やしてあげても良いかもしれません。飲みすぎると苦しそうにしたり、途中で飲むのをやめたりする場合は、赤ちゃんの様子を見ながら調節します。飲みムラがある時期には、体重の増加具合を確認しながら適量を見極めることが大切です。
おしっこが1日5回未満
おしっこの回数が少ないのは、水分不足のサインの一つです。また、色が濃い、においが強いときも水分が足りていない可能性があります。
赤ちゃんのお世話でバタバタしていると、おむつ替えの回数は忘れがちになります。おしっこやうんちの回数を記録できるアプリを使って管理すると、簡単に見直せるのでおすすめです。
参考:日本小児栄養消化器肝臓学会 日本小児消化管機能研究会 編集 「小児慢性機能性 便秘症 診療ガイドライン」

新生児にミルクをあげる際の注意点
赤ちゃんの機嫌が悪いと「お腹が空いているのかな?」と思い、ミルクを与えるママやパパもいるでしょう。
しかし、新生児にミルクを与えるときには、いくつかの注意点があります。
泣いている=ミルクとは限らない
赤ちゃんが泣いているからといって、必ずしもミルクを欲しがっているとは限りません。満腹中枢の発達が未熟な赤ちゃんは、必要以上にミルクを飲み、お腹が張ったり吐き戻したりして、不機嫌になり泣くこともあります。
また、口をパクパクしたり、口元のものを咥えようとしたりする仕草は、お腹が空いているサインの場合もありますが、赤ちゃんには「口元にあるものを吸う」という反射があるため、これが空腹を意味するとは限りません。
さらに、「げっぷがしたい」「お腹がいっぱいで苦しい」「暑い」「寒い」「眠たいけれどうまく眠れない」など、赤ちゃんが泣く理由は空腹以外にもさまざまです。
授乳のタイミングとは大きくズレた時間に泣いている場合は、まずはげっぷをさせる、おむつを確認、抱っこをして寝かしつけるなど、空腹以外の可能性を考えてケアをしてみましょう。
ミルクは作りたての清潔なものを飲ませる
栄養豊富なミルクは細菌が繁殖しやすいため、作り置きはせず毎回作る必要があります。さらに、不衛生な手や哺乳瓶で調乳すると、すぐに菌が増殖します。離乳食が始まる生後6か月ごろまでは、哺乳瓶を毎回消毒して清潔な状態を保つのがベターです。
また、同様の理由から、飲み残したミルクは時間を空けて再度与えることはできないため廃棄しましょう。
ミルクが3時間もたないときは1回の量を増やす
ミルクだけで授乳する場合、母乳と比べてミルクの方が消化に時間がかかるため、授乳間隔は3時間あけた方が良いといわれています。しかし、赤ちゃんの消化機能が発達してくると、3時間もたなくなることもあります。
そんなときには、1回のミルクの量を増やすと良いでしょう。授乳頻度を多くするのではなく、1回のミルクの量を増やすことで腸への負担を軽減できます。
量を増やすときは、20mlほど増やして赤ちゃんの様子を確認してみます。いつもよりもミルクの量を増やしたときには、飲んだ後にたて抱きにして長めに様子をみると良いでしょう。
吐き戻しがあったり機嫌が悪くなったりする場合は、飲ませすぎの可能性があるので、適宜調節してくださいね。
なお、新生児が吐き戻した際の対処法については以下の記事を参考にしてください。
混合育児は母乳中心で進める
母乳とミルクの両方を与える混合育児では、母乳を中心にし、必要に応じてミルクを足す方法を取ります。ただし、母乳は哺乳量を測りづらいため、ミルクの量に不安を感じることもあるかもしれません。その場合は、医師や助産師、自治体の窓口に相談してください。
なお、赤ちゃんの消化速度は母乳が1時間半~2時間、ミルクが3時間前後といわれています。消化速度と同程度の時間寝ていたり、ごきげんに過ごしていたりする場合は、その前に与えた量で足りていたと考えられます。
上記の時間よりも早く欲しがった場合は、飲んだ量が足りていなかった可能性があるため、母乳の時間を長くするか、ミルクの量を増やしてみると良いですね。
新生児がミルクを飲まない原因は?
赤ちゃんがミルクを飲まないときに考えられる原因は以下の3つです。
- ミルクが適温になっていない
- 哺乳瓶の乳首と相性が悪い
- 授乳環境が合っていない
以上の原因について詳しく解説していきます。
ミルクが適温になっていない
まず考えられる原因が、「ミルクが赤ちゃんにとって適温でない」ことです。
基本的にミルクの温度は37度前後が目安です。腕の内側に垂らすか、ミルク専用の温度計を使うと確認できます。赤ちゃんによっては、ぬるめが好きな子もいます。一度口に含んでも乳首を離してしまうときは、温度を少し下げてみても良いでしょう。
哺乳瓶の乳首と相性が悪い
哺乳瓶の乳首と赤ちゃんの相性が悪い可能性も考えられます。乳首はシリコーンやゴムなど素材の違い、クロスカットや丸穴など穴のカットの仕方の違いで、口当たりや吸う量が変わります。赤ちゃんがミルクを飲んでくれないときは、乳首を取り換えることで、飲んでくれるようになるかもしれません。
授乳環境が合っていない
飲みムラがあるときは、授乳環境を見直すと飲む場合があります。テレビを消し、おもちゃや人がいない空間に移動すると赤ちゃんは授乳に集中しやすいです。
飲まない原因は赤ちゃんによってさまざまなので、授乳中の様子をよく観察して理由を探ってみてください。
ミルク育児だけで発育に問題ない?粉ミルクの選び方は?
「ミルクより母乳の方が栄養がある」と聞いたことがあり、不安に思っているママやパパもいるかもしれません。また、ミルクの種類が多く、選び方が分からない方も多いでしょう。
ここからは、粉ミルクだけで発育に問題がないか、またミルクを選ぶ際のポイントを紹介します。
粉ミルクは赤ちゃんの好みに合わせて選んでOK!
赤ちゃん用の粉ミルクは何を基準に選べば良いのか、迷ってしまうパパママも多いと思います。対象年齢に合った種類であれば、赤ちゃんの好みに合わせて粉ミルクを選んで問題ありません。ただし、粉ミルクの味はメーカーによって違いがあるため、「ミルクを変えたら飲まない!」ということもあります。無駄にならないように、初めて与えるミルクは小さい缶のものを購入して試してみるのがおすすめです。何種類か試してみて、赤ちゃんの好みを見つけてみると良いでしょう。
また、生後9か月~3歳ごろに飲ませる「フォローアップミルク」という商品もあり、離乳食でとれない栄養素を補うことができます。フォローアップミルクも、赤ちゃんの好みに合わせて選んであげてくださいね。
フォローアップミルクについて、詳しくは以下の記事をご覧ください。
粉ミルクでも成長に必要な栄養素はとれる
粉ミルクには、厚生労働省で定められた成分と量の基準があります。どのメーカーのミルクもその基準を満たして作っているため、新生児の成長に必要な栄養素をとることが可能です。
粉ミルクには、母乳には少ないビタミン類なども必要な量が入っています。そのため、ミルクだけを与えていても栄養が不足することはありません。安心してミルクを利用してくださいね。
【タイプ別】新生児におすすめのミルク5選
ミルクは、粉タイプのほか、キューブタイプや液体タイプがあります。それぞれメリットとデメリットがあるため、使用シーンに合わせて使い分けると良いでしょう。具体的なメリット・デメリットは、以下の表をご覧ください。
ここからは、新生児におすすめの商品を5種類紹介します。

缶タイプ:和光堂 レーベンスミルク はいはい

粉ミルクの中でも比較的安く買える「はいはい」はお財布にやさしく、完全ミルクや多胎児育児のご家庭にもピッタリです。
タンパク質のバランスや成分の比率をできる限り母乳に近づけることで、赤ちゃんにかかる負担を配慮し、発育に必要な成分をバランスよく配合しています。
甘さが抑えられているため、すっきりとした後味で飲みやすいのも特徴の一つです。
缶タイプ:雪印メグミルク ぴゅあ

「メグミルクぴゅあ」は、長年にわたる研究の成果に基づき、最新の赤ちゃんの栄養に関する知見を参考にして作られたミルクです。たんぱく質や脂肪成分、ビタミン、ミネラルのほか、シアル酸やコリンなど成長に重要な成分も配合されています。
個包装タイプ:森永 はぐくみ スティックタイプ

1本(13g)で、出来上がり量は100gです。「森永のはぐくみ」は、母乳に近い量のたんぱく質が含まれています。そのほかの栄養成分の量とバランスも最新の研究結果に基づいて、母乳に近い配合となっています。3種類のビタミンと1種類のミネラルも含んだ安心・安全・高品質のミルクです。
キューブタイプ:明治 ほほえみ らくらくキューブ

「明治 ほほえみ らくらくキューブ」は母乳に近い栄養設計により、赤ちゃんに必要な栄養素を過不足なく摂取できます。キューブ1個で約40gのミルクができ、キューブは半分に割ることができるため、飲む量が少ない新生児にも便利です。
meiji 明治ほほえみ らくらくミルク

缶を開けたらそのまま哺乳瓶に入れて飲むことができる、液体ミルクです。常温保存OKなので、旅行や災害時にも重宝するでしょう。また、調乳の必要がないのでパパや祖父母に預ける時にも便利です。
専用のアタッチメントをつければ、缶のまま飲むこともできます。
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初めての子育てでは心配ごとが多いもの。授乳に関することは、その筆頭かもしれません。授乳量は個人差があるため、各メーカーが定めているミルクの哺乳量の目安を参考に、赤ちゃんに合わせて調整すると良いでしょう。何か心配なことがあれば近くの専門家に相談してください。
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