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マタニティマークはいつからつける?どこでもらえる?注意点を解説

妊娠

妊娠

2023/12/15

マタニティマークをいつからつければいいか、つけるべきか悩んでいる妊婦さんもいるかと思います。この記事では、マタニティマークをいつからつけるかや、もらえる場所、つける際の注意点やマタニティマークの種類についてご紹介します。

マタニティマーク

妊婦さんの安全と健康を守るために大切なマタニティマークですが、いつからつけるべきなのでしょうか。この記事では、マタニティマークとは何か、いつ、どこでもらえるのか、いつからつければよいかについて解説します。先輩ママの体験をもとに、マタニティマークの工夫もご紹介します。

マタニティマークとは?いつからつける?

マタニティマークとは、妊産婦であることを周囲に知らせるためのマークです。妊産婦さんへの配慮を促し健康を守るためのマークであり、実は産後のママも使用できます。
マタニティマークが作られたのは、2006年。厚生労働省より、次の3点を目的に作られ、発表されました。

・緊急時に、妊婦であることを知らせやすくする
・公共交通等を利用するときに周りの方が妊産婦へ配慮が示しやすくなる
・ポスターなどを掲示して妊産婦にやさしい環境づくりを呼びかける

周囲に配慮を強いるものではなく、周囲の人の配慮や気遣いの気持ちを後押しするものであるというところがポイントです。

※出典:厚生労働省「マタニティマークについて」

妊娠がわかってすぐにつけてもOK!

マタニティマークをいつからつけはじめるかには、決まりはありません。個人が必要だと感じるタイミングでつければ問題ないでしょう。

一般的には妊娠初期からの使用が推奨されており、比較的早い時期からつけはじめるママが多いです。妊娠初期からマタニティマークをつけることが推奨されている理由は、妊娠初期は外見からは妊婦だとわかりづらいためです。特に妊娠初期は貧血やつわりなどで体調を崩しやすい時期ですので、周囲のサポートが必要な場合はマタニティマークをつけておくとよいでしょう。
また、突然の体調不良やケガなど、予期せぬ事態がおきたときに妊婦であるということを踏まえて対処してもらえます。

妊婦さん

マタニティマークをつけるママは7割ほど

楽天ママ割メンバー1,017人に「妊娠中にマタニティマークをつけていましたか?」とアンケートをした結果、マタニティマークを利用していたママは約7割でした。

つけていた:50%
状況に応じてつけたり外したりしていた:21%
持っているがつけていなかった:21%
持っていなかった:9%
(2021年度)

状況によってつけたり外したりしていたという方も2割程度いました。

電車に乗る妊婦さん

マタニティマークはどこでもらえる?

マタニティマークは、妊娠判明後、自治体の窓口で母子手帳と共にもらうことが多いです。母子手帳をもらう時期は、病院で赤ちゃんの心拍を確認してからになるため、妊娠5週~6週(妊娠2か月)以降となります。ですので、マタニティマークを受け取るのも大体その時期になるでしょう。

マタニティマークは自治体以外でももらえます。主なマタニティマークをもらえる場所は以下のとおりです。

<マタニティマークをもらえる場所>
・自治体の窓口
・公共交通機関の窓口
・妊婦向け雑誌の付録
・ベビー用品店
・ハンドメイド

ここからは、場所ごとのマタニティマークのもらい方をご紹介します。

自治体の窓口

前述のとおり、病院で妊娠がわかると自治体で母子手帳を交付してもらいます。そこで母子手帳と一緒に無料でマタニティマークをもらえることが多いです。この場合、厚生労働省が推奨しているポピュラーなデザインのマタニティマークが配布されます。

公共交通機関の窓口

鉄道の窓口など、公共交通機関の窓口で無料配布していることが多くあります。よく利用する路線の窓口で聞いてみてください。

場合によっては、母子手帳の提示を求められることもありますが、それはマタニティマークの悪用を防止するためです。妊婦さんだけでなく、家族も配布の対象者になります。

妊婦向け雑誌の付録

赤ちゃん雑誌や育児雑誌などの付録として、マタニティマークが付いていることがあります。ブランドやキャラクターとコラボしたオリジナルのかわいいマタニティマークもありますよ。

ベビー用品店

アカチャンホンポや、トイザらス・ベビーザらスなどのベビー用品店などで、オリジナルデザインのマタニティマークをもらえます。

これらの店舗では、会員登録後に無料でマタニティマークをもらうことができます。

かわいいデザインのマタニティマークが多いですし、おむつのサンプルなどももらえるところもあるので、ぜひお近くの店舗に出向いてみてくださいね。

ハンドメイド

マタニティマークはプラ板や刺繍でオリジナルのものを作成することもできます。
マタニティマークは著作権が厚生労働省に帰属しており、民間や自治体で活用できるよう、ダウンロードフリーとなっています。

こちらのマークを活用し、自分でデザインすることもできますし、フリマアプリやハンドメイド専門サイトからかわいいハンドメイド作品を購入することもできます。
楽天会員の方は、楽天ポイントが使えるフリマアプリ「ラクマ」がおすすめです。

ただし、マタニティマークは営利目的での使用は禁止されているため、購入する場合は実費程度で販売している出品者から購入するのが安心です。

参考:厚生労働省「マタニティマークのデザイン及び利用方法について」

マタニティマークをつけてよかったこと

妊婦さんがマタニティマークをつけていることで、周囲の人は電車やバスなどの交通機関で席を譲る、近くでタバコを吸わないなどの行動をとりやすくなります。

実際にマタニティマークをつけていてよかった、というネット上の体験談を見てみましょう。


「妊娠初期は周りの人に気づかれないので、電車やバスで席を譲っていただけたのはとても助かりました」

「優先席に気軽に座れた」

「トイレの順番を待っていたときに、順番を代わってくれた」

「買い物に行ったときレジの方が、お会計後のかごを持ってくれたり、カートに乗せてくれたりした」

「もし何かあったときの保険として安心できた」

「接客業で名札にマタニティマークをつけていた。お客様をお待たせしてしまうときもあったが理解していただけたり、励ましの言葉をもらったりした」

「見ず知らずの人から元気な赤ちゃんを産んでくださいね!と声をかけていただいてうれしかった」

マタニティマークをつけることで周りからさまざまな配慮をしてもらえた方が多いようです。

マタニティマークの付け方の工夫

マタニティマークの付け方を工夫すれば、必要なときにマークに気付いてもらいやすくなったり、TPOに合わせて出し入れできたりと上手に活用することができます。
ぜひ、状況に合わせて以下の工夫を試してみてください。

<マタニティマークのつけ方の工夫>
・白色のマークが見えやすいように、暗めのバッグにつける
・裏返って見えなくなるのを防ぐため、両面にマークがついているものを使ったり、ピンで鞄に取りつけたりする
・洋服やバッグのファスナーにつけて、必要に応じて出したりしまったりする(見せたほうがよさそうなときは出す、見せないほうがよさそうなときは隠すことができる)
・複数個用意しておくと、バッグを変えるたびに付け替えずに済むのでおすすめ

マタニティマークの注意点

マタニティマークをつける際は、少しだけ注意点もあります。以下に、注意点と対処法をご紹介します。

マタニティマークは母子手帳と一緒に持ち歩こう

特に大切なのが、マタニティマークと母子手帳を一緒に持ち歩くことです。

母子手帳には、妊娠週数や母子の健康状態、経過、各種検査結果など、妊婦さんと赤ちゃんの重要な情報が書かれています。妊娠週数や経過に応じて、万一のときにとるべき対応が変わる場合もあるので、妊娠中は必ずマタニティマークだけでなく、母子手帳を持ち歩くようにしましょう。

万が一の事態がおきたとき、マタニティマークを見て妊婦さんと気づいた周囲の人が、母子手帳を探して必要な情報を確認してくれる可能性があります。

不要なトラブルを回避するため、出し入れできるようにする

中にはマタニティマークをこころよく思わない人もいます。不妊治療中で「マタニティマークを見ると辛くなる」という人もいれば、男女問わず「気を使って」「席を譲って」というアピールだと感じてしまう人も。
マタニティマークをつけていてネガティブな思いをした、というネット上の妊婦さんの体験談には、以下のようなものがあります。

・「妊娠は病気じゃないのだから、優先トイレをつかうな!」と高齢の女性に怒鳴られた
・電車の中で席を譲ってもらって座ったら別の人から「妊婦だからって甘えるな」と暴言を吐かれた
・故意に足をかけられた

もちろん不快だからといって妊婦さんに危害を加えるようなことは決して許されませんが、残念なことに実際にトラブルに発展したという例もあります。そのため、不要なトラブルを回避するために、職場に妊娠報告をする前はマタニティマークをしまっておく、公共交通機関を利用しているときだけカバンの外側に出すようにする、危害を加えてきそうな人がいたらすぐ隠せるようにする、といった工夫をしておくと安心です。

ただし、上記のような行動をとる人はごく一部です。基本的には危害を受けなかった人、マタニティマークを通じて周囲のサポートを得られた人のほうが多いということを念頭に置いておきましょう。

バッグにつけずに携帯するだけでもOK!

マタニティマークを見える場所につけるかつけないかは、個人の自由です。なかにはつけない選択をする人もいますが、その場合も万が一に備えてマタニティマークを携帯しておくことをおすすめします。

例えば、急な体調不良で倒れるようなことがあったときに、マタニティマークをバッグのチャックに付けて内側にしまっておけば、開けた際に気づいてもらいやすくなります。

赤ちゃんの命を守るためにも、母子手帳とマタニティマークは常に携帯しておきたいですね。

つけたくなるかも!いろいろなマタニティマークの種類

マタニティマークを持つ女性

マタニティマークには、ベーシックなデザイン以外にもいろいろなタイプが市販や配布されています。

「2.マタニティマークはどこでもらえる?」の章でご紹介した以外にも、例えば、神社などではマタニティマークデザインの安産祈願のお守りを売っているところがあります。

妊娠5か月目ごろ、安産祈願を行う際に購入するのもよいでしょう。
安産祈願に関して詳しくは「安産祈願はいつ行うべき?持ち物や予算、人気の神社についても紹介!」の記事をご参照ください。

また、車に貼れるマタニティ向けのステッカーも市販されています。車にステッカーを貼っておくことで、後続車や周囲へ妊婦がいることを伝えることができます。
妊娠中の車の運転に関するギモンについては、「【医師監修】妊婦はいつまで車を運転できる?妊娠中の注意点・シートベルト着用方法も解説」の記事をご覧ください。

マタニティマークをつけている人を見かけたら

マタニティマークは、周囲のやさしい配慮を促し母子の健康をみんなで守ろうというマークです。思いやりの気持ちをもって、マタニティマークを付けている人を見かけたらできる範囲の配慮をしてあげられるといいですね。

特に、妊娠初期でまだおなかが大きくない妊婦さんほど、つわりや体調不良を抱えながら我慢していることも多いです。

周囲の人は、

・席を譲る
・近くで喫煙をしない
・様子がおかしければ声をかける

などの行動で妊婦さんをサポートしてあげてくださいね。

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マタニティマークは、妊娠が判明する時期(妊娠2か月~)に、自治体で母子手帳と一緒にもらうことが一般的です。いつからつけはじめるかに決まりはありません。自治体以外にも、公共交通機関やベビー用品店などでもらうこともできます。

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