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2021/7/8更新

子どもがご飯を食べないのはなぜ?年齢別に原因と対策を解説【管理栄養士監修】

「子どもがなかなかご飯を食べなくて困っている」というお悩みを持つ方に向けて、原因や対策を詳しくご紹介!離乳期・1歳半~2歳、3歳~5歳の3段階に分けて、段階別の食べない原因と、食べてもらう方法や工夫を解説します。

授乳を終え、徐々にいろいろなものが食べられるようになっていく子ども。同時に、せっかく作ったご飯をおもちゃにしてしまう、すぐに席を立つ、好き嫌いが激しい……など、「なかなかご飯を食べてくれない」という悩みを持つママ・パパも、多いのではないでしょうか?そこでこの記事では、子どもがご飯を食べない原因や対策を、詳しくご紹介!

離乳期 、1歳半~2歳、3歳~5歳の3段階に分けて、成長段階別の食べない原因と、食べてもらう方法や工夫を解説します。

離乳期の子どもがご飯を食べない場合

離乳食を始める生後5~6か月ごろから、18か月ごろまでを「離乳期」と呼びます。離乳期は、自我が芽生え始める時期でもあります。初めはすんなり食べていたのに、次第に口から食べ物を出したり、遊び始めたりすることに悩むことも。子どもの様子を観察して、咀嚼機能に合った食形態に調整していきましょう。

■【離乳期】にご飯を食べない原因

子どもがご飯を食べない原因はさまざまですが、特に離乳期に多く見られる例をご紹介します。

・ ご飯の食感、硬さが子どもの発達に合っていない

子どもの咀嚼機能に合ってない硬さや大きさの食材が口の中に入ってくると、舌で押し出してしまったり、次から口を開けようとしなかったりと、なかなか食べてくれないことがあります。


・ 味に飽きてしまった

成長するにつれて、味覚も発達していきます。そのため、茹でるだけ、素材だけの味だと、 飽きてしまう可能性もあります。


・ 母乳やミルクでお腹がいっぱい

間をおかずに何度も授乳を行っていたり、離乳食の前に母乳やミルクを飲んでお腹いっぱいになっていたりすると、食事の進みが悪くなることがあります。


・ ママ・パパがイライラしている

食事への興味は個人差が大きく、子どもがご飯を食べてくれないからと言ってママ・パパのやり方に原因があるわけはありません。しかし、ママやパパがイライラしていると、雰囲気を察知し、委縮して食べなくなることがあります。また、テレビや音楽がついていると、気になって集中できなくなることも。

■【離乳期】ご飯を食べてもらう方法

主な原因を踏まえて、ご飯を食べてもらうための具体的な対処法をご紹介します。ぜひ、試してみてください。

・ 食材の硬さ・大きさを変えてみる

ご飯をブレンダーなどでペースト状にしたり、食材の切り方を小さくしてみたり、片栗粉などを使ってとろみを付けたりして、赤ちゃんの咀嚼機能に合う硬さや大きさを見つけてあげましょう。


・ 出汁を効かせる

離乳食は薄味が基本ですが、薄味でも出汁を効かせると旨味が引き立ち、美味しくなります。市販の顆粒だしは塩分が含まれているので、昆布や干し椎茸などの出汁がおすすめです。離乳食用の塩分が含まれていないタイプの顆粒だしもあります。

子どもも大人と一緒で美味しいものが好きなので、離乳食も大人の食事と同様、味見をして美味しいと思うものをあげるようにしましょう。


・ 授乳と食事のリズムを整える。

食前に空腹になるように、なるべく授乳やミルクのリズムを整え、食事の時間を一定にしましょう。食べてくれないからと言って離乳食をだらだら与え続けると、食事の時間が長くなり、空腹状態を作れなくなる場合もあります。食事の時間を決めて、メリハリをつけることもポイントです。


・ 食事の場を楽しく、穏やかな雰囲気にする

子どもが食事に集中できるように、テレビや音楽などは消しましょう。また、ママ・パパ自身がご飯を楽しむのも大切です。大人が美味しそうに食べているところをみると、まねをして食べてくれることもあります。

時間に余裕を持たせて、ママ・パパのイライラの種を減らすために、調理を簡単にしたり、市販のベビーフードなどを活用したりするのもひとつの方法です。

食事を十分に食べない場合には、お気に入りのおもちゃをひとつ用意し、あやしながら食べさせることが有効な場合もあります。

1歳半~2歳の子どもがご飯を食べない場合

1歳半~2歳の子どもは、離乳期に比べて食べられるものが増える一方、イヤイヤ期と重なり、別の悩みが生まれます。遊び食べ、むら食い、ばっかり食べなどが主な悩みとして挙げられます。

この時期の子どもは成長が著しく、「自分でやりたい!」という気持ちが強くなっています。子どもの気持ちを受け止めてあげることが大切です。

■【1歳半~2歳】ご飯を食べない原因

特にこの時期の子どもに多く見られる、ご飯を食べない原因は以下の通りです。

・ 遊びに気が向いている

1歳半~2歳の子どもは、食事と遊びの境界があいまいです。テレビがついていたり、ゲームが見えたりすると、そちらに気がいってしまう可能性があります。


・ イヤイヤ期からくる反抗

何でも自分でやってみたいイヤイヤ期は、ママ・パパの用意したもの、差し出される食事に抵抗することも。また、料理に好みが出てきて、食感や調理方法によって嫌がることもあります。


・ 生活リズムの乱れ

寝不足や運動不足、多すぎる間食が、ご飯を食べない原因になることがあります。食事だけではなく、生活習慣全体を見直す必要があります。


・ なじみのない食べ物が苦手

人見知りと同様、初めて食べる食材にびっくりして吐き出してしまうことがあります。また、苦みや酸味のある食材が苦手な子どもも。


・ むら食い・ばっかり食べがある

この時期は食事をよく食べてくれる時とそうでない時の食欲に「むら」があらわれてきます。特定の食材ばかりを食べる「ばっかり食べ」をする子どももいます。

■【1歳半~2歳】ご飯を食べてもらう方法

以上の原因を踏まえて、ご飯を食べてもらうための具体的な対処法をみてみましょう。

・ 食事に集中しやすい環境を整える

テレビを消し、ゲームやおもちゃは目に入らないように片付けましょう。食事の前の手洗いや「いただきます」のあいさつも、遊びと食事の気持ちを切り替えるのに有効です。

1歳半~2歳頃の子どもは探究心が強くなり、食事以外のことへの興味も広がってくる時期です。成長につれて「遊び食い」は徐々に減ってくるので、ある程度けじめをつけながら上手に対応していくことも大切です。


・ 子どもの気持ちを受け止めてあげる

イヤイヤ期の子どもは、突然「食べない!」なんて食事を放棄することも。反抗した時は子どもの気持ちを理解し、受け止めてあげる態度が必要です。ママ・パパがむきになって叱ると、ますます反抗して逆効果になることもあります。


・ 生活リズムの見直し

子どもの生活リズムは「よく寝て遊ぶ」がポイントです。お昼寝を含めて11~14時間程度の睡眠時間を確保し、屋外などで体をいっぱい使って遊べば、自然と食欲がわいてご飯に集中しやすくなります。

また、間食と食事の時間は3時間程度空け、ご飯のときには空腹を感じるようにすることも大切です。間食は食事でとりきれない栄養を補うのが目的ですので、1日150~200kcalを目安にしましょう。


参考:一般社団法人母子栄養協会


・ 食べなくても食卓に並べる

なじみがない食材で初めは食べなくても、食卓に登場し続けることで、子どもが興味を持ち、「次は食べてみよう。」という気持ちになってくれることがあります。初めは食べられなくても、少しずつチャレンジできる機会を作ると良いでしょう。

また、同じ食材でも調理法を変えることで、味の感じ方が変わります。例えば、苦みのあるピーマンも、揚げてみたり、切り方を変える等の工夫をすることで食べられるようになることもあります。


・ 特定の食材が食べられなくても似たような食材で代用

むら食いは、一時的に食事の量が減ったとしても、体調がよく、成長曲線が順調であれば問題ありません。特定の食材が嫌いな場合には、含まれる栄養成分が類似していて、代用できる食品を食べるようにしましょう。

3歳~5歳の子どもがご飯を食べない場合

幼稚園等での生活がスタートするこの時期。 離乳期とはメニューも変わり、好き嫌いがよりはっきりしたり、ご飯を食べるのが遅かったりという悩みが出てくることも。1回の食事量も増えますが、まだ大人と同じようには食べられません。成長段階に合わせたご飯を心がけましょう。

■【3歳~5歳】ご飯を食べない原因

特にこの時期の子どもに多く見られる、ご飯を食べない原因の例を見てみましょう。

・ 好き嫌いやこだわりが増える

味覚だけでなく自我が発達し、一時的に好き嫌いが増えることがあります。「なんで嫌いなの?」と声をかけると、「見た目が嫌い」「ぐにゃぐにゃの食感がイヤ」など、理由をはっきり話してくれることもあります。


・ 食べにくい

歯は生えそろっていますが、まだ大人と同程度の嚙む力はありません。大人と同じ調理法だと、食べづらい場合もあります。


・ 食事の時間が長い

だらだらと食べてしまい、食事の時間が長くなってしまうことがあります。


・ 多すぎる量がプレッシャーに

たくさんの料理がテーブルに並んでいる状態は、子どもにとってはプレッシャーになり、食欲が落ちてしまうこともあります。ママ・パパが食べてもらいたい量と、子どもが食べられる量が合っていない可能性もあります。


・ 食べることへの興味が薄い

遊ぶのが楽しくて、食事への興味が薄い子どもも少なくありません。また、食事の時間が楽しいものではなく義務のように感じてしまうと、ご飯に興味を持ちづらくなります。

■【3歳~5歳】ご飯を食べてもらう方法

これまで紹介してきた、原因を踏まえて、子どもにご飯を食べてもらうための具体的な対処法をご紹介します。

・ 嫌いなものは無理に食べさせない

好き嫌いは、成長とともになくなることがほとんどです。時間をおいたり環境が変わったりすると、自然と食べられるようになるケースもあります。むしろ、怒られた記憶と食材が紐づけされてしまうと、ますます食べられなくなる可能性も。しばらく見守るというのも、必要な対処になります。

・ 大人のご飯とは調理法を変える

調理の仕上げで小さく切り分けたり、長めに煮込んだりして、食べやすくする工夫をしてみましょう。また子どもには、大人より1/3~2/3程度に薄めた味付けが適当だといわれています。
最初は薄めに味付けして、子どもの分をお皿に盛った後、大人向けに調味料を加えていくのもよいでしょう。


・ 食環境を整える

イスやテーブルが子どもに合わず、子どもが食べにくそうにしている場合には、以下の条件を満たすように調整しましょう。

座ったときに背筋がピンと伸びる
座ったときに両ひじがテーブルに乗る
座ったときに腕が楽に動かせる
両足の裏が床や足置きに付く

足が床につかない場合には、足置き台などを利用しても良いでしょう。子どもの成長は早いのでこまめに調整してあげてください。


・ 食事の終了時間を決める

大人も子どもも食事のスピードは個人差があり、その時によって違います。しかし、極端に食事の時間が長引くと、子どもの集中力が続かず、途中から「遊び」になってしまうことがあります。食事の終了時間を決めて、食事の時間は子どもが集中して食べられるようにしましょう。食事時間は30分程度が目安です。


・ 一度に盛る量を少なめにする

おかわりをするのを見込んで、いつもより少なめにご飯を盛り付けて、確実に食べられる量を食卓に出してあげましょう。もしおかわりまでたどり着かなくても、次の食事で食べればいい、と心に余裕を持って見守ってください。まずは、完食する体験から達成感を感じてもらいたいですね。

・ 一緒にご飯の準備をしてみる

ご飯を食べるだけではなく、準備から参加することは、食事に興味や楽しみをもたせることにつながります。お皿や箸、スプーンなどの配膳であれば、小さい子どもでも始めやすいです。またママ・パパがお休みの日など、時間に余裕があるときは、食材を混ぜたり、サラダの野菜を盛り付けしたりするのもいいでしょう。実際に食材に触れ、感触を確かめたり、香りなどを体験したりすることで食べる意欲が自然と沸いてきます。子どもが好きな食器に盛りつける、可愛く型抜きをする、といった工夫もおすすめです。

参考:厚生労働省 平成27年乳幼児栄養調査

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子どもが小さいうちは、ご飯を食べないことに悩むことが多々あると思います。けれど、それは子どもが順調に成長している証拠でもあるのです。成長とともに解決できることも多いので、深刻になりすぎず、子どもに寄り添い、食事を楽しい時間にするようにしましょう。

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<監修>

管理栄養士・フードコーディネーター/株式会社Sunny and代表取締役
北嶋佳奈さん

大学卒業後、飲食店勤務や料理家アシスタントを経験し独立。「こころもからだもよろこぶごはん」をテーマに美容・ダイエット・健康に関する料理本の出版、雑誌でのレシピ開発やコラム執筆、ラジオ・テレビ・イベントへの出演などで活動。オーダーメイド食事サポートサービスや企業向け健康セミナーも展開中。近著に「遅夜ごはん 疲れていても、これなら作れる」(宝島社)など

子どもとママ専門の管理栄養士
淵江 公美子(ふちえ くみこ)さん
保育園給食や子育て家庭への作り置き、食育などに携わる。子ども向けレシピ開発やコラム執筆、離乳食相談なども行っており、子どもの食の分野で幅広く活動中。

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