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妊婦さんもヘアカラーして大丈夫?美容院での注意点も|助産師監修

妊娠

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2025/5/29

妊婦さんがヘアカラーをしても、赤ちゃんへ影響はありません。しかし、妊婦さんは薬剤の匂いなどに感じる可能性があります。この記事では助産師監修のもと、ヘアカラーの影響や注意点、美容院選びのコツを紹介します。

妊娠中でも、おしゃれを楽しみたいという気持ちは変わりませんよね。特に髪色は、気分を変えたり、気になる白髪をカバーしたりする大切な要素です。しかし、「妊娠中にヘアカラーをしても大丈夫?」「赤ちゃんに悪影響はないの?」と不安になる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、妊娠中にヘアカラーをしても良いのか、美容院に行く際の注意点などを解説します。先輩ママに聞いたアンケート結果も紹介するので、ぜひご覧ください。

この記事の監修者

助産師・看護師・保育士

河井恵美先生

25年以上、病院、行政、教育関係、海外での医療活動に従事。親御さんへのアドバイスを充実させるため保育士・公認心理師の資格を取り役立てている。現在は、エミリオット助産院を運営。

妊婦さんでもヘアカラー・白髪染め・パーマをしてOK

「ヘアカラーを楽しみたいけれど、そもそも妊娠中に髪を染めていいの?」「白髪染めやパーマの場合も大丈夫なの?」という疑問をもつ妊婦さんもいるでしょう。

ここでは、妊娠中に髪を染めたりパーマをかけたりすることによる胎児への影響や、実際に妊娠中にヘアカラーをしていたママたちの割合を紹介します。

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通常の濃度なら赤ちゃんに影響はない

妊娠中でも、通常の使用量であれば、ヘアカラーやパーマ剤による胎児への影響は少ないと考えられています。ただし、妊娠中のヘアカラーに関しては十分な研究が行われておらず、完全に影響がないとは言い切れません。カラー剤には、胎児に影響を及ぼす可能性がある成分が微量ながら含まれているため、短期間に繰り返すことや濃度の高い薬剤の使用は避けたほうが安心です。

不安がある場合は、事前にかかりつけの産婦人科医に相談し、体調や妊娠の経過に応じた判断を仰ぐのが安心です。体に負担をかけない範囲で、おしゃれを楽しみましょう。

妊婦さんは肌荒れや匂いが負担になる可能性

妊娠中は、通常の薬剤の使用量であれば、胎児に影響はないとされています。一方で、妊婦さんは皮膚が敏感になりやすいため、カラー剤で頭皮がかぶれたり、においで体調が悪くなる可能性があります。このようなトラブルを防ぐために、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 安定期に入ってからカラーする(妊娠16週以降が目安)
  • ノンジアミン・オーガニックカラーなど、肌に優しいカラー剤やパーマ液を使う
  • 事前にパッチテストを行う
  • 施術中に赤みやかゆみなどが出たら、無理をせずに途中でやめる
  • ヘアカラーなどの施術頻度を3~4か月おきなどに減らす
  • 事前に美容師と相談し、施術時間をなるべく減らす
  • 体調がすぐれない日は無理に施術をしない

美容院ではカラー剤やパーマ剤、シャンプーなどのにおいがします。妊娠前は気にならなかった場合でも、妊娠中はにおいに敏感になる人は少なくありません。特に、においづわりのある人は、マスクを着用して施術を受けるなど対策を行いましょう。

妊娠中のつわりについては、以下の記事で詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。
◆つわりはいつまで続く?つわりの症状や対処法を解説!【医師監修】
◆妊娠中の「つわり」ってどんな感じ?ピークは?終わり方は?ママの声も
◆ひどいつわりを軽減するコツは?食事法やグッズも紹介【助産師監修】
◆後期つわりに苦しむ妊婦さん必見!症状や対策方法を解説【医師監修】

妊娠中にヘアカラーした人は48%

実際に、妊娠中にヘアカラーをしていた妊婦さんはどれくらいいるのでしょうか。2021年に実施した、楽天ママ割メンバーへのアンケート調査によると、ヘアカラーしていた人が48%。ヘアカラーをしていなかった人が52%という結果になりました。体調と相談しながら、ヘアカラーを楽しんだ人が多いようです。

妊娠中にヘアカラーした人は48%

どんなヘアカラーをしていたかという質問では、明るいヘアカラーや、根元が伸びても目立ちにくい暗めのヘアカラーが人気でした。そのほか、白髪染めや、毛先に向かって明るく染めるグラデーションカラーをしていたという声もありました。妊娠前のように頻繁には通えなくても、キレイに保ちやすいカラーを美容師さんに相談してみるのも良いですね。

【妊娠中のヘアカラー】美容院での注意点

妊娠中に美容院でヘアカラーをする際は、事前に準備を整えておくと安心です。ここからは、美容院でのヘアカラーで注意する点について解説します。

予約時に妊娠していることを伝える

妊娠初期はお腹のふくらみが目立たないため、美容師が妊婦であることに気づかないことがあります。そのため、妊娠中に美容室を利用する際は、予約時に妊娠していることを伝えておくことが大切です。事前に伝えておくことで、施術中に体勢を変えたいときや体調が急に悪くなったときにも、遠慮せず相談しやすくなります。

また、妊娠何か月なのか、や当日の体調もあわせて伝えておくと、美容師が配慮しやすくなり、より安心して施術を受けられます。

さらに、カラー剤やパーマ液のにおいで気分が悪くなるケースもあるため、長時間の施術を避けたい場合は、混雑の少ない時間帯を予約するのがおすすめです。できれば、ほかのお客様のカラーやパーマの予約が重なっていない時間帯を選ぶと、においがこもりにくく、より快適に過ごせます。

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体勢を変えながら施術を受ける

妊娠中は体勢をこまめに変えて負担を軽減することが大切です。お腹が大きくなる妊娠中期以降は、シャンプー時の仰向けの姿勢や、長時間同じ体勢で座っていることがつらく感じることがあります。そのまま無理をすると、腰痛やむくみの原因になる可能性もあります。

施術中は足を軽く動かしたり、座る位置を少し調整したりして、無理のない体勢をとるよう意識しましょう。待ち時間がある場合は、立ち上がって体を伸ばすなどして、こまめに姿勢を変えると快適に過ごせます。遠慮せず美容師に相談しながら、自分のペースで施術を受けることがポイントです。

施術を受ける妊婦さん

長時間メニューは避ける

妊娠中は長時間の美容室メニューをなるべく避けるようにしましょう。お腹が大きくなってくると、同じ姿勢を続けることが負担になり、腰や背中が痛くなる場合があります。特にカットやカラー、パーマなどを一度に行うと、施術時間が長くなりがちです。

体調に不安があるときは、施術時間を短くできるよう美容師に相談してみることをおすすめします。たとえば、カットとカラーを別日に分けることで、身体への負担を減らしながらおしゃれを楽しむことができます。

薬剤のにおいに注意

妊娠中はカラー剤や美容室特有のにおいに注意が必要です。シャンプーやパーマ液、カラー剤には独特のにおいがあり、つわりの時期はそのにおいで気分が悪くなることがあります。

においによる体調不良を防ぐために、事前にマスクを着用するほか、においの少ない場所に案内してもらえるようスタッフに相談すると安心です。また、換気の良い席を希望するなど、におい対策を工夫して、快適に施術を受けられるようにしましょう。

トイレの場所を確認しておく

妊娠中はトイレが近くなることがあるため、事前にトイレの場所を確認しておくと安心です。特に、初めて訪れる美容室では、施術の前にスタッフにトイレの場所を聞いておくと、急な尿意があっても落ち着いて対応できます。安心して施術を受けるためにも、ちょっとした準備をしておくことが大切です。

体調が優れない時は無理しない

妊娠中は体調が変わりやすいため、無理をせず体調がすぐれないときは施術を控えることが大切です。妊娠前には問題がなかったカラー剤でも、妊娠中は頭皮や肌が敏感に反応することがあります。また、においに対して強い不快感を覚える方もいます。少しでも体調の異変を感じた場合は、施術中であっても遠慮せず美容師さんに伝えましょう。カラーやパーマを行う日は、体調が万全なタイミングを選ぶことで、安心しておしゃれを楽しめます。

ドライヤーをしてもらう女性

セルフカラーは負担が大きい

妊娠中のセルフカラーは、できるだけ避けた方が安心です。市販のヘアカラー剤はしっかり染まるように強めの薬剤が使用されており、肌への刺激が大きい傾向があります。特に妊娠中はホルモンバランスの変化で皮膚が敏感になりやすく、アレルギー反応やかぶれを起こすリスクも高まります。

どうしても自宅で髪を染めたい場合は、アレルギーの原因となる「ジアミン」が含まれていないタイプのカラー剤を選び、頭皮に薬剤がつかないように十分注意して使用することが重要です。また、妊娠中の体調や体質によってはセルフカラーを控えた方が良い場合もあるため、心配なときは事前にかかりつけの産婦人科医に相談すると安心です。

妊娠中でもおしゃれに!先輩ママに聞く美容院で快適に過ごすコツ

妊娠中でも美容院に行って、おしゃれを楽しんだり気分を上げたりしたいですよね。しかし、お腹が大きくなるとともに、美容室への足が遠のくという人もいるでしょう。ここでは先輩ママの声を参考に、妊娠中の美容院で快適に過ごすためのコツをご紹介します。

    【予約時のコツ】
  • お客さんが少ない曜日や時間帯を選ぶようにしていた
  • ネット予約する際、備考欄に妊娠中であること、姿勢をこまめに変えたいこと、においに敏感なことなどを記載し、事前に伝えていた
    【美容院選びのコツ】
  • 妊婦さん歓迎の美容院に通っていました
  • 終わったらすぐ帰宅して休めるように、自宅近くの美容室に変えました
  • 快適に過ごせそうな美容室を探しました。例えば仕上がりが早い、腰に負担が少なそうなシャンプー台を取り扱っている、女性スタッフが多いなど
    【美容院当日の過ごし方のコツ】
  • お腹をしめつけない格好をしていました
  • カラー中、においで気持ち悪くなりそうな時は、早めに伝えて換気や洗い流しをしてもらっていました
  • 少しでも体調の悪そうな日はすぐにキャンセルをし、予約日の変更を頼んでいました

妊娠中に美容院で快適に過ごすには、事前に美容室側に妊婦であることを伝え、配慮してもらいながら施術することが大切です。希望を伝えることを遠慮してしまう妊婦さんもいるかもしれませんが、施術中に体調が悪くなってしまうと大変なので、少しでも気になることがある場合にははっきりと美容室側に伝えるようにしましょう。

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妊娠中でもヘアカラーは可能ですが、体調や薬剤の影響には十分な注意が求められます。 通常のカラー剤であっても、使用頻度や量によっては肌への刺激や体調不良を引き起こすおそれがあります。施術前には妊娠中であることを美容師に伝え、無理のない範囲でおしゃれを楽しむことがポイントです。

また、においや長時間の体勢に配慮し、必要に応じて途中で休憩を取るようにしましょう。体調がすぐれないときには無理をせず、カラーを控える判断も大切です。安全に配慮しながら、自分に合った方法でおしゃれを楽しんでください。

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