デリケートな赤ちゃんの肌を優しく守るスキンケア

赤ちゃん

2021/10/27

まるで天使のような赤ちゃん。でも生まれたばかりの赤ちゃんの肌は、皮膚が薄くて繊細で、暑さにも乾燥にも弱くて、ママは毎日不安でいっぱいなんてことはないでしょうか。赤ちゃんには赤ちゃんの肌に合ったスキンケアが必要。この記事ではそんな赤ちゃんの肌を守るために気をつけたいことを紹介いたします。

赤ちゃんの表皮は大人の約半分の薄さ？
赤ちゃんは意外と乾燥肌？
赤ちゃんの肌がかぶれやすいのはなぜ？
保湿だけでは足りない？汚れが原因の肌トラブルとは。
赤ちゃんにこそ、無添加のやさしさを

赤ちゃんの表皮は大人の約半分の薄さ？

赤ちゃんの肌が繊細だと感じるのは、生まれたばかりの赤ちゃんの表皮が大人の約半分程だから。表皮とは、外部からの乾燥・摩擦といった刺激から守ったり、体内の水分の蒸散を防いでくれる、大切なバリア機能です。赤ちゃんは、この表皮が薄いためバリア機能が未熟で、肌トラブルを起こすリスクが高いのです。

赤ちゃんは意外と乾燥肌？

生まれたばかり～約生後3か月の赤ちゃんのおでこは皮脂分泌が過剰になり、その皮脂量は成人の約1.5倍となる一方で、逆に4ヶ月を過ぎるとぐっと皮脂量は下がり、大人に比べて年中乾燥肌になります。
このように変化の激しい赤ちゃんの肌にあったスキンケアが必要となります。
赤ちゃんの肌の未熟なバリア機能を補うためにも、保湿剤でしっかり保護して肌あれを防いであげましょう。
トラブルを避けるためには、大人以上に毎日のスキンケアが大切です。

赤ちゃんの肌がかぶれやすいのはなぜ？

ちょっとした汗やよだれをタオルなど拭きとることはよくありますよね。大人なら問題がなくても、赤ちゃんの肌は別なんです。肌は常にほこりや細菌などの有害物質と戦うために、潤いが必要となり、その水分が逃げていかないようにする「バリア機能」があります。
前述でもありましたが、赤ちゃんの肌が乾燥しやすいのは、この「バリア機能」が大人に比べ未熟だからです。乾燥を防ぐだけでなく、タオルやおむつなどの外的刺激から守るためにも、しっかりと保湿することが重要になります。

保湿だけでは足りない？汚れが原因の肌トラブルとは。

これまで赤ちゃんの乾燥肌やバリア機能について記載してまいりました。ただ、保湿をすればそれで大丈夫というわけではありません。
バリア機能が未熟な赤ちゃんの肌は、ちょっとした異物（汚れ）が刺激となってトラブルにつながってしまいます。
汚れが原因の肌トラブルは、皮脂による脂漏性湿疹、あせも、おむつかぶれ…、どれも赤ちゃんに起こりやすい肌トラブルです。赤ちゃんの肌はきちんと洗って清潔に保ってあげることが大切です。繰り返しになりますが、赤ちゃんの肌はバリア機能が未熟でデリケートなため、赤ちゃんの肌の特性に合わせた専用の洗浄剤を選ぶと安心です。また、ママの洗いやすさを考えると泡で出てくるタイプがおすすめです。

赤ちゃんにこそ、無添加のやさしさを

世の中にはいろんな成分が入っているアイテムがたくさんありますよね。ただ、赤ちゃん用のスキンケアを選ぶときには「できるだけシンプルな処方」を基準にすることをおすすめします。離乳食は「日常的に食べられているアレルギーリスクの少ない単素材から」が鉄則ですが、スキンケアも同じです。成分に免疫（摂取・接触経験）がない赤ちゃんには、「安全性の高い・シンプルな成分でできているスキンケア製品」をできるだけ選んであげるのがおすすめです。