2回食の進め方・食べさせ方・調理法
2021/7/8
赤ちゃんが離乳初期(5〜6ヵ月)の食事に慣れてきたら、次は2回食をはじめてみましょう。ここでは、2回食の進め方や食べさせ方、調理方法などについてご紹介しております。
目次
生後7ヵ月ごろを目安に2回食をスタート!
赤ちゃんが、離乳初期の食事に慣れてきた頃合いを見計らって、そろそろ2回食をはじめてみましょう。スタート時期に個人差はありますが、だいたい生後7ヵ月ごろから始められます。1回食を行っているときに、赤ちゃんの様子から、2回食スタートのサインを見極めてください。
開始のサインは、赤ちゃんを見ればわかる
・一定量をきちんと食べられるようになる
・だいたいいつも、きげんよく離乳食を食べている
・スプーンをいやがらず、スプーンでの食べ方になれてきた
・食べものを口に入れてあげると、もぐもぐ噛んで、ごっくんと飲みこめるようになる
などが2回食開始のサイン。食事中も様子をよく見て、赤ちゃんの変化に気付けるようにしておきましょう。
赤ちゃんの舌でつぶせるくらいが固さの目安
2回食は、1回食のときより、少し固めのメニューを取り入れられます。固さの目安としては「赤ちゃんの舌でつぶせる固さ」「うらごし、またはすりつぶして、スプーンですくい上げ、傾けたときに絶え間なく落ちる程度の柔らかさ」です。いろいろな味や舌ざわりを楽しめるように、食品の種類を増やしていきましょう。
葉ものの野菜は下処理して冷凍が便利!
7倍程度のかゆ(米1に対して水7で煮た固さ)を与えます。ゆでる、煮る等して、十分に火を通し、あらくつぶします(3~5mmぐらいの大きさのツブ状)。細かく切って煮る程度でもよいでしょう。
固さは舌でつぶせる位です。スプーンの背でつぶしながら食べさせます。
みじん切りにしにくい葉ものの野菜は火を通してからラップに包み、冷凍し、おろしたり細かくきざんだりしてから料理に使ってもよいでしょう。口あたりをよくするために、かたくり粉でとろみをつけたりします。食品の味自体に慣れさせることが大切です。調味料は軽く味を整える程度にします。スープやみそ汁の上澄みなども味付けに使えます。
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時間を決めて、食事のリズムを整える
2回食の与え方としては、午前と午後に1回ずつ。できるだけ、時間を決めて食べさせてあげることで、食事のリズムができてきます。赤ちゃんの胃への負担を考えて、食事と食事の間は、最低4時間ぐらいあけるのが理想的です。この時期の赤ちゃんは、口の前の方を使って食べ物を取り込み、舌と上あごでつぶしていく動きを覚えます。「噛むこと」の基本ができていくのも、2回食のころなのです。
ドロドロ状から始めて、指でつぶせる固さのモノに
「2回食」といっても、段階があります。まずはドロドロ状のものから始め、慣れたら、指でつぶせる程度に煮たものを、口の中に入れてモグモグ(咀嚼)させて食べさせるようにします。少し時間がかかる場合もありますが、スプーンで舌の奥に乗せてあげるようにして練習しましょう。
赤ちゃんのペースに合わせてあげる
離乳食は、段階が進むたびに、赤ちゃんにとって初めての経験が増えます。赤ちゃんは、今までよりも噛みごたえのある食べ物を口にしたり、慣れない味のメニューに戸惑ったりで、最初は上手に食べられないこともあります。そういうときは、赤ちゃんのペースを大切に、焦らず少しずつ進めるようにしてください。
離乳食後に母乳やミルクを忘れずに
2回食のはじめのころは、量を食べさせるというよりも、食事の回数を分け、いろいろな味と食感に触れることが目的です。そこで、初めての2回食の日は、1回食の1/3ぐらいの量からはじめましょう。2回食に慣れてきたら、だんだんと量を増やしてもよいでしょう。2回食を進めるときの主な栄養源は、まだ母乳やミルクです。そこで、離乳食後には、必ず母乳やミルクも与えます。
ミルクには明治ほほえみがおすすめです。
いろいろな食材や味を楽しませてあげる
食事がこれまでの1日1回から、2回に増えて、ある程度の量を食べられるとともに、これまでとは違う食材や、味つけを楽しめるようになるのが、2回食です。赤ちゃんには、食事の楽しさがさらに広がる時期ですので、食材や味のレパートリーを豊富にしてあげてください。
忙しいママには大人メニューをつくりながらいっしょに離乳食の調理ができる、炊飯器クッキングもおすすめです。
楽しい食卓づくりも大切
上あごと舌で、食品を噛み砕くことを覚える時期です。スプーンに載せた食べ物を、舌の奥に乗せてあげるようにして、2回食の練習をしましょう。かわいい食器をつかったり、ママが「おいしいね」「もぐもぐ上手ね」などたくさん話しかけたりして、赤ちゃんに「ごはんは楽しい」と思ってもらえるような一時をつくり、ゆったりした気分で、2回食を進めてください。
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