2歳児がご飯を食べない!みんなの対処法を紹介|管理栄養士監修
2025/12/9
2歳になると自我が芽生えたりイヤイヤ期を迎えたりで、スムーズにご飯を食べなくなることが多いです。2歳児がご飯を食べない原因と対処法、食事の際の工夫を、楽天ママ割メンバーへのアンケート結果と併せて解説します。

食べムラが増える2歳児を育てているママやパパは、「ちゃんと栄養が足りているかな」「どうしたら食べてくれるのだろ」と悩むことが多いのではないでしょうか。子どもがご飯を食べないときは、原因を探し、その子に合った対処法を試してみることが大切です。
そこで今回は、楽天ママ割メンバーにアンケート調査を実施し、実際に効果があった対処法をまとめました。さらに、管理栄養士監修のもと、食べない理由や避けたいNG行動についても解説します。
【楽天ママ割メンバー対象アンケート】
期間:2025/10/6-10/20
回答者全体(N=775)
この記事の監修者

管理栄養士
端場愛さん
学生寮や老人保健施設、クリニックで勤務経験を積んだのち、フリーランスの管理栄養士へと転向。体と栄養の関係を多くの人に分かりやすく伝えるために、ライターとしても活動中。今日よりちょっと元気になれるレシピ開発が得意。
目次
2歳ごろにご飯を食べなくなるのは“よくあること”
2歳ごろはイヤイヤ期が始まり、食の好みがはっきりしてくる時期です。これまで食べていたものを急に拒否したり、気分で食べなかったりすることが増え、「子どもがご飯を食べてくれない」という悩みは、多くのママやパパが経験します。いくら工夫をしても効果がないことも多いため、体調面に問題がない場合は、気にしすぎないことが大切です。
楽天ママ割メンバーへのアンケートでも、「ご飯を食べたくない」ということがあると答えた方が半数を超える結果となりました。特に、苦手な食材を使った献立では拒否されやすいという声が目立ちます。

嫌がる頻度としてもっとも多かったのは「月に2〜3回程度(29.7%)」、次いで「週に2〜3回程度(22.1%)」「ほとんどない(16.1%)」でした。多くの子が食べるのを嫌がることがあるが、その頻度は個人差が大きいことがわかります。

2歳児がご飯を食べない理由
2歳児がご飯を食べないのには、主に次のような理由が考えられます。
ここからは、それぞれの理由について詳しく解説します。
好き嫌いが分かるようになった
特定の食材を拒否する場合は、「好き嫌い」が原因であることが考えられます。2歳ごろは、味や食感の違いをはっきり理解し、食の好みがはっきりしてくる時期です。また、自我が強くなることで「嫌いだから食べたくない」という意思表示が増えていきます。
加えて、子どもははじめて食べる食材・料理には抵抗感があるものです。より見た目や味の違いが分かるようになる2歳だからこそ、食べなれない料理は受け付けないこともあります。
楽天ママ割メンバーに「食べたがらない食事」を聞いたところ、52.6%が「野菜(特定の食材)」と回答し、もっとも多い結果となりました。野菜は苦味やエグ味を感じやすく、繊維が多いものは飲み込みにくいため、幼い子どもが苦手意識を持つのは自然なことです。

また、「食べない」と感じる時間帯としては、16.6%が「朝ごはん」と回答しました。寝起きで気持ちが乗らない、食欲が湧かないなど、生活リズムが影響していると考えられます。
ただし、この頃の子どもの好き嫌いは変化しやすく、成長とともに食べられる食材も増えていきます。無理やり食べさせず、子どものペースに合わせて少しずつ慣れさせることが大切です。
食べにくさを感じている
2歳児は離乳食を卒業し、大人と同じような食事が食べられる時期です。しかし、噛む力や飲み込む力には個人差があります。そのため、うまく食事ができず「食べたくない」と感じることも珍しくありません。
特に、お肉や葉野菜、根菜は噛みちぎるのが難しく、芋類や魚はパサつきやすく飲み込みにくい食材です。少し食べただけで咀嚼に疲れて、残してしまうこともあります。
食が細い・お腹が空いていない
ご飯を食べないのは、ただ単にお腹が空いていないからかもしれません。前の食事が多かったり、お菓子を食べ過ぎたりした後は、普段は小食でない子でも食事を嫌がることがあります。そのため、食事やお菓子の量、時間帯を調整することが大切です。
また、運動量が少ないと空腹を感じにくく、食事に積極的に慣れないこともあります。散歩や公園で遊ぶなど、体を動かす習慣をつけると、お腹が空いてご飯を食べてくれるようになる可能性があります。
食事以外に興味が向いている
食事場所におもちゃが散らかっていたり、テレビがついていたりすると、子どもは食事よりも遊びに興味を惹かれ、食べないことがあります。特に2歳ごろは集中できる時間が短く、窓の外や身の回りのものに影響を受けやすい時期です。
食事を楽しませるために、料理をデコレーションしたりお皿を変えたりすると、それ自体が気になり、食べるのが進まないこともあります。そのため、子どもの性格に合わせて食事に集中できる環境を整えることが大切です。
イヤイヤ期
2歳児は第一次反抗期、いわゆる「イヤイヤ期」に入り、周りからの指示に反抗することが増える時期です。たとえお腹が空いていても食事を拒絶したり、見慣れない食材に対して「イヤ」のスイッチが入ったりすることがあります。
イヤイヤが続くと、ママやパパは気が滅入ってしまうかもしれません。しかし、感情的に怒鳴っても逆効果になるため、子どもの気持ちに寄り添い、落ち着いてから食事を再開することが理想です。
ご飯を食べない子どもへの工夫・対処法
食事を食べさせるために楽天ママ割メンバーが実践した工夫として、特に多く挙げられたのは「味付けをお子さまの好みにする(41.6%)」や「小さく切ったり柔らかくしたり、食べやすく調理する(32.9%)」でした。
2歳児は、食の経験が少なく咀嚼力も未発達です。そのため、先輩ママたちは、親しみやすさと食べやすさを重視していることがわかりました。

そのほかにも、性格に応じた工夫をすることで、食べる意欲を引き出すことができます。具体的には、次のような方法があります。
ここからは、それぞれの工夫や対処法について、具体的に解説します。
ご飯・おやつの量を減らす
親としては適切な量を食べてほしいところですが、どうしても食べないときはご飯の量を減らすのもひとつの方法です。完食できると、子どもの自信にもつながります。まだ食べられるときは、おかわりをすれば問題ありません。
また、食べられるものだけを多めに与えるのも効果的です。好きなものをたくさん食べられることで、食事の時間が楽しく感じられます。たくさん食べて飽きてきたら、「ほかのものを食べてみようかな」と思うきっかけにもなります。
ただし、ご飯を減らした分、お菓子を多く与えてしまっては本末転倒です。「ご飯を食べなくても、おやつがある」と思わせないために、間食の量や時間をしっかり管理することが大切です。
楽天ママ割メンバーにおやつを与える量やタイミングについてアンケートしたところ、37.7%が「毎日、決まった量だけ」と回答し、もっとも多い結果となりました。次いで18.7%が「時々、決まった量だけ」となり、多くの家庭が、おやつの量を調整することで食事への影響を防ごうとしていることがわかります。

食材の大きさや味付けを変えてみる
食べるのに時間がかかったり、食べにくそうにしていたりする場合は、調理方法を工夫することがおすすめです。たとえば、噛み切りにくい肉や繊維の多い野菜は小さくカットし、パサついて飲み込みにくい魚や芋類は、あんかけやスープにすると食べやすくなります。同じ食材でも味付けを変えると食べられることもあるため、子どもが好む味を探してみるのも良いでしょう。
おすすめの献立は、後述の「ご飯を食べない子どもにおすすめのレシピ7選」でも紹介しているので参考にしてみてください。
ご飯に興味を持たせる
ご飯を作る工程を見せたり、簡単なお手伝いをしてもらったりすると、食事に興味がわくかもしれません。サラダの野菜をちぎったり、食器を並べたりと、2歳児でも安全にできることはたくさんあります。
食事作りに自分が関わることで、食事への意欲につながります。お手伝いをしてもらう際は、たくさん褒めて気持ちを乗せてあげるとさらに効果的です。
食事に集中できる環境を整える
食事以外のものに興味がうつりやすい子どもの場合、食事をする環境を整えることが大切です。楽天ママ割メンバーへのアンケートでは、食事中にテレビやスマホを見せることが「よくある」または「時々ある」と答えた方が6割近くに上りました。しかし、食事中にテレビやスマホを見せると、子どもの注意がそちらに向き、食べる意欲が下がってしまうことがあります。
そのため、できるだけテレビやスマホは見せず、食卓に料理以外を乗せないようにすると良いでしょう。「食べた後に見ようね」と声をかけることで、反発心を和らげることもできます。また、隣の人の行動ばかり気にしてしまう場合は、簡易的なついたてを利用するのもおすすめです。
パパやママと一緒に食べる
子どもが幼いうちは「家族みんなで楽しく食事をする」ことを意識するのがおすすめです。子どもは大人の食べる様子を見て学び、真似をする中で食事への意欲が高まります。ママやパパがおいしそうに食べている姿を見て、苦手な食材にも興味が湧いたり、警戒心が薄れたりすることもあるでしょう。
楽天ママ割メンバーも、55.2%が「できるだけ一緒に食べる」と回答しました。子どもにとって食事の時間が楽しみになるよう、できるだけ家族みんなで一緒に食べることが理想です。

【体験談】子どもがご飯を食べないときの対応は?
楽天ママ割メンバーは、さまざまな工夫をして「ご飯を食べない」という悩みを乗り越えているようです。実践している方がもっとも多かった対処方法は、「食べられる量だけ出す(42.1%)」でした。こうすることで、完食できたという成功体験を積むことができます。小さな達成感は子どもの自信につながり、食事が楽しいと感じる結果になるでしょう。

また、「無理に食べさせず、残った分は大人が食べる(37.6%)」という声も目立ちました。2歳児の食べムラは成長の過程で自然に起こるものであり、あまり気にするとママやパパのストレスが溜まってしまいます。できる工夫をしつつ、食べないときは「そういう日もある」と気持ちを切り替えて見守ることが大切です。
子どもが食べないときは、ほかの家庭の取り組みを知ることで、新しい工夫のヒントを得られることもあります。今回のようにアンケート結果を参考にしたり、口コミ・育児書・専門家の発信など複数の情報源を活用したりすることで、自分の子どもに合った方法を見つけやすくなります。
これはダメ!ご飯を食べてくれない子どもへのNG行動
せっかく作ったご飯を食べてくれないと、イライラしてしまうこともあるでしょう。つい口調がキツくなったり、無理強いしたりしてしまいがちですが、逆効果になることも多いです。たとえば、次のような行動は避けると安心です。
ここからはそれぞれのNG行動について具体的に解説します。
脅して食べさせる
「ご飯を食べないと遊べないよ」「大きくなれないよ」などの、子どもを脅すような声掛けは避けるべきです。恐怖心を与えるだけでなく、食事そのものにネガティブな印象を持たせ、余計に食べなくなる可能性があります。
声掛けをする際は、「しっかり食べたら一緒に遊ぼうね」「たくさん食べたら大きくなれるよ」など、ポジティブな言い換えがおすすめです。

無理やり子どもの口に入れる
無理に子どもの口へ食べ物を押し込むことは、思わぬ事故につながる可能性もある危険な対応です。親子の信頼関係に傷がつくだけでなく、のどに詰まるリスクもあります。
子どもにとって食事は楽しい時間であることが大切です。無理をさせるのではなく、「自分のペースで食べても大丈夫だよ」と伝え、安心感を与えてあげてください。一向に食事が進まなかったり、何時間もかかったりするようであれば、一旦切り上げて次のご飯でたくさん食べさせると良いでしょう。
パパとママで対応が異なる
パパとママで声かけやルールが違うと、子どもは混乱してしまいます。それがストレスになり、ますます食べたがらなくなる可能性があるため、注意が必要です。夫婦で方針を話し合い、「一口だけは頑張って食べる」「食べないときは無理をさせない」など、対応をそろえておくと、子どもも安心して食事に向き合えるようになります。
なお、「食べなくて良いよ」という声掛けは避けるのが無難です。特に、偏食の子どもでは「嫌なものは食べない」が当たり前になってしまうことがあります。どうしても食べられない場合は、「今日はここまでにしよう」「一口だけ食べたらごちそうさまにしよう」など、子どもの気持ちを尊重しつつ、区切りをつける声掛けがおすすめです。
きょうだいやお友達と比べる
「お兄ちゃんは好き嫌いがないのに」「お友達はたくさん食べるよ」などの言葉は、劣等感や反発心を抱かせ、逆効果になることがあります。特に、きょうだいの話題は悪気なく口にしてしまいがちなため、注意が必要です。
ほかの子どもと比較するのではなく、その子自身の成長や努力を褒めることがポイントです。たとえば、「昨日よりもたくさん食べられたね」「苦手なにんじんにチャレンジできてえらいよ」など、具体的に褒める言葉は励みになります。また、「お友達はピーマンが好きなんだって。食べてみる?」といったポジティブな声掛けは問題ありません。
ご飯を食べない子どもにおすすめのレシピ7選
子どもがご飯を食べないときは、見た目や食感、味付けを少し変えるだけで、興味を持つことがあります。ここからは、子どもがご飯を食べてくれないときのお助けメニューを7つご紹介します。
【主食】オムライス

子どもが嫌いな傾向にある野菜も、ケチャップライスに混ぜてしまえば食べやすくなります。また、卵が食材の風味をカバーしてくれるので、ほかの料理より食が進みやすいでしょう。
作り方は「おうちカフェ♪基本のオムライス(投稿者:magi*)」をチェックしてみてください。
【お肉のおかず】餃子

餃子は、肉と野菜、炭水化物を一度にとれる優れた料理です。皮で野菜が見えにくいため、野菜嫌いな子どもでも抵抗感が少ないのもおすすめポイントです。市販のものでもOKですが、時間があるときはより野菜をたっぷり入れられる手作り餃子に挑戦してみてください。
作り方は「簡単!野菜&愛情たっぷり手作り餃子♡(投稿者:姉さん_)」をチェックしてみてください。
【魚のおかず】ブリのソテー

ブリは、子どもの成長に欠かせない良質なたんぱく質や、脳の発達に役立つDHAやEPAなどの必須脂肪酸が多く含まれています。刺身用のブリを使えば、骨や皮を取る手間がなく、鮮度が良いため臭みも少ないのが魅力です。
作り方は「ぶりのお刺身ニンニクソテー(・Д・)ノ2歳用(投稿者:イケッピ)」をチェックしてみてください。
【サラダ】卵サラダ

卵は「完全栄養食」ともいわれており、朝のトーストに卵サラダをプラスすると、栄養バランスが整いやすくなります。ミックスベジタブルを加えると彩りが良くなり、食卓が明るく見えるのもメリットです。
作り方は「2歳娘の卵サラダ(*^_^*)朝食用(投稿者:イケッピ)」をチェックしてみてください。
【副菜】エビとホタテとブロッコリーのおかかマヨ

エビやホタテは高たんぱく・低脂質で、良質なたんぱく質を補給できるうえ、比較的消化に優しい食品です。かつお節を加えることで風味が豊かになり、薄味でもおいしく感じられます。
作り方は「幼児食★エビとホタテとブロッコリーのおかかマヨ(投稿者:Azuun_cook)」をチェックしてみてください。
【おやつ】野菜ジュースマフィン

2歳児は食事だけでは栄養やエネルギーが足りない場合もあるため、おやつで不足分を補うことが大切です。野菜ジュースマフィンは、さらに栄養がとれるよう、野菜ジュースを混ぜる工夫をしています。マフィンに果物を乗せるお手伝いをしてもらえば、イヤイヤ期の子どもも楽しく食べてくれるかもしれません。
作り方は「野菜ジュースマフィン♪(投稿者:抹茶みるくん)」をチェックしてみてください。
【お弁当】一口弁当

お皿ではなくお弁当箱に詰めると、新鮮な気分で食事を楽しめます。すべて一口サイズにすることで、2歳児でも自分で食べやすく、食べ終えたときの達成感が自信につながります。
作り方は「2歳児!一人で食べられる!一口弁当(投稿者:ERIKA1987)」をチェックしてみてください。
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2歳ごろになると好き嫌いがはっきりしてきたり、イヤイヤ期が激しくなったりして、急にご飯を食べなくなることも珍しくありません。ご飯やおやつの量を調整したり、食事環境を整えたりすると良いでしょう。また、食材の大きさや味付けを変えるのもおすすめです。本記事で紹介したレシピもぜひ試して、子どもに合った工夫や献立を見つけてみてください。
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