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2019/9/19更新

液体ミルク初心者ママ必見!今一番気になる疑問点を専門家に聞いてみました!

海外では40年以上前から普及している、“液体ミルク(乳児用調整液状乳)”。日本では、この春ついに販売がスタートしました。そこで液体ミルク「明治ほほえみ らくらくミルク」を発売する明治から江原秀晃さんをお招きし、乳幼児期の食事に詳しい管理栄養士の太田百合子さんを交えて、1歳児を持つ楽天ママ社員たちが、液体ミルクについての素朴な疑問をぶつけました。

[座談会参加者]

太田百合子さん:離乳食・幼児食が専門の管理栄養士として、長年「こどもの城」(かつて渋谷にあった児童の健全育成のための施設)で肥満などの指導に携わる。現在は、年100本以上の講演を行なう

明治 江原秀晃さん:明治のマーケティング本部で、乳幼児ミルクの人気のブランド「明治ほほえみ」シリーズを担当。プライベートでは小5女児と小2男児のパパでもある

Hさん:編成部所属。1歳半の女児のママ

Iさん:楽天Pay事業部所属。3歳と1歳の女児のママ。4月に産休から復職したばかり

Oさん:マーケティング部所属。1歳児のママ

撮影:酒井修平

母乳派もミルク派も、ママの哺乳事情はいつも大変!

mama’s life編集部:さっそくですが、みなさんはミルク派ですか? 母乳派ですか?

Hさん:私は完全母乳でしたが、1歳を過ぎた頃に卒乳しました。ミルクは母に預けるときだけ使っていたんですけど、子どもが哺乳瓶に慣れてなくて苦戦したので、2人目ができたら混合にしてもいいかなと思っています。

Oさん:私も完全母乳だったので、哺乳瓶ではなかなかミルクを飲まないので困りました。普段から哺乳瓶に慣れさせていればよかったのですが、楽な母乳に頼ってしまって……。ミルクを最初からあげていれば混合にできたのかなという後悔があります。

Iさん:私は2人ともほぼ母乳で育てたんですけど、ミルクは普段から慣れてないと嫌がると聞いていたので寝る前とかはミルクをあげるようにして、95%は母乳、5%がミルクという感じで使い分けていました。

mama’s life編集部:では、周囲にいる完全ミルク派のママを見ていて、大変そうだなと思うところはありますか?

Hさん:外出時の持ちものの多さですね。お湯と冷まし湯と粉ミルクと哺乳瓶っていうだけでも相当重くてかさばるので。見ていて大変だなと思います。

mama’s life編集部:飲んだあとに煮沸消毒っていう一手間が入るところもミルクの大変なところですよね。

Iさん:そうなんですよね。だから一時期は夜寝る前は毎日のようにミルクを飲ませていたんですけど、ミルクができるまでに時間がかかって途中で子どもが泣き出すと焦るので、どうしても母乳寄りになってしまっていました。

Hさん:夜中の授乳も、わざわざ起きてミルクの準備をするのは大変ですしね。

mama’s life編集部:冬の夜のミルクでの授乳は、本当に大変ですよね。では本題ですが、液体ミルクを使ったことはありますか?

Iさん:卒乳したあとに発売されたので、飲ませていないんです。でも以前に液体ミルクの記事を見て、早く日本でも販売されたらいいなと思っていました!

利用したことはないけれどママは液体ミルクに興味津々

mama’s life編集部:日本で販売される前には、被災地に海外製の液体ミルクが送られたけど飲まれなかったというニュースもちょくちょくありましたよね。そんななかで、日本で販売されるようになったきっかけはなんですか?

江原さん:まず2018年に法改正が行なわれて、液体ミルクを販売してもいい法律ができたからです。法律ができた理由としては、昨今の震災で液体ミルクがほしいという機運が社会的に高まったことです。実際、2016年の熊本地震のときにも政治家の方がフィンランドから液体ミルクを輸出したこともありました。

mama’s life編集部:どうしてそれまでは許可が降りなかったんですか?

太田さん:衛生面を保つのは粉でさえ難しいのに、液体の状態で1年も賞味期限があるのは驚きました。しかも法改正されてからわりとすぐ発売されましたよね?

江原さん:何年も前から研究開発をしていたので、法改正後すぐに発売にこぎつけられました。
また、弊社では生産方法の違いを見越して設計しております。栄養設計については粉タイプとキューブタイプの「明治ほほえみ」と同等です。高温で加熱殺菌するため一部のタンパク質やビタミンCは壊れるリスクがあります。ですから滅菌によって栄養が下がることを見越して、缶をあけた時点で粉ミルクと同等の栄養成分になるようにしました。

mama’s life編集部:今お話しにあった製品がこちらになるのですが、缶をあけてみます。(中身をコップに注いで)あ、想像していたよりミルクが白いですね。

太田さん:滅菌すると普通はもっと茶色くなると思うんですけど、粉ミルクと比べると濃いめですが、あまり違いはありませんね

mama’s life編集部:そもそも、なんでミルクが少し茶色くなるんですか?

江原さん:当社は、常温で長時間の保存を可能にするために、堅牢性・遮光性・密封性を兼ね備えたスチール缶とレトルト滅菌の組み合わせにより賞味期限1年を実現いたしました。
製造時の高温殺菌(レトルト殺菌)により、当社で発売している粉ミルクと比較すると、液の色は茶色味がかった色調になっています。

Oさん:なるほど、少し色が濃いのは安全に処理をしているからなのですね。
子どもに飲ませるときは缶をあけて哺乳瓶にそのまま注げばいいんですよね?

太田さん:パッケージにはそう書いてありますね。でも9ヶ月ぐらいになればコップで飲むこともできるので、コップに直接注いでもいいと思います。液体を飲むのは赤ちゃんにとっては大変ですが、飲む練習をすると上手に食べられるようにもなるので。気になったのは、今まで粉ミルクは人肌に温めて飲ませていたのに、液体ミルクは常温で飲ませちゃっていいのかなって……。

江原さん:70度以上で調乳することが、厚生労働省より指導されています。ですので、それを飲める状態にするためにひと肌の温度までに下がる必要があります。一方、液体ミルクは殺菌済みですので、温める必要がございません。

太田さん:それでも温めたいという場合は哺乳瓶に入れて湯煎するんですか?

江原さん:それがベストですね。

Oさん:電子レンジは使えますか?

江原さん:局所的に温まって突沸するリスクがありますので、使用しないでください。災害時の避難所は水が確保しづらいのでカイロや人肌で温めたりもできます。缶は熱伝導率が高いので温まりやすいです。

Hさん:常温でも飲ませられるなら温める必要はないですし、外出のときにこれだけ持って行けばいいですもんね。普段は母乳でも、外出先だけでも利用できたら便利ですね。

江原さん:先日、ご愛用者からお手紙をいただいたのですが、商品のお陰でお出かけに勇気が持てた、と書いてくださいました。ママ友とランチをしていても授乳の度に席を立つので話が途切れて気になっていたが、それもなくなって助かったとのお言葉もいただきました。

Oさん:完全母乳だと出先で授乳室を探すのが一苦労なんですよね。授乳室が見つかっても混んでいたりしますし。液体ミルクがあればそのストレスもなくなりますし、ミルク派の人にとっても、外出時の荷物を減らすことができますね。

母乳に足りない栄養素をうまく摂り入れられるのがミルクの良さ

太田さん:もうひとつ質問したいのですが、どうして缶の内容量を240mlにしたんですか?

江原さん:赤ちゃんの「哺乳量調査」を何十年も行っていますが、生後3ヶ月以降のお子さんの1割以上が一度に220~240mlを飲んでいるため、多く飲む子に合わせようということで今のサイズにしました。

Hさん:一度缶を開けたらどのぐらいで飲み切らないといけないんですか?

江原さん: 飲み残しは捨てていただきたいです。

Iさん:余ったら自分で飲めばいいですかね、栄養あるから(笑)。

太田さん:パン粥を作るとか、かぼちゃ煮をミルク味にするとか、料理に応用できると思います。母乳は優れているけれど、ビタミンDと鉄が不足しがちという欠点もあるんです。授乳・離乳支援ガイド(厚生労働省)」がこの3月に変わったんですけど、そこには「母乳育児が増えるなかでビタミンDや鉄分不足に陥る子どもが多いので生後6ヶ月頃からビタミンDや鉄分を補うように」と書いてあるんですよ。離乳食の初期に栄養分を食事から取るのはなかなか難しいですが、この液体ミルクであればそれらの栄養分がしっかり入っているので、ぜひ余ったものも活用していただきたいです。

mama’s life編集部:そもそも、鉄分が不足するとどうなるんですか?

太田さん:鉄欠乏性貧血になります。貧血は大人ならめまいがしますけど、赤ちゃんの場合は発育・発達に関わってくるんです。小児科の先生が今すごく心配しているのが、1~2歳になっても母乳育児で離乳食や幼児食を食べないから鉄欠乏性貧血の子が増えていることなんです。加えてビタミンDの不足は骨に関わってくるので、骨格に異常が起こって足が曲がったりする“くる病”の報告もあるんです。

江原さん:弊社の液体ミルク「らくらくミルク」は栄養設計にこだわっていて、例えば鉄分であれば0.81mg(100mlあたり)含まれています。

太田さん:母乳に含まれるのは240mlあたり0.1mg程度ですから、かなり強化されていますね。今のように母乳が優位になるまでには歴史があるんです。昭和50年代はミルクが主流で、生後数ヶ月で母乳からミルクに変えていたんですね。そのほうが便利だし “健康優良児”という言葉が流行っていて、「ミルクを飲ませれば発育がよくなる」「肥満はいいこと」とされていたんです。でも次第に「肥満は生活習慣病予備軍」と言われるようになってきて、親子の関係を作るためにも母乳が推奨されるようになってきたんです。そしたら今度は母乳が出ない人は出ないことで苦しんだり、完全母乳の人は哺乳びんを使おうとしても赤ちゃんが飲まなくて辛い等の悩みがあります。どちらにも長所短所がありますよね。
でも今はいろんな選択肢があるので、お母さんがハッピーでいるためにも母乳とミルクを組み合わせてうまく補い合えればいいですよね。

Iさん:ひとつしか選択肢がないと大変だけど、組み合わせられると気楽にできますね。私も母乳だけよりもミルクも飲ませたほうがよく寝てくれるので、疲れたときにはミルクをあげていました。夫がミルクをあげられるようになると外出したり美容院に行ったりもできて、気分転換になるんですよね。粉ミルクは細かい手順があって夫も最初は手間取っていましたけど、液体ミルクなら、新米パパさんでも簡単にできるし、すごくいいですよね。

mama’s life編集部:お父さんが自分で子どもにミルクをあげられると自信も付きますしね。完全母乳の方でミルクは面倒くさいと思って尻込みしていた人は一歩前に進めそうですね。

太田さん:液体ミルクの存在によってご家族の育児参加がますます増えそうですね。完全母乳の方はよく「子どもが哺乳瓶を嫌がる」って言いますけど、実は生後2ヶ月ぐらいから哺乳瓶を使っていればちゃんと飲めるんですよ。だから早い段階でおじいちゃんおばあちゃんやパパに預けて哺乳瓶に慣らしておくのもいいですよ。子育ては多様化しているので、完全母乳で育てたい人はそれでいいし、ちょっと息抜きしたい方は手軽な液体ミルクという選択肢もあるので、自分がやりやすいように取り入れてくださいね。

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