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2018/8/10更新

フィンランドからお届けします -フィンランド人に聞くフィンランドのライフスタイル ~フィンランドの夏の過ごし方

夏のフィンランド、フィンランドの夏。 冬のイメージが強いフィンランドだが、実は夏こそ過ごしやすく、旅行にもとってもおススメです! 旅情報はまた別の記事で紹介しているが、この第3回では、フィンランドの夏の過ごし方~憧れの北欧ライフスタイル~について、フィンランドで生まれ育った実体験という観点からご紹介。

フィンランドからお届けします -フィンランド人に聞くフィンランドのライフスタイル ~フィンランドの夏の過ごし方

長い冬があるからこそ、夏は全力で楽しむ

【家族編】 フィンランドは四季がはっきりしている国だ。冬の寒い日はマイナス10度―20度まで気温が下がるが、夏の暑い日は25度の日があり、春は過ごしやすく、秋の紅葉もとてもきれい。
今年2018年の夏は、観測史上でもとても暑く、30度の日が続いている。しかもフィンランドはエアコンがほとんどない国なので、「家の中が暑いから、スーパーで寝させて!」という住民の声に応えようと、ヘルシンキのあるスーパーが100人限定で宿泊を許可したという。
また、5月も快適な20度の日が何週も続き、あまりにも天気がよかったので、挨拶も「おはよう」とか「こんにちは」(フィンランド語でMoi?(もい))ではなく、「今日も素晴らしいお天気ですね!」になっていた。

【家族編】 冬が長くて暗いフィンランドだからこそ、夏の短くて暖かいシーズンの価値がとっても高い。夏は儚いだからこそ、今こそ生きよう、今こそ夏を楽しもう!する気持ちもフィンランド人らしいかもしれない。
さて、夏をいかに過ごすか、ということに入る前に、夏をいつ過ごすかだ。
夏休みは、日本の場合、8月に取ることが一般的だが、フィンランドの場合は、6月、そして特に7月に休む人が多い。学校のスケジュールでいうと、6月前後に卒業式を迎え、夏休みに入り、また8月・9月上旬から学校が始まる流れになっている。
そして、気になる北欧フィンランドの夏の過ごし方。
子どものいる家庭か、学生か、大人か…ライフステージによって過ごし方が異なるが、それぞれを実体験を交えて紹介。

【家族編】

【家族編】 私の家族は父と母、妹が2人いる。中学校に入る前までは、6月・7月の学校が休みの時期、両親はそえぞれ3週間~4週間ほどの夏休みをそれぞれ別々に取得し、残りの2週間はおばあちゃんが面等をみていた。
6月の上旬はおばあちゃんが家にきてもらい、下旬からは母、7月は父が休むという。両親の休みがばらばらで、一緒に休みを過ごすことはほぼなかった。
数日間だけ、休みが被っていた日が確保できた時は、キーワードは「アウトドア」と「別荘」。軽井沢のセカンドハウスのような別荘を持っている人もいるかもしれないが、フィンランドで同じく一般的なのは、自分で建てたり、家族でずっと受け継がれている質素な別荘。

【家族編】 私の家族もおじいちゃんが別荘を自分で建て、もともと電気も水道もなかった。今はおじいちゃんおばあちゃんが年を取り、過ごしやすいように電気もインターネットも完備しているが、小さな島でフィンランドの森に囲まれて自然の中で生活をするのは変わらない。というのも現在もシャワーはなく、フィンランド式サウナのみ。
別荘は、泳いだり、外で食べたり、お釣りしたり・・・自分で作ることが大好きなフィンランド人なので、おじいちゃんは常に増築、おばあちゃんは毎日家庭菜園で大忙し!ハーブ、トマトなど野菜・・・肌が真っ赤になるほどのトマト祭りだった。
別荘に行っていなかった時の夏の過ごし方でいうと、子供が参加するキャンプ、公園、学校のクラブ活動などがあった。共働きが当たり前のフィンランドだからこそ、子供をキャンプや学校に預けられるのがとてもありがたい。

【大学生編】

【大学生編】 大学生の休みといえば、バイト!
日本人が持っている北欧ライフスタイルのイメージとはギャップがあるかもしれないが、実は私が学生だった頃、初めて夏休みを「休んで」過ごしたのは早稲田大学に留学していた時の夏だった。それだけフィンランドの学生にとって、夏休みは稼ぎ時だ。そしてお金のためというのはわき役で、主な目的な経験稼ぎだ。というのもフィンランドには無経験でも採用される新卒採用はなく、中途採用のようなある程度経験がないと採用されない採用しか存在しない。そういう背景もあり、私も18歳の夏はマリメッコで働き、翌年はヘルシンキ市の公式ガイド、飲食店など、とにかく経験を積むのに必死だった。
皆様がイメージするフィンランド人の夏休みは「のんびりヴァケーション」かもしれないが、学生の場合、なかなか休む訳にはいかない。しかし、夏は白夜でずっと明るいというのは変わらないので、週2日の休みは思いっきり短い夏を外で遊んで楽しんだ。たまには公園でオールして、朝帰ってきた日も・・・

【社会人編】

【社会人編】  ※子供がいない場合の話なので、子供がいる家庭については上記の【家族編】をご覧ください。

社会人になって一番の喜びは、やっと休める!
しかも、ほぼ罪悪感なしに休めることだ。
休みを取るときは、「すみません」ではなく、「休むのは当然」であり、「休む権利」が浸透している。引継ぎをちゃんとする前提で、ではあるけれども。
しっかり一か月程度休む人もいて、少し不便を感じることがある場合もあるが、長期休暇を取って悪いというのは一切ないので、気楽に休めて秋に向けてエネルギーチャージが可能。みんなが休めるように社会もできているので、連絡がつかない、仕事が進まないという不便はお互い様だ。
さて、長い休みはどのように過ごすかだが、旅行したり、別荘へ行ったり、ただ家でぼーっとしたり。長い冬に備えてなるべく外での時間を楽しみたい人が多いので、少しまだ肌寒くても、テラス席がすぐ満席になるのもフィンランドらしい。

Visit Finland_Riitta WeijolaVastavalo 最後に、フィンランドのデザインやライフスタイルを日本で広めるのが仕事という立場だが、フィンランドのデザインと夏は切り離せない関係にあるのではないかと思っている。
長くて暗くて寒い冬、短くしかし緑豊かで美しい大自然と白夜のフィンランドの夏。四季がはっきりしているからこそ、冬の家の中にいる時間を、いかに素敵に過ごすか。また、森、湖、花、ベリーの儚い夏をいかに生活の中で最大限楽しむか、こうしたフィンランド人の思いからフィンランドのデザインが生まれているかと。

今回はフィンランドの夏の過ごし方を紹介したが、日本で夏を過ごされる方や、今後フィンランドで夏休みを過ごされる方へも、少しでも楽しんでいただけたのであれば目標達成。
では、Kiitos!(キートス=ありがとう)、そしてMoi moi!(もいもい!=バイバイ)

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