EARTH MALL with Rakuten Magazine 未来を変える読み物

2018/9/28更新

女子大生目線の『未来を変える買い物コミュニティーミーティング』レポート

去る7/18(水)、 Earth Mallの活動を応援してくださっている皆さんとのコミュニティーミーティングが行われました。 今回開催されたコミュニティーミーティングでは、誕生したばかりの『未来を変える買い物Earth Mall with Rakuten』の未来についてディスカッションを実施。 より多くの生活者の方々にEarth Mallを知っていただけるように、プロジェクトに関わる社員も加わって、今後のアクションアイデアを多様な視点から共有することができました。 今回は、Earth Mallの活動に興味を持ち、イベントに参加してくださった大学生からイベントレポートをお届けします! 学生ならではの視点をお楽しみください。

EARTH MALL学生部 アヤネさん

EARTH MALL学生部 アヤネさんのアイコン画像 みなさんこんにちは!今回のイベントレポートを担当させていただくことになりました、大学4年生のアヤネです!
私は大学のゼミの中で、“食の生産背景”を伝えること、そしてどうやって消費する人たちにそれを知って考えてもらえるのかをテーマに活動しています。

読者のみなさんに、イベント雰囲気はもちろん、これからのEarth Mallがワクワクする場所になるためのアイデアを共有できたらと思っています!
ぜひ、最後まで読んでくださいねっ!

まずは、パネルディスカッションからイベントがスタート。 Earth Mallプロジェクトメンバーである楽天社員のママベさんと認証機関から参加してくださった石井さんがパネリストとして登壇しました。 どんな方がいらっしゃるのか緊張していましたが、ママベさんは意外と普通...?(失礼かな笑)とてもカジュアルにEarth Mallのお話をしてくださったので、終始和やかな雰囲気で聴くことができました!

パネルディスカッションの様子

「日本一のプラットフォームを使って、何かしたい!」

ウドウのアイコン画像 今回のパネルディスカッションでは、ぜひママベさんのEarth Mallプロジェクトに対する熱い気持ちの核心に迫りたいと思っています!
早速ですが、楽天に入られてからEarth Mallプロジェクトに関わることになったきっかけを伺っても良いですか?

ママベのアイコン画像 はい、私自身小さい頃から自然に囲まれて過ごして来たので、当然のように自然や環境に興味を持っていました。

その後楽天に入社したのは、やはり日本でも最大と言ってもいい巨大な消費のプラットフォームですから、「その恵まれた環境を使って何かしたい!」という純粋な興味があったんですよね。入社後は、事業部からの協力もありEarth Mallの話をもらってまさにトントン拍子でここまできた感じです笑

と言っても、ビジネスとして成り立つかというところでやはり社内でプレゼンをする上で苦労することもありました...。

“消費のプラットフォーム”である楽天が取り組む意義

ウドウのアイコン画像 実は、そのプレゼンを聴かれた野原執行役員が本日いらっしゃっています。
野原さんはこのプロジェクトについて、率直にどう思われましたか?

ウドウのアイコン画像 突然ですね!(笑)。
まず、楽天は今年で21年目を迎えまして、創業当時から「日本を元気にする」というスローガンを掲げてここまでやってきました。“持続可能な社会を作る”ということを考えた時、ある意味「消費」を代表する私たちは巨大なプラットフォームであり、何かしらのアクションを起こすことは我々の使命だと考えています。

そして今回、担当者が暴走して私が知らない内に話が進んでいたEarth Mallですが(笑)。
「ファーストムーバーとして何かやろう」という熱意は、これだけ大きな会社だと特に必要なことなんですね。
初めこそ規模は小さいでしょうが、これから大きな流れにできるよう私自身もぜひとも協力していきたいと思っています。

ウドウのアイコン画像 Earth Mallに大変大きな期待を寄せてくださっていること、直接伺えて嬉しい限りです!
さて、楽天という巨大なECモールで「食の持続可能性」に関する取り組みが行われていることについて認証機関にいらっしゃる石井さんにも伺いたいのですが、どんな感想を持たれましたか?

対談の様子

韓国では2020年までに、20%の水産物を認証商品に!

石井のアイコン画像 率直に、とても興味深い取り組みだと思いますよ!
eコマースという点が、普段の買い物とは違うのでメリットを感じます。特に、ECサイトを多く利用する若年層への影響が期待できるんじゃないかと思いますね。

ウドウの画像 例えば、海外ではどこかECサイトを使った認証商品への取り組みを行なっている例とかってあるのでしょうか?

石井のアイコン画像 はい、確か... 大手ECサイトの傘下にある、韓国系ディスカウントストアは2020年までに扱う水産物の20%を認証商品にするという目標を掲げていますね。

ウドウのアイコン画像 そうなんですか!
他のアジア諸国の方がこの分野において進んでいるのは、日本も本当にどうにかしないとならない気がしてきます... お二人とも貴重なお話をありがとうございました!

アヤネのアイコン画像 パネルディスカッションの様子をレポートさせて頂きました! 楽天という大きなプラットフォームを使って社会にアクションを起こす、これからの成長が本当にワクワクしてきますね! そして、“ファーストムーバー”になること。私自身もこれから社会に出る身として、恐れず挑戦していく姿勢は絶対に忘れたくないな...!

グループワークの様子

EARTH MALL学生部 アヤネさんのアイコン画像 さて、次はいよいよ「グループワーク」の時間!
Earth Mallをより良くするためのアクションアイデアを出していきます。
ちなみに、私と同じテーブルには野原執行役員が...!とても緊張するけど、学生として私なりの考えをぶつけてみたいと思います!
さあ、いっぱいアイデア出すぞー!

グループワークの様子

EARTH MALL学生部 アヤネさんのアイコン画像 まずは、個人でそれぞれアイデアを紙に書いていきます。
考える時間は数分だったんですが、なんと参加者全員がすぐに思いついてアイデアをたくさん出すことができました!
みなさん本気でEarth Mallの未来を考え、期待している様子です...!

グループワークの様子

EARTH MALL学生部 アヤネさんのアイコン画像 そして、集められたアイデアの紙をホワイトボードに貼っていきます。
うーん、どれも良いアイデアばかり!全部やりたい!(笑)。

グループワークの様子

EARTH MALL学生部 アヤネさんのアイコン画像 投票タイム!!
自分以外でいいと思うひとつのアイデアに記名していきます。
私のアイデア、選ばれるかな...。

グループワークの様子

「物を売る」場から「生産者と生活者で創造する」場へ

EARTH MALL学生部 アヤネさんのアイコン画像 無事、上位6つのアイデアの1つに選ばれましたーっ!!
時間内に思いついてよかったです...(笑)。

私が出したアイデアは「購入者が生産地に行ってつながる」というもの。
ECサイトやEarth Mallのような特設サイトから得る情報と、実際に生産者に会って聞いた話や直に触ってみた“原体験”を比べると、心を動かす体験として大きな差があるような気がして...。だからこそ、生産者の方々とサイトを見て興味を持った人がマッチングできるような体験型イベントをしたい!
緊張しながら、私のアイデアを共有させていただくと、同じテーブルにいらっしゃった楽天の店舗さんから貴重なお話を伺うことができました。

グループワークの様子

宮川さんのアイコン画像 私、楽天さんで洋ランの販売を行なっている『森水木のラン屋さん』の宮川と申します。
販売している洋ランとは直接関係がないのですが、楽天のプラットフォームを使ってクラウドファンディングを実施したんです。

というのも、私たちが洋ラン農家を営む戸馳島は人口1,200人の小さな島なのですが、猟師の減少もあって周辺の農家さんはここ近年イノシシの被害に悩まされていました。

そこで、どうにか力になれないかといつも利用している楽天さんで、お客様を中心にクラウドファンディングを募り、鳥獣対策のワナなどを用意することに成功しました。
結果的に半年で100匹以上のイノシシを捕まえることができたんですよ。

EARTH MALL学生部 アヤネさんのアイコン画像 楽天というプラットフォームを使ってそんな取り組みをすることも可能なんですね...。やっぱり生産者の方々と生活者を繋ぐ場として、大きな可能性が眠っている予感!Earth Mall関係者の皆さんがぜひ、私のアイデアを採用してくれるよう期待しています!(笑)。

想像以上に白熱したディスカッションがテーブルごとに行われたため、予定時間は少しオーバーしてイベントは終了しました!
...かと思いきや、まだ懇親会があります!!

グループワークの様子

MSC・ASC認証の食材のみを使ったオードブル

EARTH MALL学生部 アヤネさんのアイコン画像 懇親会のオードブルとして並んでいる料理すべてが、MSCやASCの認証を受けた食材を使って調理されています!美味しい上にサステナブル!最高ですね!
見た目にも綺麗なお料理ばかりだったので、1品ずつ紹介させていただきます。

ASCホンジュラス産バナメイエビとフランス産桃と生ハムのプロシェット

EARTH MALL学生部 アヤネさんのアイコン画像 ASCホンジュラス産バナメイエビとフランス産桃と生ハムのプロシェット!
エビがぷりぷりで、衣がパリパリ!生ハムをフルーツといただくのって、大人な感じしますよね。とても美味しかったです。

ASCノルウェー産スモークサーモンと自家製白金豚ハムのサンドイッチ

EARTH MALL学生部 アヤネさんのアイコン画像 ASCノルウェー産スモークサーモンと自家製白金豚ハムのサンドイッチ!
ボリューム満点でサーモンとハムの塩味が絶妙でした...!他の人が見ていない隙に、幾つ食べただろう...。

MSCノルウェー産サバのスモークをリゾットコロッケ

EARTH MALL学生部 アヤネさんのアイコン画像 MSCノルウェー産サバのスモークをリゾットコロッケに!
コロコロした見た目が可愛いコロッケ。味も美味でした!

紹介しきれませんでしたが、他にも宮城県のカツオを使ったパテなど、MSCの食材を使ったお料理でお腹いっぱい!
結構な量でしたが、“持続可能な消費”を謳っている私たちが残すわけにはいかないので(笑)、フードロスもなく、しっかり最後には食べ切りました!あー、美味しかった!

懇親会の様子

生産者からも見えづらい、生活者の「ありがとう」

EARTH MALL学生部 アヤネさんのアイコン画像 美味しい料理があれば会話も弾むもので、沢山貴重なお話を伺うことができました!
一番記憶に残ったのが『森水木のラン屋さん』さんがおっしゃっていた「農家・生産者はありがとうが聞こえない」ということ。

現在楽天に出店している店舗数は約45,000ありますが、中でも生産者が自ら販売している店舗は200店舗ほど。つまり、直接生活者の顔を見ることができている生産者さんはほんの一握りに限られています。
そのため、Earth Mallのアクションアイデアの「購入者が生産地に行けるとつながる」という私の案が、実は、生産者の方々が直接生活者の顔を見ることができる機会としてとっても大きなモチベーションになり得ることを教えてくれました。

持続可能で安定した消費を続けるためには、Earth Mallで今後もっともっと生産者の方々の声を届けて欲しい...。
そして、生活者側からのリアクションも直接生産者側に伝え返せるような“ミューチュアル”な関係が作れたら良いな!
Earth Mallを使ってできることに、大きな可能性があるように感じられたイベントでした!大満足!
これにて、イベントレポート完結です。最後まで読んでくださったみなさんありがとうございました!
今後のEarth Mallにもぜひご期待くださいねっ!


編集部Picks!


EARTH MALL学生部

アヤネのアイコン画像 アヤネさん

サステナブルな社会にしていくためにはどんなアクションが必要?EARTH MALLを通じて学生目線で発信していきます!


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