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備えて安心 防災+災害グッズ

9月1日は防災の日。既に準備されている方もそうでない方も、防災グッズを見直して、防災を習慣化しませんか。今回は防災士の資格を持つショップにお話を伺い、最低限、揃えておくべくグッズからあると便利なグッズまで、専門家の目から見たアドバイスを元にご紹介します。

防災特別インタビュー

日本に住む人々に
「備え」と「知識」を

様々な防災グッズの開発を行っている株式会社LA・PITA。防災士の資格を取得されている澤社長に、防災に対する考えをお伺いしました。

澤 直樹さん

防災グッズの開発のきっかけ

―― 防災士の資格を取得され、防災用品の開発のきっかけとなった出来事はありますか?

私は、2011年3月の東日本大震災の発生直後、仕事の関係で宮城県仙台市の隣町の名取市という場所に1年ほど住んでいました。そこでボランティア活動を行いながら、被災された方々の避難生活など厳しい状況を目の当たりにし、日本に住む人々に「備え」と「知識」が必要だと感じ、商品の開発を始めました。
防災士の資格については、職業柄あったほうが有利と考え、取得しました。

―― 防災用品はなにから備えるべきでしょうか?

たとえば小さな子供がいる家庭では、まだ体調管理が難しいため防寒対策アイテムが必要であったり、沿岸沿いに住んでいる方やお年寄りは早く避難をしないといけないので、できるだけ軽い防災セットにするなど家族構成や年齢、性別、住んでいる場所によって必要な防災グッズが異なります。保存水や非常食、非常用トイレなどは備蓄されている方も多いですが、避難生活では長期間お風呂に入れないことが考えられますので、水のいらないシャンプーや、からだふきシートなどの衛生面のグッズもあると役立ちます。
あとは、安否確認や情報収集などで必要なスマートフォンを充電できる、モバイルバッテリー機能を搭載したラジオ・ライトがあると心強いですね。

―― 全ての人に共通する、最低限必要な三種の神器のような防災グッズがあれば教えてください。

3種の神器にあてはまるかわかりませんが、すべての人に共通する最低限必要な防災グッズとなると、やはりあらかじめ必要なアイテムがひとつになっている防災セットでしょう。中身としては保存水、非常食、ラジオ、ライト、ホイッスル、非常用トイレ、歯磨き、からだふき、ドライシャンプーなどの清潔ケアグッズ、体を温めるアルミシート、簡易救急セット等は最低でも必要と思います。
しかし防災セットを買ってすべて安心というわけではありません。着替えなどの衣類や公衆電話から電話できるよう小銭の用意、普段病院にかかっている方は、薬とお薬手帳、コンタクトをしている方はメガネなど各自必要なアイテムを追加することで、より完璧に近い防災セットが完成します。ただし、なんでもかんでも詰め込みすぎると重くて避難しづらくなってしまうので注意が必要です。

澤 直樹さん

これまでで一番大変だった仕事やプロジェクト

―― これまでで一番大変だった仕事やプロジェクトは何ですか?

やはり防災セットの開発ですね。
従来の防災リュックや非常用持ち出し袋は、「非常用」と大きく書かれていたりして日常の生活とマッチしないため、せっかく持っていても押し入れや物置などにしまわれている方がほとんどでした。被災者の方々と話していても、地震で押し入れの扉が開かなくなってしまい防災セットを持ってこれなかったという方もいらっしゃいました。
そこで私たちは、すぐに持ち出すことができるようリビングや玄関にも違和感なく設置することができる防災セットを開発しようと考え、様々なデザインを行いテストやシュミレーションを重ね商品化しております。

―― 防災グッズの開発で心掛けていることはなんでしょうか?

防災グッズは、普段あまり使わないことが多いのでやはり使いやすさということを一番に心掛けています。
たとえば一般的な簡易トイレは、用を足した後凝固剤という粉末を振りかけて固める必要があるのですが、使ったことがない方はどのタイミングで入れたらいいか分かりにくかったり、備蓄している間に凝固剤自体が固まってしまっている場合もあります。
しかし、当社の簡易トイレはおむつに使われるような吸水シートを採用しており、用を足したらそのまま縛って捨てるだけで、だれでも簡単に使用できます。
お年寄りや子供でも説明書なしでも理解し使うことができる防災用品を今後も開発していきたいと考えています。

―― 商品開発のことを常に考えられ、仕事に対しとても熱心な印象を受けましたが、ご自身がご自身に課す、仕事に対してのマイルールやポイントなどあれば教えて下さい。

いま世の中にある商品と同じようなものを作っていては、防災用品全体としての成長はありませんので、いままでにないアイディアの商品であること。そしてお客様が安心できるような商品を作り続けていきたいと思っています。

―― 達成すべき目標や仕事を前にしたとき、どのように対峙し、どのように立ち向かってきましたか?

大きな地震が起こった直後は全国から注文が殺到し、在庫確保、製造ラインの予定変更、受注応対、出荷作業などに追われます。仕事量があまりにも多すぎて、社員が深夜まで残業することも多くありましたが、会社の全員が1日でも早くお客様の元へ商品を送りたいという強い気持ちで乗り越え、結果的にお伝えしていた予定納期より早くお届けすることができました。

これからの防災との向き合い方

―― 普段、どのように防災と向き合われていますか?

家族や会社の社員と災害時の安否確認の伝達手段や、避難場所、避難経路の確認をおこなっています。日頃から災害に備え、家族で話し合い、防災対策を行うことで、いざという時に自分や家族、社員の命を守ることができます。
また防災用品を販売している会社として、被災地への復興支援やボランティア活動も定期的に行っており、こちらも継続していきたいと考えています。

―― 澤さんがご自宅で実践されている防災対策などあれば、教えてください。

津波から逃れるため、高台に耐震の家を建てました。
職業柄、設計の時点から防災対策はしています。自宅の備蓄品は製造時に出た不良品やサンプルなどがほとんどです。家から会社が近く、防災用品や非常食などの在庫がたくさんありますので、一般の方々とは環境が違うと思います。

―― 澤さんにとって、防災セットとはなんでしょうか?

私は、防災用品や防災セットは一種の保険だと考えています。
結婚したら保険に入る、家を買ったら保険に入るということは今や当たり前のことですよね。防災グッズは保険と一緒で購入したからといっていま何かが変わるわけではありません。でもイザというとき防災グッズは必ず役に立ちます。地震の多いこの国で、できるだけ多くの方々に防災グッズ、防災セットの必要性を理解していただきたい。これが私の使命だと思っております。

澤 直樹さん

澤 直樹さん

1984年生まれ
2011年東日本大震災の直後宮城県に住み、
被災の厳しい現実を目の当たりにして、日ごろの備えの必要性を実感。
2012年に株式会社LA・PITAを設立し、防災用品・防災グッズの製造販売を始め、備えたくなる防災用品を開発している。
楽天市場出店4年目の2018年には、4万ショップの中から選ばれるSHOP OF THE YEARを受賞。
イザというときに自分や家族を守れる防災用品を日本全国に届けることを使命に日々チャレンジを続けている。

インタビューにおこたえいただいた澤さんが手がけたアイテムをはじめ、
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備える・役立つ・便利な防災グッズ

地震対策

日頃から地震対策として、大きな家具の転倒や窓ガラスの飛散への注意が必要になります。
ここでは地震対策として、定番のアイテムをご紹介します。

防災・避難グッズ

震災や自然災害の際、一定の備えがあれば慌てることなく落ち着いた行動がとれます。
ここでは防災、緊急セットなどのまとまった備えから、有事の際にあると便利なアイテムを紹介します。

家族構成別の備え

被災生活で必要なものは各家庭で異なります。乳幼児のいる家庭、高齢者や病人のいる家庭では、
粉ミルクやおむつ、常備薬や食べやすい食品などを多めに用意しておくことが大切です。
水が使えない前提で、衛生面のグッズも備蓄しておきましょう。

非常食・保存食

特別な防災グッズを購入することが防災ではありません。
食べ物は毎日使っているものを少し多めに備え、防災を習慣化しませんか。
この機会にあるものを確認し、ないものは足していきましょう。

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社会的責任[CSR]