桑野泰成さん・秋のエモみメイク
シャイニーグリーン×くすみピンク編

アイメイク

透明感のある輝きの中に
秋色グリーンを効かせて
印象的なまなざしに

ピンク系パレット①のパールピンクAを上まぶた全体と下まぶたの際にぼかします。「ベースは影色ではなく透明感と輝きを仕込むため。明るく整えておくのがポイント」（桑野さん）

黒のアイライナー②で上のまつ毛の隙間を埋めるように描き、輪郭をくっきりとさせます。

グリーンのアイライナー③で上まぶたの際にやや太めにラインをひきます。「とてもクリーミーなのですっとひと筆でキレイに発色して、アクセントカラーを仕込むのに超便利」（桑野さん）

オリーブグリーン系パレット④のエメラルドホワイトBを、③のラインに重ねるように二重幅に入れます。「重ね方によってはくすんで沈みがちなグリーンも、透明度高くまばたきの度に煌めくように仕上がります」（桑野さん）

眉は明るいブラウンの眉マスカラ⑤で柔らかな印象に。毛流れをナチュラルに整えるだけでOK。

マスカラもブラウン⑥をチョイス。

下まつ毛にも軽くひと塗りします。

透明感のあるパールピンクをベースに、黒のライン、グリーンのライン、明るいラメグリーンと繊細に重ねることで、軽やかだけれどしっかり引き締まった目元に仕上がります。「眉とまつ毛のマスカラはアイカラーのグリーンに調和するように明るいブラウンで引き算。抜け感をつくるポイントのひとつです」（桑野さん）

チーク

スポンジを使って
にじみでるようなツヤと
ピュアなほてり肌を演出

フェイスカラーセット⑦のペールピンクCをスポンジに少しずつ取り、軽く叩き込むようにして頬になじませます。「クリーミーなバームタイプのカラーなので、スポンジを使うことで溶け込むように発色させることができます。濃くしすぎないようにあくまでほんのり色づかせて」（桑野さん）

スポンジに残ったチークで鼻の頭にも軽くタッチ。「自然な血色感をプラスしてキュートな雰囲気になります」（桑野さん）

チークはエモいメイクに欠かせないアイテム。色選びだけでなく入れ方でも印象が変わります。「目に近い高い位置から頬全体になじませて、ほどよいツヤ感のあるほてったようなニュアンスの肌感をつくっています」（桑野さん）

リップ

ウェットマットな
くすみピンクで
丸みラインを描いて大人可愛く

くすみピンクのリップ⑧は、ブラシに取り唇の山部分をつなげた輪郭を描いて、全体も丸みのあるフォルムに塗ります。

「唇の山をつなげるとぽってり感のある柔らかな口元が簡単につくれるひと技」と桑野さん。

チークと同じピンク系でまとまり感を出しつつ、青みを帯びた色でみずみずしいけれどマットな仕上がりのリップは、甘さをほどよくセーブして大人っぽく仕上がります。