【楽天市場】ワイン生産者来日 生産者のおすすめワイン vol.4

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ワイン

ジョアン・プジョル

醸造、マーケティング、輸出等、多様な経歴を持つジョアン・プジョル氏は、2013年C.V.N.E.(クネ)社輸出部長に。1879年設立以来「最高のワインを造ること」に拘る同社の海外輸出は10年ほど前の現CEOビクトール就任以来。「最高のワインを世界中に届けたい」という共通の情熱で、2013ワインスペクテーターTOP100ワインNo.1に輝いたスペインを代表するクネのワインを手に、世界を駆け巡ります。

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リオハ地方

リオハ地方

1879年、スペイン北部に位置するワイン銘醸地リオハに、エウセビオとライムンド レアル・デ・アスア兄弟によって設立されて以来家族経営を続け、現在では5世代目ビクトール・ウルティアが舵をとります。リオハ地方は気候によってアルタおよびアラベサ、バハという風に分類されていますが、クネ社はもっとも良質地区と言われているリオハ・アルタに「クネ」、リオハ・アラベサに「ビーニャ・レアル」「コンティノ」の3つのワイナリーを有します。クネ社のロゴには王室より特別に許され国旗をモチーフとするなど、スペインを代表するワイナリーです。

代表的なワインリスト

クネの独占インタビュー

インタビュアー

こんにちは、インタビュアーの "アナ" です。

C.V.N.E社が有するワイナリーの位置するリオハ地方には、長い歴史を誇るワイナリーが多く、質の高いワインを生産しています。中でも注目を集める作り手がクネ社は所有している「クネ」または「ビーニャ・レアル」、「コンティノ」です。
今回は、そんな「C.V.N.E社」のジョアン・プジョル氏にインタビューをしました。

なぜC.V.N.Eで、輸出部長として活動されるようになったのでしょうか?

理由は2つあります。1点目は、生産者のみならず、輸入者としても世界で活動している会社だということです。なぜなら、それは自社のワインはもちろんのこと、ワインそのものにプライドと熱い考えを持っている会社だからです。2点目は、19世紀から高品質のワイン製造を目指し、積極的に取り組みを行っている会社だということです。中でも、3つのワイナリーを1つに集結させることで、様々なスタイルのワインの製造を可能にした点がとても面白いなと思いました。醸造コンサルタントとして多くのことを挑戦できると感じました。

C.V.N.Eの3つのワイナリーについてですが、
どのように異なるのでしょうか?

それぞれテロワールが異なるので、製造される商品は大きく異なります。 C.V.N.Eグル―プと名前を共有しているC.V.N.E(以下クネと記載)というワイナリーが中核会社となります。このワイナリーは、リオは地区の最も歴史の長い、リオハ・アルタにあるため、伝統的なスタイルのワインが多くあります。しっかりとした樽の味に加えて、果実のフレッシュ感もたっぷりと味わえるワインです。クネのワインはそのスタイルの代表で、もっとも良質だと思います。実際にスペインワインとして初めて世界1位に輝いたワインはこのクネのグラン・レセルバとなります。素晴らしいワインですよ。

次にビーニャ・レアルというワイナリーですが、こちらはリオハ・アラベサという地区にあります。こちらの気候はアルタより暖かくて、しっかりとしたフル・ボディの長らく熟成することができるワインを生み出しています。リオハ・アラベサのレセルバやグラン・レセルバは問題なく50年間〜70年間良質な状態で熟成します。このような古酒を飲んだらフレッシュな味わいと複雑さにびっくりすることでしょう。
最後にコンティノというワイナリーは、シングル・エステート・ヴィンヤードとなります(ぶどうの栽培からワインの出来上がりまですげての過程はワイナリーに行うこと)。こちらではは、クネの所有者の誇りであり、生産量が非常に少ない高級なワインが醸造しています。今年は2450本に至らないという生産量で、とても珍しいワインですね。

クネは技術の発展に成功しているワイナリーと聞きましたが、
それはどうしてでしょうか。

グラビティです!グラビティーシステムを含む最先端の技術と設備のもと、歴史的価値を継承しつつも、極めてエレガントな「最高のワイン」を造り続けています。通常ワインの醸造の上にタンクから樽にワインを移動する必要があり、それにポンプを使用しています。しかしこれによってぶどうの皮がダメージを受け、ワインが酸化してしまう可能性があります。クネではこちらを防ぐために特別なタンクを使用して(左画像を参照)グラビティでワインを移動します。すると、フレッシュ感と新鮮な果実の味を保つことができるのです。樽熟成から来る熟成感やエレガントさに、構成などが相まって、とてもきれいでフィネスのあるワインが出来上がります。

おすすめワイン

クネ者の名門ワイナリー【クネ】のクネ・クリアンサとインペリアルグランレセルバを紹介

「クネ」クネ・クリアンサ[2010]

「クネ」クネ・クリアンサ[2010]

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Aroma

ジョアン・プジョル氏

リオハ・アルタのワインはアラベサより果実味の強い、飲みやすいワインが多いですが、こちらのクリアンサは、12ヶ月間、アメリカ産の樽で熟成させるため、果実味に加えるココナッツやバニラの甘い香りがあり、複雑さが感じられます。

インタビュアー

果実味たっぷりのリオハワイン!フル・ボディというよりメディアム・ボディに近く、豊かな酸味が特徴です。そのまま飲むこともできますが、サラダや和食とも相性が良いワインだと思います。軽めの赤が好きな方にオススメです。

「クネ」クネ・インペリアル・グラン・レセルバ[2007]

「クネ」クネ・インペリアル・グラン・レセルバ[2007]

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Aroma

ジョアン・プジョル氏

同じクネワイナリーで生産されるワインですが、こちらに使用されているぶどうは、より良い日当たりの畑で、より順調に熟成しているものです。また、クリアンサと異なり、フランス産の樽で2年間熟成させています。さらに、3年間ボトルにねかせていますので、とても熟成感のあるワインが出来上がります。樽の味と果実の味がうまく融合した、豪華なワインとなっています。フル・ボディと長い余韻のあるインペリアル・グラン・レセルバは40年間たってもフレッシュ感を保ち、熟成感もあり、しっかりしているワインです。

インタビュアー

味わいには、プラムやブラックチェリーのような豊かな果実味に、バニラや香ばしいオークを感じます。続いて、カカオやチョコレートのような香りが広がります。タンニンはしなやかで、美味しいバルサミコ酢やフレッシュなラスベリーのような味わいがアクセントを加えています。ジョアンさんが指摘したように樽の味わいに、フレッシュな果実の風味がエレガントに溶け合い、とてもきれいなワインとなっています。また、タンニンと酸味が豊かで長い余韻も楽しめるワインです。ぶどうは全て手摘みにこだわり、グラビティーシステムの使用など、親切に生産されることが感じられます。

クネ者の新作でモダンスタイルのビーニャ・レアル・クリアンサ

「ビーニャ・レアル」ビーニャ・レアル・クリアンサ[2010]

「ビーニャ・レアル」ビーニャ・レアル・クリアンサ[2010]

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Aroma

ジョアン・プジョル氏

ビーニャ・レアル(ワイナリー)は、リオハ・アラベサにあることによって上記のリオハ・アルタにあるクネのクリアンサと同じ種別のクリアンサでもスタイルが非常に変わります。リオハ・アラベサはシエラ・カンタブリアの山脈の影響で降水量が少なくて日照時間が多いのです。そのため、フル・ボディと構成のあるワインを生産できます。ビーニャ・レアルのクリアンサはクネ・クリアンサより複雑性があって、アルコール度がやや高く、熟成させることができるワインのです。また、スペイン料理にしても日本の肉料理にしても、食事との相性は素晴らしいです。

インタビュアー

フランス産とアメリカ産のオーク樽で、14ヶ月間熟成させられるので、樽のニュアンスが感じられるワインです。バニラとココナッツの香りの後に、ダークチョコレートの味を感じます。タンニンはやや強くて、ボリューム感とまろやかなフル・ボディで、エレガントなワインです。樽のニュアンスとともに果実味も口に広がり、やや長い余韻を感じます。とても美味しいワインで、食事なしでも飲めますが、ぜひ食事と一緒に楽しんていただければと思います。

生産者の誇り400年の歴史を語る高級のコンティノ―

「コンティノ―」コンティノ―・グラシアノ―[2010]

「ビーニャ・レアル」ビーニャ・レアル・クリアンサ[2010]

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Aroma

ジョアン・プジョル氏

リオハで最も元気なぶどうの栽培所として知られているコンティノが位置する地区はリオハ・アラベサです。11世紀からワインを生産している地区ですが、コンティノの2.5HAは16世紀に当時統治していた王様がペドロ・デ・サマニエゴに贈ったものです。サマニエゴ氏はコンティノ(王室の永久な監視者)という役割になっていて、ワイナリーが設立した時、この名を引き継ぎました。ワイナリーとして1973年、ボルドー シャトーコンセプトの基に設立して、現在はリオハで珍しいグラシアーノ100%を非常に上手に生産しているワイナリーとして有名です。小収穫量のグラシアーノの栽培は手間がかかり、利益になりにくいぶどう品種です。コンティノのグラシアーノ(コンティノ・ガルナッチャとコンティノ・レセルバも同じく)は現在世界で評価されており、2009年のヴィンテージは94点パーカーポイントを取っています。

インタビュアー

グラシアーノ品種は長く熟成させないと酸味の強いぶどうになってしまいます。そのため、限られた箇所でのみ栽培されるぶどうで、グラシアーノ100%は奇稀なワインです。小生産量のコンティノ・グラシアーノを飲ませていただけてうれしかったです。ブルーベリー、カシス、アニスシードなどの華やかで豊かな香りに、猛肉のニュアンスがアクセントを加えます。しっかりとしたボリューム感と豊かな酸味、長い余韻も感じられます。リオハワインの想像される味わいと異なる面白い経験になるのでぜひ飲んでみましょう。こちらは豊かな酸味があるため、和食にとても合うと思います!

おすすめワインのぶどう品種

テンプラニーリョの香りの特徴

テンプラニーリョ

フルボディのものが多い

タンニンがとアルコール度が高い

中程度の酸味

濃い色合い

スペインのリオハとリベラ・デル・ドゥエロの中心となるぶどう品種

ガルナッチャの香りの特徴

グラシアノ

メディアムボディのものが多い

酸味が高い

中程度のタンニンとアルコール

濃くない色合い

リオハのブレンドに使うことが多い

グラシアノの香りの特徴

ガルナッチャ

フル・ボディのものが多い

アルコール度が非常に高い

酸味が高い

タンニンが少ない

透明感のある色合い

リオハのブレンドに使うことが多い

インタビュアーのおすすめワイン

インタビュアー

インタビュアーのアナです!
スペインで生まれ育ち、イギリスの大学で日本のことを勉強していて、その頃にワインに興味を持ち、WSET ADVANCEというワインの資格を取って日本に来ました。
C.V.N.E社のワインはスペインでとても有名なワインで人気商品です。生産しているワインの中で多様性が素晴らしくて、若いクリアンサから長らく熟成させるグラン・レセルバまで好きな味わいに合うものを選べます。ジョアンさんに実際にお会いして、醸造方法などについての説明をいただき,C.V.N.E社のワインさらにより深く評価できるようになり、普段でもお祝いのときでも飲みたくなりました。C.V.N.E社のワインは様々ですが、中から注目のワインを紹介させていただきます。ぜひ皆さんに、C.V.N.E社のワインとの飲み比べを楽しんでいただきたいです。

クネワイナリー

ビーニャ・レアル

コンティノワイナリー

インタビュアーのおすすめ生産者

インタビュアー

インタビュアーのリオハ地方おすすめワイン
C.V.N.E社のワイナリーが位置する、リオハ地方では、たくさんの素晴らしい生産者があります。ここではその一部を紹介させていただきます。

社会的責任[CSR]