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穂先にクジラのヒゲなどをあしらった和竿を用いる「江戸前のカワハギ釣り」は昔から根強い人気がありました。それらのオールドファンに加え、10年ほど前から、若い人たちの姿も多く見られるようになり、今ではカワハギは押しも押されもせぬ沖釣りの代表的なターゲットになっています。
フグに勝るとも劣らない食味も人気の理由で、特にこれからの寒の時期は、海のフォアグラともいわれる肝が肥大する、一年で一番食べて美味しく、釣って面白い好機だといえます。 |
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月刊つり人は昭和21年に創刊した、わが国で最も歴史ある釣り雑誌です。
創刊者は随筆家・佐藤垢石で、井伏鱒二や森下雨村といった人気作家が寄稿するなど、当初から多くの釣り人に支持されてきました。
人気雑誌の『Basser』『FlyFisher』『アオリイカ地獄』『鮎釣り』などは、すべて月刊『つり人』からの発信でスタートしました。
今年で創刊63年目。「漁ではなく、趣味としての釣り」のコンセプトの下、四季折々の魅力的な釣りを毎月紹介しています。
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■カワハギはエサ取り名人
カワハギはエサ取りの名人としてよく知られたサカナである。これはカワハギが体中のヒレをヘリコプターがホバリングするような泳ぎ方ができるうえ、鋭い歯をもった小さな口でエサを少し齧り取るような動きをするからである。
カワハギにうまくハリがかりをさせるためには、エサをコンパクトにまとめるとよい。
■カワハギ釣りは難しい!?
カワハギ釣りは難しいというイメージが先行しているが、全くの初心者が「思ったより簡単」と口にすることも少なくない。底付近で仕掛けを上げ下げしているだけでもかかってしまうこともあるのだ。数が釣れるターゲットゆえ、入り口は狭くはないが、やり込むうち、思うように釣れず奥が深いことを実感するだろう。
こうしてカワハギ釣りにのめり込んだうちの一人である、エキスパートの飯田純男さんにカワハギ釣りのおすすめタックル、攻略法などをレクチャーしてもらった! |
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カワハギは巧みにエサを取る。だからエサを取られないように仕掛けを動かし、かつ食わせるタイミングも与えなければならない。
誘いの速度、食わせのタイミング、探るタナなどを君合わせてアタリを引き出す。しかし同じやり方を繰り返しても掛からないことが大半なので、手をかえ品をかえ、さまざまな手を繰り出すのだ。 |
■ポイント
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なかなかあたりがこないときは、飯田さんが「キザミ」と呼ぶテクニックが効果的。
着底後およそサオ1本分タタキを入れて誘い上げ、ピタッと止めて反応を見た後、アタリがなければ30〜50cmずつ仕掛けを下げては止め、反応を伺うのだ。 |
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カワハギ釣りは船が動く方向に釣り座を構えた人が有利になる。あたらしいポイントに仕掛けを落とせるため、カワハギがエサを発見しやすいのだ。 |
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エサが取られるようであれば、1号のゴム張りガン玉を上から2番目のハリ下に装着する。オモリベタ底の状態でも、穂先の上下でエサが動きやすくなり、カワハギや外道がエサを取りにくくなる。 |
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エサのアサリもポイント。飯田さんは食い込みやすい柔らかい状態を維持するために水分を切らないそうだ。 |
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| スピニングリールのメリットといえば落ちの良さ。誰よりも早く仕掛けを落とせれば反応する魚も多くなるはず |
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| ゴム張りガン玉1号を上から2番目のハリ下に打つ。オモリベタ底の状態でも、穂先の上下でエサが動きやすくなる |
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| カワハギの潜む根周りはトラギスやベラなど外道が多い。群れが固まってないと、外道ばかりのときも。 |
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カワハギは巧みに泳ぐ。前後に上下に、ホバーリングしながら水中に静止することもできる。手もとになんのシグナルも伝わらないうちに、きれいにエサがなくなっていることも多い。
エサを取られないようにするには、仕掛けを動かすこと。エサが踊れば、カワハギも容易には吸い込めない。また、誘いの効果もある。それだけではハリに掛からないので、仕掛けを止めてエサを吸い込ませる間も与えなければならない。
そこで、まず覚えておくとよいのが、『タタキ→タルマセ→聞きアワセ』、このアクションの繰り返しである。
手順を説明すると、【1】オモリ着底後仕掛けをピンと立てて、穂先を揺らして誘いを掛ける。【2】カワハギがエサを吸い込みやすいように、穂先を下げ、仕掛けのテンションを緩める。【3】アタリを聞くようにサオを上げる。この時、魚が乗っていれば手もとや穂先に引きが伝わる。そのままリーリングに移行する。
この基本を踏まえたうえで、中層や沖めからプラス1尾を引き出していこう。 |
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