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くまもと応援企画 震災から1年 くまもとからの便り

2016年4月14日・16日に発生した「熊本地震」から、1年を迎えます。

地震発生後、 熊本県内の一部地域では電気が止まり、
物流が途絶え、楽天市場のショップへの注文は
一時的にストップせざるをえない状況でした。

そのような中で、被災地近隣のショップさんたちは、
1日でも早く熊本を元通りにという思いで復旧に努め、
約1ヶ月以内のうちに営業を再開。
その活動を後押ししたのは、
全国から届くお客様の温かい励ましの言葉でした。

お客様の応援に元気付けられた、
熊本のショップ店長さんたちの声をご紹介します。

スイートキッチン

震源地真上での店舗運営、復興を支えたお客様からの声

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スイートキッチンのみなさん。3階建ての社屋は上層階が損壊。地震に耐えた1階部分で営業を続けている。

― 菓子材料メーカー丸菱が運営する「スイートキッチン」。その事務所は震源地である熊本県上益城郡益城町にあった。店舗運営を担当する緒方さんは、地震の衝撃をこう語る。

緒方:前震、本震と2回大きな揺れがあったじゃないですか。1度目の揺れの段階で、社屋、倉庫、共に大きなダメージを受けました。早く会社を再開させたいと思って、片づけをしていたところ、2度目の本震がきて…。「言葉を無くす」、「茫然」という言葉はこんな時の事を指すのだと、その時思いました。

― 自宅が被害を受けているにも関わらず、会社に出てきているスタッフもおり、懸命に復旧に努めた。電気が通ってお客様と連絡が取れるようになったのは地震の2日後から。

緒方:そうしたら、お客様からのメールがたくさん届いてたんです。安否を気遣って「大丈夫ですか?」とか、「少しでも気が晴れれば」と風景の写真を送ってくれる方とか。出荷ができなくてご迷惑をおかけしているのに、私たちのことを想って下さる方がこんなにもいるなんて…。涙が出そうになるのを堪えながら一つ一つ無事である事のご報告を返させていただきました。

― 3月には損壊した倉庫の取り壊しが始まったが、仮設のプレハブでの営業が続いている。在庫を数カ所の倉庫に分散して保管するしかなく、出荷に遅延が生じる場面も増えてきて、申し訳なさが募る事も多い中、間もなく節目となる4月14日を迎えようとしている。

緒方:1年経ったタイミングで、感謝セールをやるんです。あの時のお客様の声に支えられて、店舗を運営することができています。皆さんに気にかけてもらったことがすごく心強かった。お店を営業して元気な姿を見せることで、本当にお世話になりました。という気持ち、感謝の気持ちを伝えたいと思っています。

スイートキッチン

スイートキッチン

1951年に創業し、世界の製菓材料・パン材料・キッチンツールを届けるセレクトショップ『丸菱』が母体。家庭でもプロに近い環境を実現することで、食卓の楽しさをお手伝い。二度の震災の震源地として名前を知られる事となった「益城町宮園」から、復興は道半ばではあるが、一つ一つの商品に元気を添えて全国に届けている。

森水木のラン屋さん

母の日直前の衝撃、全国からの応援に応えたい。

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宮川将人さん(左)と妻・水木さん(右)。震災から4ヶ月後の8月、夫妻には3人目のお子さんが産まれた。

― 震源から約60キロ、熊本県宇城市にある人口1200人の島・戸馳島。その島で、父の代から45年に渡って洋ラン農家を営む「森水木のラン屋さん」の宮川将人さんは、地震のあった4月中旬、1年で一番の掻き入れ時となる母の日を控えていた。

宮川:ビニールハウスの電源が壊れ、温度が制御できなくなったんです。このままでは2年半かけて、母の日に咲かせようと大事に育ててきた花を枯らしてしまう。ゾッとしました。

― 近所の仲間に助けられ、最悪の事態は免れた。県外からもスタッフを募って必死に体制を立て直し、配送会社の協力を得て、なんとか母の日に商品を間に合わせた。そうして、いざ母の日を迎えると、メールやFAXで感謝の声が全国から寄せられた。

宮川:「息子が熊本の農家さんを選んでくれた心遣いが嬉しい」と、贈られたお母さんたちが、わざわざ伝えてくれるんです。それも一人ではなく何人も何人も…。涙が出ましたよね。

― 地震後、同店では「熊本元気募金」を始めた。一件の注文につき100円を熊本県庁に寄付する企画だ。これまでに約200万円を寄付することができた。

宮川:決して、資金に余裕があるわけではありません。ただただ“空元気”な企画です(笑)。でも日本中から応援いただいた熊本の人間として、お礼の気持ちを伝えたかったんです。

― お客様からの応援を胸に、今年もまた再び、母の日を迎える。

宮川:2016年の私たちは“ラッキー”でした。お客様に恵まれ、商売も続けられ、最高の1年でした。2017年の母の日もめいっぱいやりますよ!私たちの花を通じて元気になってもらう。それが私たちにできる恩返しです。

森水木のラン屋さん

森水木のラン屋さん

1972年創業の洋ラン農家『宮川洋蘭』が母体。二代目・宮川将人さんが海外修行で出合った『ミニ洋ラン』を主に扱う。栽培方法のフォローなど丁寧な顧客対応で支持される。母の日の看板商品『母想い』は何年もの試行錯誤を経て、洋ラン・デンドロビュームを母の日に咲かせるようにしたもの。店舗名“森水木”は妻・水木さんの旧姓が由来。

くまもと風土

人とのつながりに感謝、できることを懸命に。

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島田享さん(右)は南阿蘇の自宅が被災。3月まで避難所や実家での生活だった。左は代表の吉永安宏さん。

島田:やったぜ!!

― 2017年1月26日、楽天市場の年間優秀ショップを表彰する「楽天市場ショップ・オブ・ザ・イヤー2016」の授賞式、舞台上で「くまもと風土」店長の島田享さんは喜びのあまり、絶叫した。

島田:この賞はお客様と一緒にもらった賞。地震の直後、「商品はいらないから代金を寄付したい」と言ってくださる、お客様が何人も。この1年、購入することで応援してくれたお客様もたくさん。そうした期待に応えられた。それが嬉しくて、つい熱くなっちゃったんです(笑)。

― くまもと風土は、熊本県内を中心に九州各地の農産物を扱うお店。震源に近い南阿蘇に住む島田さんは地震の際、たまたま熊本市内にいたことで難を逃れ、直後からスタッフと一緒に動き始めた。倉庫の食材を避難所の炊き出しに提供して回った。
数日後にネットショップを再開してからも、募金を募ったり、被災した農家を訪れ“援農”したり、できる限りの支援を続けた。


島田:何が正しいのかという葛藤は今でもあります。でも悩んで何もやらないより、できることをやりたかった。お客様、取引先、スタッフ、楽天の人も含め、様々な人たちとのつながりを改めて感じた1年だったように思います。

― 熊本地震から間もなく1年。しかし、まだまだ被害のつめ跡が残る地域は少なくないと島田さんは言う。

島田:“くまもと”の名前を背負った店として、熊本が元気なことを証明したいんです。復興するその日まで、まだまだできることをやり続けます。

くまもと風土

くまもと風土

代表・吉永安宏さんが地元・熊本に戻って起業した『株式会社コムセンス』が母体。09年に楽天市場出店。熊本や九州各地の農家さんと提携、みかんやサツマイモなどの果物や野菜を扱う。現店長の島田享さんが顔出ししてPRする商品ページも人気。『楽天市場ショップ・オブ・ザ・イヤー2016』肉・野菜・フルーツジャンル大賞受賞。

2016年5月、地震発生直後に熊本のショップを楽天ドリーム編集部が取材した際の
映像「PRAY FOR KUMAMOTO」を公開中です。

楽天でできる、色々な応援の形

楽天市場の熊本ショップ

社会的責任[CSR]