• Share

『百円の恋』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞し、日本国内の映画祭などで高い評価を得ている女優の安藤サクラさん。降旗康男監督とカメラマン・木村大作氏の9年振りの黄金タッグとなる映画『追憶』で、慈愛に満ちた女性の涼子を演じています。今回はその映画に出演された際のエピソードと、予想を越えるプライベート秘話をご紹介します!

涼子を演じるにあたって、どのように役作りをしましたか?

脚本でわかっている彼女の情報をつなげて人物像を作り上げたのですが、頭の中で整理するのはとても難しい作業でした。涼子が営む喫茶店には、3人の子供たちが身を寄せています。だから、子供たちの目にどう映るかが重要だと思っていました。降旗監督はウソを確実に見透かすでしょうし、木村大作さんの撮るフィルムはごまかしが利きません。なので、まずは子供たちとの関係を築くことが大切だと考えて、クランクイン前に住んでいる家の公園で追いかけっこやサッカーをして普通の楽しい1日を過ごしました。

最初に脚本を読んだときの感想は?

普段は自分が演じる役の視点で読んでしまいがちなんですけど、今回は偏った視点抜きで一気に読み終えました。このチームに参加できる喜びもあったので、脚本を読んだ段階で「演りたい」と思いました。その後から「ちょっと待って、ものすごく難しい役なのでは……」という気持ちがついてきた感じでした。心を決めてから役の難しさに気づきましたし、さらに撮影が進めば進むほど、この役を演じるプレッシャーを強く感じるようになっていきました。

『駅 STATION』などで知られる降旗監督が熱望しての出演だそうですが、それを聞いての感想は?

最初に思ったのは「えっ、降旗監督が私のことを知っているんだ!」でした(笑)。まさか本当に自分を知っていると思っていなかったので、そこにまず驚きました。実を言うと降旗監督の『現代仁侠伝』で主演をしていて、子供のころにスクリーンで見た記憶があるんです。父が主演した監督の作品に自分も出させていただけるのは、特別な気持ちがありますね。特に降旗監督と大作さんの作品は演じている女優さんの印象がとても強いので、その中に一人の女優として入れるのは、うれしいよりも緊張したし、怖かったです。

今回の現場を経験して、発見や得たものはありましたか?

自分が降旗監督の映画大作さんの画の中に入ることは、とても緊張したんです。それまで自分とはまったく別の場所にある存在だと思っていましたから……。撮影を終えて、公開が控えた今もまだ緊張感は残っていますが、それは映画を作る楽しさから来ている気がします。ここで張り詰めたものは生涯緩むことがないし、緩ませたくないと思っています。同時に、岡田准一さんをはじめとする男性役者陣が世代を超えて映画作りを楽しんでいて、そこに同じようにいられなかった悔しさみたいなものも残っているんです。自分が得たというよりも、「いい歴史的瞬間を見たな」という感じがしますね。一映画ファンとして降旗作品を観ていた自分としては、降旗さんの作品の中に私や同世代の役者さんの名前が出てくることに、とても感動しました。もし叶うならば、自分がもっと経験を積んで緊張に縛られない状態で、また降旗監督とご一緒させていただきたいです。

ネットショッピングはされますか?

……、一度やってみたんですが、今はにお願いしてインターネットで買ってもらうようにしています。なぜか、自分ではうまいことできないんです(笑)。この間は、ネットで見つけた象のぬいぐるみが可愛かったので、お願いして注文してもらいました。

普段、好きなファッションは?

時代に関係なく着られるものが好きです。映画を観て、感化されることが多いですね。実は『追憶』の衣装では、ストールにとてもこだわったんです。そのことが結果的に、映画の中で点と点が繋がるポイントになって、お話の幅が広がったと思います。身につけるものから影響を受けるように、映画の衣装はすごく大切だと感じているし、そういうものに惹かれますね。

今、購入を検討しているものはありますか?

ずっと探しているんですけど……、去年公開された『皆さま、ごきげんよう』という映画に出てきた、女の子がかぶっている帽子です。いろんな帽子屋さんに行ったけど見つからなくて、モヤモヤしています(笑)。「これです」と言える写真がないし、帽子屋さんに何て伝えればいいのかがわからなくて……。

美容や健康で、気をつけていることは?

どこの水道水でも飲める身体にしておきたい! 今まではいいお水に興味があったけど、やはり自分が生きている土地の、この時代の水道水を飲んでいなきゃいけないと思いはじめて……(笑)。なんだかそのほうが生き延びられる気がして、去年から切り替えました! あ、でも、とは言いながら、ミネラルウォーターも飲んでいるし、ちょっと高そうなお水にも興味があるので色々なお水を飲んでます!

今後、成し遂げたい夢は?

30代として、知識を身につけていきたいです。今まで怠けてきたことを見直したいな……、と。今を生きていることにちゃんと目を向けて、だけど生まれたときから変わらずにちゃんと生き物らしく生きることで、自分が描いた将来をも裏切るような時間を過ごせればいいなと思います。

安藤さんの愛用品や、オススメのアイテムはありますか?

地方グルメ

地方グルメ
ロケであちこち行くので、地方ではグルメを楽しんでいますね。高知県に行ったときは、藁焼きのカツオが凄くおいしかったですね。それと、大分県湯布院しいたけもお気に入りです。

  • #ITEMRNK#位#RANKCHANGEIMG#
  • #ITEMIMGURL#
  • #ITEMNAMEURL#
  • #KAKAKU#
  • #ITEMREVIEW##REVIEWNUM#

富山のグルメ

富山のグルメ
追憶』のロケ地だった富山でも、おいしいものを楽しみました。とくに魚介類はとてもおいしかったです!あと、現地の古くからやられているラーメン屋さんで中華そばをいただいたりしました。それと、富山の地産ショップで必ず買っていたのは野菜と黒米ですね。

ストール

『ストール』
追憶』に出てくるストールは、とてもこだわりました。衣装合わせでいろいろなものを試したのですが、最終的にテキスタイルアーティストのいとうりえこさんに一から染めて作ってもらったんです。富山の海や空に馴染んで、時代を感じさせず大作さんの画の中で変に目立たず、でもきちんとそこに存在できるものにするにはやはり手作りだな……、と思ったのです。

わらじ

『わらじ』
ここ数年、あたたかい季節はお散歩や撮影の合間、わらじを履いているんです。足の裏に自然の素材が触れていると一日の疲れが違うように感じます。

安藤サクラ

安藤サクラ(あんどう・さくら)さん
1986年生まれ。
2007年、女優デビュー。
2013年、キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞、助演女優賞を同時受賞。
2016年、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞受賞。
公開待機作に『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』、『DESTINY 鎌倉ものがたり』がある。

私のオススメ

地方グルメ

地方グルメ
ロケであちこち行くので、地方ではグルメを楽しんでいますね。高知県に行ったときは、藁焼きのカツオが凄くおいしかったですね。それと、大分県湯布院のしいたけもお気に入りです。▼詳しく読む

アイテムをCHECK

富山のグルメ

富山のグルメ
『追憶』のロケ地だった富山でも、おいしいものを楽しみました。とくに魚介はとてもおいしかったです!あと、現地の古くからやられているラーメン屋さんで中華そばをいただいたりしました。それと、富山の地産ショップで必ず買っていたのは野菜と黒米ですね。▼詳しく読む

アイテムをCHECK

ストール

ストール
『追憶』に出てくるストールは、とてもこだわりました。衣装合わせでいろいろなものを試したのですが、最終的にテキスタイルアーティストのいとうりえこさんに一から染めて作ってもらったんです。富山の海や空に馴染んで、時代を感じさせず大作さんの画の中で変に目立たず、でもきちんとそこに存在できるものにするにはやはり手作りだな……、と思ったのです。▼詳しく読む

アイテムをCHECK

もっと見る