 |
 |
| |
| |
―魚を好きになったきっかけを教えてください。
実は友達の落書きなんです。小学生の時、友達が僕のノートにタコの落書きをえがいたのですが、その真っ黒な墨を吹くギョロッとした目の姿がとても印象的で、頭から離れなくなりました。それからタコの事が知りたくて、図書館で調べたり、お魚屋さんに見に行ったり、母に水族館に連れて行ってもらいもしました。タコをきっかけに色々な海の生き物と出会い、海の生き物全てに興味を持つようになっていったんです。
―食材としての魚について教えてください。
アジやイワシ、サンマやトビウオ、サバなど背中の青い魚は、主食であるプランクトンの持つDHA(ドコサヘキサエン酸)を多く含んでいて、血の流れの巡りをよくしてくれて、脳にとっても必要な成分といわれています。
カツオやマグロのように一生泳ぎ続ける魚たちのパワーの源!アンセリンと呼ばれる成分を持っており、疲れた体も元気いっぱい!力もみなぎってきます。カツオやマグロ類の身には、人が生きていくうえで必要な必須アミノ酸がなんと全て含まれています!良質なたんぱく質もたっぷりです。
ヒラメやカレイはコラーゲンが多く、エビ・カニや、それを食べるタイやサケもアスタキサンチンが含まれていて、お肌を元気に、老化防止にも役立つといわれてます。イカ・タコ・貝類は、栄養ドリンクでお馴染みのタウリンがたっぷり入っているので、疲れている時に食べると効果的ですよ。
―秋にオススメのお魚は?
9月から10月はサンマ、マサバ、サケ、カジカが美味しいです。「秋鯖は嫁に食わすな」という言葉がありますが、秋のサバは脂もたっぷりなんです。ついつい食べ過ぎてしまったお嫁さんが、体を壊してしまうという優しい配慮から生まれた言葉だとも言われています。それくらい美味しいんですね。
|
|
| |
 |
| |
―魚の美味しい調理法を教えてください。
シンプルに塩焼きでいただくのが、とっても美味しいですね!また、お魚を調理するならやっぱり三枚おろしからです!おろす時は、お魚の大きさによって包丁を使い分けると良いですよ。小さなアジだったら小出刃、大きなブリやサワラになると出刃包丁も大きくしていきます。おろした後は魚の皮引き包丁で皮をとったり、その後お刺身にする場合は、柳刃包丁も使います。美味しい栄養成分が流れてしまわないよう、また衛生的にも水分をまめに、ふきんやキッチンペーパーでふきとりましょう。
調理法もお魚の種類や大きさ、鮮度によって工夫してみましょう。水分の多い身のアマダイ類やカマス類は干物や西京漬けにするととっても美味しくなります。磯の香りの強い磯魚は、お刺身でいただくよりは、ガーリックをたくさん加えて、ホイル焼きにすると、すギョく美味しいですね。
食べるタイミングも色々です。イワシやアジなど、足の速い魚(鮮度が落ちやすい魚)は獲れたてほど美味しいです。でも、タイやフグ、サメなど白身で大きい体のお魚は、2〜3日(それ以上の場合も)置いたほうが旨さや甘さが熟成されて、最高の味わいになります。取材で広島県庄原市で食べたサメのお刺身は、1週間くらい冷して保存すると、最も美味しいそうですよ。
―新鮮な魚の見分け方は?
目がキラキラ輝いていて、体全体の色とツヤがいいお魚は新鮮でギョざいます!新鮮さが失われてくると、目がくぼんでツヤが失われてくるので、すぐわかります。大きなお魚で切り身の場合は、切り身の断面がしっかりしていて 液が出ていないことが絶対条件です。液はドリップ(トレーに入っている液体)とよばれますが、これは、うま味と栄養が液となって、出てきてしまうんです。
―最後に魚食の素晴らしさを。
今、お魚離れしているとは言われながらも、極端にお魚の消費は下がっていないそうです。実は、いただくお魚の種類が変わってきているのです。昔はめざしやイワシの丸干し、アジの開きなどを一匹一匹大事に、骨もよりわけて食べていたのが、最近は、マグロのお刺身・ブリの照り焼き、ギンダラなど、細かい骨がついてない食べやすい魚の消費が増えているんです。箸で丁寧に骨をとりわけて、もし骨がささっちゃったとしても丁寧に取り除いて・・・それが日本の食文化!お魚には、一生懸命に生きてきた素晴らしさが、美味しさであり、栄養となっていただく事ができます。とっても、うれしく、ありがたいでギョざいます。お魚は感謝して骨まで愛して食べましょう!
|
 |
|

|
おっちょこちょいで失敗ばかりするけど、元気に泳いぐハコフグのように生きたいという思いでデザインしたハコフグ帽です。ウェットスーツと同じ生地で作った水中用やメッシュの夏用、大学の校章が入った教壇用など、用途別に5種類あるんですよ。 |
 |
 |




|