引っ越しの見積もりを電話で成功させるコツ

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引越しの見積もり方法には、電話見積もりがあることを知っていますか。
訪問見積もりと比較した電話見積もりのメリット、所要時間や基本的な流れ、電話見積もりの注意点を解説します。

目次
  1. 単身世帯におすすめ!電話で引越しの見積もりをとるメリット
  2. 電話見積もりの流れと所要時間
  3. 引越しの電話見積もりのよくある疑問と注意点
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単身世帯におすすめ!電話で引越しの見積もりをとるメリット

引越しの電話見積もりは、荷物が少ない単身者におすすめの見積もり方法です。
訪問見積もりと比較した電話見積もりのメリットを、2つご紹介しましょう。

電話1本ですぐに見積もりがとれる

すぐに引越し料金のわかるところが、電話見積もりを行うメリットのひとつです。
訪問見積もりでは、引越し業者へ事前に予約をしなければなりません。
また、予約の際に見積もり希望日を伝えても、必ずその日に訪問見積もりの予定を入れてもらえるとは限りません。
なぜなら、最寄りにある引越し業者の営業所から、見積もりを担当する営業マンが来るため、希望した日に担当営業マンの予定が空いていなければ、見積もりに来てもらうことはできません。
特に引越しの時期である2~4月は、土日祝日に訪問見積もりの日時を指定しても、予約を取ることはむずかしいほうが多いです。
引越しオフシーズンでも、予約を入れてから数日後の訪問見積もりとなることが一般的です。
その点、電話見積もりなら、電話1本ですぐに引越しの見積もりがとれます。
仕事が忙しく、前もって予定を開けておくことがむずかしい人におすすめの方法です。

営業マンの訪問がないのでプライバシーが保てる

訪問見積もりに訪れる引越し業者のスタッフは、男性であるケースが多いです。
ひとり暮らしの女性が、ふたりきりで見知らぬ男性と部屋にいるのは抵抗があるという場合には、電話見積もりを頼むと、引越し業者の営業マンが自宅を訪れることもないので安心です。
また、電話見積もりでは、訪問にそなえて部屋を片付ける必要がありません。
プライバシーが保てることも、電話見積もりならではのメリットです。

電話見積もりの流れと所要時間

一般的な電話見積もりの流れと、おおよその所要時間を解説します。
近いうちに引越しの予定があって電話見積もりを検討している人は、チェックしてみましょう。

電話の前に準備すること

引越し業者へ電話する前に、以下の必要事項を準備しておきましょう。

  • 契約者の名前
  • 電話番号
  • 引越しする家族の人数
  • 現在の住所
  • 現在の住居の間取りと階数、エレベーターの有無
  • 現在の住居周辺の交通量と駐車場の有無
  • 新居の住所
  • 新居の間取りと階数、エレベーターの有無
  • 新居の周辺の交通量と駐車場の有無
  • 引越し希望日時
  • ダンボールに入る荷物の数
  • ダンボールに入らない家電製品や家具の数と寸法

ダンボールに入らない荷物の数を正確にチェック

引越し会社へ連絡する前に、引越しをスムーズに進めるため、ダンボールに入らない荷物の数を正確に把握しておきましょう。
多くの引越し業者は、荷物を入れるダンボールを無料で配布してくれます。
しかし、ダンボールに入らない家具や家電製品、自転車などもあります。
ダンボールに入らない荷物の数を正確に業者へ伝えていないと、引越し当日、荷物を載せきれずに追加のトラックを手配して、思わぬ出費をする可能性があります。
引越しシーズンの2~4月には、トラックがすべて出払っていることも珍しくないため、順調に次のトラックが手配できるとは限りません。
追加のトラックが来なければ、引越しの作業も大幅に遅れてしまいかねませんので、気をつけましょう。

大型家具や家電の寸法をメジャーで測る

大型家具や家電製品は数だけでなく、高さや奥行き、横幅の寸法をメジャーで測り、正確に把握しておきましょう。
引越し業者のスタッフは、電話見積もりで聞いた荷物の情報から、引越し当日に使うトラックのサイズを決定します。
大型家具や家電製品の寸法が正確でなければ、当日手配したトラックに、荷物をすべて載せることができないためです。
テレビ、デスクトップパソコンのモニターは、インチ数を事前に調べておくことをおすすめします。

電話で引越し業者に見積もり依頼

荷物の数やダンボールに入らない荷物の正確な寸法がわかったら、引越し業者に電話で見積もり依頼を行います。
見積もりの所要時間は、だいたい15~30分と考えておきましょう。
引越し業者のスタッフから荷物や部屋の間取り、周辺環境などでいろいろと質問されることが多いです。
スタッフの質問にはすぐ対応できるよう、固定電話ではなく、携帯電話の利用をおすすめします。

引越しの電話見積もりのよくある疑問と注意点

電話見積もりにおいて多く見られる疑問と注意点をまとめました。
訪問見積もりと電話見積もりのどちらを選ぶべきか迷っている人は、チェックしておきましょう。

家族での引越しには不向き?荷物が多いと電話見積もりはむずかしい

引越し業者に依頼する際には、見積もりを取らなくてはなりません。
簡単に電話で済ませることもできますが、電話で見積もりを取る際には注意しなければならない場合があります。
通常、業者が訪問をして実際にどれくらいの荷物があるのかを把握し、どの大きさの車を用意するのかを決め、見積もりを出します。
引越し業者は訪問を行うことで、室内や建物周辺の状況を知り、荷物を運ぶ際に注意する点や、車を止める場所なども確認できます。
そういったこともあるため、引越し業者によっては、電話での見積もりだけでなく、訪問をしなければ見積もりを出さないところもあります。
実際に大手引越し業者では、電話見積もりは単身パックでのみ行われており、家族での引越しには対応していません。
引越しの見積もりを正確に出すためにも、業者のスタッフが荷物の量を正確に確認することが必要です。
そのため、電話での見積もりができるのは、引越しの荷物が少ない場合に限られます。

あとから追加はNG!荷物の量は正確に伝える

荷物の量によって、利用するトラックの大きさやスタッフの人数に違いが出てくるので、見積もり金額は変動します。
引越し料金を少しでも安くするために荷物の数を少なく伝えてしまうと、荷物を車に乗せきれなくなる場合や、追加料金の請求をされることもあります。
荷物の量は正確に伝えましょう。
また、見積もりを取った後に、大きな荷物になるものは買わないようにしましょう。
引越しの準備をしていて、追加の荷物が出てきた場合は、再度見積もりを依頼することが必要です。
荷物の量を正確に伝えているとしても、業者側では余裕を持って見積もりを出すことが多いので、見積もりは少し高めになることがあります。
業者側でも荷物が載らないなどのトラブルがあると困るので、トラックも大きなものになる可能性があり、その分見積もりは高くなります。
訪問によって見積もりを出してもらうほうが、互いに正確な状況を把握できるため、費用も適切になります。

万一トラブルが発生しても責任の所在が明確にならない

引越し業者の営業は、見積もりを出して引越しが終わるまでを担当してくれます。
責任も営業担当者にあります。
ただし、電話で見積もりを依頼した場合は、電話に出た人が責任者になるとは限りません。
最悪の場合、責任者が不在のまま引越しをすることになります。
責任者が不在では、万が一トラブルが生じた場合、誰に言えばいいのかもわからなくなります。
また、電話見積もりだけでは書面などに残っていないので、言った、言わない、などといったことが問題になる場合があります。
言ったはず、聞いたはず、と言い合っていても確認のしようがないため、結局依頼をした方が損をしたり、追加で請求をされたりすることになることもあります。
電話での見積もり依頼の際には、もしトラブルが生じた場合は誰に言えばいいのか、責任の所在はどちらにあるのか、などをしっかりと確認することが大事です。

値引き交渉ができないことが多い

電話見積もりは、訪問見積もりと違って値引き交渉ができないケースが多いです。
執拗な勧誘を受ける心配のないメリットがある一方で、対面ではない分、料金についての質問や値引きのお願いをするのがむずかしいことがあります。
一方、訪問見積もりでは値引き交渉を行って、引越し代を安く抑えるのに成功することもあります。
また、訪問見積もりと違って、電話見積もりだと引越し業者の粗品を受けとることができません。
大手引越し業者を中心に、洗剤や引越し資材など、訪問見積もりの限定サービスを行うところが多いです。
特典を受け取りたい、または値引き交渉して引越し代を安く済ませたい人は、単身者でも電話見積もりは避けたほうがよいでしょう。

周辺環境がわからないので引越し作業が長引く可能性がある

電話見積もりでは、現在の住所と引越し先の周辺環境が正確にわからず、引越しの作業時間が長引く可能性があります。
特に次の情報は、引越し当日、スムーズな作業を進めるためには欠かせません。

  • 現在の住所と引越し先周辺の駐車場の有無
  • 建物のエレベーターの有無
  • 現在の住所と引越し先の交通量
  • 大型家具や家電の搬出経路

どちらも引越し当日の作業時間に影響する大事な要素なので、電話見積もりの際、引越し業者のスタッフに質問されます。
しかし、訪問見積もりと違い、引越し業者のスタッフが実際に現地を見ているわけではありません。
電話だけで正確に現地の情報を把握するのは、むずかしいところがあります。
訪問見積もりでも、見積もりをとる営業マンと引越し当日に荷物の運び出しをする作業員は、それぞれ別の人であることが多いです。
引越し当日に作業員がはじめて現地の状況を知って、トラックの駐車や荷物の搬出に手間取るケースも少なくありません。
引越し当日まで、現住所や引越し先の周辺環境や間取りを目視しない電話見積もりは、引越しの作業がスムーズにいかない可能性があると覚えておきましょう。

■電話見積もりでは荷物の数は正確に伝えよう!

電話見積もりでは荷物の数を正確に伝えることが欠かせません。
正確な荷物の数がわからなければ、引越し当日にトラックに荷物が載せられず、追加料金を支払う可能性があるためです。
作業に遅れが出ることも、考慮しておきましょう。
電話で見積もりを依頼するときは、荷物の数を正確に把握しましょう。

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