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楽天市場 ふるさと納税で日本を元気に!

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ふるさと納税の活用事例

ふるさと納税は用途を指定できる寄附金です。そうして集められた寄附金が実際にどのように役立っているのか、自治体での活用事例をご紹介します。

岡山県笠岡市(かさおかし)

瀬戸内の海の宝を守り、育てる

岡山県の西南部、瀬戸内海に面した港町、笠岡市。沖合には大小31の島からなる笠岡諸島があり、そのうち有人の7つの島では、各々が独自の文化や伝統を持っています。
カブトガニの繁殖地を持つ笠岡市では、カブトガニの保護条例を制定し、繁殖地の環境保全や環境教育を行っています。そしてカブトガニ博物館を設立し、生態などの展示のほか、飼育室を設けて繁殖の研究も行っており、世界で初めて卵のふ化から成体までの人工飼育にも成功しました。これらのカブトガニに関する事業にふるさと納税を充てています。

天然記念物「カブトガニ」の人工飼育に注力する

2億年前から形を変えていないカブトガニは、生きた化石と呼ばれる節足動物です。その繁殖地は国の天然記念物に指定され、瀬戸内海や九州北部で生息が確認されていますが、沿岸開発や環境汚染などでその数は激減しています。カブトガニは、大潮の満潮時を中心に深夜産卵します。生殖機能を持つまでに13年以上かかるうえ、メスが産卵する卵2万個のうち育つのはわずか4匹程度に過ぎず、絶滅の危機にさらされています。
カブトガニ博物館では、産卵を終えた成体に個体識別番号をつけて海に返し、成体数や産卵場所の数の調査を続けています。それらの数が少しずつ増えていることがわかり、保護の成果が見えてきました。
成果の背景には、町を挙げての取り組みがあります。カブトガニは干潟(ひがた)の泥の中にいるので、人間が気づかずに踏んでしまう危険性があります。そこで干潟に生息するカブトガニの幼生の生育を助けるため、カブトガニ保護指定地域で禁止されている潮干狩りをする人にチラシを配って理解を促したり、市民による清掃を定期的に行うなど、市民の活動がカブトガニの保護を支えています。

カブトガニ博物館では、生きたカブトガニを間近で見ることができます。

カブトガニの保護指定地域である干潟。ここでの潮干狩りは禁止されています。

北海道東川町(ひがしかわちょう)

町を応援してくれる人たちと一緒にまちづくりを推進

北海道、大雪山連峰「旭岳」の麓に位置する東川町。日本最大の自然公園「大雪山国立公園」の区域の一部であり、雄大で美しい自然景観と豊富な森林資源に恵まれた町です。
北海道で唯一、上水道が無い町として知られ、町民は旭岳の雪融け水が長い年月をかけて大地にろ過された地下水をつかって暮らしています。
東川町では、この美しい自然、限りある資源を守るために、そして町を応援してくれる人たちと一緒にまちづくりを進めるため、ふるさと納税を活用しています。

「ひがしかわ株主」に苗木の植樹体験を提供する「水と環境を守る森づくり事業」

ふるさと納税で東川町に寄附を行った人は「ひがしかわ株主」と呼ばれます。このような町を応援してくれる人に町を訪れてもらい、まちづくりに参加してもらうきっかけを提供するのが「水と環境を守る森づくり事業」です。
このプロジェクトでは、参加者に苗木の植樹体験の機会を提供しています。荒れていた土地を「株主の森」にすべく、植樹を行っていて、この植樹用の苗木の購入にふるさと納税が充てられています。
植樹体験の前にはまず、この事業についての説明会が行われます。その後はバスで町内を見学したり、町の特産物を使った町民の皆様の手作り料理が振舞われたり、クラフトや陶芸、温泉入浴などを楽しめたりなど、東川町に親しみを感じてもらうきっかけ作りとなるイベントも組み込まれています。内容が盛りだくさんのこのイベントは大人気で、毎年多くの参加希望者がいるとのことです。
このように、この事業は環境を守ることだけではなく、植樹体験を通して寄附者の方々がまた町に来たくなるようなつながりを作ることにも配慮した取り組みとなっています。

「株主の森」でイベント参加の記念撮影

参加者は数千本の苗木の植樹を行います

群馬県みなかみ町(みなかみちょう)

自然と人間社会の共生を目指し、水と森が豊かな「ふるさとづくり」を推進

みなかみ町は谷川岳をはじめとする山々に囲まれ、その雄大な自然から水と温泉が豊富に湧き出る「利根川源流の町」です。この湧水が、首都圏の利根川流域に暮らす人々の生活を支える大切な水資源となっています。
みなかみ町では、ふるさと納税の寄附金を自然環境に関する事業に活用しています。「みなかみ・水・「環境力」寄附金制度」と呼ばれるこの取り組みは、水と森をまもる環境力をはぐくむ地域づくりに役立っています。
また「ユネスコエコパーク」の登録を目指しており、地域の豊かな生態系や生物多様性を保全し、自然に学ぶと共に、文化的にも経済・社会的にも持続可能な発展を目指す取り組みを進めてしています。

子供もお年寄りも谷川岳散策を楽しめる、環境にやさしい「電気バス」の導入

みなかみ町ではエコツーリズムを推進しており、車の排出ガスなどから自然環境を守るため、そして歩行者の安全に配慮するため、谷川岳山岳資料館から一ノ倉沢までの道路の交通規制を行っています。
この区間は一般車両の乗り入れはできず、徒歩で通行することになっています。この対策によって環境保護を行うとともに、歩いて散策することで、谷川岳の美しい風景を楽しみ、自然と親しむという体験ができます。
そして、歩行が困難な方や、小さなお子様連れの方も自然を満喫してもらいたい、という想いから、ふるさと納税で集められた寄附金を活用し、電気バスが導入されました。
この9人乗りの電気自動車には「一ちゃん」「倉ちゃん」と名づけられ、観光に訪れた皆様に親しまれています。ガイド付きで運行していますので、谷川岳やみなかみ町について知ってもらうことにも役立っています。
このような「環境保全」「観光産業」双方に配慮された施策は、観光客を増やし、町を活気づけることにもつながっています。

電気バスの「一ちゃん」と「倉ちゃん」

子供たちに対する環境教育も行っています

社会的責任[CSR]