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―役者になるきっかけを教えてください。
学生の頃、外交官になりたくてESS(英語研究会)に入ったんだけど、ディベートやスピーチなどのセクションがあったなか、特に意味はなくドラマセクションを選んだんですよ。始めてみたら、英語よりお芝居の方が面白くなっちゃって。3年の終わりには、文学座に受かって、4年の終わりにはドラマ「われら青春!」の主演が決まりました。さらに、主演の先生役は歌を出すように決まってて、それで出した主題歌の「ふれあい」は10週連続オリコン1位!この時期に人生のラッキーが全て凝縮されてるようでしたね。
―ターニングポイントとなった作品はありますか?
1975年の「俺たちの旅」ですね。この作品より前までは、自分は学生の時と同じスピードで進んでいるのに、周囲がもの凄いスピードで追い越して行ってるようで、自分の関わった作品もまるで人ごとのようだった。「俺たちの旅」の時にやっと追いついたというか、周りの景色が見えるようになった。遅いんだけど、役者を続けようと決めた作品だね。
―役者を続ける上での苦労はありますか?
役者ってストレスを溜める職種なんですよ。映画やドラマの撮影でOKをもらったとしても、その場ではその演技が正しかったかどうかがわからない。カットごとに場面が切れるので、映像が繋がってみて初めてわかる。舞台のように流れに上に感情を積み重ねてはいけないんだよね。
―その溜まったストレスの解消法はありますか?
好きな事をやる。年をとった人の鉄則ですね。嫌いな事をやると拒絶反応でストレスがたまる。僕の場合は歌も芝居も好きだから、それに打ち込む。あとは忘れることだね。過ぎ去ったことにいちいちクヨクヨしない。
―忘れることは年齢と共に手に入れた技術ですか?
幸いな事に僕の場合は、若い頃から忘れられてたね(笑)。人が驚くほどあっさり忘れる。もの凄く楽天的。一つの事を引きずる人を見ると、自分の「忘れられる」ことはひとつの才能だと思うね。 |
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―モノを選ぶ時のこだわりはありますか?
直感ですね。人の意見は聞かない(笑)。「あっ!これ」って思ったらそれで良い。あと、流行のモノも気にはなるんだけど、年を重ねるごとにスタンダードを好むようになってきたね。ファッションで言うと、カタチには流行があるんだけど、素材や色は普遍的じゃないですか。そう言ったポイントを押さえて、自分の目を信じ、飽きのこないスタンダードな良いモノを選ぶようにしてます。それと、最初は直感で好きになるんだけど、一度好きになったら長くそれを選び続ける傾向はありますね。今はエルメスが長くって10年ぐらい使ってるかな。
―ファッション以外で、チェックしている商品はありますか?
今欲しいのは、高性能な空気清浄機。空気中のウイルスを分解しちゃうやつあるじゃない。あれ凄いよね。基本的に家電は好きだね。今はやりの家電芸人とまでは言わないけど「家電役者」とでも言っておこうかな(笑)。電気屋に行くと、必要ないのに冷蔵庫とかでも見ちゃう。テレビもつい衝動買いしちゃって。ここ2〜3年だけで4、5台買っちゃったんじゃないかな(笑)。 |
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| リアス式海岸の海がとにかくキレイ。もともと捕鯨基地だったので海の幸も豊富。子供のころは海岸でアワビを捕って食べていました。 |
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